あべまつ行脚

ひたすら美しいものに導かれ、心写りを仕舞う玉手箱

春休みしてたこと

2007-04-09 23:19:55 | つらつら思うこと
まずはまだ桜の蕾が動かないうちの伊豆高原。
両親が住んでいる。
そこへ、高校生になる姪っ子と、うちの坊主、私の3人で押しかけて
ジジババ取り込んでトランプ大会や、
美味しいおそば屋さんに行ったり、
楽しい晩ご飯したり。

何年も通っていると、観光地に行かなくても、
ジジババと遊べたらそれで良いらしい。
孫ってのは単純にかわいいのだろうな。
私は隊長で、号令の係り。
でも2泊3日だと、あっという間に過ぎてしまう。
ジジババ達にとってもそのくらいが元気の限界でもあるかも。

息子がお留守番ができるようになったので、
草月のお稽古もお休みしないで行かれるようになった。
彼は、お家で電車のキットの組み立てや、
ジオラマ作りに熱中で、それにかかりっきりだ。
まぁ、熱中できる物があるんだから、好きに過ごせるのが嬉しいのだろう。
私も沢山の人がいる中よりも、
じっくり一人でいられる時間の方が嬉しいタイプだ。
いや、我が家3人とも、その傾向大ありだ。

夫はカメラをいじり、
息子は電車を組み立て、
私は、本やら、布をいじったりしているし、
家族で一緒に何かをするって事が少ない。
お出かけはしても、わーわーきゃーきゃーしない。
なんともクールな家族。

そういえば、フィギュアスケートは盛り上がった。
同時にシンクロも素晴らしかった。
シンクロを見て、フィギュアスケートを見て、
TVの前で暫く動かずに堪能した。
シンクロは、日本チームの水着のデザインがもう少しクールになれば
かっこよく見えるのかも?と思った。
フィギュアは、高橋選手のエキゾチックパワーにうっとりしたし、
安藤美姫の不思議な魅力、キム・ヨナの妖しい魅力、
真央ちゃんの成長していく様、
などなど見所満載だった。
日本はいつから実力者ぞろいになったのだろう。
すばらしい~~

我が家の桜鑑賞は、今年が一番タイミングが合わなくて、
残念なことだった。
致し方なく、小松川の千本桜とかに行ってみたが、
まだまだ若木で、あと、10年くらい経てば何とか素晴らしい並木になるのではないかと思った。
画像は、亀戸の桜です。
案外立派な桜並木でした。
桜ってのは、桜だけじゃなく、そのあたりの環境、景色、
建物とのコラボレーションが大切だ。
黒々としたおどろおどろした幹と、
可憐な薄ピンク色の花びらとのあのギャップがいいのだ。
あの幹が瑞々しく、つやつやしていたら、どんなだろう。
怪しい雰囲気は、実はあの黒々とした、太い根っこと幹だとにらんでいる。
だからこそ、はかない薄ピンクがいいのだと。
その桜の木々と日本建築がよく似合うのだ。
はかなさを持った花と、木造の建築美のバランスが好きだ。
また、来年、いい桜と対面できるよう願うとしよう。

この春から、地元自治会の子供会に役員としてお手伝いする事となった。
また、学校でも卒業対策委員会(卒対)の役員になった。
今年は子供がらみのお役が回ってきた年となる訳だが、
住んでいる土地に無事に暮らすためには、
その土地で何かお役に立つという事をしなくては、
なかなか実感できないと思う。
今回は、意外な女性達の繋がりができそうな感じで、心強い。

そういうことでお互い様となるきっかけ作りになるのだとしたら、
役員になることは大変なこともわかるけれど、
誘い合って参加して、
イベントを楽しんでしまうことも大切なことだろう。
来ている女性達はみんな真面目で、
何とかちゃんとやらなければと思う、
心の余裕のある人ばかりで、頼もしい。
そういう人達からは、きっと色んないい知恵が頂けるに違いない。

春休み定番の、ドラえもん映画に息子と行ってきた。
最近のアニメ映画は、本当に手が込んでいて、
画面も音響も素晴らしい出来だ。
ストーリーは、いつものように、
かわいいヒロインそれに対抗の悪い人が登場で、
ドラえもん達が正義の味方として頑張って、良かったねで終わるのだが、
勧善懲悪ものとしては、それはそれでいいのかも知れない。
新しい映画館はシートもゆったりしているし、
音響も素晴らしい。
次回は、水曜日、女性割引に是非行かねば。

夫は相変わらず出張が入ったりして、忙しく過ごしている。
バタバタが一段落したら、
ゆっくり草津にでも行こうということになった。

3月は、母も誕生日を迎え、弟も私の二つ下だから、またまた良いお年。
その後、この私が50才を迎えた。
様々色々の節目を迎えたわけだが、
無事にみんな元気で、それぞれのことが進んでいけますようにと
願うばかり。

いつ何時何があっても、
生きるということの大切さと、命ははかないという覚悟も忘れずに
しっかりと楽しく過ごせたら、それで良いと思っている。

それはともかく、
もう一度、レオナルド・ダ・ヴィンチを探るのも面白く、
ブルータスの特集も素晴らしいが、
手元の本をもう一度ひっくり返して、熱中しているところだ。

さて、明日から、ようやく美術館周りの再開だ。
楽しい記事が続くように、今からワクワクしている。

春休みのなんだかんだを思い出して、頭の整理をしてみた。
まぁ、色々面白かったな。
息子とも楽しい時間が過ごせたしね!

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