あべまつ行脚

ひたすら美しいものに導かれ、心写りを仕舞う玉手箱

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2008-03-12 10:37:55 | アート鑑賞記録
埼玉近美は、地元色があって、いい感じ。
学校とコラボしているのも好ましい。
小学生達が見学に来ていたり、高校生らしき子達も鑑賞。
親子連れのチミっ子たちは将来のゲイジツカ。

こんな場所があるって、幸せだなぁ。

上野に戻って、都美。
ルーブルへ。
実際、ベルバラで育ってないから、ときめきがも一つなのだが、
きらめき度はものすごかった。
トプカプやら、ルーブルやら、チカチカ系は物見遊山になってしまう。

欲張って東博に足を伸ばす。
やはり、ここはいつも良いものがごっそり。
橋口五葉の美人画、
小林清親の劇画挿絵のような動物達の楽しくも恐ろしげな絵、
浮世絵コーナーはいつも充実。
歌麿の三囲花見は、ゴージャス!
国宝、善無畏像も圧巻。
絵巻きの模本特集も面白い。
興福寺の天狗草子、弁慶軍団が押し寄せてきて、なんだなんだ?の図。
時間切れで、お雛様に逢うことを逃がしてしもた。
どちらも4月6日辺りで展示替えとなるようだ。
五葉と清親のある近代絵画は4月13日まで。

先日行った、草月会館。なかなか関係者じゃないと入れないだろうから、
こっそりご案内。
イサム・ノグチがデザインしたので、石が沢山。
草月の総本山、ってところです。

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2 コメント

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悲歌・哀歌 さま (あべまつ)
2008-04-01 22:28:22
こんばんは。
せっかくのコメントにお返事が遅くなりました。

東博は、建築物から、庭園、所蔵品、企画、様々色々古美術好きの私が最も楽しんでいるところです。
今日は伊東の桜を楽しんできました。
まさに西行が望月のころ、と歌った頃なのか、
桜の狂気を感じました。
拙き記事で、東博を楽しまれたこと、なにより嬉し句思います。
薬師寺へは、いつ行こうかと思いますが、
息子と旦那殿がいる身の上、
夜間はなかなか動けないので、
仏様の花会式が終わって、入学式が4月8日なので、
そのあと、お参りに行こうと思います。
2年前、夜の薬師寺をお参りしてきたことが
思い出されます。
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東博へ行ってきました (悲歌・哀歌)
2008-03-28 14:59:48
あべまつさん、遊行さんの記事に誘われて、東博へ行ってきました。あべまつさんの「私の一番欲しいものは東博」というのが、本当によく分かります。以下、小生のお気に入り。
線刻蔵王権現像・顔といい体形といい惚れ惚れ。
寒山拾得・こんなシャープな拾得は初めてです。清潔です。
佐野井戸・大振りなのに手に余る感じを持たせません。
彫唐津茶碗・武ばったスタイルがなんとも言えません。
女房三十六歌仙、色紙三十六歌仙・二つの屏風を出すなんて、心憎いです。
観桜図屏風・右の木の下の男がいかにも具慶顔です。
月下遊猫図・こりゃ野良猫だ!怖い怖い。
良寛最晩年の書状は弱弱しい筆跡ながら、良寛の味はしっかり出ています。
さてさて、乾山の色絵椿図香合に出会えました。形の収まり具合といい、色の取り合わせといい良かった!
黒楽茶碗、尼寺・末広どちらも色と掌がピッタリ。
志野茶碗、振袖・この造形は志野ならではです。ワン・エンド・オンリーです。
桜西行蒔絵硯箱・出光の西行展を見たあとだけに、なお更、感慨深いものです。「ねがわくは・・・」の和歌が沁みます。
笠翁細工・意匠という言葉が合います。うまいなぁー!洒落てるなぁー!
マイ・フェイバリットの「弱法師」に会えました。理屈は要りません。
サントリーに出ている、宮川香山のオリジナルもしっかり出ていました。
月夜の狐・この狐はなぜか半分タヌキに見えます。小生の身贔屓か?
など等、平常展示でも十分楽しめました。その上、「薬師寺」展は夜はガラガラで、日光・月光両菩薩を独り占めして、360度見まくり、仏様には申し訳ない!
ちょっと、語り過ぎました。あべまさんのおかげで、東博を久しぶりに楽しみました。
「薬師寺」展は4月6日までの夜間開館が狙い目です。ほとんど広報が行き届いていないので、だれも6日まで毎日夜間開館しているとは思っていないようですね。
長々と失礼しました。読了深謝。
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