あべまつ行脚

ひたすら美しいものに導かれ、心写りを仕舞う玉手箱

蝋人形美術館

2006-08-13 15:30:33 | 美術展
伊豆高原に行っている間、もう一つ行っているところがあったのを、突然思い出しました。

蝋人形美術館

ここは、本当になんといっていいのやら・・・・

世界一太った人、小さな人、背の高い人、それらがお出迎えで、それはそれでギネスネタとしておもしろかったのだけれど、

あとは、なんか気合い入ってなくて、今流行のダン・ブラウンのダビンチ・コードネタとして、ダ・ヴィンチの最後の晩餐や、モナ・リザがあったから、ほほうとは思ったけれど、どうせならば、もうちょっと、工夫して、ヨハネ・パウロなども隣に入れて、イタリアの空気を入れてあげてほしかったのでした。

他にも、おどろおどろしい、エクソシストや、お化けシリーズにまとめるとか、
信長、秀吉、家康の殿様達をもっと殿様らしく設えてあげようとか、
天皇家ご一家も、きちんと着付けしてあげようよ、
とか、いろいろ思うことだらけで、
ビートルズに至っては、なんとみすぼらしいビートルズ。

おまけに、イチローと、小泉純一郎首相が出口に突然いたりして、
不思議だ!!
の一言であったのでした。

息子も、むぅ~~イマイチだよねぇ。

ワニさんの方がずっとライブ感あって、楽しかったのでした。
観光地の美術館もどきは、本当に要注意なのでした。

ここのオーナーは、権力に寄り添った収集がご趣味なのかなと、
辛くなってしまったのでした。

伊豆高原方面には、まったく小さな美術館もどきが乱立しています。
お気を付けて、ご来館下さいマシ。

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