O's Note

いつまで続くか、この駄文

偽装

2006-11-30 23:01:15 | 電脳生活
 ちょっと前にアンチウィルスソフトを最新版にアップグレードしました。
 最新版は、迷惑メール対策ツールなる新機能が搭載されていて、小生が使っているメーラーに対応したもの(アドインソフト)でした。
 これは、ソフト自体が迷惑メールを判定して、サーバからダウンロードしたあとに、迷惑メールだと判定したものは「迷惑メールフォルダ」に振り分けてくれるもので、それなりに優れものと思っておりました。
 勤務先はもちろん、自宅でも同じソフトを利用しています。
 ところが、3日ほど前からヒドイ目に遭っていました。
 この迷惑メール対策ツールには、「迷惑メールとして報告」というオプションがあって、それをクリックすると、迷惑メールとして判定された情報がソフト会社に報告されるというものです。勤務先でも、あまりにしつこい迷惑メール(週に2~3度届く)は、「迷惑メールとして報告」をクリックして「通報」していました。
 しかし、自宅では勤務先とメール環境が違っていて、それなりに「工夫」してメールを送受信していました。これが仇になりました。
 何気なく、「迷惑メールとして報告」をクリックし、その直後に迷惑メールを削除しました。すると「受信者の一人がサーバーによって拒否されたため、メッセージを送信できませんでした。」とのこと。
 『そ、そんなぁ』
 フツーに使っていて、何の設定ミスもないハズなのに、送信できないなんて考えられません。が・・・。
 原因はすぐわかりました。実は、それなりに「工夫」して送受信しているアカウントにありました。複数のアドレスを利用しているのですが、迷惑メールを受信したメールアドレスは、そのままの状態では送信できない設定になっていたのでした。つまり、一手間かけないと、そのアドレスで送信できないわけです。
 そこで、アドレスを変更しようと思ってあれこれトライしましたが、まったくダメでした。そもそも、この迷惑メール対策ツールには、送信メールアドレスを変更する設定は準備されていませんでした。
 今日帰宅後、日中考えた方法を試してみることにしました。
 最初に考えたのが、メーラー自体のアカウントの「既定」の変更。効果なし。
 次に考えたのが、ソフト会社に登録しているアドレスの変更。送信アドレスは、ユーザ登録しているアドレスが使われるのだろうと思ったわけです。
 しかしこれもダメでした。
 こりゃ、ソフト自体をアンインストールするか、OS自体を復元ポイントまで戻すしかないかなと思いつつ、何度か「送信」をクリック。そのたびにエラーメッセージ。『あーあ』
 何十回と読んだエラーメッセージ。「受信者の一人がサーバーによって拒否されたため、メッセージを送信できませんでした。」
 エラーの内容を読んでみると、アドレス、アカウント、サーバの順に情報が書かれています。このうちどれかが原因だろうと思い立ち、「だったら」と思いついたのが、アカウント。
 『もしかしたらアカウントに依存してメールを送信しようとしているのではないかな。とすれば、通常、送信に使っているサーバの設定を使って、アカウント名だけを変更してはどうだろう。』
 つまりはこういうことです。
 アカウントaaaのサーバはpop.aaa、smtp.aaa。アカウントbbbのサーバはpop.bbb、smtp.bbb。迷惑メールの「通報」を試みているアカウントはaaaの方。でもこれは、受信専用で「工夫」なくして送信はできないことになっています。そこで、アカウント設定を、アカウントaaa、サーバpop.bbb、smtp.bbbの組み合わせにしてみたわけです。サーバpop.bbb、smtp.bbbは送受信可能ですので、アカウント名を「偽装」したというわけです。
 結果は・・・無事送信できました!
 つまりは、迷惑メール対策ツールの「迷惑メールとして報告」で使うシステムは、アカウント名に依存していたと考えられます。アカウント名が同じならば、どのサーバを使っても送信できるということになります。
 でも、このおかげで自宅での仕事がまったく停滞してしまいましたので、「二度とクリックするもんか!」と思った次第。(笑)
 それにしても「受信者の一人」って誰のことなんですか?

おもしろい

2006-11-29 21:54:37 | 多分駄文
 かねてhirokoさんに教えてもらった成分分析日刊あなた
 今日は、同僚のS先生にこんなのを教えてもらいました。
 題して、法律うらない
 小生、民法657条【寄託】でした。(苦笑)
 ※民法657条【寄託】
 民法657条のあなたは、とても思いやりに満ち溢れた人。細かな気づかいで相手を幸せに出来る人です。
 なので、人から頼まれたことは断る事はできません。悩みの相談にのることも多いのでは?
 しかし、仕事や勉強や恋でも、自分が望んだ場所や物とは結果的に違うものになったりして、悩むことも多いようです。そんな時は今度は、あなたがまわりに相談してみましょう。普段、よくしてくれてるあなたの頼みです。まわりも快く相談にのってくれるでしょう。そして、あなた自身もより成長出来るはずです。
 ※○○××(小生の姓名)さんを密かに想っている異性は、9人います。
 ふーむ。
 早速、民法657条を読むと、「寄託は、当事者の一方が相手方のために保管をすることを約してある物を受け取ることによって、その効力を生ずる。」
 民法はこんなことまで規定しているのかとしばし感嘆。

 それにつけても「人から頼まれたことは断る事はできません。」というのは当たってるかも。まわりに相談すれば「あなた自身もより成長出来るはず」というのも泣かせる。
 密かに想っている異性が9人か・・・。

意外な役職

2006-11-28 23:10:23 | 多分駄文
 名古屋での学会の懇親会で、N大学のK学部長が小生のところに来ました。
 「名刺もらってくれる?」
 K学部長は、日頃から目をかけていただいている方で、先日第2版を出した書物の編著者です。その先生が、「名刺もらってくれる?」というのですから驚き。
 こちらが返事をする間もなく差し出された名刺。
 ?
 見れば、左上にウルトラマン風の顔を持つ家族の絵。そのとなりを見ると、「ウルトラまちづくりの会」の文字。その下にはK先生のお名前があったのですが、肩書きは「会長」。
 「うちの大学はここにあるでしょ? ここには円谷プロもあるんですよ。円谷プロと町内会がタイアップしてまちづくりをしようということになったわけです。そこで地域にある大学として協力要請があり、お引き受けしたわけです。」
 お揃いのはっぴを着て、町内会活動にも参加するんだとか。
 思うに、非常にお忙しいハズなのに、そういう説明をしてくれたときの顔がとても楽しそうでした。

会計手帳

2006-11-27 21:03:53 | 多分駄文
 今年も、そろそろ手帳を準備する季節。
 今月中旬、生協に手帳の発注をしました。
 ここ20年以上愛用しているのが会計手帳。いかにもって感じの名前でしょ?(笑)
 発注をしてすぐに、生協のFさんからメール。
 「版元品切れです。」
 『おかしいなぁ。』と思いつつ、手帳が手に入らないかもしれない、と思うと、それなりにショック。何しろ、20年以上使い続けているのですから。
 翌日、生協店舗でS先生とおしゃべりをしながら本を物色しているとFさんが来て、「やっぱりないようです。他のルートを当たってみますのでお時間をください。」とのことでした。
 それを脇で聞いていたS先生に事情を説明。するとS先生『そんな手帳があったんですね』と興味津々の様子でした。
 この会計手帳は、ページ数のほぼ半分が付録。どんな付録かといえば、企業会計原則や財務諸表規則、会社法、税法等、最低限必要な法律等の抜粋が記載されています。ちょっと確認したいときに便利な付録です。電車に乗っているときで、文庫本などがないときなども取り出しては読んだりすることもありました。
 ずいぶん前に、手帳を買い忘れて12月に入ってから購入しようとして版元品切れということが一度あって、街の本屋を探し回って手に入れたということがありましたが、11月の中旬で品切れとは驚きでした。
 Fさんによれば、出版前に予約で版元からすべて出てしまったとか。
 『こりゃ、マニアックなヒトが増えたのかな』と思いつつも、名古屋出張が決まってましたので『名古屋で探してみるか』と思っていました。
 すると、同じように出張していたS先生からメールが入りました。
 「京都の○○堂で会計手帳発見!」
 よくぞ覚えていてくれたものですが、購入をお願いしようかどうか思案。自分で探すつもりでしましたし、何より恐縮してしまいます。
 その後のS先生とのメールのやりとりから、すでにS先生が購入済みであることを知りました。
 そして今日、会計手帳を引き取ったのですが、ホントにホッとしました。
 使い慣れたものが使えないというのは、やっぱりどこかむず痒い感じがしますし、それを避けることができたというのは、何ともうれしい限りです。
 S先生には本当に感謝です。
 が・・・・・。
 今、版元のホームページを見ると、「在庫有り」の表示!
 どーなってるんでしょうか?

キャンセル待ち

2006-11-26 22:48:38 | 多分駄文
 「B5番の方いますか?」
 学会終了時間が遅くなってもいいようにと、帰りの飛行機の時間を遅い便で予約していたものの、学会はほぼ予定通りに終了しました。
 というわけで、予定の便の離陸時間よりかなり早く空港に到着した小生、カウンターで早い便への変更をしようと案内表示を見ると、すべて満席。エンドーズをしようともう一つの会社の案内表示を見るとこちらも満席。
 仕方なくキャンセル待ちをすることにしました。早ければ1時間後の飛行機に乗れます。
 出発予定時間の10分前にABC順に呼び出し。
 まずAの2番の方。Bも2番から呼び出し。B4までいって呼び出しが止まりました。
 『ダメかな』と思っていると呼び出しが!
 カウンターに行くと、どうも不穏な雰囲気。
 カウンター内の係員が複数で確認作業。カウンター前にいる小生の右隣には何やらご立腹の様子の男性。
 「おかしいんじゃないのかぁ?」
 ご立腹の男性の声。
 カウンターの中の係員の前のメモ用紙にはA2とB4の文字。
 若い係員2名のうち、どちらかといえば経験豊富と思われる(小生すればどちらも若いのですが・・・)係員が、「間違いありません」と同僚に伝えてました。
 「ちゃんとしろよ、おかしいんじゃないか。」
 再び男性の声。
 呼び出しに応じただけの小生。何だか分が悪いような感じ。
 すると年かさの係員が、毅然としてその男性に一言。
 「現在、空席は1つです。A2の方がご搭乗されるのであれば手続きします。まだB5の方は手続きをしておりません。しかし、A2の方とB4の方がご一緒にご搭乗されるとのことですので、1つの空席はB5の方ということになります。A2の方はご搭乗されますか?」
 どうやら、その男性は2名で搭乗することを希望していたようです。ところが、キャンセルが1名ずつしか入らなく、「1名ならやめる」といっていたその男性は、結局、2つが同時に空くことがないまま、キャンセル待ちをし続けていたようです。
 「A2の方はご搭乗されますか?」と再び毅然とした係員。
 「同じことを何度も聞くな!」
 相当ご立腹ながら一人で搭乗する気のない男性は逆ギレ。(もしかして連れは女性か?)
 「では、空席1つはB5の方にします。」
 こんなやりとりの中、何も悪いことはしていない小生、男性の鋭い視線を感じながら搭乗手続きをして、さっさと搭乗ゲートに向かいました。
 でも、どーしてA2とB4なんでしょうねぇ。(苦笑)

学会初日

2006-11-25 22:37:16 | 仕事(第2業務編)
 今日は学会初日。
 会場は愛知工業大学本山キャンパス。といっても大学院棟だけのサテライトですが。
 今日の報告は、小生の知り合い(この学会自体小さいのでほぼ知り合いですが)が二人いました。報告を聞くと、研究領域は異なっても、問題意識は似ているようで、大いに刺激されます。
 そして驚いたのが、小生が大連滞在中に研究を始め、帰国後まとめた中国の環境会計に関する研究ノート。これを論集に掲載したのですが、それがK大学の中国からの留学生の研究論文で引用されていたこと。その論文はその院生の指導教授が委員長のスタディグループの一つの論文でしたので、さらに驚き。
 懇親会でK大学の指導教授が院生を連れてきて、「先生がこのように表現していたのでその通りに表現しました。」とのこと。もしかすると、日本の会計領域で、そのことを紹介した最初が小生なのかも。思わず苦笑してしまいましたが、その指導教授は、中国の環境会計の第一人者の一人ですので、役に立てて良かったな、と思った次第。

2度目の名古屋

2006-11-24 21:47:30 | 多分駄文
 明日からの学会に出席するため名古屋入り。
 空港に行くと、それほど数が多いというわけではありませんでしたが、掲示板には「欠航」「遅れ」の表示がありました。
 空港に到着した時には、名古屋行きは遅れの表示はありませんでしたが、手荷物検査を終えて搭乗口に行ったときにいやーな予感。
 雪のため、滑走路で数多くの除雪車が稼働していました。
 『大丈夫かなぁ。』
 しばらく座っていると、アナウンスの声。
 「現在、空港付近の雪のため、離発着に大幅な遅れが出ています。」
 つまりは、着陸したくても、離陸したくても、滑走路自体が除雪作業のためどうしようもない状態でした。
 そのうち名古屋行きの30分の遅れのアナウンス。
 いすに座っていると、同じ勤務先のN先生の姿。
 「あれ?どちらへ?」
 「広島です。1時間以上の遅れです。」
 搭乗口の表示を見れば、広島行きも名古屋行きも同じ搭乗時刻が示されていて、N先生と同じ時間に搭乗開始となりました。
 結局、名古屋行きは1時間遅れて離陸。
 この季節は、これがあるから困ります。でも泣く子と気候には勝てません。

一事不再議

2006-11-23 22:00:21 | 仕事(第3業務編)
 10年以上前、ある会議で、ある偉い先生が口にした「一事不再議」。
 聞けば、一度決定したことは再び蒸し返して話を元に戻さない(議論しない)という会議のルールを指す言葉なんだそうです。
 その先生がいってました。
 「時間をかけて議論して決定したのだから、その決定は重いんです。」(確かに。)
 別の見方をすれば、会議時間の浪費を防いで、議論を前進させるということでもありますね。当時、「ふーん、そうなんだぁ」と、その言葉の難しさとともに、妙に感心したことを覚えています。
 でもねぇ、そんな会議のルールを理解していないヒトもいるわけでして、会議で一度決まったことを前提に話を進めようとすると、「やっぱりあっちの方がいい」と話を元に戻そうとする発言をするわけです。
 そんなとき、「一事不再議です」といえばいいのでしょうけれど、偉い先生とは違って小心者の小生、『あーあ』と思いながら、やり過ごします。
 でも、よく考えてみれば、最近の身の回りには「一事不再議」という先生がいなくなったような。もしかして小生がその役回りを担う年齢になったのか。

ごあいさつ

2006-11-22 21:06:40 | 海賊たち
 今日、お昼休みの時間に新しいパイレーツの幹部たちが研究室にきました。
 いわば就任のあいさつです。
 「キャプテンの・・・です。よろしくお願いします。」「よろしく!」
 「ディフェンスキャプテンの・・・です。よろしくお願いします。」「よろしく!」
 「オフェンスキャプテンの・・・です。よろしくお願いします。」「よろしく!」
 「スペシャルキャプテンの・・・です。よろしくお願いします。」「よろしく!」
 「主務の・・・です。よろしくお願いします。」「よろしく!」
 「副務の・・・です。よろしくお願いします。」「よろしく!」
 というわけで、バイスを除いて6名の幹部たちと挨拶。
 とはいえ、いずれも知った顔。
 あらたまって挨拶をするのは、何となく面映ゆい。
 でも、毎年、こうやって挨拶に来てもらえるのは、顧問冥利に尽きます。顧問なんていってますが、筆頭応援団長的立場。挨拶してもらうほど貢献はしてませんが、それでもうれしいですね。
 すべての学部の学生が所属するパイレーツの面々は、ゼミ生と同じくらい大切な存在です。

こんな時に・・・。

2006-11-20 21:05:52 | 多分駄文
 ちょっとナーバスになっている今日この頃。
 でもってこんな時に、自宅の洗面化粧台(シャンドレっていうんですか、業界では)の排水ホースの流れが悪くなった。
 だいぶ前から「流れが悪い」という家族の声を聞いてはいたし、小生自身もそれは感じていた。ここ数日、流れが極端に悪くなり、相当時間をかけないと洗面台から水が流れないということになっていた。パイプスルーなるものを試してもダメという。 
 いてもたってもいられず、早めに帰宅して原因究明。
 化粧台の下の物入れを開け、下水口につながったホースを取り出す。
 取り外したホースを風呂場に持ち込んで注水。流れが悪い。
 何か詰まっているハズと水圧を上げて水を注ぎ入れると・・・・・。
 出てきました、ティッシュが!
 本来であれば水に溶けるハズのティッシュペーパーが、固まってホースをふさいでいた。
 「誰だ!ティッシュペーパーを流したヤツは?」
 原因が究明できて、水の流れも良く、それなりに気分はいいのだが・・・。

ついてない・・・。

2006-11-19 21:00:10 | 多分駄文
 このところ、家の電球が立て続けに切れました。
 同時に切れれば一緒に買い求めて取り替えられるのですが、一個を買ってきて取り替えたあとに別の電球が切れたので、再び買うことになりました。
 かつては、いつ電球や蛍光灯が切れてもいいように、常に一個あるいは一本を買い置きしていたのですが、買い置きしているということだけを憶えていて、置いた場所を忘れてしまってあちこち探すなんてことがあったため、その都度買うことにしました。
 しかし、こうも連続すると、やっぱり買い置きしておこうかと思ってしまう今日この頃。

複割

2006-11-18 11:43:05 | 多分駄文
 昨日の毎日新聞WEB版に「大学受験料:割引導入の大学増加、早大も参入」という記事がありました。
 これは、基本的には、同じ大学を複数回受験する場合に受験料を割り引くという制度。記事では全国の半数程度の大学で導入しているといいますから、もはや「複割」がない大学は乗り遅れているといえるのかもしれません。ちなみに勤務先でもセンター試験受験者が一般試験を受験する場合に「複割」を実施していると思います。

 大学の受験料には、もともと批判的な声がありました。
 曰く「入社試験を受けるときに受験料を取る会社はない。なのになぜ大学は受験料を取るのか。」
 入社試験も入学試験も、優秀な人材をセレクトするために行います。つまり、入社あるいは入学後、その人材がその会社あるいは大学で良好な成績を上げて、会社なり大学なりに貢献してもらうことを期待して試験を実施してセレクトするわけで、その意味では同じハズなのに、会社では受験料を取らず、大学では受験料を取るのはいかがなものか、というわけです。
 小生、若いときにこの話を聞きましたが、いまだに「入社試験と入学試験は性質が違う」と主張できずにいます。「学問ばかりではなく人格を含めた全人教育を行うにはお金がかかる」というのは理屈になりませんよね。授業料が別にあるわけですから。「入試の事務手数料なんですよ」というのも理屈になりません。会社だって同じだけ手数がかかっているハズですから。
 こんな理屈はどうでしょうか。つまり「受験生は、自分のやりたい学問をするために門をたたく。それはこの大学でしかできないこと。ならば受験料(入門料?)を支払ってでも門を開いてください。」受験生から見れば「私は、この学問をやるためにこの大学の門を開きたい。そのためには受験料を支払ってもいい。」ということになりますかね。
 なぜ受験料がかかるのかという問題を考えずして「優秀な人材を採るために受験料を割り引く」っていっても、どうもしっくり来ませんね。
 でも、大学の名誉のためにいっておきますが、試験問題の作成には細心の注意が払われていますし、受験生に公平になるような措置も講じられています。もしミスでもあろうものならマスコミで報道され、ミスの内容によっては無条件で合格させるということにもなるのです。その作業にかかわる方たちの心労に報いるためには、それ相応の手当が必要であると思います。
 大学教育のために公平に人を選ぶ。その公平さを担保するためにそれ相応のお金がかかる。これが理由か?

そんな季節かぁ。

2006-11-17 21:19:42 | 多分駄文
 帰宅後、新聞各紙のWEB版を見ていると、今年の紅白歌合戦の司会者が決まったという記事。
 中居正広と仲間由紀恵で「なかなかコンビ」らしい。
 笑ったのが中居のコメント。
 「あくまでも歌手の皆さんがメーンですので、気持ちよく歌えるような司会をしたい。」
 そうか、中居はすっかり「司会者」なんだ。
 紅白が話題になれば、そろそろ年末モードとなるのだけれど、今年は年末モードにはほど遠い。
 来週の週末には学会発表。12月中旬には研究会。研究会での報告原稿はまったく手つかず。
 あーあ、大丈夫かなぁ。
 

みぞれと散髪とヌーボー

2006-11-16 21:43:21 | 多分駄文
 講義を終えて講義棟から外に出ると大雨。
 で、研究室に戻って学生さんの面接やゼミ論を指導してふと外を見ると雪。暮色騒然の中、あちこちが白くなっていました。
 それでも、よく見ると湿った雪。
 18時20分頃帰宅の途。
 雪の中、キャンパス内から賛美歌の歌声。
 そういえば、今日は、中庭のクリスマスツリーの点灯式。

 帰宅途中で散髪。
 いつもの理髪店。一ヶ月ぶりに行くと、スタッフの顔ぶれが一新。
 店に入って最初に目があったのは、五分刈り程度の髪に4本の剃り込みがある丸顔の彼。その剃り込みは、ちょうどナスカの地上絵。(笑)
 眼光も鋭い。
 最初に小生を担当してくれたのは、髪切り専門の長髪青年。これがぶっきらぼう。
 顔剃りの段になってナスカ青年にバトンタッチ。
 「眉の下も剃ってもいいですか?」
 「オヨヨっ。」
 声質は違っているながら、安田大サーカスのクロちゃんのような物言い。
 「失礼しまぁーす。」
 黙々と顔剃り。

 スッキリしたところで、近場のスーパーでBeaujolais Nouveauを購入。いろいろ種類はあったものの、そして過去に問題はあったものの、B級ワイン呑みは、やっぱりジョルジュ・デュブッフを選んでしまう。