O's Note

いつまで続くか、この駄文

掃除

2006-01-31 21:29:47 | 多分駄文
 今日は、何気なく研究室の「掃除」をしました。
 この場合の「掃除」は、掃除機をかけたり、テーブルを拭いたりということではなく、本の移動。本棚がかなり手狭になってきたこともあり、ここ10年ぐらい手を付けていない資料を隅っこの方に移動し、最近のテーマを目に付くところに配置換えしたりして、本箱を整理しつつ、何とかスペースを確保する工夫をしました。
 デッドスペースに古い本を移動したこともあり、かなり新たなスペースが生まれました。1年程度はこのスペースでしのげるでしょう。

卒業のしおり

2006-01-30 21:25:40 | 多分駄文
 卒業のしおりといっても大学の卒業とは関係ありません。子供たちが通う小学校の話です。
 この小学校のPTAでは、毎年、6年生に対して「卒業のしおり」というものを差し上げています。その中に、6年生一人一人が書いた自画像と川柳を掲載しています。
 自画像はスキャンして縮小し、しおりに貼り付けるのですが、小生は、このスキャン&貼り付け担当。
 今年も、今日、原稿が届いて作業が始まりました。漫画チックなもの、ゴッホ並みに濃いもの、劇画風なもの、超簡単なものなど、120人以上の6年生の自画像を並べると、個性がはっきり出ていて結構面白いですよ。
 この作業もすでに3回目。あとどれぐらいやるんだろう。(笑)

医療法人改革案

2006-01-29 10:01:17 | 仕事(第2業務編)
 医療制度改革の一環として医療法人改革案の策定作業が行われています。今朝の日経にその概要が示されていました。
 医療などというと会計とは無関係に考えられますが、実はあらゆる法人(営利法人たる企業はもちろん、非営利法人たる学校法人、宗教法人、NPO法人等)に会計は関係しています。医療法人もしかりです。ただ、大学では、一般的な考え方として企業会計を採り上げることがほとんどですし、研究上も企業会計を経由して非営利法人会計をとらえることが多いため、学生の皆さんにはあまりなじみがないことも事実です。
 さて、日経の記事によれば(WEB版では紹介されていない)、「経営の公益性を高めるため、監査法人の監査を受け、財務諸表や事業報告書を都道府県を通じて一般に開示するよう求める。」とあります(ちなみに現在は、医療法人の財務諸表は一般に開示する義務はありません)。
 この記事を読む限り、一見すると透明性が高まるように期待されますが、ここで一つ、考えなければならないことがあります。それは、一般の人々が医療法人の財務諸表(決算書といった方がわかりやすいかな)を理解することができるかということです。
 決算書は、それぞれの法人の特性に応じてルールが定められています。企業会計では企業会計原則や会計基準がそれにあたりますね(会社法や証券取引法でも定めがあります)。決算書を読み解くためには、まずこのルールを理解していなければなりません。
 日経の記事では、「患者など一般住民にも経営内容を確認できるようになる。」とあります。たとえば、70歳の患者さんが病院選びをする際に、近隣の病院の決算書を見て安定的な経営をしているかどうか判断できたら、それに越したことはないでしょう。何しろ病院がつぶれる時代ですから。でも、少なくても現行の病院の会計原則(病院会計準則)に則って作成された決算書を示されても、あまりに難しすぎて、かえって病気が進行してしまう可能性があります。それだけ難解であるわけです。
 ではこの問題をどうやって解決すればいいでしょうか。
 その一つの方法は、手間がかかることを承知の上で提案すれば、2形式の決算書を作成することです。そもそも会計ディスクロージャーは、精細性と概観性という二つの性質があると思っています。精細性は、各種のルールに則り、監査に耐えうる真実かつ公平な情報を示すことです。一方、概観性は、精細な決算書に基づいて必要に応じて簡略化して示すことです。この関係は、商法会計において、株主総会後に、全国紙に「貸借対照表の要旨」を掲載することを会社に求めていることと同じです(もっとも現在では、商法も企業のホームページで開示することを認めていますが)。せっかく開示するのですから、読み手にとってわかりやすくなければ意味がないですよね。そしてもう一つ大切なことは、読み手が、「こんな情報がほしい」ということをアピールすることです。
 皆さんは、どうお考えでしょうか。
 
 

ノスターチャンネル第17回目

2006-01-28 21:41:35 | FM企画
 先週(第16回)はセンター試験のためON AIRには立ち会えませんでしたが、番組のBGMを作曲してくれたK君が担当でした。
 そして今日は、放送研究会からSさんとIさんが新さっぽろ冬まつりを中心に話を展開してくれました。
 SさんもIさんも、声も歯切れもよく、聞き心地のいい放送でした。
 先週のK君も、今週のSさん、Iさんも(なんか「も」が多いなあ)英文学科の学生さんで、経営情報学科に協力してくれました。ありがとうございました。
 それから、丸さんによれば、インターネットラジオは今回を最後に一時休止するようです。
 

冬が来れば思い出す

2006-01-28 14:34:54 | 多分駄文
 Ginger Preserveって知ってますか?
 日本語でいえば生姜ジャム。ショウガジャム? そうです、生姜で作ったジャムです。
 スコットランドに滞在していた頃、近所のスーパーで見つけました。「こんなもん、どうやって食べるんだろう」と思いつつ、とりあえずパンに塗って食べてみました。でもおいしくありません。
 で、思いついたのが日本の生姜湯。もともと血行促進効果があるといわれている生姜は、体を温める食材です。その生姜で作ったジャムなので、結構イケるだろうと思ったわけです。つまりは生姜ジャム湯。
 生姜ジャムをカップに入れて、そこにお湯を注いで飲む。これが悪くない。いや、むしろ、冬の寒い朝など、熱ーいお湯を注いで飲むと、体がポカポカする気がしました。そこで、スコットランドでは、寒い朝は(一年中寒いのですが)、生姜ジャム湯を飲んでいたのでした。
 その後、帰国して生姜ジャムを探しました。あの味が忘れられなかったわけです。しかし、大きなスーパーに行っても見つからず、デパートの食品売り場に行って探しても見あたりません。機会あるごとにあちこち探しながらも見つけられず、半ばあきらめかけていました。
 ところで、2004年秋、新さっぽろのDUOにJupiterという輸入食品&コーヒー豆のお店が開店しました。ここには数々の輸入ジャムが陳列されていました。『これだけ種類があればあるかも』と思いつつ、上段から一瓶ずつラベルを読んでいきましたが見つからない。『やっぱり、日本では生姜ジャムをパンに塗って食べる習慣はないのだから仕方ないよな』と思った矢先、目に飛び込んできたのがGinger Preserveの文字。
 「あったー」と小声で叫ぶ。(笑)
 早速買い求め、自宅で生姜ジャム湯にして飲んでみました。忘れかけていたあの味が、口の中に広がりました。それとともに飛び込んできた生姜のツブツブを噛む。生姜そのものなのですが、ジャムにしているせいでそれほど苦みはなく、むしろ食感は甘い。
 というわけで(前置きが長いか)、この季節になると、無性に飲みたくなる飲み物の一つで、ほぼ毎朝、飲んでいます。一冬に2瓶ほど消費している感じです。

今日のお仕事

2006-01-27 21:09:24 | 仕事(第3業務編)
 今日もまた、お仕事(学内行政)がありました。
 今日は、13時から15時30分ぐらいまでで結構長い会議でした。何しろ議案がたくさんあって、議長が事前に原案をキッチリ考えてくれたのですが、いろいろ検討すべき点があって長時間の会議になりました。
 途中、ちょっと余計なことを考えていたのですが、発言をする方のスタンスって、やっぱり出るものですね。
 まず一番目。基本的に議長に賛成しながらも、さらに建設的な発言をする方。次は何も考えずに思いつきで発言する方、三番目がわがままをいう方。この3種類で、フロア(議長以外の参加者)の同意を得られるものは、やっぱり一番目の方で、フロアを見回すと、頷いている方がいるわけです。厄介なのは三番目の方。ご自分の考え方を述べるのは結構ですが、その考え方に基づく提案が誰にも同意されないということを、本人がわかっていない(ようです)。こういう発言をする方って、どんな思考をしているんでしょうかね。
 小生も相当わがままな性格ですが、せっかく時間を使って議論するわけですから、少しは議論を前進させたいと思っていますがね。

お仕事

2006-01-26 16:42:39 | 仕事(第3業務編)
 今日から学生さんたちはしばらくお休みですね。うらやましい。
 ときどき、「大学の教員はいいですね。休みがいっぱいあって」とうらやましがられます。たしかに自由になる時間は、フツーの会社員より多いです。でも、自由になる時間が多い=休みが多いということではないんですよ、これが。
 今日も午後に会議がありました。これは、小生が議長なので気が抜けない。(いや、どの会議も気を抜いているものはないのですが・・・)
 事前に事務職員の担当者と打合せをして原案を作成する時間も必要です。終われば、その結果を受けて、別の会議体に提案する資料を作成したり・・・。
 これらのことは、学生の皆さんや外部の方には見えない仕事です。いろいろな教員が、見えないところで、それぞれに教育以外の仕事をしているわけです。
 そういえば、最近「見える化」ということばが生産現場でクローズアップされています。もともとトヨタ自動車の生産ラインで使われ出した言葉だそうです。見えないもの、あるいは見えにくいものを「紙」の上で見えるようにする。そうすることによってボトルネックがどこにあるか、何が必要なのか等の課題が明示的に共有できるわけです。
 そういった理屈はさておき、大学の教員は、学生さんが休みの時にも、せっせとお仕事をしています、ということを理解してね。
 ちなみに、大学の教員の仕事は4つです。
 一つは教育、次は研究、3つ目が管理運営(学内行政ともいう)、最後が社会連携(社会貢献、たとえば外部の各種審議会や委員会委員)。ぜーんぶ仕事です。

お疲れさまでした。

2006-01-26 10:17:09 | 学生と教員の会
 昨夜の三世代合同コンパ、お疲れさまでした。33名の参加でした。幹事のO君、最後の企画、ありがとう。
 2年生の皆さんは、3年生や4年生とは初めての顔合わせであり、同じ学年でも初めての顔合わせでしたので、結構気を遣ったのではないでしょうか。
 それにつけてもO君(こちらは3年生で次期幹事候補)、カラオケで最初に激しい曲を入れるのはやめてください。小生、相当ノドを潤わせないと声が出ません。歌いたくなったら、聞きたくなくても自分で入れますから、それまで待ってください。(笑)
 ここでうんちく。
 市教育委員会の方に聞いた話なのですが、「カラオケ現象」ってご存じでしょうか?
 カラオケは、自分が歌うことだけを考えている。周りの人間も自分が歌う曲を探していたり、近くの人と話をしていたりして、実際のところは歌を聴いていない。つまりは、「同じ場所にいながら、それぞれがそれぞれのことをしている」という現象を指しているということのようです。
 
 
 

年賀状

2006-01-26 09:43:51 | 多分駄文
 昨日、P会(学部の諸々のことを決める会議)がありました。
 その開催直前に、小生の斜め向かいに座っていたH先生から聞いた話。小生がH先生に出した年賀状のお年玉番号が、2等の番号と1番違いだったそうで、H先生の息子さんが大変悔しがっていたそうです。
 そりゃそうでしょう、前後賞がない1番違いなんて悔しさの極み。
 H先生は「キミが出したはがきの中で、きっと2等に当たった人がいるはずだ」といい、小生も「探してみますかね」とは答えたものの、いちいち誰に何番のはがきを出したかなんて控えているわけではないし、調べようがありません。手がかりとしては、教員向けにまとめて住所を打ち出しているといったことぐらい。
 住所録は氏名をあいうえお順に並べているので、H先生の前後の名前が怪しい。もしH先生の前ならば、同僚のH先生、後ろならば大学時代の恩師F先生ということになります。
 さあて誰が2等を当てたのでしょうか。出ておいで~

三世代合同コンパ

2006-01-25 16:56:08 | 学生と教員の会
 今日は、これから、ゼミ恒例の三世代合同コンパです。三世代合同コンパは、毎年定期試験の最終日に行うことになっています。
 三世代とは、現在のゼミⅡ生とゼミⅠ生、そして仮登録済みの次年度のゼミ生。
 いつの頃からか忘れましたが、ゼミ生からリクエストがあって始めました。もっとも小生自身は必ず開催するというつもりはなかったのですが、毎年、卒業を控えたゼミⅡ生からリクエストがあり伝統になりつつあります。
 こういった行事企画は、もちろんウェルカムです。

仕事・ぼんやり・仕事

2006-01-24 21:03:55 | 多分駄文
 今日は終日自宅にいて、朝から仕事をしては一休み、休んでは仕事という繰り返し。
 今日の仕事は、新しいカリキュラム(2007年度施行)の履修方法についての文章作り。新入生が誤解のないように履修できるような手続きを文章化するというのは難しい作業です。ずっと考えていたことを昨日から文章化し始めました。
 この作業は当分続きそうです。

リスニング試験

2006-01-23 21:12:57 | 仕事(第3業務編)
 センター試験が終わってから一夜明けましたが、今日も我が同僚たちとセンター試験の話題で盛り上がりました。とくにリスニングテストは、はじめて導入されたことから、いろいろな話題を提供してくれました。
 報道によれば、全国で400名以上の受験者が再テストになったとか。会場となった道内の大学でも再テストを実施した大学が結構あり、そんな中で再テストがなかった我が勤務先は、奇跡といえるかもしれません。
 リスニングテストは、試験時間全体が60分。実際のテストは30分間でそのうち29分が専用機器を使ったリスニング。
 この専用機器はICプレーヤーといわれるもので、受験生一人一人に配布されます(試験後は持ち帰り自由)。これがどんな形をしているかは、大学入試センターのHPで動画で紹介されています。加えて、大学入試センターでは、パソコンでICプレーヤーの操作を疑似体験できるページまで作っていました。
 受験生一人一人に配布されるということから、機器の信頼性が問題になります。センターでは100%大丈夫と考えていたようですが、一方で、「万が一」に備えて、あれこれ対策を考えていました。
 たとえば、テストの前に機器の動作確認を兼ねた1分ほどのリスニングがあるのですが、この時点で「うまく動かない」「音声が聞きにくい」というクレームがあったときには、速やかにICプレーヤーを交換することになっていました。
 大きな問題は、実際に問題を聞いているときに「動かなくなった」「聞きにくくなった」場合です。ICプレーヤーは、一度「再生」ボタンを押すと、巻き戻しができない構造になっています。その場合は、試験終了後、不幸にも不具合があったICプレーヤーを配られた受験生だけ残って、もう一度、テストを受け直すことになるわけです。これが「再テスト」といわれるものでした。
 ちなみにこのICプレーヤーは、製造元が明らかにされていません。が、ちょっとパソコンに明るい人にはわかるメーカーです。なぜって、ICプレーヤーは問題が録音された記憶媒体を差し込んで使うのですが、その記憶媒体がメモリースティックに限りなく似ている形状なんですから。(笑)

虚脱感

2006-01-22 20:12:57 | 多分駄文
 昨日の極度に緊張した一日が終わり、ホッとしていますが、今日はその反動でしょうか、軽い虚脱感におそわれた一日でした。
 センター試験というのは、全国同一条件で試験を実施するということから、試験監督にとっても遺漏があってはならないと緊張するものです。

livedoor

2006-01-20 17:59:32 | 多分駄文
 ここ数日、ライブドア関連のニュースが多いですね。ここまで読んだ方は「ははあ、ここでもその問題を取り上げるのか」とお思いでしょうが、ちょっと違う話です。
 堀江氏が最初に創業した会社名はオン・ザ・エッヂで、その後ライブドアに社名変更した、というのは皆さんご存じでしょう。そのライブドアという名称がどこから来たのかご存じでしょうか。
 実は、小生はライブドアという名称を2000年から知っていました。というより「利用していた」といった方が正確かもしれません。
 てみじかに言えば、ライブドアは、1999年末に創業したISP会社(今ではプロバイダといった方がなじみがある)でした。しかもこのライブドアというプロバイダは、接続料無料を売りにした会社でした。ブロードバンド時代の今となっては接続料なんていってもピンと来ないかもしれませんね。その昔は、インターネットは通話料の他にプロバイダへの接続料がかかっていたのです。当時のプロバイダは接続料が高いか安いかで比較されていました。
 そこに、接続料無料というライブドアが出現したわけです。アクセスポイントへの通話料しかかからないわけですから、アクセスポイントが近いところに住んでいれば、非常にお得、ということになります。当時スコットランドに滞在していた小生は、インターネットでライブドアのことを知り、早速、使ってみたというわけです(このあたりの事情はここに書いてあります)。
 それがいつしか(たぶん2004年前後でしょう)オン・ザ・エッヂに買収され、現在に至っているという次第です。
 スコットランドから帰国後、ライブドアから、オン・ザ・エッヂに経営譲渡したというメールがあったことを覚えています。もし、そのメールが残っていれば・・・。何もないか。