今日も昨夜来からの雪で、午前中は雪投げ作業。
だいぶ気温が高いようで(0℃ぐらい)、雪が重い。
気温が高くなるこの時期、自動車のタイヤが轍(わだち)にはまってしまうことが頻発。今日も、我が家の隣の駐車場に入ろうとした宅配トラックが轍にはまってさあ大変。出てきたのは近所の親父軍団。脱出用ステップを利用したり、ワゴン車で引っ張ってみたりしてもラチがあかず。
幸いにして、ちょっと先で重機で排雪作業をしていた業者がいたので、その運転士にお願いしてトラックを引っ張ってもらう。一件落着。腕組みをして事の成り行きを見守っていた親父軍団、感心感心といった表情。
雪投げ作業のあと、食器棚のドアの修理。
少し前に蝶つがい部分の一つがガタガタになっていた。数日前、ついにその部分が壊れてしまった。このままでは使いにくいしみっともないということで、もう一方の蝶つがいを外して代替品を買っておいた。
当たり前ながら、蝶つがいといっても、いろいろな種類がある。DIY店で知ったことながら、我が家の食器棚のそれは、アングル蝶番といわれる種類のものらしい。これも複数の規格があって、一応、取り外したものを持参したものの、ピッタリサイズのものが見あたらない。仕方なく、「だいたいこんなところ」というものを2個購入。1個496円。
ところが、このアングル蝶番、扉の部分に楕円形のくぼみがあって、そこにピッタリはまらないと取り付けられない。我が家のものは半径が30ミリ。購入したものは35ミリ。5ミリほど足りない。どうにかしてくぼみを作らねばということで、思いついたのが鑿(のみ)。再びDIY店に行って、丸鑿を購入。1,280円也。
買ってきてせっせと扉の一部を削る。硬い材質ながらよく削れる。微調整を繰り返しながら何とか蝶番を扉にはめ込める。
あとはねじ釘を打つだけと思ったら、さらに難関。
我が家の食器棚、桜材か何かわからないが非常に堅い材質でできている。アングル蝶番に付属していたねじ釘を扉に押し込もうとしてもまったく歯が立たない。挙げ句の果てにネジの頭をつぶしてしまう有様。『電動ドライバーでないと無理だな』と観念し、三たび、DIY店へ。電動ドライバーは結構高いんだろうなと思っていたものの、コンパクトなものが販売されていて1,480円。ついでに小型のネジに対応できる替え刃(?)を購入。498円。
あとは注意深く扉側にネジを押し込み、次に、食器棚本体と扉がずれないように本体側にネジを打ち込む。
扉を開けると不細工さがわかるが(食器棚の材質の堅さが悪いのだ)、外から見ただけでは素人の細工とは思えない出来(自画自賛しないでどうする?)。
本来、DIYとは無縁だった小生。こうやってDIYをやっていると、アバディーン滞在時に覚えた「何でも自分でやる」ということが活かされているなあと思ってしまう。
でもいったい、いくら出費したんだ?(笑)