O's Note

いつまで続くか、この駄文

ゼミ論指導

2006-10-31 21:12:26 | 学生と教員の会
 今日はゼミの日。
 演習Ⅱは、後期に入りゼミ論作成作業が本格化しました。9月、10月は、ゼミ生を2班に分け、ゼミの時間で指導できるよう調整しています。
 今日のゼミの時間もゼミ生の進捗度チェック。
 この時期になると、そろそろ、何となく形が見えてくる学生、まだまだこれからという学生が見えてきます。とはいえ完成間近という論文はまだ無いように見受けられます。
 ゼミ論指導は基本的に一対一の作業ですので、それなりに時間もかかりテマヒマもかかります。一人一人の考え方を聞き出し、自分の言葉で文章が書けるように導く。これはなかなか厄介な作業。
 でも大学の教員をやっていてもっとも楽しいと思えるのもゼミ論指導です。
 ゼミ生の皆さん。今年こそ、早めに終わりましょうね。(笑)

総会

2006-10-30 22:12:40 | NPOな日々
 今夜は小生がかかわっているNPO法人の総会がありました。
 この法人、NPO法別表第17号の活動をする法人なのですが、その主たる活動は会計支援。つまり、NPO法人に対して会計・税務の支援をするNPO法人です。
 総会参加者は、皆さん、会計・税務の専門家。
 理事長(といっても仲間なのですが)は、立派な事業報告書や決算書、事業計画・予算書を作成してくれました。
 活動や収支・資産規模は小粒ながら、「地道に活動するとはこういうことだ」ということを実感しました。

パイレーツ最終戦

2006-10-29 17:04:45 | 海賊たち
 今日は学院大グラウンドでパイレーツ最終戦でした。対戦相手はトマホークス(小樽商科大)。
 快晴の空でしたが、気温は11度ほど。風が冷たく応援するのも大変でした。
 結果は17-21で負け。
 3Qまでリードしていたにもかかわらず、4QでTDを3つ決められてしまいました。
 何よりも痛かったのは、1Q開始早々の最初のプレイでキャプテンが故障したことでした。結局そのまま退場になり、ベンチで試合を見守るしかできず、チームだけではなく本人にとっても悔しい試合だったと思います。
 4年生のプレーヤー・マネージャーは、文字通り今日が最終戦。気合い十分で、ミスも少なく、試合を支配していましたので、やっぱり勝ちたかったと思います。 
 でも長いことパイレーツの試合を見ている立場からいえば、負けて悔しいことはプレーヤー・マネージャーと同じですが、十分見応えのある試合をしてくれたと思いますし、今日の試合を見て強くなっていると感じました。
 OBやOGたちも駆けつけて応援してくれましたが、その中に、1999年に入れ替え戦で勝って1部リーグに上げてくれた時のキャプテンもいました。試合前に彼は「当時とは強さが違う」といってましたが、今のパイレーツは完封負けというのが無くなりましたので、やっぱり強くなっているといえるでしょう。
 小生、今シーズンは5試合すべてをベンチで見ることができました。今日も、内心「行ける!」と思っていただけに残念な結果で終わりましたが、今日の悔しさを忘れず、来シーズンに向けてリフレッシュして頑張って欲しいと思います。

会社法ったらぁ・・・

2006-10-28 16:00:14 | 仕事(第1業務編)
 今年の5月1日に会社法が施行されました。
 いうまでもなく、会社法は商法の大部分を引き継いでできたものですから(会社法に引き継がれなかった部分は商法として残っているのですが)、従来の商法会計の部分は会社法会計として引き継がれることになります。
 ここ数年、商法の会社規定が毎年のように変更され、その都度、部分的に講義録を書き換えてきたのですが、会社法では、そんな局地的な見直しでは済まないことになっています。
 小生自身は財務会計のプロパーではありませんが、簿記の中級以上の科目も担当していますので、どうしても会社法に関連する部分を避けて通ることはできません。
 今日も午前中から、ある部分について、会社法を読み参考書を読んでいたのですが、仕組みの変更ばかりではなく、表現上の変更もあることに気づきました。
 たとえば、旧商法§284-2-②。
 「株式ノ発行価額ノ二分ノ一ヲ超エザル額ハ資本ニ組入レザルコトヲ得」
 株式の発行価額の全額を資本金しなくてもいいよ(その2分の1までは資本準備金にしてもいいよ)という規定です。簿記の中級(2級程度)を学ぶときには必ずお目にかかる取引の一つですよね。
 会社法にもこれと同じ取り扱いが引き継がれているのですが(ただし、「仕組みの変更」つまり発行価額と払込金額の違いはありますが)、次のように表現されています。
 会社法§445-2
 「前項の払込み又は給付に係る額の二分の一を超えない額は、資本金として計上しないことができる。」
 前項とは会社の資本金の額を規定したものです。
 ここで、先に書いた「表現上の変更」とは、「組入れ」と「計上」です。
 「資本金に組入れる」と「資本金に計上する」。
 どこかニュアンスが違ってますよね。
 組入れる方は、実際に金額を動かすというイメージがありますが、計上する方は、貸借対照表での記載方法だけを示しているイメージだとは思いませんか。少なくとも「計上」には金額を動かすというイメージがわきません。
 誰か真意を教えて!

道路改修工事

2006-10-27 20:41:58 | 多分駄文
 自宅の前の道路改修工事が始まったのはいつのことだったか忘れてしまいましたが、昨日で終了したようです。道路、歩道とも見違えるようになめらかになりました。
 この工事は、自宅前の8メートル道路を端から端まで封鎖して行う、本格的なものでした。期間中、そこそにお天気が良かったせいか、毎朝8時前には作業員が来て準備開始。8時半頃には封鎖して重機などを持ち込んで作業開始。
 おかげで、工事期間中は、規則正しい出勤となりました。何しろ、工事が始まると自動車を出すことができません。ちょっと出遅れると、作業員が我が家に来て「今日は自動車を出しますか」と質問してきます。もちろん基本的に毎日大学に行きますので「今出まーす」と答える。すると作業員は小生が自動車を出すまで作業を待ってくれたりしました。でも、それも8時半ぐらいまでのことで、それを過ぎるとアウトでした。
 というわけで朝8時頃に家を出る毎日でした。(でもよく考えてみると、工事をしていてもしてなくても、8時過ぎには家を出ていたような・・・。)
 この工事の「おまけ」が一つ。
 我が家には、車庫の前に、道路に接して一台分の駐車スペースがあります。長年の自動車の出し入れで、コンクリートを打っていた部分が波打つ状態になっていました。それほど気になるものでもありませんでしたが、作業員の方が見かねたのでしょうか、道路に接した部分の凸凹コンクリートをはがして、新たにコンクリートで平らにしてくれました。
 これはとてもうれしかったのですが、新たにコンクリートを打ってくれたのは駐車スペースの3分の1程度の部分だけ。どうせだったら、全部新しくしてくれたらよかったのに、と思うのは罰当たりでしょうか、やっぱり。

どんな引当金?

2006-10-26 22:11:54 | 仕事(第1業務編)
 今日の講義で引当金を採り上げました。
 簿記を少しでも勉強したことのある人なら貸倒引当金は聞いたことがあるでしょう。
 講義では、貸倒引当金以外にも、いわゆる負債性引当金のいくつかを紹介しました。
 ところで、今日の北海道新聞WEB版に「1000億-3000億円を引当 消費者金融4社が検討」という記事が掲載されていました(これは共同通信社が配信したもの)。
 引当金は、平べったくいえば将来の支払いに備えたものですね。
 さて、この記事で取り上げられている消費者金融会社が計上している引当金はどんな名称でしょうか。
 この回答は、消費者金融会社の決算書の中にあります。
 利息返還損失引当金。
 上限金利を超えて受け取った利息の、将来の返還請求に備えて消費者金融が引き当てたものが利息返還損失引当金です。
 ちみなに、記事の中のアイフル、アコム、プロミス、武富士の決算書でいくら利息返還損失引当金を計上しているのか調べてみました。いずれも今年の3月期の決算書から計上されていて、アイフル170億円、アコム237億円、プロミス212億円、武富士は225億円でした(いずれも個別財務諸表ベース)。
 記事では、これを最終損益で損失を計上することを覚悟で1,000億から3,000億円に増やそうというのですから相当な金額ということになります。
 こういった業界特有の引当金を調べてみることから引当金の意味を考えてみることも面白いことですよね。
 

失態

2006-10-25 20:47:57 | 仕事(第3業務編)
 今日の会議で失態を演じてしまいました。
 会議の議長に発せられた質問がありました。
 質問の内容が、小生もかかわっている別の会議体で検討されたことであったため、答えられると思ったので議長を助ける意味で発言しました。しかし、あることをすっかり忘れていて、肝心のところで要領を得ない発言で終わってしまい、結果的に回答になりませんでした。自分でもなぜそのことを失念したのかと、あとで後悔しきり。
 でも今になって思えば、質問者、議長とも、小生と同じように、別の会議体のメンバー。自分たちで決めたことを自分たちで忘れてしまっていたようです。
 フロアの皆さんは「あーあ」と思ったことでしょう。スイマセン。

プチ懐かしい顔

2006-10-24 21:29:50 | 学生と教員の会
 ご存じのように、小生は、基本的に研究室のドアを開けっ放しにしています。(最近は寒くなったので、暖房を入れているときは閉めたりすることもありますが。)
 今日、研究室でゼミ論の指導をしていると、廊下から研究室を覗く顔。
 この3月に卒業し、今は就職で東京に住むH君でした。
 聞けばこの一週間、休暇を取って帰省したそうです。
 研究室にいたゼミ生の中で、H君と同じような構成の論文を書こうとしているMさんがゼミ論指導を待っていたので、彼に論文の作成方法をアドバイスしてくれるようお願いしました。
 ゼミ生が帰った後で、H君としばし雑談。
 今夜はサークルの後輩たちとコンパをするそうで、そのついでに研究室に来てくれたとか。
 先週の今日もOGが訪ねてくれて今日はOB。
 こうして卒業生が研究室に来てくれるのは、本当にうれしいものです。
 

初冠雪

2006-10-23 22:22:40 | 多分駄文
 今朝、出勤前に手稲山を見ると、ゲレンデが白くなっていました。
 今日の日中は青空が広がり穏やかでしたが、晩秋から初冬への変わり目を迎えたようです。
 紅葉もきれいです。とくに、真っ赤に色づく楓はみごとです。
 そういえば北海道には観楓会という「風習」があります。「かんぷうかい」と読むのですが、この言葉を最初に聞いたときには「何をするの?」と思ったものです。
 少し前の新聞に観楓会の話題が掲載されていました。
 それによれば、もともと農作業が一段落した農家がお手伝いの方々と慰労会をしたのが始まりだとか。それが転じて、会社で行う慰安旅行を観楓会というようになったそうです。
 これ、いわゆる「紅葉狩り」ではないんですよね。
 紅葉狩りは、一般には日中行きます。ところが観楓会は、仕事が終わってからバスなんぞをチャーターして近場の温泉に行く。紅葉は二の次。いわば同僚との泊まりがけ懇親会が観楓会。
 最近は、年長者、若者とも、仕事が終わってからも一緒にいるのはイヤということが多いらしく、観楓会も少なくなったとか。
 ちなみに小生も、これまでに2回しか経験していません。土曜の午後に発って日曜のお昼に帰着。紅葉の印象は・・・・・やっぱり、ありません。
 

Nagano

2006-10-20 23:34:09 | 多分駄文
 今日はヒアリング調査のため長野入り。
 長野も初めての街。
 善光寺口を出て驚いたのが、山々が街のすぐ近くに見えること。
 ヒアリングは夕方から夕食をはんさんで10時過ぎまで。
 今回も興味深い話をたくさん聞きました。

減価償却がわからない

2006-10-19 17:24:24 | 仕事(第1業務編)
 先日、エレベーターに乗り合わせたある先生からの話題。
 「講義で、教室の前に座っている学生3人に、減価償却って何か、聞いたんだ。すると3人とも知りません。困ったもんだ。」
 「ということは、私の教え方にも問題があるということでしょうかね。」(笑)
 「いやいやそうではなくて、経済学部の学生だったら減価償却ぐらい知っておいて欲しいよな。」
 今日の講義で減価償却を取りあげました。簿記という科目の性質上、減価償却費の計算の仕方や、記帳方法に目が向いてしまいますが、就職して役立つ知識としては、計算方法や記帳方法よりは減価償却の意味そのものでしょう。
 そういった点では、経済学部の学生さんには、基本ビジネス用語にもっと敏感になって欲しいものです。
 今日、簿記の講義を受講した学生の皆さんは、もう大丈夫ですよね?

訪問指導

2006-10-18 17:42:46 | 仕事(第1業務編)
 ここ2年ほど免除されていた教育実習訪問指導。今年から再開し、今日行ってきました。
 訪問指導といっても「訪問」に力点があるわけで、指導するというおこがましいことはできません。
 今年引き受けたのは岩見沢近くの村立中学校。聞けば全校生徒数が100名ちょっとの学校だそうです。こじんまりとした、何か懐かしい感じの学校でした。
 見学したのは2年生の社会(歴史)の授業でした。
 大学生が授業をやっているのを見ると、時間の割り振りや質問内容、はたまた板書の内容まで事前に準備して「授業って大変なんだなあ」とつくづく思います。
 それに比べて小生の講義なんか・・・。(笑)

懐かしい顔

2006-10-17 20:47:43 | OB会
 今日、ゼミを終わって帰ろうかとしていた頃、ドアをノックする音。
 誰かなと思うと懐かしい顔の女性が入ってきました。
 「私のこと憶えてますか?」
 「もちろん! Hでしょ、今はKでしたっけ?」
 10年ほど前に卒業したゼミ生でした。
 話を聞けば、オープンユニバーシティを受講しているとか。ちょっと早めに来たので研究室に立ち寄ったとのこと。
 ほんの15分程度でしたが、お子さんもいて、仕事もしていて、そしてオープンユニバーシティで勉強もして。
 大いにエンジョイしているKさんでしたが、顔つきも話し方もあの頃とちっとも変わっていないなあと思いながら、小生もその時代を懐かしく思い出しました。

DMICIP

2006-10-16 20:13:41 | 仕事(第1業務編)
 学生の皆さんは、ほとんど認識していない名称ですが、小生が所属する学科では、3年前から学科名とCareer-design Incentive Planをくっつけて、DMICIP(デミシップ)という名称の試みを実施しています。
 DMICIPは、せっかく大学に入っても目標を失ったり、惰性的に生活したり、あるいは学籍異動をしてしまう学生がいるので、入学時の目標を維持し、充実した生活を送るための手助けができないかという発想から生まれました。当時、すでに東京のある大学で「キャリア・デザイン・ノート」なる先行事例があり、その資料を入手して、学科としてできる範囲で実行したわけです。
 まずは、入学時に、目標を掲げてもらいます。自分で書くことで目標が明確になります。
 それを受けて、1年生と2年生に対して面談します。1~2年生は、ゼミに所属することもないので、とかく一人ぼっちになりがち。そのため、悩みがあっても一人で抱え込んでしまうということもあり、我々教員は学生の悩みをなかなか知る機会もありません。それをキャッチしようということもこの面談の目的となっています。つまり、目標の維持のためと、学生の悩みをキャッチし適切な対処をするためという、2つの大きな目的を持って面談が行われます。
 今年は告知期間が短く、しかも大学祭を挟んだため間が悪かったということもあるのですが、今日は小生が担当する学生の3分の2の学生が面談に訪れました。
 一人一人と話をしてみると、おおむね問題なしといったところでホッとしました。
 しかし、小さな悩みはそれぞれにあるもので、そういったことに対して、自分の経験談を交えて励ましました。

厚別競技場、気温15度、晴れ

2006-10-15 16:18:49 | 海賊たち
 今日はパイレーツ第4戦。相手はゴールデンベアーズ(北海学園大)。
 終わってみれば20-41の大敗。
 試合自体は悪くなかったのですがね。どうしてこんなに差が出てしまったのでしょうか。負けた気がしなかったのも不思議。それだけ善戦したということなのでしょうが、これだけ差が付くとショックです。
 これで2勝2敗。
 最終戦に勝って勝ち越してほしいものです。