O's Note

いつまで続くか、この駄文

私たちの仕事を評価してください。

2007-05-29 22:39:32 | 一衣帯水
 中国ネタ。
 入国、出国時に必ず通るのがパスポートコントロール。
 中国語ができない小生にとって、『何か聞かれたらどうしよう?』と思う瞬間ですが、今まで一度も誰何されたことはなく、一瞥されスタンプをポンと押されて通過します。
 今回、パスポートコントロールで入国時と出国時に体験したことがあります。
 それは、パスポートにスタンプを押されて通過しようとした瞬間、管理官がいるデスクの片隅から聞こえてきたのは女性の声(もちろん日本語)。
 「私たちの仕事を評価してください。」
 その方向を見ると、小さなボックスがあり、そこに4つほどボタンが付いていました。
 管理官の仕事ぶりを評価してくれ、というものでした。
 もちろん、小生は一番左の「最優秀」と書かれたボタンを押しましたが、その隣には「優秀」「良」「不良」なーんてことが書かれていたような・・・。
 北京オリンピックや上海万博を控えていることが、そのような機器の導入をさせたのでしょうかね。
 でも面白かったのは、その機器に気付かず通り過ぎようとした日本のご老人に対する管理官の態度。
 そのボタンを押すかどうかは通過する人の自由だと思うのですが、ボタンを押さなかったことに気付いた女性管理官、ちょいとにらんだ表情でご老人を呼び止め、押すように促していました。(苦笑)

今年も出ました

2007-05-28 21:37:24 | 一衣帯水
 24日から3泊4日で大連に滞在。
 24日に歓迎の会を開いてもらいましたが、その主催者の劉学部長。以前は「直接ビール」という言葉で笑わせてくれましたが、今年も新しい表現で笑わせてくれました。

 一口干了

 日本語としても何となくわかりますよね。一口で飲み干す。つまり一気飲み。
 なぜか発音の小気味よさに惹かれて口に出してしまいましたが、その度に小生が飲まされる羽目に陥ってしまいました。(笑)

黒梅と巴旦木

2007-05-15 22:05:33 | 一衣帯水
 勤務先の大学院には、毎年、大連から留学生が入学している。
 今日、小生の担当科目を受講している留学生の一人が「私の地方のおみやげです。」といってくれたのが黒梅と巴旦木。
 帰宅後、早速賞味。
 黒梅は黒い梅である。(笑)
 小さめの梅にほんのりと酸味を付けたもので、見た目は真っ黒な梅だが味は悪くない。缶詰になっていたので、多分それなりに品質管理が大事な食品なのだろう。
 巴旦木は乾燥したタネである。
 大きさは桃のタネ程度で、その固いタネを割って中の芯を食べる。大きさも食感もアーモンド。これまた悪くない。
 どちらも彼女の出身地の名産品らしい。

 おみやげをもらって「ところで出身は?」と聞くと「新彊です。」
 「新彊? もしかしても大連まで汽車で3日かかるあの新彊?」
 「はい。新彊のウルムチです。」
 「ウルムチ? あのシルクロードの!?」
 「はい、そうです。タクラマカン砂漠があるところです。」
 シルクロード、タクラマカン砂漠という言葉を聞いて、思わず「行ってみたいなあ。」
 「はい、私が夏にでも帰ったとき、先生が来てくれたら、私がガイドしますよ。」

 その気になったりして。(苦笑) 

大連との関係

2007-02-17 21:21:29 | 一衣帯水
 小生が大連に滞在したのは2002年。丸5年が経過しようとしています。
 大連滞在中、日々の出来事をホームページで書きつづっていたのですが(今なら、ブログでしょうが)、その時のホームページは今でも公開しています。公開しているというより、大連を懐かしむ自分の懐古趣味(?)のような感じ。
 そこで紹介した情報は、もちろん、2002年当時のもので、その後数回、大連は訪れているものの、現地情報なるものは、まったく陳腐化してしまっています。
 ところが、ここ1ヶ月以内に、大連に関する2件の問い合わせがありました。その1件は今日ありました。
 そのいずれも、小生が経験したこととはかなり外れている問い合わせ。しかし2件ともとてもお困りの様子。
 ホームページを公開している以上、そのホームページを見て問い合わせて来るのは当たり前のことですし(小生とhirokoさんの関係も、まさにhirokoさんのホームページから始まった!)、問い合わせがあれば、何とかお力になりたいと思うもの。
 というわけで、こんな時、小生の現地エージェントにメール。
 現地エージェントといっても大外時代の教え子のR君。
 彼、在学中からガイドの仕事をしていて、就職も旅行会社。ネットワークも広い。
 彼のお陰で1件は解決済み。もう1件も早速R君にメールで問い合わせ。現地での移動手段に関するものなので、旅行会社に勤める彼なら、きっといい回答をくれるでしょう。
 それにつけても、大連とはしばらく関係が続きそうです。プチ日中友好の架け橋を気取ってみたりして・・・。

傷脳筋

2007-01-17 22:42:50 | 一衣帯水
 引き続き本箱の整理。
 本箱を整理していると、昔読んだ本を思わず読み返してしまったりしますが、もう一つ、たまりに溜まった「小物たち」と遭遇します。
 タイトルにある「傷脳筋」も遭遇した小物の一つ。
 日本風に読めば「傷ついた脳の筋肉」ということになりますが、これ、思いっきり想像力を働かせるとわかるような言葉です。
 いうまでもなく中国語です。
 もう少しヒントを出せば、手もとにある「傷脳筋」は12個の木片で構成されていて、木片が入っている木箱(ケース)には「古典智力玩具」と書かれています。
 ここまでいえば、感がいい方はおわかりになったと思います。そうです、木片でできたパズルです。パズルが解けなくて困った→頭を悩ませる→あたかも脳(の筋肉)が病気になった(傷付いた)ようだ→傷脳筋となるのでしょう(あくまで勝手な想像による勝手な解釈)。
 この「傷脳筋」は、2002年に大連に滞在したときに、教え子の一人から「私の故郷の特産品です」といわれてもらったものです。
 帰国後、本箱の片隅に置いておいて、すっかり忘れてしまっていたのですが、今回、本箱の整理をして、再び手に取ったというわけです。
 今度「遭遇」するのはいつのことやら。(笑)

大連二題

2006-07-22 08:14:51 | 一衣帯水
 今朝の地元紙に、大連の話題が掲載されました。
 それによれば、札幌ライラックまつりと大連アカシアまつりの連携のため「まつり協定」を締結するようです。目的は観光客誘致。もしこの目論見が当たれば大連周水子空港と新千歳空港との直行便運行につなげるようで、これは「大連派」としてはうれしい限りです。
 一方日経にも、小さいながら大連関連の話題が掲載されていました。
 中国全土の大学生を対象にした第一回「全中国選抜・中国日本語スピーチコンテスト」(日経主催)が、21日、東京都内で開催され、中国での予選(約2,800人参加)を勝ち抜いた17人が本戦で競い、大連外国語学院日本語学院の3年生が優勝したとのこと。自分の直接の教え子ではないながら、「大外組」としては、これまたうれしい限りです。

友好の証

2006-06-24 14:46:20 | 一衣帯水
 昨夜は大連からお客様が来て、接待の末席に座らせていただきました。
 はじめは自制しながら飲んでいたのですが、先方が茅台酒(マオタイ酒)を持参して出席者一同に注いで回りました。アルコール度数38度。中国のお酒としてはアルコール度数は大したことはありません。
 中国式乾杯は、グラスに注がれた酒を一気飲みします。友好の証。基本的にグラスが小さいのでそれも大したことはありません。
 しかし、当然のことながら回数が多くなるとアルコールの量も増えるので要注意です。
 先方は、マオタイ酒がなくなると、今度は日本酒の熱燗を手に注いで回り始めました。マオタイ酒に懲りた(?)日本側出席者は「彼が引き受けます」と小生にふってきます。気分が良くなった小生は、いつもは口にしない日本酒を一気飲み。友好の証。
 後がどうなったのかは、想像のとおり。
 今朝は、急性記憶喪失状態で目覚めました。

劉語録

2006-06-06 18:13:40 | 一衣帯水
 大連訪問時に、交流協定を結んでいる大学の学部長が懇親会を開いてくれた。
 その懇親会で、着席するやいなや、学部長が流ちょうな日本語で一言。
 「直接ビールでしょ?」
 一同大笑い。
 この話には少々解説が必要で、中国ではレストランに入ると、まずお茶を注文する(ちなみに高級なレストランだと、お茶も有料)。学部長は、我々がお茶よりもアルコールを好むということを心得ていて、お茶を注文せずにビールを注文したわけである。
 日本にも「とりあえずビール」といういい方があるけれど、「直接ビール」といういい方が、なぜか新鮮で、なぜかおかしく、一同大笑いした。
 今度、日本でも使ってみるつもり。(笑)

中国の年賀状

2006-01-06 21:33:36 | 一衣帯水
 大学は今日が仕事始め。
 朝から寒い一日でしたが(到着時のキャンパス内の温度計は-9.9度!)、学内には多くの学生さんの姿が見られました。今日から補講が始まったわけで、昼食時には、生協はそれなりの学生さんで賑わっていました。やっぱり学生さんがいるキャンパスはいいものです。
 年末年始と不在にしていた研究室の温度計は4度。早速ストーブを点けましたが、建物全体が冷え切っているせいでしょうか、なかなか室温が上昇せず、ずっーと足下が寒く感じました。
 大学あてに年賀状も届いていました。
 その中に中国大連からの年賀状もありました。
 いただいた年賀状、横長でなにやら番号が書いてありました。小さな字で書いている文字をよく読むと(正確には読めませんが)、ナント、中国版お年玉付き年賀状でした。それによれば、抽選は2月12日、番号の発表は13-14日と書いてあります。番号の発表は人民日報と中国郵政のホームページで行われるそうです。また、お年玉との引き替えは3月1日から5月1日まで。
 中国のお年玉がもらえるかどうか、大いに楽しみです(忘れなければ、の話ですがねぇー)。