O's Note

いつまで続くか、この駄文

ジェネリック

2008-07-31 21:00:00 | 多分駄文
 今日は訳あって病院へ。
 病名はうすうすわかっていても、医師にそうだといわれるのがしゃくで(苦笑)、今まで行かなかったのですが、試験も一段落しちょっと時間が取れたので行ってみました。
 病名は小生が思っていたもので、時々リハビリに行くことに。
 薬も処方してもらったので、その病院の近くの調剤薬局に行くと、初めての薬局だったので住所や氏名、現在服用している薬など、基本的なことを書かされました。その中の一項目に「ジェネリック医薬品を希望しますか」という項目がありました。聞けば、最近制度が変わって、医師が「ジェネリックはダメ」といわない限り、薬剤師の判断でジェネリックに変更することが可能になったそうです。
 新しもの好きの小生、ジェネリック希望に○。
 今回処方してもらった薬はごく一般的な効能の薬なので、ジェネリックでもいいかなと思ったわけですが、薬を処方してくれ、小生に手渡そうとしたとき、薬剤師の方は「効能も主成分も同じなのですが、添加物が違っているんですよねー」と一言。
 「どんな違いがあるんですか」と聞けば、「ごく稀に添加物に合わない人がいるんですよねー。これ、ちょっとした豆知識です」とのこと。
 すでに処方も終えて持ち帰ろうとしたときに豆知識なんていわれても・・・。
 「合わない場合はどうすれば?」と聞けば、「お医者さんにいって、別の薬と変えてもらってください。」
 「?」
 小生、薬剤師さんのいっている意味がわからずキョトンとしていると「添加物で合わないかどうかはわからないんですよ。」
 「はあ。」
 でもそれって、添加物の問題じゃなくて、お薬の種類の問題なんじゃないでしょうかね? 
 ところで、もらった「製剤別比較表」を見れば、標準薬の薬価は1錠22.30円、ジェネリックの方は6.40円でずいぶん違うように感じられますが、3割負担で考えると、6.69円と1.92円で1錠あたり4.77円の差。これってビミョーなところですね。

 ところで今日で7月も終わり。
 というわけで、こっそり家出します。(苦笑) 

チトがっかり

2008-07-30 22:22:22 | 仕事(第1業務編)
 昨日は2科目目の定期試験。
 この科目は2年次配当の科目なので、解答形式もやや易しめの選択式。
 平均得点は高めに出ましたので、受講者がちゃんと勉強して試験に臨んだのでしょう(問題が易しかったのか・・・)。
 その中で、受験者の65.6%が間違った問題がありました。
 その問題は、選択語群付き穴埋め問題。
 問題は全部で10個。選択肢は15個。つまり15個中10個を使って文章を完成させる形式でした。
 この問題、2つの計算方法の違いについて対比する文章で構成されているもので、テキストにも類似の文章が記載されていました。ただテキストと出題の違いは、その計算方法を適用する業種については、テキストに記載されているものの他に、講義で紹介したものを解答させようとしたことでした。
 もう少しいえば、Aという計算方法はアという業種、Bという計算方法はイという業種に適用するのが一般的であるというのが出題(うーん、読んでる方にうまく伝わるかな)。もちろん、AもBも、アもイも、個別に解答すべき事項でした。
 ところが解答を見ると、AとBは、単独で正解していても、Aが適用されるア、Bが適用されるイという組み合わせの正答は、わずか11.5%。なんと65.6%が、Aが適用されるイ、Bが適用されるアという組み合わせの誤答でした。
 点数から見ると6点減。これは大きいですね。
 当方のねらいは、これがちゃんと理解できているかを問うというところにありましたので、「まんまと引っかかってくれたわい」とほくそ笑むこともできますが、それ以上に、業種の違いで計算方法が異なるということが、あまり理解されていなかったようで、これはこれで担当者としてはちょっとばかしつらい結果でした。次年度以降の課題ですね。

 そういえば、事前に参考資料として昨年の問題を公表していました。
 今回の試験で、「昨年の問題より(今年は)易しいのではないでしょうか」とコメントを書いてくれた人がいましたが、その人の得点は・・・・・うーん、本人には難しかったようで。(苦笑)

名ばかりボトムアップ

2008-07-28 23:50:00 | 仕事(第3業務編)
 意思決定方法として、トップダウン方式とボトムアップ方式があります。
 トップダウン方式からボトムアップ方式への変更はあまりないかもしれませんが、ボトムアップ方式からトップダウン方式に変更すると、現場の声を反映していない、独断で事業を遂行するという批判の声が上がるでしょう。

 でも、ボトムアップ方式は、現場が絶えず市場の動向をリサーチして課題を抽出し、その解決策をまとめてトップに実行を促すということができていて活きてくる方式。
 トップダウン方式に異議を唱える方たちは、当然、そういったことを理解しているはずなのですが、課題の解決策もまとめられない、そればかりか、指摘されるまで課題すら探そうとしない方が、声高に「ボトムアップ方式の方がいいのだ」と叫べば叫ぶほど、それは名ばかりのボトムアップであって、名称だけに拘泥していると思わずにはおれません。
 一方、トップダウン方式といっても、トップが課題を抽出し、それを現場におろして解決策をまとめさせるというのは、果たしていけないことなのか。そもそも「そんなのはトップダウン方式ではない」といわれれば、これはこれで名ばかりトップダウンなのかもしれません。

 いずれにしても、最終の意思決定権限はトップマネジメントにあるわけで、とりあえず名ばかりのボトムアップと名ばかりトップダウンのどちらかがいいかといわれれば、それは、少なくても後者の方が前進するんじゃないだろうかと思うのは、経営を知らない者の浅薄な発想かしらん。(苦笑)

区民まつり

2008-07-27 17:50:00 | 多分駄文
 昨日は、午後からの仕事を終えて、区民まつりに行きました。
 昨日は朝からいい天気で、午後になるとさらに青空がきれいになり、当地らしい天気でした。
 お天気に恵まれたこともあって、会場はものすごい人出。夜になるとさらに人人人・・・。昨年は、公称2日間で12万人が訪れたとのことですが(苦笑)、公称はさておき、今年は昨年以上の人出ではないかなと思われました。

 暑くて湿度が低い、とくれば、当然、ビール。
 昨日のビール、本当に美味しかったです。
 このまつりには、毎年、S先生が関わっていて、そのおかげで、ビールを飲んでいると、どこからともなくお代わりが運ばれてきます。(笑)
 しかも、例年どおり、会場からの中継のためFMドラマシティも特設ブースを構えていて、中継後は、小生もそのブースに招かれて、またもやビール。そういえば、昨年も○さんに誘われましたっけ。
 感謝です。

1科目終了

2008-07-26 15:50:00 | 仕事(第1業務編)
 本日、定期試験のうち1科目の採点終了。
 人数が少ないので、さっさと採点。
 この後、何回か見直しをして最終評価をすることになりますが、今日の採点では、良く書けている学生さんと、できていない学生さんの幅が、またさらに広がっているかなといった印象。
 受験者が少ないだけに、ちょっと気になります。

爪に火をともす

2008-07-25 23:59:59 | 多分駄文
 「爪に火をともすような生活をしてきたんだ。それに比べれば今は・・・。」
 爪に火をともすという表現は、身近なところで何度も聞いてきたので、その意味するところは、肌に沁みついています。
 で、昨日、ちょっとお金を使う用向きがあって、その支払いを終えて帰宅途中で、ふと思いついた言葉が「爪に火をともす」でした。
 
 ところで、ちょっと大袈裟ですが、清水の舞台から飛び降りるような感覚でお金を使うという場合、それは具体的にはいくらぐらいでしょうか。
 考え方としては、ストックを増やす支出ではなく、フローとしての支出です。
 小生の場合、これが驚くほど小さい金額だなと実感しました。
 よくいえば吝嗇、悪くいえばケチってところでしょうな。(苦笑)
 小心者でもありますが。

 あ、そういえば、中国では「小心地滑」という言葉をよく見かけました。「足元ご注意」という意味でしょうか。小心は日本語と正反対なんですね(って、今日の話題と関係ないですね)。

通信簿

2008-07-24 22:11:22 | 多分駄文
 子供たちはそろそろ夏休み。
 夏休みの前には1学期の通信簿、というのは今は昔で、2学期制を取っていたりすると夏休み前に通信簿も持ち帰らなくなります。
 もちろん、勤務先の学生さんも小生も、夏休みはもう少し先ですが、一足お先に小生も通信簿をもらいました。 
 これは、ある先生のブログで紹介されていたもの。
 うーん、「2」っていうのはもしかして落第ですかぁ?
 しかも、ブログ年齢は実際より上だし・・・。


 
 主張度が2で、学者を目指せといわれてもなあ。
 何か複雑。(笑)

生産性

2008-07-23 22:22:22 | 多分駄文
 昔、勉強していた言葉、生産性。
 生産性とはアウトプット/インプットで求められるもので、より少ない労働力と資本でより多くの付加価値を生み出すということをいう。したがって、付加価値は生産性測定の指標という。
 また、人的資源1単位(インプット)あたりの付加価値(アウトプット)を労働生産性という。
 今日の労働生産性。
 少なくない労働時間で、成果はそれ以下。
 理論上考えてはならないことが、現実には起こりうる事例。(苦笑)
 

真夜中の贅沢

2008-07-22 23:00:00 | 多分駄文
なぜか濃厚なアイスが食べたくなる夜。
カロリーにもちゃんと気をつかっているから、
今夜も思い切り、甘い幸福に浸れます。




 140kcal。170円。
 思わず買ってしまいました。
 ちなみに、上の文章は、このアイスクリームのカップに書かれていたもの。
 さらにちなみに、こんな紹介をしてアフィリエイトで儲けようなんて、まったく思ってましぇ~ん。(苦笑)

すっきりしませんねえ。

2008-07-21 22:33:44 | 多分駄文
 全国的に梅雨明けして猛暑のようですが、当地は雲が多く、しかも湿気も多く、どうもスッキリしません。
 地球温暖化といえばそれまでですが、この時期の気候としては、何とも寂しい限り。
 今日から大通のビアガーデン。
 こんな天気じゃ、おいしさも半減。あ、ビールのおいしさは天気に関係ないか。(笑)

勉強会

2008-07-20 21:00:00 | 仕事(第2業務編)
 今日と明日は、勤務先を会場にして「全国四系列(経営学・商学・会計学・経営情報科学)教育会議」が開かれています。
 もともと経営学部長会議なるものがこの勉強会開催の発端だったようですが、今年で25回目を迎えたそうです。
 個人的には、2回目の参加。

 『まだまだ力関係というのは超えられないもんだな』と思いながら報告を聞いていました。
 差し障りがあるのでハッキリとはいえませんが、「コレが絶対大事」と口々にいいますが(これは勤務先も同じ)、「だからこうしましょう」といえば、これまた絶対受け入れられません。(苦笑)
 こういうことがなぜ起こるのかと考えれば、やっぱりある種の力関係が作用していると思います。
 でも、今回複数の方が話題にして、フロアからも質問があったことですが、勤務先の実践例を教えてあげたかったな。

お宝ボックス第2弾

2008-07-19 21:21:21 | 多分駄文

 酒井美羽に続くお宝ボックス第2弾。
 30年以上も前に買っていたレコード(EP版)が20枚ほど。
 その中で一番多かったのがコレ。
 デビューシングルよりデビュー第3弾「私の青い鳥」が大ヒットしましたが、やっぱり小生はデビュー曲「天使も夢見る」(阿久悠・中村泰士コンビ)が好きでしたね。


 デビューした頃、実家がある町の近くの町に「巡業」に来たのを見に行きました。
 初めて見た芸能人。(笑)
 今、何してるんでしょうかねえ。やっぱり宗教にこだわっているのでしょうか。


2008-07-18 22:25:22 | 多分駄文
 今週月曜日に最終回を迎えた韓国版白い巨塔。
 遅ればせながら最終回を見ました。
 結末はわかっていても、チャン科長(日本では財前教授)の最期のシーンは涙が止まりませんでした。

 この物語の面白さは、教授選(韓国では教授選=外科長選)という特殊な世界での権力抗争を描いている点、医療裁判を描いている点にありますよね。
 特殊な世界だからこそ、見ている者に新しいものの見方を提供してくれたのでしょうし、医療裁判では情報の非対称性ゆえに、原告不利な状態を取り上げることで、これまた新しい見方を示してくれたといえるでしょう。
 現在では、日本も韓国も(たぶん)、これまでの医学界の因習が批判され、講座制の廃止など外にいる我々にも改革が行われてることがわかりますし、医療裁判もまた、情報の非対称性はあるものの、以前ほど被告有利ということもなくなっていると思われます。
 しかし、今も昔も変わらないことは、医師も人間であり、その人間には母親がいて、母親はいつも息子(娘)の健康だけを祈っているということでしょう。
 日本の白い巨塔でも、財前が、しばしば田舎に住む母親に電話をするというシーンがありましたが、韓国版白い巨塔でも、チャンがしばしば電話し、そのたびに息子を思う母親の暖かな言葉が心を打ちました。
 それゆえに、田舎に住む母親がチャン科長の亡骸に触れるシーンには泣かされました。

 原作がいいと、どこで製作しても、どこでどのように脚色しても、心に響く物語ができるんですね。

さらにこんなことも。

2008-07-17 12:00:00 | 仕事(第3業務編)
 昨日のエントリの追加。
 昨日紹介した「学士課程教育の構築に向けて(審議のまとめ)」では、学士と学士課程教育について、次のような解説がなされています。

【学士と学士課程教育】
 従来、学士課程教育は、一般的に「学部教育」などといった「組織」に着目した呼び方がなされていた。
 しかし、知識基礎社会においては、新たな知の創造と活用を通じ、我が国社会や人類の将来の発展に貢献する人材を育成することが必要であり、そのためには、「○○学部所属」ではなく、国際的通用性のある大学教育の課程の修了に関わる知識・能力を習得したことが重要な意味を帯びる。学位は、そのような知識・能力の証明として、大学が授与するものであることが、国際的にも共通理解となっており、その学位を与える課程(プログラム)に着目して整理し直したものが、学士課程教育である。[p.56]

 昨日のエントリでは、学科ではなく学部全体で教育を考え、そのことがひいては大学の教育力向上につながると書きましたが、この「審議のまとめ」では、学部教育を飛び越えて、大学教育の課程のあり方に重点を置いています。
 たしかに、大学全体の教育のあり方が問われているといえばそうですが、でも、大学全体を対象にした議論は、どうしても散漫になってしまうような気がします。

 ところで、この「審議のまとめ」のまとめ役になった先生の話では、学士課程教育を推進するための具体的方策として、大学は次の3つのポリシーを明確にする必要があるといいます。

 ①ディプロマ・ポリシー
 ②カリキュラム・ポリシー
 ③アドミッション・ポリシー

 ①は、従来から出口管理といわれてきたもので、説明では、学位の授与、学修の評価に関する方針とのことです。②は教育課程の編成、教育方法、③は入口管理のことで、入学者の受入れに関する方針です(大学の教員というのは、この種の整理の仕方はお手のものなんですよね。苦笑)。
 もちろん、個人的にも同感です。
 しかし、学生確保あるいは留年回避のことを考えると、理想は高く持っても、なかなかその通りにことが進まないということになってしまいます。勤務先では、必ずしも明示されていないものの、上記の3ポリシーは意識していると思います。とはいえ、学生確保の点から、アドミッション・ポリシーが「変形」したり、留年を減らそうとしてディプロマ・ポリシーも「変形」したり、「こんな風に学ばせたい」とカリキュラムを編成しても、学生側の都合で「変形」したりします。そうした中で、いかにポリシーを堅持するかは、非常に重たい課題です。

 今日で前期の学部の講義終了・・・というわけで、開放感の中で昨日の続きと雑感。