昨日、
FM新さっぽろの丸さんが主宰している
劇団32口径の公演
「SENTENCE 片言でしか、愛を伝えられない男たちへ。」を観てきました。
場所は中島公園近くの
シアターZOO。
中島公園に到着したとき、ちょうど北海道マラソンのゴール時間帯で、男子上位2名の優勝争いを見て会場へ。
シアターZOOは、定員90名の小屋ながら、開始時には立錐の余地もないほどの入り(定員を超えていたかも)。
会場でアンケート用紙を配布されたのですが、あいにくペンを持って行かなかったので、ここでアンケートに答えることにします。
Q1.あなたはこの公演をどのようにお知りになりましたか?
FM新さっぽろで。(笑)
Q2.印象に残ったものはなんですか? それぞれの感想をお書きください。
1.役者
男優5人それぞれが個性的。とくにいつもミキシングでお世話になっている吉田さんが秀逸。はまり役でした。「線路は続くよどこまでも」が耳から離れない。
高井ヒロシさんも独特の雰囲気を持っていて、役者だなぁと思いました。
2.脚本
途中から結末が読めましたので、泣いてはいけないと思いつつ、やっぱり最後はホロッとしてしまいました。
カウンセリングマニュアルのシチュエーションやセリフが、劇中の別の場面で使われていて、リフレインのおもしろさに感心しました。
3.演出
暗転を多用してテンポのいい流れでした。
また、劇中、場面にピッタリあったBGMの使い方も気に入りました。
4.照明
照明の使い方はうまいなぁと思いました。とくに、スモークをたいてそれをライトで照らすというやり方にプチ感動。
5.舞台美術
セットらしいセットがないシンプルな舞台でしたが、それが想像力を生みました。
6.音響
クリアな心地よい音でした。
7.VTR
オープニングとエンディングでVTRを使ったのは面白い試みだと思いました。
8.メイク
舞台と客席が近いので、デフォルメしたメイクでは興ざめですが、ほどよい感じで自然でした。
9.衣装
吉田さんのワイシャツ姿が印象的でした。
Q3.「センテンス」についてのご意見ご感想がありましたら、ご自由にお書きください。
事前にチケットを購入したとき、丸さんに「観劇後、辛口劇評をします。」といいましたが、辛口にはなりません。FM新さっぽろでお会いしている方々が、まったく別の「顔」を持っていることに、ただただ感動しました。
ストーリーも「うん、こういう発想をする方だよね。」と普段着の丸さんの発想をそのまま出していると思いました。
また、全体のつくりが、演劇というより映画かテレビドラマといった印象を持ちました。光と音、映像の使い方がそのような印象を与えてくれたのかも知れません。
ただ、いまだにタイトルがなぜSENTENCEなのか、わかりません。文・宣告・楽節・・・。うーん、わからん。(笑)
上演時間1時間40分。