O's Note

いつまで続くか、この駄文

キャンセル待ち

2006-11-26 22:48:38 | 多分駄文
 「B5番の方いますか?」
 学会終了時間が遅くなってもいいようにと、帰りの飛行機の時間を遅い便で予約していたものの、学会はほぼ予定通りに終了しました。
 というわけで、予定の便の離陸時間よりかなり早く空港に到着した小生、カウンターで早い便への変更をしようと案内表示を見ると、すべて満席。エンドーズをしようともう一つの会社の案内表示を見るとこちらも満席。
 仕方なくキャンセル待ちをすることにしました。早ければ1時間後の飛行機に乗れます。
 出発予定時間の10分前にABC順に呼び出し。
 まずAの2番の方。Bも2番から呼び出し。B4までいって呼び出しが止まりました。
 『ダメかな』と思っていると呼び出しが!
 カウンターに行くと、どうも不穏な雰囲気。
 カウンター内の係員が複数で確認作業。カウンター前にいる小生の右隣には何やらご立腹の様子の男性。
 「おかしいんじゃないのかぁ?」
 ご立腹の男性の声。
 カウンターの中の係員の前のメモ用紙にはA2とB4の文字。
 若い係員2名のうち、どちらかといえば経験豊富と思われる(小生すればどちらも若いのですが・・・)係員が、「間違いありません」と同僚に伝えてました。
 「ちゃんとしろよ、おかしいんじゃないか。」
 再び男性の声。
 呼び出しに応じただけの小生。何だか分が悪いような感じ。
 すると年かさの係員が、毅然としてその男性に一言。
 「現在、空席は1つです。A2の方がご搭乗されるのであれば手続きします。まだB5の方は手続きをしておりません。しかし、A2の方とB4の方がご一緒にご搭乗されるとのことですので、1つの空席はB5の方ということになります。A2の方はご搭乗されますか?」
 どうやら、その男性は2名で搭乗することを希望していたようです。ところが、キャンセルが1名ずつしか入らなく、「1名ならやめる」といっていたその男性は、結局、2つが同時に空くことがないまま、キャンセル待ちをし続けていたようです。
 「A2の方はご搭乗されますか?」と再び毅然とした係員。
 「同じことを何度も聞くな!」
 相当ご立腹ながら一人で搭乗する気のない男性は逆ギレ。(もしかして連れは女性か?)
 「では、空席1つはB5の方にします。」
 こんなやりとりの中、何も悪いことはしていない小生、男性の鋭い視線を感じながら搭乗手続きをして、さっさと搭乗ゲートに向かいました。
 でも、どーしてA2とB4なんでしょうねぇ。(苦笑)