O's Note

いつまで続くか、この駄文

自転車は車両ですが。

2006-06-30 22:12:19 | 多分駄文
 今夜、地域の「世話好き」(町内会役員・保護司・主任児童委員など)たちが集まる会議に出席しました。この会議、年に2回ほど開催されますが、毎回、世話好きの方々の努力に頭が下がる思いで参加しています。
 今夜の会議で、保護司の一人が保護司の仕事とは直接関係ないことながらと前置きして自転車に関する話題を提供していました。
 その中で、自転車の飲酒運転は法律違反かというクイズを出題しました。
 こういった質問は、たいがい正解ですよね。
 でも驚いたのが罰則。
 自転車といえども、飲酒運転をすると「3年以下の懲役又は50万円以下の罰金」ということのようです。
 飲酒をして自動車を運転するのはいけない、ということは重々承知していますが、自転車ならいいだろう、ということではないわけです。
 最近、自転車を使う機会が多くなった小生。十分注意しなければなりませんな。

株主総会特異日

2006-06-29 22:32:44 | 仕事(第1業務編)
 今日は、株主総会の特異日。つまり、株主総会を開催する企業が集中した日でした。
 明日の朝刊には、多くの企業が決算公告を発表するでしょう。近年は電磁的媒体(インターネット)で公告することも認められていますが、新聞に掲載された各社の決算書を見る習慣を付けると、知っている企業はもとより、「こんな名前の会社があったんだ」ということもわかりますよ。

アカシアの雨

2006-06-28 21:13:31 | 多分駄文
 勤務先の近くをはしる道路の中央分離帯にニセアカシアが植えられています。
 いつもは気にとめることもなく自動車を走らせるのですが、昨日、何気なく見ると、花が「たわわ」に咲いていました。花を付けてから時間が経っているようで、これで少し強い風が吹けば「アカシアの雨」になりそうだなと思っておりました。
 今日はいい天気になりました。
 帰宅途中、意識しながらアカシアを見ていましたら、路上にアカシアの花が固まるように落ち始めていました。
 ところで、大連では5月下旬にアカシアまつりというアカシアにちなんだまつりが開かれています。彼の地では、アカシアは塊花あるいは塊樹というそうです。たしかに、アカシアの花が咲いている様(さま)を見ると、塊で咲いていて「なるほど」と思ってしまいます。
 札幌のニセアカシアは、落花しながらも路上で花が固まっている。面白いと思いませんか。

感謝!

2006-06-27 20:27:14 | 学生と教員の会
 今年は4年生のゼミを研究室で実施している。
 いつも最初に顔を見せるのはM君。今日も同じ。しかしいつものようにテーブルの周りに椅子をセットしたM君、研究室を出ていった。『トイレにでも行ったのだろう。』
 毎週、16時10分ぐらいからボチボチ集合し始める。16時20分からゼミが開始になるのに、今日はその時間になっても、M君は戻ってこないし、他のゼミ生も一人も来ない。『おかしい・・・』
 やがて、廊下で学生さんの足音。すると歌声が。
 「ハーピバースデー・トゥー・ユー。先生おめでとうー!」
 ナント、ゼミ生たちは待ち合わせをして一緒に研究室に来たのであった。しかもケーキやらバースディ・ギフトまで持参してくれた。
 まずはケーキにキャンドルを立てて「Happy Birthday To You」の合唱。そしてキャンドルを「ふー」
 次はバースディ・ギフトの開封。やたら大きな円筒のものは灰皿。早速、その灰皿に全員のメッセージを書き込んでもらった。
 筒状に丸め込んだものは、開いてみればStar Warsのポスター。Star Warsはことのほか想い出が残っている映画なのでうれしい。
 そしてモー娘。のビデオやCD、さらにはRicky MartinのCD。ま、これは小生がコンパで歌う曲にちなんだもの。
 こうなればいつものようなゼミなどやってられない。(笑)
 急遽、お誕生会と相成った。
 かつても、お誕生会なんて形ではなかったが、バースディ・ギフトをもらったことはあったけれど、今回ほど盛大に(!)お祝いしてもらったことはない。
 お祝いしてもらったからいうわけではないけれど、本当にいいゼミ生に巡り会えてうれしく思う。アリガトウ!
 このお礼は、例年にも増してゼミ論指導に時間をかけることでお返しします。
 本当に、本当に、ありがとう。

いい天気なのですが。

2006-06-26 22:59:08 | 多分駄文
 新聞報道によれば、北海道内は8日ぶりに夏日になったところがあったようです。しかし勤務先の温度計は23度前後で夏日にはならなかったと思われます。
 気温が上がるということは、太陽が出ていたということでもありますが、やはり風は冷たく感じる時もあり、日陰に入るとヒンヤリします。
 7月の予報でも気温はあまり上がらないとのことで、今年は冷夏なのでしょうかねぇ。身も心もサブイ・・・。

FM第12回目

2006-06-25 16:34:19 | 仕事(第4業務編)
 昨夜はFM第12回目。
 話題は、6月21日に新聞に掲載された、学科が受託し、S先生とN先生を中心として行った新さっぽろ買い物客調査の中から面白いと思われる結果をピックアップして紹介。
 リクエスト曲は、最近雨がちの日が多いので、雨にちなんだ曲を選曲。「雨音はショパンの調べ」(小林麻美)、「みずいろの雨」(八神純子)。しかし昨日はいい天気でもくろみが外れてしまったのはご愛敬。

友好の証

2006-06-24 14:46:20 | 一衣帯水
 昨夜は大連からお客様が来て、接待の末席に座らせていただきました。
 はじめは自制しながら飲んでいたのですが、先方が茅台酒(マオタイ酒)を持参して出席者一同に注いで回りました。アルコール度数38度。中国のお酒としてはアルコール度数は大したことはありません。
 中国式乾杯は、グラスに注がれた酒を一気飲みします。友好の証。基本的にグラスが小さいのでそれも大したことはありません。
 しかし、当然のことながら回数が多くなるとアルコールの量も増えるので要注意です。
 先方は、マオタイ酒がなくなると、今度は日本酒の熱燗を手に注いで回り始めました。マオタイ酒に懲りた(?)日本側出席者は「彼が引き受けます」と小生にふってきます。気分が良くなった小生は、いつもは口にしない日本酒を一気飲み。友好の証。
 後がどうなったのかは、想像のとおり。
 今朝は、急性記憶喪失状態で目覚めました。

おとな語

2006-06-23 22:41:11 | 多分駄文
前向きに考える、というのはおとな語なんだそうです。
そして個人的には好きな表現の一つです。
でも、自分が前向きに考えても、まわりがそれを阻み前進しないこともあるわけで、実際には、前向きというのは難しいもんですよね。

192,100円

2006-06-22 22:28:56 | 仕事(第1業務編)
 今日の簿記原理の時間に、給料にかかる源泉所得税の処理に関する取引を扱いました。その関連で大卒初任給に関する雑談をしました。
 大卒初任給は20万。それが12ヶ月で240万円。賞与が3ヶ月として60万。合わせて300万円。年齢とともに給料が上がっていくということを考えても、2年目に1ヶ月5万も上がるということは考えられず、仮に1ヶ月1万円昇級したとすれば、年額では12万円。賞与分を入れても15万円。年収315万円です。
 こんな話をしたあと、学生さんがざわめいたのはどんな理由からだったのでしょうか。
 大学初任給について正確なところを調べてみようと思い、厚生労働省の賃金構造基本統計調査を見てみました。
 タイトルの金額は北海道の2005年の大卒男子の初任給です。女子は185,900円。時系列データを見てみても、ここ数年同じような金額が並んでいます。
 ところで、『週間東洋経済』5月13日号では、夫婦に子ども二人、特に贅沢な暮らしをせずに暮らした場合、60歳までに2億738万円が必要であると試算しています(p.29)。実はこの数字は、大卒で60歳まで正社員として働いた人の累計給料2億791万円にほぼ一致しています。ということは、大学を卒業してまじめに働けば、何とか必要なお金を得ることができるといえるでしょう。
 困ったのはフリーターを選択したケース。この場合の生涯給料は1億426万円。「フリーターをやっていても1億円も稼げるのか。」といえるかもしれませんが、正社員より1億円も少ないということを考えなければなりませんよね。
 ただ、いずれも一定の条件に基づいて試算されていますので、数字(金額)が、一人一人で大きく異なることに注意が必要です。

202点

2006-06-21 21:43:58 | 多分駄文
 昨夜は、勤務先の皆さんとボウリング大会。
 2ゲーム目に202点をたたき出しました。経過は×/××××//--。
 プレッシャーに弱いところが露呈して、9フレームと10フレームがオープンだったのはご愛敬。
 総合成績は2ゲームトータル344点。見事優勝しました。自分を誉めてあげたい。(笑)

新版あなたを変える「稼ぎ力」養成講座 決算書読みこなし編

2006-06-20 16:31:47 | 涜書感想文
 『新版あなたを変える「稼ぎ力」養成講座 決算書読みこなし編』
 この恐ろしく長いタイトルを持つ本の著者は渋井真帆さんという女性。「お金のソムリエ」と異名を取る方のようです。(この異名の意味がイマイチわかりませんが。)
 かつて『会計についてやさしく語ってみました。』を紹介しました。この本の著者は平林亮子さんという公認会計士でしたが、渋井さんはコンサルタント会社社長であり、キャリアアドバイザーの肩書きを持っています。
 両方とも会計を対象に書かれていますが、平林さんの方は会社の会計計算の仕組みを中心にしているのに対し、渋井さんは会計計算後に作成される決算書の読み方を中心に書いている点で違います。
 また、平林さんが図を多用しているのに対し、渋井さんは、本の中で述べているように、図をなるべく使わず、文章で表現することを心がけている点でも違います。渋井さん曰く「図表が多いために通常省かれている説明も、図表を必要最低限に抑えて文章を多くしたことで説明しきっています。」(p.20)
 何はともあれ、内容は非常に平易です。いいたいことも絞り込んでいて、簿記などわからないけど、決算書のイロハぐらいは理解したいという人には、入門書として使えるでしょう。
 決算書が何をあらわしているかを、ざっくりと理解したい人がまずこの本を読み、さらに決算書作成にいたるプロセスや会計処理をもう少し細かいところまで理解するために平林さんの本を読むと、それなりに一定水準の知識を身につけることができるかなと思います。
 ただし「なぜそうするのか」については大学の講義で。(笑)

6月も下旬だというのに。

2006-06-19 22:18:45 | 多分駄文
 東京の蒸し暑さとは打って変わって、今日の札幌は涼しく感じる一日。終日曇り空といってもいいほど。
 日照不足は我が家の一坪菜園にも影響を及ぼし、トマトなどはまだまだ背が伸びない。
 そんな中、今日の夕食には菜園でとれたレタスと小松菜が出る。葉ものの生育も良くないものの、どうにかこうにか食卓にのぼる程度までにはなっている。
 日照不足、何とか解消して欲しい。

梅雨空

2006-06-18 06:29:35 | 多分駄文
昨日から学会のため東京にいる。
さすがにこの時期の東京は蒸し暑い。寒冷地仕様の皮膚にはつらい。
東京在住の先生方の話では、今年は殊の外日照時間が短いらしい。沖縄の日照不足が深刻なのは新聞で読んだが、東京もそのようである。
そういえば、札幌も短いような・・・。日照時間が短いのは全国的傾向かもしれない。

東京乾電池

2006-06-17 04:51:35 | 感激観劇
 東京乾電池をご存じでしょうか。劇団です。この名前は知らなくても、柄本明やベンガル、高田純次は知ってるでしょう。少しでもこの劇団を知っている方ならば、綾田俊樹、角替和枝、松金よね子などの名前が思い浮かびますよね。
 奇っ怪な名前を持つこの劇団、小生にとっては学生時代を思い出させる劇団です。
 演劇青年でもなかったのですが、バブリーな時代。世間で話題になっている演劇やコンサートなどに何度か行きました。その時に観た劇団の一つが東京乾電池でした。演目は忘れてしまいましたが、今はなき渋谷ジァン・ジァンや下北沢の本多劇場などに行った記憶があります。
 先日、NHK教育『芸術劇場』で、東京乾電池の下北沢ザ・スズナリでの公演が放映されました。今年は東京乾電池結成30周年だそうです。
 演目は小津安二郎(名前だけしか知りませんが)脚本の「長屋紳士録」。
 もともとは映画だったようで、それを演劇でやろうという趣向のようです。当然、カット割りが細かく暗転が多用されます。演出は柄本明で、『実験してるな』と思いつつ観ました。
 小生が観た時代は、舞台でハチャメチャをやる内容(ストーリーなど無視)でしたが、さすがに30年もやってると、演劇人として飽きてきたのでしょうか、シュールな笑い(と表現していいのかわかりせんが)を取る作品になっていました。
 以前の印象が強く残っていた小生には拍子抜けの感じがしましたが、青春時代を懐かしみながら観劇しました。

私立文系ではありますが・・・。

2006-06-16 05:34:20 | 仕事(第1業務編)
 会計と数学は違います。数学ができなくても会計は理解できます。
 これは小生の口癖。何しろ数学ができなかった本人の弁なので、会計を学びたいと思っている学生さんを勇気づける意味でも使っています。
 とはいえ、会計はお金の計算を基礎にしますので、加減乗除とその順序は知らなければ困ります。
 原価計算論にて。
 製品別計算の初歩的なところを説明して、次の式を計算することを求めました。(桁を思いっきり省略しています。)
 70円×(10円×50%)/20円+10円×50%
 実際には、「(10円×50%)/20円+10円×50%」は分数の形で紹介しています。
 50名ほどの受講者のうち、最後までこの計算ができなかった人が5名。
 間違いのもとは、言わずと知れた分数の分母の計算。20円+10円を先に計算して30円とし、それに50%を掛けているわけです。
 そこで帰宅後、我が家の子供たちに同じ計算をさせて実験。
 高一と中二の子どもは暗算でクリア。(親としてホッとする。)
 小五の子どもはかけ算、割り算を加算減算より先にするということは知っていましたが、他の計算の順番がわかりませんでした。一番下の子は、わかりませんでした。ということは、四則演算は小学校4年ぐらいで学ぶことが類推できます。
 この計算の順番は数学ではなく算数(算術)ですし、会計の勉強ということではなく、生きる上で必要な知識です。
 大学に入学してこれまでの勉強の蓄積がすべてどこかに行ってしまったとすれば、深刻な問題です。