O's Note

いつまで続くか、この駄文

ゼミ見学

2006-11-07 21:12:00 | 仕事(第1業務編)
 数年前から、次年度の「演習Ⅰ」登録者に対して、ゼミ見学をしてもらう制度ができました。
 今年は、今週と来週の2回で、小生は今日がその1回目でした。
 5名が見学してくれました。
 事前に希望調査をしてレジュメを増し刷りし、椅子も準備して見学してもらいました。
 ゼミってどんな感じなのかを知ってもらおうということで始めたように記憶していますが、効果があるのかどうか、小生自身、よくわかりません。
 あらかじめ何をやりたいのかが決まっている学生さんは、それが悪い雰囲気だろうがいい雰囲気だろうが、やりたいことができるゼミを選ぶわけで、事前に見学することにあまり意味が見いだせません。何より、毎年ゼミの雰囲気は違っているというのが実感。闊達に議論ができる雰囲気がある年もあれば、発言が少ない年もあります。構成メンバーのキャラクターによるのかも知れませんね。
 どのゼミにしようか迷っている場合、2週にわたって2つのゼミ見学ができますので、そういった学生さんには、それなりに判断材料を提供することになりますが、これとても、同じ領域の教員2名のうちどちらにするかということで判断するのならまだしも、別の領域の教員を比較しても効果があるのかギモンです。
 もちろん、見学するのかしないのかは、学生さんの意思に委ねられていますので、こちらとしては、見学したい方はどうぞ来てください、というスタンスです。
 正確に調査したわけではないので何ともいえませんが、1回に10名を超える見学者があった年の仮登録者は定員割れだったような気がします。一方、見学者が定員以下だった年でも、定員上限一杯の希望者があった年もあります。
 ということは、ゼミ見学は、仮登録者がゼミ希望者数の動向を探るという意味で効果があるのかもしれませんね。