O's Note

いつまで続くか、この駄文

ぐじゃぐじゃ→カチッカチ

2007-01-31 22:16:12 | 多分駄文
 今日は、午前中雨でした。気温も5度ぐらいまで上昇。
 29日から30日にかけて湿った雪が30センチほど降り、平年を超える積雪量になったそうです。それでも、幹線道路はキレイに除雪され、それなりに自動車は運転しやすかったのですが、今度は雨。
 ということは、除雪されないで残った雪がぐしゃぐしゃ状態。
 そして午後にはその雨も止み、青空がのぞく天気になりました。
 今日も夕方から会議があって帰路についたのが21時前。
 まずビックリしたのが駐車場。いつものように歩いているとツルッ。もう少しで転ぶところでした。暗くてわからなかったのですが、路面は氷でカチッカチの状態でした。
 『もしかすると・・・』と思いながら、駐車場から道路に出ると、案の定、ブラッックアイスバーン。
 細心の注意を払って運転。
 道中、特に問題もなく自宅近くの路地に入ると!
 それほど丁寧に除雪していない路地ですので、この時期になると、毎年、路面に雪が積もって固まります。今朝まではこんな状態でも通行には支障がなかったのですが、帰宅時には、雪が雨で水分を含み、気温で融かされ、その上を自動車が往来したために、しっかりとわだちが2本付いていました。その深さ20センチほど(ということは、20センチ以上雪が踏み固められていたということです)。
 午後から気温が下がったせいで、再び雪が固められ、そこに深さ20センチのわだちができたわけです。
 地元の人ならワカルでしょうが、わだちに沿って直進するのは問題なしですが、簡単には方向転換できない。
 小生も、自宅車庫に自動車を入れるときの方向転換の時には、アクセルをふかしながら、それでもって家にぶつけないように注意しつつ、やっとの思いで入れました。
 これを書いている最中、近所でアクセルをふかしている音が聞こえてます。(苦笑)
 

小さな環境問題

2007-01-30 21:37:36 | 多分駄文
 今夜、生協の理事会がありました。
 その中で、食堂で使う割り箸を国産(道内生産)のものに変えましたとの報告がありました。
 皆さん、割り箸が変わったことに気付きましたか?
 勤務先の食堂では塗り箸(洗って何度も使う箸)と割り箸が置いてあって、利用者は好きな方を選択できるようになっています。
 小生は、麺コーナーを利用するときには割り箸を、その他の場合には塗り箸を利用しています(ただ、何となくですが)。食堂利用者がどちらを選んでいるかについての統計は取っていないそうですが、担当者の感覚的では7割の方が割り箸を使っているそうです。
 変更理由の説明によれば、大きな要因は、昨年来話題になっている中国から輸入する割り箸に大幅な関税がかけられることで、それにともなって価格も高騰するのではないかと予測され、そうであれば、今のうちに国内産のものに変えておこうということのようです。つまりは、価格高騰後に国内産に変えようと思っても新規取引ができるかどうか不安であるからです。
 こう書くと「今まで使っていた割り箸は中国から輸入したものなの?」と質問したくなりますが、実は、これもはっきりしないそうで、業者が持ってくる箸をそのまま使ってきたというのが事実。もしかしたら、中国ではなく他の国からの輸入である可能性もありますが、国内消費の99%以上を中国からの輸入品に頼っているといいますから、まず、中国産の割り箸と考えて間違いないでしょう。
 すでに在庫は一掃し、国内産の割り箸に切り替わっているそうですが、問題は国内産の割り箸の価格。これまでの割り箸の2.6倍もします。
 塗り箸と割り箸、どちらを使うかは個人の好みの問題でしょうが、2.6倍もする割り箸をなぜ利用するのかを考えて利用したいですね。

時間を返せーーーー!

2007-01-29 20:57:39 | 電脳生活
 今日は、気温が高かったこともあり、終日、湿った雪が降りました。
 年度末というのは、我々の仕事にとっては何かと「総決算」をしなければならない時期です。思い立って、まだ締切が先の作業を3つほどこなしました。
 その中の一つが、文科省管轄で、独立行政法人科学技術振興機構とやらが収集している研究開発支援総合ディレクトリ(ReaD)の情報更新でした。ReaDは、日本の大学を始め研究機関に所属している人たちのデータを収集し、内外に広く公開して人的資源を活用するためのデータベースシステムです。
 これまでは、ReaDは、毎年しかるべき時に(夏前だったような)、紙ベースで調査依頼があって、過去のデータ(出身大学や所属大学、これまでの研究業績など)に加えて、新たに付け加えるべきデータ(勤務先を異動していていれば新しい所属や前回登録以降の研究業績)を書き加えて提出するという形式でした。
 ところが、1月18日に、独立行政法人科学技術振興機構から一通のメールが来て、「情報登録及び検索の利便性向上や、網羅性、速報性向上を目的として新システムの開発を実施し、平成19年1月15日にリリース」したとのこと。つまりは、ウェッブベースで情報の入力ができることになったわけです。
 情報を提供する我々にとっては、紙ベースよりはウェッブベースで入力できるというのは時間の節約にもなり歓迎すべきこと。『やっとこんなことができるようになったのね』と思いつつも、入力期限が年度末ということもあり、しばらく忘れていたのですが、年度末に向けてやるべきことが他にもあり、今後、3月末までの間に公表予定の研究業績はないことから、今日、指定のサイトにログインして、情報入力を試みました。
 与えられたユーザ名とパスワードでログイン。
 すると、「日本語(基本)」、「日本語(詳細)」、「英語(基本)」、「英語(詳細)」という4つのタグが付いたページがあらわれました。
 見れば、過去に登録したデータが入っています。当然といえば当然ですよね。
 ということは、今回入力するのは、登録済みのデータ以降の研究業績だけでいいと思うのは当然のこと。早速、新しい業績を追加入力。入力後、マニュアルページに記載されていた手続きに従って「登録」ボタンをクリック。
 すると・・・。
 「日本語(基本)の○○の文字列が違います」とのエラーメッセージ。
 おやおや。
 改めて見ると、以前の登録情報がそのまま入っています。
 『おかしいなあ。』
 もう一度「登録ボタン」を押すと、再びエラーメッセージ。
 仕方なく、エラー箇所の情報を再入力。
 今度こそと思い「登録」ボタンを押すと、今度は別の項目でエラー。
 『オイオイオイ。』
 エラーメッセージに従って登録情報を修正すると、今度は別の項目でエラー。
 正確な時間は計っていなかったのでわかりませんが、そんなことを繰り返して、結局、何度も何度も修正し、最後には『きっとシステム自体がエラーなんだ。』と思いログアウト。
 再びログインすると!
 今まで入れた追加情報も修正情報も反映されていません。
 つまり、「登録」が完了していないと、更新されないようになっていたわけです。
 『あーあ。』
 よくよく見てみると、研究領域や研究テーマをあらわすコード名が3桁から4桁に変更になっており、その他、細かな修正点があるにもかかわらず、初期設定では、従来どおりのコード名や番号が引き継がれていたため、そのたびにエラーになってしまったというわけでした。
 それに気付いたあとは、仕様の変更によるエラーを一つ一つ解決し、その後、新たな情報を追加入力して「登録」。不十分ながら、やっとこさ、一部更新できたのでした。
 これをお読みの同業者の皆さん。
 ReaDを更新するときには、まず、ログインして、そのまま何も入力せず、ページ一番下にある「登録」ボタンをクリックしてください。それで問題がなければそれで良しですが、もし、ページ上部にエラーメッセージが出た方は、新たな情報を入力する前に、仕様変更によるエラーをまず解決してください。小生の場合、「日本語(基本)」、「日本語(詳細)」、「英語(基本)」、「英語(詳細)」の4つのタグすべてで仕様変更によるエラーが発生しました。そのほとんどがコード名・コード番号によるもの。これを最初に解決して「登録」し、その後、もう一度ログインして追加情報を入力してください。
 でも、これって、時間の節約に貢献していないような・・・。

凛冽の宙

2007-01-28 20:30:11 | 涜書感想文
 昨日の日経朝刊に「三菱東京UFJ銀、一部業務停止命令へ 不正関与で金融庁」という大きな記事が掲載されました。
 繰り返される企業の失態に、我々は感覚が麻痺してしまい、挙げ句の果てには「どこでもやってることさ」と、とくに驚きもせず、あきらめてしまうことがあります。
 そんな記事が掲載された日、幸田真音『凛冽の宙(りんれつのそら)』を読み終えました。
 この本では、不良債権処理に苦しむバブル崩壊後の企業を逆手にとって利益を生み出そうとする外資系証券会社の日本法人社長坂木と投資顧問会社古樫という二人の人物を通して、日本の金融システム全体の問題点を指摘しています。(本書の最初の出版は2002年で、小生が読んだのは講談社文庫版です。)
 つい昨年話題になったIT界の寵児や、まさに投資顧問会社社長として名をはせながら逮捕された某氏を彷彿とさせる古樫。
「世の中というものは、賢い奴のためにある。そしてそうした人間を選んで、金もまた、向こうから近づいてくるものだ。」(p.112)
 古樫はこのような考え方をする人物として登場しています。「世の中というものは、賢い奴のためにある。」というのは、『ドラゴン桜』で桜木が生徒たちに語った「世の中、頭のいい奴の都合のいいように作っている。」と平仄が合っているように感じます。
 物語は、古樫の逮捕、金融庁による坂木の証券会社の捜査など、まさに今現在、現実に起こっていることが描かれています。
 この本の中で不良債権処理のケースが二箇所で紹介されています。最初は坂木の部下、島崎が水沢に解説する邦銀の不良債権処理(pp.222~229)。次が生保の不良債権処理(pp.276~290)。この二つのケースは、非常に明快に書かれていて、『なるほど』と唸ってしまいます。幸田は、後者のケースで、水沢の質問に対して島崎に次のように語らせます(p.276)。
水沢「だけどね、島崎さん。問題はその方法論でしょう」
島崎「お上は、早く不良債権を減らせとは言うけれど、その方法については何も言わないのさ」
 まさに、ここに不良債権処理に関する制度上の欠陥があります。
 そもそも不良債権を処理すると貸借対照表から不良債権が外れます。表面的には、B/Sから不良債権を外すことが重要なのであって、その方法が適切かどうかはお上(金融庁)は問わないというわけです。しかし、あまりあくどいことをやり、その結果社会的な問題として騒がれ出すと、お上はスケープゴートとしてどこか一つに狙いを定めて摘発することになります。(三菱東京UFJ銀もスケープゴート?)
 実直な坂木は、結局、自らも取り調べを受ける身になりながら、親会社の策略に巻き込まれながらも、日本の金融システムの不備につけ込む親会社からの圧力と対峙するかどうか悩みます。
 そんな中、かつての上司が住むノルウェイを訪れて坂木が見たものはオーロラ。

 いったい、いまのはなんだったのだろう。
 わずか十分に満たないような、そのくせ永遠にも等しいものほどの、北極圏の空の奇跡は、かくも圧倒的に自分をうちのめし、不思議な満足感を残して、消え去った。
 地球という、限りない生命体の、あれは健康な息遣いだ。
 優雅に、だが、したたかに、凛冽の宙に舞う確かな存在の証なのだ。
 坂木は、はっとわれに返った。
 突然、心を照らすものを感じたからだ。(p.504)

 ここにタイトルが使われています。オーロラを見たことによって、それまで逡巡していた坂木の気持ちが決まり、読んでいる方も思わず「がんばれ!」と叫びたくなる場面です。
 ところで、幸田真音(こうだ・まいん)の本は、これまで『日本国債』や『傷-邦銀崩壊』などを読んでいますが、ハラハラドキドキのストーリーで楽しませてくれますし、展開金融界の最先端を知るには恰好な読み物です。とくに謎解きの要素が満載の『傷-邦銀崩壊』は、おすすめの一冊です。
(洞察は及びもしませんが、同僚のI先生のブログをまねてみました。笑)

「NPOの情報開示」セミナー

2007-01-27 22:00:10 | 仕事(第2業務編)
 今日は、10時から13時まで、「NPOの情報開示」セミナーに参加しました。参加者は主催者側を含めて20名ほど。主催者は北海道NPOサポートセンターですので、小生もいわば身内。でも参加者の一人です。報告と進行役を務めたのが、IIHOE(人と組織と地球のための国際研究所)の川北氏。小生、CSR関連でお名前だけは存じ上げていたのですが、『どんな方なのだろう』という興味が勝って参加したという側面もあります。
 サブタイトルは「資金提供側はどんな情報を求めているの?NPOの情報開示のあり方を探る」。このセミナーは、助成機関が、申請団体にどのような情報提供を求めているかを理解して、いつでも明らかにできる(準備できる)態勢を整えておこうという内容のセミナーでした。
 このセミナーでは、まず、IIHOEが実施した助成機関(52団体)の申請書や報告書の内容を分析した結果が紹介されました。その後、フロアでの意見交換と簡単なケース紹介が行われましたが、あっという間の3時間でした。
 NPOの場合、法人格を持っているかどうかにかかわらず、自らの情報を開示することがいかに重要なことなのか、あまり認識していない場合もあるだろうなと思います。事業資金の提供を受けるのですから、助成機関に正しく、十分に、わかりやすく自分の活動を伝えなければなりません。そして、その上で助成を受ける事業について説明しなければなりません。今回のセミナーは、助成機関がなぜその情報を必要としているのかを考えるキッカケとなりました。
 調査結果と川北氏の解説を聞いていて、大学それ自体や研究者も補助金や競争的研究資金を獲得する際にいろいろ書かされますが、それとNPOの情報開示も変わらないなと思いました。他山の石ですな。

Pのお仕事

2007-01-25 22:22:44 | 多分駄文
 昨夜来の雪で、今朝は結構な量の雪が積もりました。相変わらず気温は高めで、雪質もあまり良くありません。
 今日は、午前中、娘たちが通う小学校での作業と打合せがありました。
 今年は暦の関係でしょうか、三学期のスタートが22日と遅かったのですが、三学期のスタートとともにここ数年作成している「卒業のしおり」の作業が始まりました。
 作業自体はそれほど難しいものではなく、むしろおしゃべりに熱が入るため時間がかかります。(苦笑)
 今日の作業で熱が入ったのが次年度の役員の件。
 本来的には、役員選考委員会(役選)があって、そこで役員候補を絞り込んで総会で提案して承認を得るという手続きなのですが、例によって役員さんのなり手がいないわけです。P担当の教諭が「独自」のネットワーク網で情報を収集してはいるのですが、そこは「お母さんたちの世界」、一筋縄ではいきません。次年度も残る現役員さんたちとの相性がとてーも重要になります。(笑)
 さらに悩ましいのが会長さん。ここが決まらないとその他の役職も決まらないわけです。ここがまだ決まっていないのが辛いところです。
 これまでは、年末にはだいたい役員候補が固まっていたのですが、今年度は年が明けてもまだ決まっておりません。
 さぁて、どんな決着を見るでしょうかね。
 今日はもう一つ、少々腹に据えかねる話も聞いたのですが、それはさておき、学校に文句を言う連中、というのが、世にイメージされているPTAの役員さんたちでしょうが、これは明らかに間違いで、学校に文句を言う連中は、PTAの活動をやっていない方々の方が圧倒的に多いと思います。PTAの活動をやっている方は組織的に考えるようになりますが(学校にも保護者にも最大限度の配慮をもってことに当たっています)、それ以外の方はあくまで個人としての意見しかいわないわけで、でも、同調する親が出てくれば学校としても対応しないわけにはいかなく、事案によっては「苦慮しているなあ」というのが痛いほどわかります。
 個人的には(教員としてではなく、一人の親として、社会人として)、クレーマーになってしまう親というのはあまり好ましくないと思いますが・・・。

Sadness

2007-01-24 22:10:46 | 多分駄文
 ある役割を担った人がいて、その役割に関する事態が深刻な事態でありながら、深刻な事態を知ってか知らぬか、何もアクションを起こさず、組織の長が、そういった人に何の助言もしないというのは、構成メンバーとしては悲しいことです。
 これを読んでる学生の皆さん、社会に出てからは、自分が置かれた立場をしっかりと見極めてくださいね。
 とはいえ、隗より始めよ、だったりして。(苦笑)

アクセスIP

2007-01-23 23:04:09 | 電脳生活
 今日は、朝のうち曇り、日中は吹雪、夜は晴れ間も見える天気でした。気温もそれほど低くはなかったのですが、吹雪いたせいで、18時頃帰るときには、雪が自動車にへばりつき、少々難儀しました。それにしてもおかしな気候です。
 さて、小生が使っているこのブログは、無料のブログです。
 無料なので、統計的データはほとんど取れませんが、かろうじて一日の閲覧数とアクセスIP数は確認することができます。
 アクセスIP数より閲覧数が多くなるのは当たり前(自分で3~5度閲覧しますので)。アクセスIP数も、自宅と勤務先からそれぞれ閲覧すれば自分で2IPを使うことになりますので、その日のアクセスIP数から2IPを減らすと、自分以外の方のアクセスIP数がわかります。
 これまでにどの程度の方が閲覧してくれているのか、気になってはいましたが、今日のアクセスIP数はちょうど50でした。ということは、50-2=48となり、自分以外のパソコンからのアクセスが48件あったということになります。小生のように、自宅と勤務先と、2台のパソコンからアクセスしている方もいるでしょうが、平均して35~40IPだったのが50IPになったということは、40人以上の方がアクセスしてくれたということになります。
 取り立てて面白い話を提供しているわけでもありませんが、読んでくれる方が増えるというのは、それなりにうれしいものです。
 少しふり返ってみれば、当初は、簿記や会計に関する話題も入れていたのですが、ここのところ、日々の雑感が多いような気もします。
 ここらで方向転換が必要でしょうかね。(といいつつも、講義がないと、適当な話題も思いつかないのですが・・・。)

NPO会計講習会

2007-01-22 23:14:43 | 仕事(第2業務編)
 今日は、13時からNPO会計講習会。終了は18時。
 とはいえ、我々が3月に開催する講習会とは違い、北海道NPOサポートセンターで定期的に実施している会計基礎講座にお邪魔してきました。
 この講習会、2日間、10時間にわたりNPO法人の会計処理、とくに会計ソフトを利用した会計処理を学ぶというもので、毎回募集人数は5名と、少数でじっくりと学ぶ形式です。
 一度参加したいと思いつつ、なかなか日程調整が付かずに、やっと今回参加することができました(先週木曜日の第2回目は所用のためパスしましたが)。
 講習会は、実務に近いところにいる方が講師ですので、実態に即した処理を取り入れて、理論から入っている小生とは目の付け所が違っていて、大いに参考になりました。
 たとえば、帳票の整理に関して、振替伝票だけを使って処理をするという方法は目から鱗的発想でした。教科書的には、3伝票制の場合、入金伝票(赤伝)は借方現金となる取引、出金伝票(青伝)は貸方現金となる取引を記録し、入金でも出金でもない取引は振替伝票を使います。ところが、今回の場合、借方現金も貸方現金も、すべて振替伝票で処理してしまうという方法でした。教科書的には、もちろん、間違いです。とはいえ、すべての取引の事実を大きさが同じ伝票に記録しておけば、伝票の整理もらくですし、通し番号は1回だけふればいいわけです。じゃあ赤伝も青伝も使わないのかといえば、入金があった場合には赤伝に記録し、それを振替伝票で行う仕訳の証拠資料にするというわけです。お金を支払った場合には領収証を受け取ればそれが証拠書類になりますが、お金をもらうという場合、案外証拠書類が整わない場合があります。「これ会費です。」といわれて受け取って、「受領証はいりません。」といわれると、ついつい何にも記録を残さず、お金だけを受け取るということになりがちです。受け取ったときには憶えていても、時間が経つと忘れがち。そんなとき、お金を受け取った事実を入金伝票に記入しておくというわけです。そうすれば、後日、振替伝票に仕訳処理をする際、お金を受け取った取引も遺漏なく記録できるというわけです。
 しかし、取引自体は簡単で(と思うのは会計を専門にしている小生だからなのでしょうが)、会計ソフトも慣れれば容易なのですが(これまた使ったことがあるからなのでしょうが)、複式簿記も初めてなら会計ソフトも初めてという方々にとっては、両方を一気に覚えるのは骨の折れる作業です。とりわけ、NPO法人にとって、会計処理はやっぱり難しいということです。
 講師の方も最後に「まずは基本的な複式簿記の記入の仕方を覚えてくださいね」とアドバイスしていましたが、ここで学んだことを法人に戻って復習するのは大変なんだろうなと思ってしまいました。何よりも「こんな時どうするか」がわからないと、仕訳できないわけです。
 そんなとき、会計処理を一緒に考えてお手伝いできる人材が必要なわけで、この意味からも、自画自賛になりますが、我々が3月に行う会計ボランティア養成講座は意味があるものと思います。
 今回の講座では、見学というスタンスで参加したのですが、職業柄、黙って見ていることができず(苦笑)、講師の邪魔にならない程度に(?)お手伝いをしてしまいました。

収納ボックス

2007-01-21 22:07:35 | 多分駄文
 やらなければならない仕事がありながら、「まだ大丈夫」といい聞かせ、今日もまた整理。(苦笑)
 今日は、家にある収納ボックスの類の整理。
 買おうと思い立ったときには、その場所の、その中のスペースをどう活用しようかという観点から収納ボックスを買うわけですが、年が経過して見回してみると、あちこちが収納ボックスだらけとなっています。
 問題は、収納ボックスの中身で、これまた買ったときにはそれなりに仕分けして入れていたはずですが、何だか訳のわからないものが入っていたり、入れたときには『いつか使うかな』と思っていたものが、今ではどのように使うのかさえわからなくなっているものもあります。
 ここで「捨てる決心」が問われるわけです。
 10年前、いや5年前、いやいや3年前から使っていないものは、この後も使う可能性は少ない、と思います。しかし、スペースがないのなら『思い切って捨てよう』という気になるでしょうが、どうしても『スペースがあるからしまっておこうか』という気持ちになってしまいます、それがたとえ、どのように使うものかわからなくなっているものでさえ・・・。
 末娘の棚が壊れたことに端を発して始まった整理。
 例年、雪融けの頃に行う大掃除にも似て、時季はずれの整理と掃除になってしまいました。

それなりの一日

2007-01-20 22:22:00 | 多分駄文
 今日からセンター試験。朝から雪が降る天気でしたが障害を起こすようなものではなく、受験生の皆さんにとっても、まあまあの天気だったのではないでしょうか。
 久しぶりに監督免除となった今年。今日は、終日自宅にいました。
 本箱の整理が終わって、家の中を見回すと、取っ手が取れた収納タンスや座面のシートが切れた椅子など、忙しくて(というより家にいなくて)放置していたものが目にとまり、一気に修理しようと思い立ちました。
 ホームセンターに行くと、ねじ穴がもとのねじ穴を利用できる便利な可動式の取っ手が販売されているんですね。収納タンスの色に合うようなものを一つ購入して修理完了。
 椅子の座面は、少々手こずりました。ホームセンターにも家具屋にも座面用のシートは売ってませんでした(インターネットで検索すると販売しているサイトがありましたが)。「今日中に終わらせたい」と思った小生、「これなら許せるかな」と思われる薄手のフローリング用シートを購入して座面用に細工。結果は、小学校高学年の自由研究にももとる程度でしたが、しばらくは利用可能。それにしても、リビング用椅子の座面って、簡単に外せることをご存じでしたか?ねじ釘3本で留めてあるだけです。
 午後からちょっとだけ原稿チェック。その後、近くの本やDVDのリサイクルショップへ。
 中古DVDコーナーを見ていたら、韓国映画「シュリ」のDVDがナント980円。迷わず購入。最近、マイブームは韓国(笑)。
 夕食後、早速DVD鑑賞。撃ち合いのシーンは食傷気味でしたが、良くできた映画でした。だいぶ前にテレビで見てはいたのですが、やっぱりテレビとは印象が違います。主演女優さん、いいですねぇ。
 というわけで、修理に始まりシュリに終わった一日。

ほぼ終了

2007-01-19 20:38:15 | 多分駄文
 末娘の部屋にあった棚が壊れたことから始まった本棚の整理。
 小生の部屋の本棚も末娘の部屋の片付けもほぼ終了。
 しかし、空きスペース探しに目が行って、それを見つけては新たにシェルフを買って何とかしようかと考えてしまいます。すでに、全く別の部屋のスペースを埋めるために注文済みのものもありまして・・・。
 何かを買えば、いずれは、それがまた厄介な代物になるような気もするのですが、結局、買ってしまうのでしょうかね。(苦笑)

算盤

2007-01-18 22:30:55 | 多分駄文
 帰宅後、末娘の部屋の整理(片付け?)着手。
 まあまあまあ、あることあること、小物がいっぱい。(笑)
 面白いことに、何の関連性もないと思われるものが、それぞれ小物用バッグ、お菓子の空き箱や空き缶に詰められている。それらを勝手に処分することはできないので、せいぜい大きさが同じくらいの入れ物ごとにグルーピングする程度。
 末娘ということもあって、姉からもらったものも結構ある。小生から見れば「お古」ではあるが、末娘にすれば、それなりに利用価値があるものらしい。
 それら末娘の「私物」を整理していると、そろばんが出てきた。
 「これ、誰のだぁ?」と末娘に聞くと、「パパのだよ」という。
 「だって、後ろに名前が書いてあるもん。」
 裏返してみると、確かにフルネームで名前が刻んである。
 小生がそろばんを習っていたのは、小学生の高学年か中学生の頃。優に30年は経過している。見れば、多少キズも付いているが、玉の動きもスムーズ。
 よくよく考えてみれば、そろばんを習っていた期間は短かった。たしか最初の検定を受けてやめたはず。それでも道具だけは一人前のものを買ってもらったらしい。
 それにしても、よくもまあ、数度の引っ越しにもかかわらず持ち歩いてきたものだ。