O's Note

いつまで続くか、この駄文

中間試験

2006-11-08 19:40:06 | 仕事(第1業務編)
 昨日、開講している科目の中間試験を実施し、その採点を今日行いました。
 結果は、想定していた平均得点には届かなかったものの、同じ傾向の出題をした昨年より上昇していました。
 問題は2種類で、配点から見れば、約33%の配点率だった用語の意味を書く問題ができていませんでした。
 計算技術に関する科目ですので、計算さえできればいいと思いがちですが、実際には会計処理ができるということと同じぐらい、専門用語が正しく理解できる力が必要です。「減価償却が説明できない」というエピソードをつい最近紹介しましたが、テマヒマがかかることながら、やっぱり基本的な用語が説明できて、さらにその会計処理ができるということが理想であるわけです。
 簿記ができないという学生さんも多いのですが、その場合、仕訳ができないことが原因になっている場合があります。そしてそれが原因である場合、どのような取引なのかということが理解できていないのだろうと思います。これは小生自身の経験からみてもあながち間違った見方ではないと思います。
 仕訳にだけ執着するのではなく、言葉の意味を考えることからもう一度見直してみてはいかがでしょうか。