１、スロットルケーブル自作

1　ある日ヤマハXT250 3y5君のスロットルケーブル２本あるうちの引き側のキャブレター側で１、２本の断線を発見。

2　そのまま数日間見てみぬ振りをして走り回り、この間キャブレターの整備のため見てみると・・・　症状は悪化していてあと数本で完全断線（切れる）状態になる寸前を発見しました。

3 さすがの私もこれはちょっとやばいんじゃあないかな？と思いヤオフクやヤマハの部品情報検索ページなどを訪れました。しかし新品は高い！ヤオフクでの中古品も高いし・・・と悩んだすえ、どうせなら自作してみるべかなと決めました・・・面白そうだし（笑）ネ！！・・・・・・・・・・・・・・・

　会社の工作部の尊敬する先輩（この人はプロです、自宅でアトリエ、工房を営んでおられます）に相談したところ、「作ったことはないがまあ面白いんじゃあないか、手伝わないけどね、相談には乗ってあげるよ、人柱になる気でやってみたら」と言っていただけました。

と言うよりも、sanpei君は、出来上がるまでまたいつものように仕事をしなくなる=sanpei君の仕事を皆で分担してやってあげなければいけない=自分にもそれは降りかかってくる=皆が疲れる。　　さすがに先輩は大人です瞬時のうちにそこまで考えておられました。

4　インターネットで情報を集める。パソコンの前には営業所のトップの所長さんがいましたが、ちょっとかしてくれとお願いしたら席をゆずってくれました。

（あとでわかったことですが所長はそのとき本部に提出する粗利計算をしていたらしいのです、９割がた終わっていたらしいのですが・・・私も早くインターネットを見たかったので保存もせずに消してしました、所長はそのことで本部からしかられたみたいです「保存もせずに席をゆずった君が悪い・・・出来上がるまで残業しろ！」と）

私はいろいろ情報を集め（けっこう自作しているバイク乗りはいるんですね）コピーして、先輩に相談をかけました。そして買い物へ。

方向性は決まりました、ステンレス用ハンダを使う！

5　購入物　ステンの１．５ｍｍのケーブル　１０ｃｍ=１２円を４ｍ（失敗を計算に入れて）　ハンダゴテ、ステンレス用ハンダ、ステンレス用フラックス（先輩はハンダとハンダゴテとフラックスは会社にあるから使えといってくれましたが、私も大人ですそこまで会社に甘えることは出来ません　本当は持っているとこれからも気兼ねなくつかえるもんね。

先輩が恐い顔をして言いました。

「工具、機械類は自由に使ってもいい。

ただし条件がある！・・・使った工具類はキチンともとの場所へ片付けておくこと！」

なーんだそんなことか、まわりでこの話を聞いていた後輩２～３人に・・・目配せしましたら　うなずいてくれました。

これで、方向性、用品、段取りまで全てが決まりました、あとは作製するだけです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く・・・