昨夜の宿直時、少しカチカチ音の出てきているタペット調整をやるぞー!と作業に入りましたタペットカバーを開けるのにはキャブレターを少しずらさなければレンチが入らないのです。
キャブをずらしてレンチを入れようと・・・ここでレンチがないことに気づきました。
そうでした17mmレンチは旧会社の倉庫においていたままでした私らしい失敗です。
しかたなしにキャブを取り付けようとしたときに・・・そういえばカブ90DXは我が家に着てから約1年間一度もキャブを開けていないことに気づきました・・・

あまりにも調子が良すぎてさわる必要がなかったのです。
しかしもうキャブレターのネジはほとんど外していますし時刻もまだ8時です、「タペット調整」から「キャブレターメンテナンス」に急遽変更キャブを取り外してフロートを開けメインジェット、スロージェットなんかの穴を完璧にお掃除をして組み込みました、おかげで、まろやかなエンジン音で滑らかな加速、夜の防府の街を走り回りました。
特に高回転時のひかかりがなくなって30km~70kmの加速が気持ちいいです。
帰ってきて当直の相方、年長の先輩がきつい一言、「お前もバカだな!せっかくキャブレターを分解したのに何で外回りをきれいにしなかったんか?でもお前らしくていいかもね!」
そうですせっかくバラしたのに中のことばかり考えていて30年間一度もきれいにしてもらったことがないであろうキャブ本体、真黒でブツブツのまままた組んじゃいました。
私の性格でしょう、ひとつの事に熱中してしまうと周りのことやほかの事が何も見えなくなる、そのことしか見えていない・・・
昔の話をしますと・・・
1・電車に乗るために切符を買う、歩いているうちに歩くことに集中してしまい切符はいつの間にか手から離れてしまい、改札口で止められてしまう、意識して握っていたとしても出口でなくなっていました。
2・長男が小さいころ動物園(宝塚ファミリーランド)に連れて行き、迷子にならないように手を引いていたがジェットコースターの切符を買い振り向いたらいなかった・・・あとで保護された場所を係員から聞いたのだが、切符売り場からそうとう離れた場所・・・そう動物園の入り口で一人で立っていたらしい。結局ジェットコースターの切符と思ったとたんに全てのことが消えうせたみたいです。
3・私の会社では終礼時、全ての車の鍵を集めて事務所に保管します。私も社員の一人として以前はやっていました、しかし今ではさせてくれません。そうなんです全部集めて全部ポケットに入れてしまい全部家まで持って帰っています。
夜中の1時や2時に会社まで届けたことが多々ありました。夜中でも稼動している職種ですのでみんなにも迷惑がかかります。
1については、買った切符はすぐに妻や子や連れに渡していました。
2についてはお父さんのベルトを掴んで離すなという教育をしてきました。
3については私だけさせてもらえないようになりました。
今、これを書いているとき娘に読まれてしまいました、そしてきつい一言!
「お父さん、楽ちんな人生だね・・・」・・・