晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

自然薯の芽出し準備・・②

2018-03-28 06:19:21 | じねんじょ
この一週間は自然薯の種イモを芽出しさせる、
準備作業を繰り返していました。
一つ一つを紹介すると同じことの繰り返しになるので、
一つの工程を時系列で追ってみましょう。

①では一週間前に種イモをベンレートTやシリカで病気や腐敗対策をしました。
この後数日自然乾燥させて芽出しの床に入れます。

床の材料は製材で出る切り粉六割・燻炭二割・バーミキュライト二割を、
ミックスさせたものです。
育苗箱に新聞紙を敷いて床に3cm詰めてから、
種イモをお互い触らないように置きます。


100g以上あって大きいのは50g前後にカットしてあります。


種イモの上に2~3cm掛けて見えなくします。
上から霧吹きで少し水をかけてから暗所で一週間寝かせます。
慣らし運転ですね。

そして昨日一週間経ったので、
これを温室に入れました。
今年は強制加温せずミニハウスを使った自然の恵み加温です。

ジョウロで軽く加水して乾燥防止用にビニールシートを上に敷きます。
昼間のハウス内は25℃前後に保ちます。


強い日差しを避けるために空の育苗箱で蓋代わりにしてみました。
これで一ヶ月後の芽だしまで乾燥させないぐらいの、
水分補給をするくらいです。


昨年は切り粉の代わりに砂を使い、
加温は熱帯魚用の保温装置を使って芽出ししたが、
殆どを腐らせてしまい大失敗でした。
育苗箱の重さも半端でなかったため、
切り粉の軽さは腰に優しいですね。

今回のやり方で約400個分あります。
更に今年は露地での芽だしに同じくらいの数を挑戦します。
この作業は今日以降やっていきます。

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2 コメント

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作業 (mari)
2018-03-28 08:27:13
大変な作業で作られた自然薯なのですね。
400個が無事育ちますように、期待しています。

私の家の植木鉢、去年のままですが、掘り起こした方がいいのでしょうか?
ムカゴから芽が出て、いくつかのムカゴができましたが、そのまま放置してあります。
今年も芽吹いてムカゴができると思っていますが…?
去年のムカゴは全部食べてしまいました。
返信する
mariさんへ (晴耕雨読なくらし)
2018-03-28 18:41:14
自然薯は普通の野菜に比べて、
手間がかかるし期待通りにできるとは限りません。
だからこそ私は人生の最終章で挑戦する事にしました。
中途退職してまで始めて10年以上なるけど、
まだ道半ばです。

そのままにしておいても形は悪いけど、
毎年少しずつ大きくなります。
そのまま大きくなるのでなく、
新たに芽がでて今までのを栄養源にして、
新たな芋となります。
毎年この繰り返しです。
出来れば一鉢一個にして、
ムカゴが付きだしたら肥料をやるといいかな。
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