我家のすぐ裏にある入鹿大橋はアーチ型の大きな橋です。私の小さいころは勿論橋などなく舟がありました。5~6人乗れる舟にロープがついており、対岸にある舟を呼ぶのも乗って対岸に行くのも自分でロープをたぐって舟を動かします。1633年に入鹿池ができてからほどなく設置されたものと思われます。今井村へ行く通行の要所であったからです。そのため明治以前は犬山城主が維持費をまかなっていたそうです。
橋のたもとに江戸時代に書かれたたぐり舟の光景とそのいわれが書かれた記念碑(案内板)が建っています。この近くに来られたら一度みてください。入鹿池の歴史のいったんがうかがえます。