9月半ばなのに猛暑かと思わせた昨日は、
部会員の自然薯栽培畑全てを見て回る巡回日でした。
県普及員とJAを含め10名余で8時30分から午後2時までかかって、
栽培地がある犬山・扶桑・江南市内の17カ所を駆け巡った。
観察する視点は、
①害虫被害②病気症状③蔓勢④肥料⑤防除⑥環境等です。
こうした活動は地味だが、
栽培仲間同士で切磋琢磨しながら上昇することが大切なこと。
回ってみて全体としては良好な状態で、
このまま後一ヵ月半頑張ってくれれば収穫が楽しみだ。
サポーターを経て今年から作り始めた新人でも、
この出来です。
片や10年以上のベテランだとこんな感じです。
こんなのもある。
会員が高齢となり殆ど作業出来なくなり、
見かねた会社勤めの息子が、
土日だけで作業して栽培したのがこれです。
素晴らしい!
いずれも私の畑よりも立派に育てている。
経験年数に関係なく夫々が高みを目指して、
結果を残しくれることが何より嬉しい。
20年近くもやっていると時として惰性に陥りがちだが、
自然薯栽培は奥が深く経験だけでは解決できない問題にぶつかる。
だからこそ飽きもせず毎年チャレンジ出来るのかもしれない。
< 薯づくり先輩超えたる挑戦 >
仲間たちはご覧のように
これなら収穫が楽しみです。
今年は傾向としてどの畑も、
ムカゴの付きが少ないです。
立証されていないけど、
通説どはこんな年は芋の出来がいいと言われます。
11月には笑顔で収穫しましょう。
どの畑も葉の茂りがすごい。収穫まであと1.5ヶ月。このままいけば収穫は期待できそうですね。
こちらは種芋の発芽遅れがありましたが、その後順調に育っています。今年は雨が少ないせいで、炭疽病があまり出ていません。このまま順調にいけば良いんですが、この夏の異常な暑さと、種芋の発芽の遅れ、あとムカゴが着くのが遅かったので、どうなるか不安なところがあります。期待するのみです。
9月に入って朝夕は涼しくなり、過ごし易くなりました。ムカゴも大きくなってきたし。収穫までもう少しなので頑張りましょう。それでは、また。