先日、嵯峨、嵐山へ行った時、
JR嵯峨嵐山駅から北へ歩き、丸太町通り(まるたまちどおり)
に出た辺りで見えました。
最近、京都御所から東山の「大文字」 も見ましたが、
こちらも「京都五山の送り火」の一つ「鳥居形・とりいがた」
です。
「嵯峨鳥居本曼荼羅山・さがとりいもとまんだらやま」 で
五山の中で最後に点火されます。
ここは他の山の点火法とは異なります。
親火床から火を移した松明を持って
山を一斉に走り各火床に松明を突き刺します。
それで、「火が走る」 とも称されます。
また、松ヤニの入った松を燃やすので、
火の色も多少違ってきます。
この山は低いので市内から見えにくいのですが、
広沢の池の畔で見ると、池の灯篭流しと相まって、
幻想的な五山の送り火を見ることが出来ます。
私は、以前嵯峨野に住んでいた事もあり、この辺りは、
いつも通っていた所なのに、ここから見えることには
一向に気付きませんでした (^_^;)
きっと、自分の住んでいる所の景色はあまり興味が
無かったのだろうと思います。
京都を離れ、初めて気付きました。
”灯台もと暗し”
季節はずれなブログになってしまいました m(__)m