kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

御常御殿・御涼所

2009-11-06 23:03:44 | 京都

                                                                     

Img_3872 御常御殿(おつねごてん)東側

Img_3873_2 上に同じ

                              

                                         

室町時代以降、天皇が日常生活の場とされた所で、御所の中でもっとも広く

内部は15部屋からなる入母屋造り桧皮葺(いりもやづくりひわだぶき)の書院造の建物です。

この御殿より北側は奥向きの御殿といわれています。 

                                   

                                    

Img_3752_3 御内庭(ごないてい)

                               

                           

曲折した遣り水を流し、土橋や石橋を配してあります。

                            

                                   

                          

                             

Img_3760迎春と 御涼所(おすすみしょ)

                           

                    

御常御殿の北側の御殿です。

手前: 名前の通り、迎春は新年を寿ぐ御殿です。

右奥: 御涼所は夏の暑さを凌ぐための御殿です。

もし、間違っていたらごめんなさい。m(__)m

この辺まで来ると、とにかくよく似た形でもう分からなくなってきました。(T_T)

                          

                                

Img_3876 南から見た御常御殿

                     

                                    

例年の一般公開範囲はここまでです。

今年は天皇御即位20年記念として、

北側にある皇后、姫宮、若宮の殿舎も

見る事が出来ました。

                              

去る2日、北の御所をうっかり見落とした私は、

20年に1度かもしれない、この好機を見逃す手はないと

5日、またもや出掛けたのでした。(^_^;)         

                             つづく

                                           

                                                         

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地震殿

2009-11-06 12:54:10 | 京都

内裏といえども、当然自然災害は避けてはくれず、

御常御殿(おつねごてん)や、皇后宮常御殿(こうごうぐうつねごてん)のそばには

「地寝殿」 という、「地震の際の避難所」 が設けられているのです。

                    

Img_3758_2 地寝殿(じしんでん)

                           

御常御殿東側の御内庭(ごないてい)の中にあります。

                          

                            

Img_3888 地震殿

                                   

こちらは北側の皇后宮常御殿のそばにある地寝殿です。

どちらも、御殿から少し離れたお庭の中にありました。

                       

                       

実際、地震による災害というのはさほど無かったようで、

それよりも、火災による被害が幾度となく繰り返され、

再建され、今日に至っています。

火災の原因にはいろいろあり、

御清所(台所)から出た火、公家の家、町民の家から類焼、

また昭和29年には、鴨川の花火の火が移ったというのもあったそうです。

                             

天明の大火の時、時の老中松平定信が、焼失した内裏を

平安朝の古制に従って復興させました。

                              

                         

( 「冷泉家」 は和歌で有名な現存する公家ですが、

こちらの邸宅は御苑の北の今出川通りを挟んで北側にあります。

江戸時代の公家の住宅の様式を完全に残す唯一の家です。)

                            

                            

                             

当然のことながら、今のように消防自動車もなにもなく、

「火勢」はほぼ「風」まかせだったようです(^_^;)\(ーー゛)

                             

                   

そんな中、お庭というのは消防用貯水池の役目もあったのかな?

と思いました。

ま、化学消防車は必要無かったとは思いますが…?

                          

                             

                          

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色と光の空間

2009-11-06 10:34:24 | 京都

                      

                   

御所の荘厳な御殿とは、打って変わった雰囲気ですが、

ここも京都御苑内です。

「中立売展示ホール」 に立ち寄りました。

ここは中立売御門からすぐの所にあります。

                           

                    

Img_3791_3

                 

京都御苑の四季折々の行事や花、木、草の写真の

光のパネルが展示されています。

                           

                  

Img_3785_2 きのこ、とてもかわいいなと思いました。                             

                       

                                 

                                

色と光の空間は、御苑の中でまるで別世界でした。

そして、隣には「中立売休憩所」 があります。

中央には、

                   

Img_3792 薪ストーブ、これで冬も暖か

                                

                                 

ここはおうどん等が食べられるようになっています。

きつねうどん、おいしかったです。

冷たい雨でかじかんだ手に、とっても温かかったです。

           

                  

                        

                       

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