ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

今年度最後の俳画教室

2018年02月22日 | 俳句

 今日は俳画教室最後の日、大先生とは最後の日になるのでどうしても行かなくては…何かセレモニーをするとか言っていたっけ…。

 画材は〝春の苑〟で、花見茶屋の緋毛氈を広げた縁台に野点傘。始めて描く題材なので結構難しいです。俳画は丁寧に描けばいいというものではないし、綺麗に塗れば却って味が出ません。でもいい加減に描いてもいけないし…本当に難しいです。かすれなどというものも計算どおりにはいかないし、一発勝負の出来上がり次第と言うことです。

 まるでオリンピックのパシュートみたい!…エエッ、どこが? 一発勝負ってとこと、それを成功させるためには練習しかないというところ。といえば、何でもそうですよね。その一発が決まるかどうか…このオリンピックでイヤと言うほど見ましたもの。賛は、〈(さえずり)をやめて居る間の枝渡り  中村汀女〉です。 

 俳画なんて…と言わないで下さい。やはり描き込んだ人の一筆は違いますから。私のなんて人様に見せられるレベルではないのですが…厚かましくブログに載せています。ゴメンナサ~イ。これは記録のつもりですからお許し下さいね。

 終りを少し早めに切り上げて、先生からのお手本の画を一枚ずつみんな頂きました。お返しに受講生からランの鉢を大先生に贈呈。最後は記念撮影を…この写真は今度の発表会の時にということで終りました。もちろん次年度もまた続けるつもりですよ。 

  

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

梅が香

2018年02月21日 | 俳句

 このところ気力が萎えて、今一つ力がでません。オリンピック選手の皆さんはこんなに頑張っていらっしゃるのに…その姿に力を頂いているはずなのにね~。どうしたんでしょう。

 相変わらず咳と痰が出て、そのために頭が痛くなり…口の中も荒れて何を食べても美味しくないし、食欲も湧かない…本当に不調です。立春後の春になった途端に体調が狂いだしたようです。昨年は春がきたら運勢が上向きになるよと言われて全般調子が良かったのですが、今年の星回りは悪いのかも知れません。もうすぐ私の誕生日なんですけどね。

 昨日は句会でした。その後義母の誕生日なので、みんなで集まって食事会をしました。

 「おばあちゃん幾つになったの?」「97歳よ」「ええっ!じゃあ来年白寿じゃあね~」と言うと、「いや、まだ98歳よね~」と…いくつになっても歳を多く言われるのは嫌みたい!昔は数え年でお祝いをしていたから、満の98歳で「白寿」のお祝いをするのよと説明すると、イヤ満の99歳でいいとおばあちゃん。

 「私は今の天皇様が退位されるまではガンバロウと思う」「それは来年の四月だからすぐよ。」と言うと、今度は「じゃあ、東京オリンピックを見るまで頑張る…」と。「わあ、そしたら百歳じゃあね~」と、オリンピックを見ながらこんな話に花が咲きました。

 私がもしこんな歳になったらこのように話ができるのかしら。自分の終末が間近だということが分かっている時ってどんな気持ちなのでしょう。このように何も気にせずに話が出来る明るい義母にただただ頭が下がります。

 ケーキに蝋燭を立てる時も、1本でいいよと言うので1本立てると、「歌を歌ってくれんと、消されんね~」と、楽しいおばあちゃんで、ホントにありがたいです。最後の極めつけ…「近いうちにあそこに一緒に行ってみようね」と言うので、「あそこってどこ?」と聞くと、「典礼会館よ!」「葬儀にどれくらいかかるか、部屋とかもどうなってるのかちゃんと見とかないと…」と。イヤ、恐れ入りました。最後の最後までおばあちゃんは自分で仕切るつもりなんです。ホントにアリガタ~イことなんですが…。実は私長男の嫁、こんなんでいいのでしょうか?と時々悩むんです。が…結局まあ、なるようにしかならないわね~と、流れに委せてしまう私…。今〝終活〟ってことばが流行っていますよね。これがそうなのかしら?

 もう一度我家の〝梅の花〟に挑戦。今度は少しましかな? 近づくととても良い香りです。

  梅が香にのつと日の出る山路かな   芭蕉

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

スゴ~イ!金メダルですよ!

2018年02月19日 | 日記

 昨日は一昨日からのオリンピックの興奮で…とにかくスゴい!スゴい!男子のフィギュアスケートの金メダルと銀メダル。これは先に結果をニュースで知って、後からテレビを見たのでやはり興奮度が違います。でもスピードスケート女子500メートルはLIVEで見ていましたので、決定した瞬間…と言うより後1組を残しての小平選手の五輪記録更新に湧きました。もうこれは絶対と確信したのですが…でもまさかのということもありますので、イサンファ選手の滑りをハラハラドキドキと。しかし、予想通りの金メダルでした。よかった、よかった!

 羽生選手も小平選手も本当にスゴいです。言葉にはなりませんね。今までにも期待されて…という人はたくさん見てきたんですが、それを見事に果すことが出来るという人は並みの精神力ではありませんよ。これまでいろんな人がプレッシャーという魔物に押しつぶされて、夢を叶えられずに終ることがどれほどあったことでしょう。日本全国の人にこれほどの喜びを与えてくれたお二人にただただ感謝、感謝です!

 今日も句会、明日も句会です。それもテレビの合間に準備してと…そういうわけでブログどころではなかったんです。ゴメンナサイ!句会の様子はまたおいおいお伝えしますからお許し下さいね。

 そうそうもう一つこのオリンピックで私が楽しみにしているのがカーリングなんです。これを見ていたら目が離せませんし、時間が掛かるんですよ。また、男子と女子が代わる代わるにあるし、今日などは女子が二試合。男子も面白いのですが女子の方がもっと面白いですね。もちろん調子がよくて勝っているからなんでしょうが。カナダ戦の時はちょっといらいらして…やっぱり負けましたからおもしろくな~い!でもこの調子だと決勝に残る確率が高くなっていますので期待しています。

 今日は写真も撮っていませんので、ゴメンナサ~イ!

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

雛の家

2018年02月17日 | 俳句

 昨日は午後から用事が出来たので、俳句教室を午前中に変更して行いました。

 オリンピックのフィギュアスケート男子のSPが9時過ぎから行われる…羽生選手の復活を是非見たいと気にはなってもこればかりは仕方がありません。とにかく頑張ってほしいです。

 今回の兼題は「雛祭」、春の季語です。3月3日に女児の息災を祈って行われる行事で、古くは桃の節句、雛遊びなどといいました。桃の節句はもとは五節句(1月7日=人日・3月3日=上巳・5月5日=端午・7月7日=七夕・9月9日=重陽)の一つ。雛に桃の花を飾り、白酒・菱餅・あられなどを供えて祝う。人形(ひとがた)で身体の穢れを祓い川に流した上巳(じょうし)の日の祓の行事に、雛遊びの風習が習合したもので、江戸時代から紙雛にかわって内裏雛が多く作られるようになり、豪華な段飾りへと発展したものです。

  草の戸も住み替る代ぞ雛の家

 芭蕉の有名な句です。「草の戸」は粗末な家の意味で深川の芭蕉庵のこと。芭蕉は今まで住んでいた家を明け渡して、また旅に出ます。つまり『奥の細道』の旅ですが、今回はみちのくへの旅ですから、死をも覚悟して出発したのです。だから芭蕉庵へ戻るつもりもなく、また、戻れるという保証もありません。その覚悟の程が住処を他人に譲るという行為になったのかも知れませんね。「この粗末な家もいよいよ住む人が替わる時がきて、今度は普通の家庭人で女の子もいるようだ。ちょうど雛の時期なので飾ったりお祝いをしたるするのだろう…」そんな意味の句です。

 この時芭蕉46歳、自分の人生を振り返ってみた時、多少は平凡な家庭の幸せに憧れる気持ちがあったのでしょうか?恐らくそんなことよりも未だ見ぬ土地への期待の方が心から離れなかったのではないでしょうか。だから芭蕉は、奥の細道から無事に戻った後もしずかに余生を楽しむという生き方はしませんでしたね。次の句は、大阪の門人の屋敷で「病中吟」として、息を引き取る4日前に詠まれたものです。

  旅に病んで夢は枯野をかけ廻る

 この句が事実上最後の句となりますが、病の床で芭蕉は、「なほかけ廻る夢心」か「枯野を廻るゆめ心」とすべきかと、推敲して思案したそうです。スゴいですね~。まさに〝俳諧の鬼〟ですね。皆さん、芭蕉を見倣いましょう!

 句会が終って、午後スマホでSPの結果を見ると、羽生1位、宇野3位と速報が出ていましたので、ホッとしました。明日のフリー頑張れ!日本中が応援していますよ。…と書いたところで…昨日は寝てしまいました。

 今日も句会ですので、これを仕上げて、出掛けます。今第3グループですので、最終組の様子は残念ながら見られません。ただ健闘を祈るばかりです…と書いたのですが、写真がありません。そうこうするうちに時間切れ…帰ってから仕上げます。

 句会途中で、羽生1位、宇野2位という速報が入り、みんなで拍手をしました。オメデトウ!

 写真はやっと咲いた我家の梅です。枝を切りまくったので少ししか咲いていませんが…、やっぱりボケました。ゴメンナサイ!

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ブログ開設一年目で~す。

2018年02月15日 | 俳句

   おめでとう!ブログが1歳になりました 

 ブログの開始は昨年のこの日、2月15日でした。早いもので一年になりました。最初はどうなることやら…と心細かったんですが、どうにかここまでこぎ着けました。最初の1ヶ月は書いたのが10日ほど。だんだん書く回数も増えてきて、このところ1ヶ月平均25日前後です。自分でもここまで書くとは思いもしなかったんですが…最初は一週間に一度ぐらいのつもりが、気がつくと一週間に一度ぐらいのお休みになっていました。よく頑張りましたよ。自分を褒めてあげたい

 
ブログを始めました。よろしく。

 メカ音痴のいい年のおばさんが、一念発起してブログを始めました。よろしくお願いします。 何から手を付けていいのやらさっぱり分からないのですが、とにかく手探りでも始めたからには何とか......
 

  オリンピックもだんだん調子づいてきて、金メダルこそありませんが、今現在銀メダル4個、銅メダル3個で、立派なもんです。まだまだ今からメダルの取れる競技がありますから、とても楽しみです。フレーフレー日本!

 写真は「黄水仙」。水仙は冬の季語ですが、「黄水仙」は春の季語です。

  日暮まで日は遊びおり黄水仙   折笠美秋

コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

まだまだ雪が…

2018年02月14日 | 俳句

 今日は雪もすっかり…といいたいところですが、昨日のしずり雪が、特に日陰の所は積み重なり固く凍っていますので、なかなか溶けません。気温は昨日とは大違いで、最高気温14度とずいぶん温かです。でも、最低気温はまだ-4度となっていますから、きっと夜は冷えるんでしょうね。

 昨日の俳句教室に出た句から、初心者にとても多いミスをご紹介しましょう。それは〈嫁ぎし日家中渡る冬時雨〉の句です。まず季語は「冬時雨」ですが、「時雨」だけで冬ですのでこの「冬」は無駄。次に「家中渡る」という表現。これは何が?と聞くと「時雨」だと。そうすると家の中まで時雨が降ってくることになりおかしいですね。作者が言うには「娘が結婚して家中が淋しくなったことを表したかった」と。その気持ちは良く分かります。しかし、これでは「嫁ぎし日」も娘でなく作者の嫁いだ日だと思われるかも知れませんよ。(笑)

 俳句では一句の中にできるだけ動詞を少なくするように…と初心の時教わりました。動詞が多くなるとどうしても叙述的になり散文化してくるからなのですが、もう一つは主語が複数になったり分裂したりして、とらえどころのない句になると言うことなんです。だから、この句もあくまでも作者に主体を置かなくてはいけません。それで次のように添削しました。〈嫁がせし日のしみじみと夕時雨

 もう一句、〈ふくらみしコートの背中帰省の子〉です。これは「コート」が季語で冬。しかし、これも「帰省」というのが季語で、おまけに夏の季語なんです。意味はよく分かるのですが、俳句を始めたばかりの人は季語を知らずに使うことが多いですね。だからいつも歳時記とにらめっこしながら作ってほしいものです。でも、この句の内容にはこころ惹かれます。コートの背中がふくらんでいたというのは恐らく娘さんが赤ちゃんをおぶって帰ってこられたと言うことでしょう。でもこれではお子さんがあまりにも可哀想…そこで次のように添削しました。〈出迎へしコートにのぞく寝顔かな〉ぐらいで詠むと、帰省の子もいらないし、コートにくるまれおんぶされている赤ちゃんの可愛い寝顔が見えてきませんか?

 要するに、俳句は定型(リズム)で詠めるようになったら、季語を一つ(季重ねをしない)にすること。更にできれば動詞は一つ、主語は作者(一人称)で詠むことを心がけましょう。そうしたらすぐに上達しますよ。頑張って下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

しずり雪

2018年02月13日 | 俳句

 朝一番に外を覗くと、やっぱり雪景色…昨日よりは少し増えたかも。でもだんだん日が射してきたりして、溶けそうな気配です。まあ誰からも連絡はないし…きっと幹事さんはこのまま実行するつもりなんでしょう。午後だから大丈夫かも…と思っていましたら、案の定どんどん溶けていきました。玄関の軒の下には落ちてきた雪がうずたかくなっていました。 

 上の写真は朝の隣家の様子。出掛ける時はもうこのように、屋根の雪がずり落ちて、地面はかなり溶けていました…だから大丈夫でした。

 ところで、積もった雪が溶けて、ズルズルと軒からずり落ちてきてドサッと大きな音がしたりしますよね。「しずり雪」というんですが、冬の季語です。基本的には木や竹の枝葉に積もった雪がずりおちることですが、屋根からずり落ちる雪も許容範囲だと思います。動詞は「垂る」(しずる)です。

  雪しづる窓の暁けをり身ひとつに   角川源義

 ひとり寝て居ると、昨日積もった雪がドサッと窓の向こうでずり落ちる音がする、ああもう夜明けが近いようだ…と暁闇の中でしずり雪の音を聴いているのでしょう。窓はまだ明るくはなっていないのだけれど真闇とは違う微妙な明け方の空気を感じ取っているのかも知れませんね。だって「暁けをり」とあえて「暁」の字を遣っているのですから。

 今日の句会は2名欠席で、それでなくても少ない教室ですから淋しいかぎりでした。その分時間がゆったりしていますので、病気の話に花が咲きました。結局医者は選ばないと…自分の命は自分で守らないとというような話。

 近所の人が頭が痛いと行きつけの病院へ行き、風邪と診断されて貰った薬を飲んだが治らないので、次の日また同じ病院へ行ったと。そしたら自分は分からんからと他の病院を紹介されそこへ行ったら、こりゃ大変!とすぐに救急車を呼び大きな病院へ…でも救急車の中で気を失い、助かるには助かったものの後遺症で…〝クモ膜下出血〟だったという話。コワイでしょ!やっぱり医者もいろいろですから、皆さん気を付けましょうね。

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

春の雪

2018年02月12日 | 俳句

  いくたびも雪の深さを尋ねけり

 言わずと知れた正岡子規の有名な句。今朝の雪を見ていたらすぐに浮かんで来ました。

 まあ、雪と言ってももう春の雪なんですが、こちらでは今年一番の大雪なんです。前にも雪の写真を載せましたが、それと比べてみるとよく分かります。指で測ってみると7㎝ありました。前の時は3㎝ぐらい…。それに今日は止んだかと思うとまた降ってきて、日も射さないのでなかなか雪は溶けません。このままいくと…明日が思いやられます。だって明日は句会ですから。

 この連休ずうっと…オリンピックを見るのにも飽きました。だって今までのところ日本選手にいいところないですから…選手の皆さんは一生懸命頑張ってくださっているのに申し訳ないんですが…。人間って欲張りですよね。出場するだけでも凄いことなのに…あまりにもマスコミが扇動しすぎるので、それに踊らされて(踊らされなければいい!)良い成績を出すのが当り前のような気になって…プレッシャーが大きいでしょうね。皆さん負けずに頑張って下さ~い。

 話が逸れてしまいました。前掲句は明治29年作。子規が「病中雪」として詠んだ四句中の二番目の句です。この頃より子規の病気(カリエス)は悪化して、起きるのさえままならぬ状態になったようです。その時の他の三句、

  雪ふるよ障子の穴を見てあれば

  雪の家に寝て居ると思ふばかりにて

  障子明けよ上野の雪を一目見ん

 これらの句を読めば、子規が〝雪〟にかなり執着しているのが分かるでしょう。当時は東京での雪が珍しかったのでしょうか?恐らくそんなことはないと思います。生れ故郷の松山からすれば東京の方が寒かったでしょうから。そういう意味から考えれば〝雪〟に対する思いというのは雪国の人とは違うでしょうね。寒さよりも、天から舞い降りてくる美しい使者のような神秘的なものと…私もそうでしたが、雪が降るとなぜかルンルン気分になったものです。きっと雪の苦労が身についてないからでしょうが…。

 障子の穴から見ると、何時になく相当降っている…これはかなり積もるぞ!と思えば、今どれくらいか知りたくなると言うもの。ますます降りつのる雪…もうどれくらい積もっただろうか?とまた聞かずにはおれない子規。忙しい母や妹は一度見ればそれで気が済むからそれ以上は余り気にならない…ところが他に気を紛らわせるもののない子規には今雪の積もり具合が一番の関心事だったのです。子規の性格からするとうるさいぐらい聞いたんでしょうね。何てことないような句ですが…家族の暮らしの一齣が見えてくるような気がしませんか?

 今朝起きてビックリです!真っ白になってる~と、何はともあれ写真を撮りました。窓から見るとまだ吹雪いています。障子ではないのですぐに様子は分かりますけどね。子規の気持ちが良く分かります。ましてや病気で起き上がれないのですから。ちなみに、明治32年に虚子がこの障子を窓ガラスに入れ替えてやったそうですよ…。そういえば根岸の子規庵に行ったとき、障子ではなくガラス戸であったような?

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

今月の兼題は〝葛湯〟

2018年02月11日 | 俳句

 風邪はやや下火にはなりましたが、まだまだ鼻がシュルシュルで、テッシュの山です。

 今フィギアスケート団体の予選を見ています。女子シングル宮原知子さん、頑張れ!日本のメダルはあなたの肩にかかっていますよ。まあ、まだ予選だから…などと油断したらいけませんね。終るまでハラハラ…終りました。4位です。総合も5位で良かったです。メダルまではあと一歩…皆さん本選を応援しましょうね。

 ところで、昨日は午後と夜間のダブル句会の日でした。どちらもセンターの講座ですので、今月が最終回。三月は第1土・日に発表会です。来年度の講座は新しく会員を募集してまた五月から始まります。でも例年の如く、来月の第二土曜日にはお別れ吟行会をする予定ですので、お楽しみに。

 今月の兼題は〝葛湯〟で、冬の季語です。

  うすめても花の匂ひの葛湯かな  渡辺水巴

 きっと吉野葛でしょうね。薄紅色に桜の花の香りがほんのりとして…でも薄めてもするんですから結構強いのかも。そういえば桜の匂いって、桜湯にしても桜餠にしてもすぐに分かるほどですから。とても美味しそうで、寒い冬なのに間近に春を感じさせるいい句です。

  癒ゆること信じまゐらす葛湯かな 太田育子

 葛湯は滋養もあり、体も温まるので、昔から子供や老人に愛飲されてきました…と歳時記にありましたので、それを紹介すると、皆さん口々に子供の頃飲んだことがないと仰います。エエッ!どうして?すると誰かが〝片栗粉の飴湯〟は飲んだことが…と。そうですね。昔は高級な葛など子供には与えなかったのかも。代用品の安い片栗粉で済ましていたのでしょうか。葛根には発汗、解熱作用もありますので、私は風邪で食欲がない時などは飲ませて貰ったような記憶が…。あれは〝片栗粉〟だったのでしょうか、お母さん?私は葛湯が大好きですので、今は自分で買ってきてよく飲みます。もちろん本物を。

 ところで、昨日の俳句でとても面白い話がありましたので、ご紹介しましょう。

 その句は〈悪寒して妻に所望の葛湯かな〉です。採った人の弁、「何と奥さん思いの優しい旦那さんでしょう。そこに惹かれて…」「ちょっと待って。葛湯を飲んだのは誰?」「そりゃ奥さんでしょ!」「『妻に』とあるのよ。飲んだのは夫でしょ!」「エエッ…妻がじゃないんですか?」と。最後の極めつけ…「それじゃあ、当り前だもん。採るの止めます」と。大爆笑でした。作者は唯一の男性、苦笑いして、実を言うと飲んだことがなく、俳句を作らなきゃあと思い奥さんに聞くとあるというので、それを自分で入れて飲んだんですよ、本当は…。それでは俳句にならないから創作したんですと。(またもや爆笑)皆さんとても熱心で、苦労されていますね。でもここはやはり〈悪寒して妻が所望の葛湯かな〉でないと、と作者を除く女性陣全員の一致で決まりました。オシマイ!

 もう載せる写真がありませんが、先日の神社の珍しい巨木を撮りましたので、それをどうぞ。ミミズバイといって、ハイノキ科の常緑樹で、果実の形がミミズの頭に似ていることから付いた名前だそうです。巨木になって宇部市の天然記念物になっています。

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

〝和讃〟ってなに?

2018年02月09日 | 日記

 今日は最高気温10度で洗濯日和…でも最低気温は-4度ですから、やっぱり風が冷たいです。今日も〝風邪籠〟でした。  

 先日先輩より〝涅槃和讃〟を見舞いにと送って頂きました。その前にも…〝御忌和讃〟と〝彼岸和讃〟を。

 実は法然上人の命日(本当は陰暦1月25日…でも陽暦でされたようでしたが)に檀家寺で「法然上人御忌和讃」を詠唱なさったとか。その教本である吉水講のCDより添付ファイルとしてです。10年前から取組んで今は7人のグループになったそうで。元来音楽に造詣の深かった方ですから、すぐに馴染まれたのでしょう。私たちのOB会では、いつもギターかアコーディオンを持ち込んで独演会を開き、みんなを楽しませて下さいます。アリガタ~イ先輩なんですよ。

 以前何回か句材に〝和讃〟というのを使った俳句に出会ったのですが、辞書で調べても今ひとつ実感が湧かずに理解しかねていました。何かの法要の時に大勢の僧が合唱のように読経するのを聞いて、もしかしたらこのようなものかしら?と思ったりしていました。

 和讃とは、広辞苑に「仏・菩薩、教法、先徳などを和語で賛嘆した歌」とありました。お経のように(?)仏様のことを歌うというのは完全なる間違いではなかったようですが、実際に聞いてみてびっくりしました。音楽には全く疎い私が言うのも笑われそうなんですが、これはもうお寺とは関係なく純粋な〝音楽〟ですね。ソプラノの独唱を中心に男性合唱も混じったりして、どう表現してよいか分かりません…意味も分らずに聞いていましたが、自然とこゝろが洗われました。もしかしたら本質的に賛美歌と似ているのかも…これも門外漢が何を言うかとお叱りを受けそうですが… まあ、私にとっては一種のカルチャーショック(?)みたい!

 釈迦入滅の日とされる2月15日(陰暦)、その遺徳追善のために行われる法会を「涅槃会」(ねはんえ)といって春の季語です。だから〝涅槃和讃〟も季語として使えるでしょう。もし使った句があれば、すぐにその雰囲気が分かります。ちなみに〝和讃〟は七五調ですから、俳句をしている人には読みやすいですね。先輩から送って貰った〝涅槃和讃〟の歌詞を載せますので、読んでみて下さい。

 涅槃和讃 
  1 クシナ城外 日は落ちて 沙羅の林の 夕まぐれ 教化の道の 涯しなく 世尊は旅に 病み給う
  2 度すべき者を 度し終えて 精進せよの 一言を 常随阿難に 残しつつ 世寿八十の 大涅槃
  3 金管すでに 閉じたれば 二月十五の 月暗し 荼毘の煙は ヒマラヤの 峰はるかなる 雲と消ゆ
  4 南無や大悲の 釈迦如来 五溽の悪世 みそなわし 闇路に迷う 我等をば めざめの岸に 召し給え
    南無阿弥陀仏 阿弥陀仏  南無阿弥陀仏 阿弥陀仏
 写真は節分の時行った神社の〝垂れ梅〟(しだれうめ)と〝御手洗〟(みたらし)。この御手洗には「洗心」と彫ってありますね。氷が張っていました。垂れ梅はまだ固い固い蕾でした。
 
  冬季オリンピックの開会式が始まりました!しばらくはオリンピックづけになりそう…いやなりますので…当分ゴメンナサイです。
 
 
 
 
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

今日の俳画は〝雛〟

2018年02月08日 | 俳句

 風邪の状態は…まあまあと言いたいところですが、なかなか手強い!喉の痛みなどは取れても咳というものは厄介です。夜寝ると余計に咳き込んでしまいます。このところの寒さで夜中に何度も目が覚め、おまけにトイレも近くなって何度も起き、結局は眠れずに起きて炬燵にもぐり込んだりしていますので、風邪も抜け出ようとはしないんでしょう。これからが長いんです。夫婦二人してコンコンやってます。

 ところが今度は鼻水が…テッシュが山のようになり鼻がヒリヒリ…マスクしていますのでどうにか隠せますが、外など出掛けられません。が、今日は出掛けたんですね~。アホ!と言いたいでしょ!

 今日は俳画教室。今年度最後の2回が終れば、3月の3,4日が発表会なので、作品展示をしないといけないんです。だから頑張って行きました。もちろんマスクして…

 画材は〝お雛様〟でも、今年の干支にちなんで犬のお雛様なんです。

 年賀状にも犬を描きましたが、イマイチ気に入らない。どうしても犬が可愛らしく描けないんです。今回もやっぱりイマイチ…

  紙雛眉一筆の男ぶり

 句集に載せた私の句です。これは紙雛を作ったときのものですが、俳画を始めてもう10年は過ぎました。ということは10回以上はお雛様を描いたということ…何度描いてもダメですね。他がどんなに巧く描けても、目が…眉が…ダメなら失敗なんです。難しいものですよ。同じ顔には絶対なりませんから。全部そろって上出来というのは滅多になく、どこかが気に入らなくてもガマンです。

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

風邪籠

2018年02月07日 | 日記

 今最悪…この不快感と倦怠感は久し振りに味わうもの、何もする気が起こりません。何を言われてもただひたすらゴロゴロとしています。

  大人しく叱られてをる風邪籠   富安風生

 昨日は俳句教室が午後からありましたので、午前中に病院へ。喉、咳、痰を訴えると、隔離されました。今インフルエンザが猛威をふるっているので、一応その恐れがある人はとのこと。そりゃそうでしょう、私だって移されたくはありませんものね。

 血圧…150と…高い!熱は36度7分…まあまあ…鼻の粘膜から菌の検査…これは相当奥まで入れられとても不快…まだありました…尿の検査。最後は先生から喉のチェック…以上で、「今のところインフルエンザではないが…シロではないね」「エエッ、グレイですか?」「そうだよ、だから熱が37度以上出たらまたいらっしゃい」と。聞くところによると今年のインフルエンザは熱が出にくいタイプらしい。以前罹ったときは39度ぐらい出て、そのころ問題になったタミフルを飲んだっけ…でもそれで治ったなあ。

 病原菌もだんだんとたちが悪くなって…カンタンに見分けが付かないように進化しているのかも…これは人類との戦いでしょうか?

 そのせいかどうか、昨日は大ポカをやってしまいました。兼題を間違えたんです。1月は2個所合同で句会をしましたので、他の所の兼題と間違ってしまいました。「春浅し」と「東風」、どちらも春の季語ですが。で、昨日は「東風」の方だったんです。

 薬を山ほど貰って、今まで飲んでいる薬とあわせると、11種類…食欲不振になってもおかしくありませんよね。でもこの状態から早く脱したい気持ちでマジメに飲んでいます。咳がつくと頭が痛くなり…今度は頭痛薬を飲むはめになるのですが…仕事が溜まっているので仕方がありません。こういう状態で…ブログも写真も…ゴメンなさいです。

 今朝は雪が舞い地面が白くなっていましたが、お昼頃には日が差してきて融けました。でもただならぬ雲が…とにかく寒いです。 

 

 

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

風花

2018年02月05日 | 俳句

 今日も最高気温は2度…昨夜は寒くって目が覚めました。蒲団をかぶっても背中がスースーする感じで…最低気温-3度ですから。

 二,三日前からおかしかった喉がついにダメになりました。このところの寒さで十分気を付けていたものの…抵抗力が弱まっているのでしょうか。いつも風邪の菌に真っ先に冒されるのは喉、それも咳と痰を伴って胸が痛くなります。熱はないからインフルエンザではなさそう。 先週は用心のためリハビリなどの通院も控えましたのに。だって明日は俳句教室、どうしても行かなくてはいけないでしょ…

 先日新聞などで馴染みのない二つの言葉を見かけ気になっていました…それが分かって何だかとっ~ても得をした気分…。皆さんそういう経験ないですか?私はいつも俳句のお陰で…アリガタイことです。知るということは本当に楽しいことですもの。忘れないうちにここに書いて皆さんにもお教えしましょうね。

 一つは「他火」、もちろん「たび」と読みます。そうなんです、今の〝旅〟の語源なんですよ。他にも「他日」(たび)とか「外日」(とび)、「発日」(たつひ)とかありましたが、「他火」とは、他の家で調理(火を使う)したものを頼るという意味から今の旅になったものとか。正確な語源は未詳ですが、古くは遠い土地に限らず住居を離れること全てを〝たび〟と言ったそうですよ。

 もう一つは「花眼」。これは何となく意味は分りましたが、なぜそう言うのかと疑問で…調べてみました。読みは「かがん」、意味は老眼のこと。もともとは中国語で「ホワイェン」と発音します。何と美しい言葉でしょうね。〝老眼〟と言われるのは今は慣れて何ともありませんが、初めの頃はやはり抵抗がありました。でも花の眼なんて言われると…ほら、きれいな顔が見えてきません?実は「花」という漢字には「目がぼやける、かすむ」という意味があるからそう言うんですけどね~。

 森澄雄に『花眼』という第二句集があります。それについて「ブログ俳諧鑑賞」に「森 澄雄小論」がアップされていましたごので、少しご紹介を…

 森 澄雄小論・・・花眼のひと澄雄・・・

  澄雄の第二句集『花眼』(昭和二十九~四十二年)は、つとに名声を博した句集である。そこで、澄雄は、“花眼”とは、中国語で“酔眼または老眼”の意であるが、“年齢の豊膩(ほうじ)と孤独の中に 自然の美しさとともに 人生の妖しい彩りの美しさが見えてくる眼”でもあるとし、この句集で、“人間は生きている時間のうちに 何を見、何を喜び、何を悲しんできたのか、いわば人間の生の時間を見つめようとした”と記している。

 日々何ごとも勉強すること、知ることが…脳とこゝろの栄養と思えば、頑張れますよ。だっていい花や実をつけるんですから。

 今日は風が強く、寒さで凍えそうなんですが、時たま日が照ったり、雪が舞ったり…そうです、「風花」…写真でわかりますか?(下の黒いところの白い点々) 冬の季語です。普通はもう少し晴れて穏やかな日和に雪が花のように舞うということからできた季語ですが…。 梅の蕾もここまで脹らみました…やはりボケてますね。ゴメンなさい!

 
 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

春立つ日

2018年02月04日 | 俳句

 今日は〝立春〟、とはいうものの山口の最高気温は2度で~す。雪もちらちらと舞っていて、ところが突如パーッと日が差してきたり…まあ、何とも気まぐれなお天気さまですこと!

  髪切つて羽搏く(はばたく)つもり春立つ日

 句集『甘雨』に所収の私の句です。私には10年以上の行き付けの美容院があって、何事かがあったりどこかへ出掛けたりするときは必ずそこへ行って、髪を綺麗にして貰います。だから行く度に今度はどこへとか何かあるのですかと聞かれるのですが、この時はもしかすると嫌なことがあって気分転換に行ったのかも…。昔は髪を長くして編み込みなどをしていたんですよ。だから東京の新年句会などへ行くと、昔の印象がまだ残っているのか…髪型が違いますねと言われることがあります。短くしてもう10年以上にはなると思うんですけどね。最初に焼き付いた印象というのは、なかなか消えないんでしょうか。とにかく気持ちだけでも〝やるぞー〟と、春らしく。

 ところで、昨日の節分の話。今まで行ったことのない神社へどうして?と思ったでしょう。これには訳があるんです。1月の句会に、〈宮司宅大根山積み井戸の前〉という句が出ていました。ちょっと粗っぽい詠み方ですが、句材が面白いと思いました。「この大根はきっと畑から抜いてきたばかりで、今からこの井戸水で洗うんじゃあないかしら…」「それも山積みとあるから神社の何かお祭りにでも使うのでは?」と聞くと、作者曰く「その通りなんです。聞いてみたら〝節分〟に使う沢庵だそうです」と。へエッ、節分に沢庵配るの?聞いたことある人と言っても誰も知らないと。じゃあ行って確かめないと…

 ということで、その問題の〝黒石神社〟に行ってみたんですよ。昼過ぎでしたが人影も殆どなく、豆撒きなども当然なさそう、境内は寂しい限りです。全く拍子抜け。聞くと〝ぜんざい〟の接待がありますよといわれ、早速いただきに行きました…すると、ああ、ありました!例の沢庵が…これだったんですね~。でもこんなに人が少なかったら、そんなに沢庵も要らないでしょうに。ではあの山積みの大根はどこにいったんでしょうか???  

 最初は分からずに階段を登って行きました。鐘撞き堂まで50段、ここで鐘を撞いてひと休みし、本堂まで42段ありました。これはおばあちゃんには無理だなと思いましたが、裏に車で来れる道がありました。ここなら人も少ないし、おばあちゃんを連れてきても大丈夫。福豆もちゃんと頂きました。 

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

節分

2018年02月03日 | 俳句

 今日は2月3日。そうです、「節分」ですよ。

 「節分」とは、四季それぞれの節の変わり目のことで、本来は年に四度あるんですが、現在では立春の前日のみが重要視されて、「節分」といえばこの日だけを指しますので、冬の季語となります。

  節分の雲の重たき日なりけり   稲畑汀子

 まさに今日はこのような日でした、というより変な一日でした。朝のうちは日が差したり、午後になると雨が降り出したり、かと思うと今度は雪…そのうちまた日が差してきたりと…でも結局はとても寒い日だったということ。

 この日の行事として、「追儺」(ついな)や「節分詣」などの季語もあります。門に柊や鰯の頭を挿したりする風習や、豆を撒いて鬼を追い出したりする追儺も、邪悪なものや災厄を防ぐという意味からきたものです。だからこの節分行事にちなんだ季語もたくさんあります。次の一茶の前句の「年の豆」は豆撒きの豆のこと、後句は「鰯の頭さす」という節分の夜の風習からの季語。

  三つ子さへかりりかりりや年の豆  一茶

  門にさしてをがまるるなり赤いわし  〃

 毎年この節分の日には、義母を連れて琴崎八幡宮と中津瀬神社にお詣りしますが、今年はもう1ヶ所加えて、節分の三社巡りとシャレてみました。なぜかというのはまた次の日に書きますが…。

 琴崎八幡宮は甘酒と豆の接待、中津瀬神社は豆茶の接待があります。本当は両方とも〝くじ〟が目的なんです。琴崎は富くじ一本500円、初詣と同じくダメで末等のお守りでした。おもしろくな~い!中津瀬は福あめのくじ、一本150円。主人と私あわせて10本買いました。

 こちらは…ヤッター!当たりましたよ。大福あめ3本、鬼打棒3本と、6割のヒットです。でも上にはもっと上があるんです。大々福あめ、特大福あめ、超特大福あめ…とか。それでも今年の当りは良かった~1本も当たらない時があったんですから。でも一番美味しいのはスカの福あめなんですよ。さあ~いよいよ明日からは春ですよ!また気分を入れ替えて頑張りましょうか。

 

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加