先日、嵯峨、嵐山へ行った時、
JR嵯峨嵐山駅から北へ歩き、丸太町通り(まるたまちどおり)
に出た辺りで見えました。
最近、京都御所から東山の「大文字」 も見ましたが、
こちらも「京都五山の送り火」の一つ「鳥居形・とりいがた」
です。
「嵯峨鳥居本曼荼羅山・さがとりいもとまんだらやま」 で
五山の中で最後に点火されます。
ここは他の山の点火法とは異なります。
親火床から火を移した松明を持って
山を一斉に走り各火床に松明を突き刺します。
それで、「火が走る」 とも称されます。
また、松ヤニの入った松を燃やすので、
火の色も多少違ってきます。
この山は低いので市内から見えにくいのですが、
広沢の池の畔で見ると、池の灯篭流しと相まって、
幻想的な五山の送り火を見ることが出来ます。
私は、以前嵯峨野に住んでいた事もあり、この辺りは、
いつも通っていた所なのに、ここから見えることには
一向に気付きませんでした (^_^;)
きっと、自分の住んでいる所の景色はあまり興味が
無かったのだろうと思います。
京都を離れ、初めて気付きました。
”灯台もと暗し”
季節はずれなブログになってしまいました m(__)m
私はいつも別の山の上から見ていますが、さすが、「鳥居」は遠くて、小さく見えます。
私も、じっくりと近くで見てみたいですが、それは、自分がお役目から引退してのことでしょうね。
きっと、かなり先になりそうです(笑)。
きっとkohさん、いつも通っていた頃はお忙しかったのでは?…[E:dash]
私も昔よく仕事で通っていた道で…あれっ?なんて思いますよ(^^ゞ
毎年のお勤めごくろうさまです。
「五山の送り火」 にはそれにまつわる様々な行事やしきたりが
あるのですね。
下から拝むよりよほど貴重な体験、羨ましくもありますが、
守っていかれる方には大変なお勤めですね。
TYPさん、点火のお役目、まだまだ続き、
送り火を普通に眺めるのは、今しばらく「お預け」 ですね(^^♪
週1回だけのお休み、そして年老いた父との同居、
ストレスも、疲労もあったと思います。
丸太町通りから見えるのは気付かなかったですが、
父と広沢の池に、お盆の夜、鳥居に点火されるのを
見に行きました。
点火された鳥居を見て、喜んでくれました。
毎年、見て来た「五山の送り火」 認知症が出てきても
忘れることはありませんでした。
その時私は、送り火より父が忘れてしまってない事に感激しました。