kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

鎌倉殿の13人 第15回 足固めの儀式

2022-04-21 17:28:24 | 鎌倉殿の13人


第15回 足固めの儀式


頼朝の嫡男万寿のために誕生から五百日目に

「足固めの儀式」とやらが文覚を招いて執り行われました



500日目に足固めの儀、周囲がいぶかしがっています



思い起こせば、低体重児だったうちの長男は歩くのが遅かった
一年半になろうとしていた
次男はそれよりは早かったが一年越えていた
三男は一歳の時には歩いていた
が、話の出来るのが兄達に比べ遅かった

蛇足でした、失礼しました



500日は1年と4.5か月、足固めの儀式にはやはり遅いかも

大江広元はそんな儀式はない

京でも見たことがないと言っています

同じ日に三浦氏らが鹿狩りをするという

益々怪しいと義時や大江広元は思った

鎌倉殿、坂東武者の考えは違うし二転三転するし

なかなか統率が取れないしこの先どうなるのかなあ



三浦義澄らは、万寿を連れて行こうと邸に攻めてきた

鹿狩りは嘘だったということですね


頼朝は、しれ~っと、冷徹なことをします

上総広常を謀反人に仕立て上げ葬り去るなんて、ひどい

信じられないです

前夜には自分を打倒せんと集まった御家人たちを鎮めてくれたと

上総介を褒め酒を酌み交わしたのに

(またもやあの善次も一役担ってましたが)


梶原景時が上総介にとどめを刺そうとした時

小四郎は堪えきれずに中に割って入ろうとした

頼朝は「来ればお前も斬る」と言い放ちました





上総介が慣れない筆を握り手習いまでしていたのは

頼朝の政権を確かなものにするためと

坂東の地に平穏をもたらすためだった

京にも行く用意をしていたのだった



結局遺書になってしまったが手紙が残っていた

それを見ても頼朝は心が動かない

頼朝には周りの者が皆敵に見えている

その恐怖感が膨らむほどに、正しい判断力も失せて

無差別な殺戮がどんどん激しくなっていく

狂った行動で突き進んでいく

今、あの頭領も、そうなんだろう、きっと…



坂東武者の中の最たる者であった上総介広常が

こんな目にあったのを見た他の坂東武者は

震えあがったことでしょうね

頼朝による見せしめは効いた…

そして、上総介やその残党の所領を御家人に分け与えた

これが、鎌倉殿の 【足固めの儀式】


こうして頼朝の行動のひとつひとつを見ていくと

有名な史実の「頼朝が弟の義経を討った」ということが

納得出来ます



義経と弁慶達先発隊

真ん中の山は安土山に似てるけど…?

もちろん信長はまだ先の人で



源義仲は院御所に押し入ったことで謀反と判断されていた

後白河法皇の求めに応じた頼朝は

先軍の大将として義経を京へ送った

頼朝は兵が整わないのでまずはと先発隊だけでもと

義経を送り込んだのだった



義経はすでに近江まで来ていた

出陣直前に義高に蝉のぬけがらをプレゼントしたのは

どういう気持ちだったのですか

義高のお父さんを討つのですか

喰うか喰われるかの世ではあったけれども…



暗い話ばかりの中で、ひとつ明るい出来事がありました

上総介のことで打ちのめされた義時ですが

婚姻届けを出した(であろう)ばかりの八重が

男の子を生みました♡

初めて赤ちゃんを抱く義時

守るべきものがまたひとつ増えました

様々なことを心に誓ったことでしょう


いざ、義時



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鎌倉殿の13人 第14回 都の義仲

2022-04-17 18:00:19 | 鎌倉殿の13人


第14回  都の義仲

鎌倉殿はまだまだ不動とは言えないようでして

武田信義の言う、

「信濃の源義仲が平家と通じているという噂がある」

これをうそだ証明するためだと頼朝は義仲に人質を求めた

大姫の許嫁という体で義仲の嫡男の義高を人質にしようとした


政子は木曽義仲の息子を大姫の許嫁なんて許せない

と拒んでいたのですが…




この方かなりの美形

政子さん、対面したとたんに掌返しで大賛成

頼朝さんも、義高の美しさにびっくり

次に政子の義高への眼差しに二度びっくり

ま、いいか

許嫁の問題は解決しましたし

源義高は、聡明でイケメンで空気読めるし

実衣さんや御家人の皆さまにも好かれているようですね

人質となったけれど義高は

父の木曽義仲を尊敬しているのですね

なんとかこの人達の中を上手く乗り切り

父の力になりたいと願っている様でした

いじらしいですね

無事に人質を解かれますように




お父さんは、なかなかの野性味あふれる方

迷彩柄の着物、戦闘服ですね



義仲は「人質として嫡男の義高を差し出す」と

きっぱりと言いましたが、これは明らかに断腸の思い…

お顔に滲み出ていました

義高もほんとは不安な気持ちでいっぱいのよう

ドラマを見ていても胸の詰まる思いになります

時代劇でも現代劇でもこの取り引きはよくありますが

こんなに潔い父子は無かった


ま、男性陣の心労をよそに女性陣はこの眉目秀麗な男子に

✧✧✧💕 ✧ 💕 ✧ 💕 ✧✧✧


1180年 義時18歳の時、富士川の戦いで平家を追い払い
(水鳥の突然の羽ばたきを敵と勘違いし平家が逃げたのですが)

頼朝、鎌倉殿となる

1181年 平清盛、病にて死去

1182年 頼朝と政子の間に長男万寿誕生
(大姫は1178~1179頃に誕生、女性の記録は曖昧なんですね)

1183年 倶利伽羅峠の戦い 義仲が平家を追いやり
その勢いで京へ侵入

平宗盛、安徳天皇(四歳)三種の神器と共に西国に逃げ落ちる

目まぐるしく情勢が変わりました

義仲は後白河法皇に認められず、
京を出て平家を滅ぼすよう命ぜられる

頼朝は法皇に手紙や引き出物を贈ると
流罪は解かれ官位を戻された
さらに、院宣を出され東海道と東山道の軍事支配権を
認められた

東山道の信濃は義仲の所領である
義仲が法皇にその真意を聴こうとしたことを
法皇は謀反と捉え、頼朝に救援を求めた

ああ、都に馴染めなかったか、義仲…


どうやら、これで頼朝VS義仲の戦が始まりそうです

頼朝側は色々画策しておりますが

義仲はその性格からしても、ストレートでしょうね

なんの策略も考えないでしょう

どうなるのでしょうか

その頼朝軍の先発隊の大将は

源九郎義経

頼朝は身内が一番信用できる、みたいなことを

ぽろっと言ってしまいました

梶原景時の表情、私は見た

胸に一物ある方が聞いてしまったけど

大丈夫なのか

僅か数年の間に色々なことが起きています

すべて、いい国造ろう!と

鎌倉殿と御家人の皆さまのサバイバル戦

三方と言わず、四方も八方もいい国となりますように


鎌倉殿の13人がどなた達かも分かりませんが

応援しております



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巴御前、常盤御前、静御前

2022-04-11 19:05:46 | 鎌倉殿の13人

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に歴史上名立たる女性が

登場してくるのが楽しいです



京都三大祭りのひとつ「時代祭」

行列は歴史上の人物の衣装を着た人達が練り歩くのです

ドラマに登場してるか、この先しそうなヒーローヒロインが

時代祭に鮮やかに登場します


平安時代頃から鎌倉時代へ


巴御前 

滋賀県の義仲寺に木曽義仲と並んでお墓に入っておられます








常盤御前
雪中の旅姿です
後ろの小さな子が今若、乙若
牛若は?常盤御前の胸の辺りに見える白い布
この布に包まれて懐に入ってるのかな


子供達がいじらしくて胸が熱くなります


静御前


義経の愛妾の静御前は白拍子の姿

”しづやしづ しづのをだまき くり返し 昔を今に なすよしもがな” 

作家の高木彬光さんの著書の「成吉思汗の秘密」

この本の最後は主人公に関わった女性の言葉で

締めくくられています

それは

『成吉思汗という名前を万葉仮名で読み下せば
”なすよしもがな”
昔を今になすよしもがな、と読めないこともありませんね
この名前は和漢両様の読み方で
静御前へのみごとな返しとなっていますね
これが偶然といえるでしょうか?』
神津恭介は微笑した


義経=成吉思汗伝説

どう思われますか



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鎌倉殿の13人 第13回 幼なじみの絆

2022-04-09 11:18:03 | 鎌倉殿の13人
 

第13回  幼なじみの絆


絆のお話の回でしたが、それよりも

私は今回も、亀の前様に持ってかれました


”黒髪の乱れも知らずうち臥せばまづかきやりし人ぞ恋しき”

和泉式部





亀「家を焼いて、まだ足りないの」

亀「それなら、手を引く」

亀「ひとつだけいい?」

”黒髪の乱れも知らずうち臥せばまづかきありし人ぞ恋しき”

「誰が詠んだか知らないでしょ、和泉式部
あの方の日記は?目は通したの?
りくさまから渡されましたよねえ
伊豆の小さな豪族の家で育った行き遅れがさあ
急に御台所…って
勘違いしてもしょうがないけど、大事なのは
これから自分が本当に鎌倉殿の妻として相応しいのか
よく考えなさい
足りないものがあったら、それを補う
……
……
……
では、よろしくおたのみ申します」

亀さん見事でした

「御前」をお付けする価値のある方と思いました

”黒髪の乱れるのもかまわず、こうして横たわっていると
この髪を手でかき上げた人が恋しく思われる”

先日テレビで「和歌と俳句100選…」という番組を

録画しておいたのを見ました

すると、選ばれていたのです、この歌が



どちらかと言えば、艶めかしさのある一首かと

百人一首の和泉式部のうたは、

”あらざらむこの世のほかの思ひ出にいまひとたびのあふこともがな”

これも、情熱的ですね

このドラマに取り上げられる女性は、皆、つよい!

昔もこうした強い女性が沢山いたのかもしれないなあ

幼なじみの絆を大切にした巴御前然り

義時を泣かして止まない八重然り、政子、実衣、亀

私は、男性として生まれたかったと、ずっと思っていたのですが

その気持ちが、ちょっと揺らいでおります

限りある日々、どっちにしても悔いのない日々にしたいです


幼なじみの絆を巴御前から学んだ義時、

共通点を見つけたのですね

その気持ちを伝えた時、八重さんは

「おかえりなさい」と笑顔で言ってくれました

めでたしめでたし♫



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俳誌4月号

2022-04-03 17:09:39 | 俳句・和歌


近所の山茱萸が咲き始めました♪






ちょっとだけ、昨年より木が大きくなったような

小さな花を、鉄のようにがっちりした枝が支えていますね





俳誌4月号が届きました

毎月配達されるうちにずいぶん増えました

早や、俳句入門講座から7年とは

冊子は増えどもいい句は増えず(T_T)



今月の俳句です(^-^;

節分会炮烙積み上ぐ狂言堂
おもむろに決まり文句で豆を撒く
冴返る独居の夜のきしむ音
雛飾り孫ままごとの母になる


壬生狂言が有名ですが、他に嵯峨狂言、千本ゑんま堂狂言、

神泉苑狂言とたくさんあります

私が子供の頃から慣れ親しんでいたのは神泉苑狂言です



二条城の南に「神泉苑」という池を中心に回遊出来る庭があります

平安時代の禁苑だった頃はかなり広大でした、そうです



弁天さんと龍神さんは古くからあったと思います

今も祀られています

子供の頃の遊び場でした

狂言堂がありまして、5月の初めに狂言が催されます

2階にある狂言堂で演じられるのを

屋外の下から思いっきり仰ぎ見て、

言うてみれば野外ライブ?ですね

この話、なんぼでも長くなるのでこのへんにして

この狂言の演目の「炮烙割」を俳句にしました



5月に久しぶりに神泉苑に行ってみたくなりました

幼なじみの家や、父や叔父と行った喫茶店にも



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鎌倉殿の13人 第12回 亀の前事件

2022-04-02 11:09:08 | 鎌倉殿の13人

第12回  亀の前事件

亀の前?

「…の前」とは?


女性の名前の前につけて、敬意を表する言葉だとか

何々様の御前にて、と同じ

そういう事かと納得出来ましたが

すぐに気づかなったのは、私の亀さんに対する偏見ですね

漁師の娘さんから侍女になった女性という

ごめんなさい、亀さん



「後妻打ち」
うわなりうち


いにしへの都では、こういうことがあったそうです

意外でした

この時代というか明治の頃までふたり目の女性を持つ

というのは、世間一般で許されてると思ってました

不本意ですが

ただ、どうやら愛人とかお妾さんではなく

死別や離婚後に迎える妻のことらしいですが

政子さんご健在なのに?

りくさん、教えて

いずれにせよ規格外の騒動、被害のようですね




そもそも、頼朝が悪いと思います、私は

鎌倉の基盤がちゃんとなってないのに亀さんに…

そもそも、八重さんも捨てたようなものではないですか

政子さんが現れたから

北条という名を利用するために政子さんに…



頼朝が用意した隠れ家が事の発端の事件でした

義時がその隠れ家に呼ばれて行ったが、

つまり大人の事情の館で、亀さんに会うためですね

義時は頼朝に「この気持ち、いずれわかる」

と言われるも納得出来ないまま



頼朝と政子には嫡男の万寿が生まれたが体が弱い

頼朝の弟の全成は、心当たりがあるという

「親の悪行が子に禍をもたらす」と言うのだ

それを妻の実衣に教えてしまった

口外を禁じられた実衣だけど、言いたくてたまらない





口には戸が立てられません

そのあとは

実衣→源範頼→時政&りく→政子にそれとなく
   
頭にきた政子→義時に一部始終を聞く

義時と善村は亀が危ない、逃がそうと急いだ

義経には隠れ家の見張りを頼んだが

この館が何たるかも知らぬままに弁慶達を引き連れて

満を持しての武蔵坊弁慶のひと暴れシーンが見れました


「ちょっとだけ壊してね」 のはずが全焼🔥

義経は、快感 ⁈


義時は自分のせいだと反省しきり





あっちを繕い、こっちも繕い

悪気のない風見鶏行動なのでしょうが…



しかし、鎌倉の面々の様子を冷静に見ていた人がいました

朝廷に長年仕えていた政治のスペシャリスト、「大江広元」

三善康信の推薦を受け鎌倉にやって来ました

とても聡明そうな方です



向かって左の黒の束帯?姿の方

「義時を手放してはならない」

それから、

「ひとり、気になる者がいる」

と頼朝にアドバイスしていました

誰のことでしょうか、みんな癖が強いから~


気になる者、分からない、誰ですか

鎌倉殿も前途多難



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