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kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

大文字送り火とお月さん

2011-08-16 23:59:00 | 京都

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ここは京都御苑、堺町御門をくぐると、ずーっと遠くに

京都御所の紫宸殿の大屋根が見えました。

      

玉砂利の上には自転車のわだちが交錯しています。

     

今年は、京都御苑内から大文字の送り火を見てきました。

     

ここからだと、東山の「右大文字」だけが見えます。

        

       

       

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無事、大の字は点りました。

(左右の四角い白い光は、山のずっと手前のマンションの

灯りです

     

8時に点り始め、しばらくすると、何なのか?

大文字山の頂きにも火が点いた様に、赤くなってきて、

次第に丸く大きくなっていきました。

       

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お月さんがのぼって来たのでした。

大文字の真うしろにお月さんが出るなんて、

生まれて初めて見ました。

         

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8時30分頃、大の字もほとんど消えた頃、

お月さんは暗闇の中、高くのぼって行きました。

       

暦を見ますと、16日は、

月の出 19:42

月齢   16.3

だったようです。

       

『これこれ、どうしたんや。』  

    

と、お月さんは言いに来はったんやろうか?

     

少し、お月さんに救われた様な…

      

      

今年の送り火は、本当に感慨深く…、

      

一生忘れません。

      

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お盆に思うこと

2011-08-14 19:25:53 | 京都

どうも、気が重いです。

それはやはり、五山の送り火のこと。

     

小さい時から、大文字山に近い祖母の家で、

畳の部屋に寝転がって、見たり、

小学校の屋上へ行って見たり、

大人になっても、家の前で見たり…、

     

赤々と燃える大文字を見ながら、

御先祖さんに思いを馳せ、みんなの一年の無事を

感謝し、手を合わせました。

      

今年は、ちょっと気持が暗くなります。

東北の皆さんの心を傷つけました。

本当に申し訳ないことでした。

       

今、滋賀にいますから、京都まで行かないと

拝む事はできません。

やはり、ぜひ行って、お詫びの気持ちや、

皆さんに、一日も早く元の様な健やかな毎日が

訪れますようにと、祈ってこようと思います。

    

そして、そんな私達が、今当たり前のように

普通の生活を送らせて頂けることへの感謝の気持ちも。

    

     

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辻回しの現場

2011-07-26 09:30:47 | 京都

こちら、祇園祭最後の見せ場、御池新町の

辻回し現場です。

     

鉾の永い歴史を担う車方(くるまかた)の面々が、

辻回しに挑んでいます。

        

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以上、現場からでした (^_^;)

     

      

     

        

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長刀鉾の辻回し ②

2011-07-19 11:28:44 | 京都

お稚児さんの降りた長刀鉾、いよいよ最後の

辻回しに入ります。

まず、辻へと進んで行きます。

       

       

         

左右に動かない車輪の向きの微調整は、「車方」 と呼ばれる人が

くさびに棒状の持ち手の着いた様な木製の道具(かぶらごて)を

車輪の下に噛ませて進行方向を正します。

今にも車に引かれそう…、大変やわ~

       

         

    

辻回しは、車輪の下に竹を割った長い棒状の物を敷き詰め、

水をかけ、曳き綱を「曳手」 がグイッと曳きます。

でも、やはり3~4回この作業をしないと90度向きを変えることは

出来ません。 長年の勘がものを言います。

       

        

        

              

    

新町通りは本当に幅が狭く、両側の家とスレスレで、

それでも上手く進んで行きます。

       

     

「くじ取らず」の長刀鉾は、毎年巡行の先頭を行きます。

鉾先に疾病邪悪を払う、三条小鍛冶宗近の長刀(今は複製)

が付いています。

刀先は八坂神社と御所の方角には向かない様に

します。

      

鉾の大きさですが、長刀鉾で、

総重量 : 11トン  高さ : 鉾頭まで25m

車輪の直径 : 2m

     

子供の頃も鉾は大きいと思いましたが、大人になっても

やはり、大きいです。

    

ずっと見上げて撮っていましたので、首と肩と腕が、

コリコリです (^_^;)

     

    

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長刀鉾の辻回し ①

2011-07-19 06:51:09 | 京都

今年は、今まであまり見ていなかったポイントで

巡行を見て来ました。

      

しめ縄切りの四条通麩屋町から、今度は

最後の辻回しのある、御池通新町に来ました。

     

   

          

巡行も御池通り新町まで来ますと、もう終わりが近づいています。

あとは、ここを辻回しして、細い新町通りをすり抜け、

それぞれの鉾町に帰って行きます。

      

その前に、お稚児さんの乗った長刀鉾だけは、

「お位返しの儀」 のために八坂神社に向かう

稚児と禿を鉾から降ろします。

      

長刀鉾のお稚児さんは「正五位」 の位を持つ「神の使い」

とされていますので、地面に足を着けることも許されていません。

そこで、強力(ごうりき) と呼ばれる人の肩に乗って、

鉾を降りていきます。

       

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無事、降りました。乗せてもらう方もヒヤヒヤだろうな

        

       

見ている方は、落ちないかとヒヤヒヤものです。

八坂神社でお位返しを済ませるとこれで、

お稚児さんは「神の使い」 という役目から放たれて、

普通の男の子に戻ります。

      

7月1日から、ほんとにお疲れさんでした。

      

そして、この後、鉾は最後の辻回しに入ります。

     

         

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風神雷神

2011-07-18 19:55:20 | 京都

        

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17日、しめ縄切りの執り行われた四条通り麩屋町ですが、

風神雷神の画が書かれたビルが、鉾の左側に見えます。

(風神が隠れていますが…)

実はこれ、パチンコ屋さんなんです。

        

きっと、”京一”番 の、粋なパチンコ屋さんです (*^^)v

                        

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加茂みたらし団子

2011-05-26 17:04:41 | 京都

Img_1564_5下鴨神社前の加茂みたらし茶屋(亀屋粟善) のみたらし団子で、下鴨神社の神饌菓子です。

         

下鴨神社境内にある、「御手洗池(みたらしいけ)」に因んで名づけられました。

お団子が先にひとつ、離れて四つ、竹串に刺してあります。これは、人の体を表わします。

Img_1569 また、一説には御手洗池に湧く水の泡を表わすとも言われています。

       

甘辛の蜜がほど良くて、あっさりとおいしいです。

ただ、葵祭の日だったのですが、買ったばかりのお団子がちょっと硬くなってしまってて…、

お店も紋日で、早い時間から大量に作ったかな~? 

と残念でした。

    

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葵祭に電気自動車

2011-05-19 18:07:55 | 京都

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葵祭を先導する電気自動車

       

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最後尾を行く車

      

Do You Kyoto ?

は、「環境にいいことしてますか?」 の合言葉

とのこと。 

京都市では、京都議定書が発効した2月16日に因んで、

毎月16日を「Do You Kyoto?デー」 と決めて、

これを合言葉に、エコ活動の輪を広げていこうという運動をしています。

例として、「京都の統一行動ライトダウン」 「省エネ家電の普及&促進」

「エコドライブの推進」 など。

また、京都サンガF.C. と連携して様々な催しをしています。

     

京都議定書が発効されて久しいですが、今この時、なお一層の省エネの

大切さを確認です。

   

京都市の広報カー「Do You Kyouto?」 の文字の入った

きれいな青空色の電気自動車は、斎王代や勅使にも負けないくらい

がんばってましたよ (^^♪

    

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葵祭・近衛使代(このえづかいだい)列

2011-05-19 16:22:59 | 京都

葵祭は、王朝絵巻を思わせるあの行列がハイライトかもしれません

これは、本当は「路頭の儀」 という名があり、

下鴨神社と上賀茂神社で行われる「社頭の儀」 へ

向かうためのプロセスなのです。

        

「社頭の儀」 は今回見ることが出来ませんでしたが、

こちらも古式ゆかしい厳かな儀式です。

斎王代も、腰輿(およよ) から降りられて、神殿に向かわれ、

勅使も馬を降り、神事が執り行われます。

御祭文の奉上、東游(あずまあそび)と呼ぶ舞人による舞の奉納、

他に牽馬の儀、走馬の儀と神事は延々と続きます。

     

これらの神事、ほとんどが男性によって執り行われています。

今、葵祭の主役は、「斎王代」 で、女官も含め、ヒロイン達が

注目されるお祭りですが、実は、祭りといえば「葵祭」とされていた

平安時代には、葵祭の主役は男性だったのです。

       

…と、前置きが長くなりましたが、

「近衛使代(このえづかいだい)列」 です。

      

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肝煎(きもいり) 行列に一番を行きます

        

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和琴(わごん) を運ぶ、退紅(たいこう)

      

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近衛使代(このえづかいだい) 勅使の代役を務める行列で最高位

馬にも銀面など華やかな装飾

     

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風流傘

     

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祇園祭を「動く美術館」 と称する事もありますが、

葵祭もやはり、京都の伝統産業に支えられた衣装、道具類が、

見どころなんですね。

    

      

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葵祭・女人列

2011-05-18 16:49:34 | 京都

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斎王代 は葵祭のヒロインです。

現在では、主に京都在住の未婚の女性が選ばれます。

今年は、同志社大学4回生の金井志帆さんが斎王代に選ばれました。

この方のお母さんも斎王代の経験がある方だそうです。       

      

斎王代 とは

斎王は天皇の即位の時に、伊勢神宮や上賀茂神社に奉仕して、

精進潔斎する皇女や王女のことで、斎王代はその代理です。

    

禊(みそぎ)の儀

斎王代は、5月15日の行列に先立ち、5月4日に行うのが「禊の儀」

上賀茂神社と下鴨神社で隔年交替で行われます。

今年は「下鴨神社」でした。神社内の「御手洗池・みたらしいけ」

手を浸して禊の儀をします。

      

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命婦(みょうぶ) 高位の女官、または高官の妻女

衣装は、小袿(こうちき)、単(ひとえ)、内袴(うちばかま)

          

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女嬬(じょじゅう) 食事や掃除などを司る無位の女官

傘を差してもらってない女性が女嬬です。 

木々の間の遠くに、大文字山の「大」の字が見えます。

      

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童女(わらわめ) 斎王代の傍らに仕える少女

行儀見習いのために宮中に奉仕する少女

ちょっと、行列が止まった時の仕草が…(^^♪

        

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騎女(むなのりおんな) 騎馬で参向する斎王付きの巫子(みかんこ)

      

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采女(うねめ) 古代の神事服を着ています。

青い波の模様が、爽やかですてきです。

        

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