kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

葵祭・近衛使代(このえづかいだい)列

2011-05-19 16:22:59 | 京都

葵祭は、王朝絵巻を思わせるあの行列がハイライトかもしれません

これは、本当は「路頭の儀」 という名があり、

下鴨神社と上賀茂神社で行われる「社頭の儀」 へ

向かうためのプロセスなのです。

        

「社頭の儀」 は今回見ることが出来ませんでしたが、

こちらも古式ゆかしい厳かな儀式です。

斎王代も、腰輿(およよ) から降りられて、神殿に向かわれ、

勅使も馬を降り、神事が執り行われます。

御祭文の奉上、東游(あずまあそび)と呼ぶ舞人による舞の奉納、

他に牽馬の儀、走馬の儀と神事は延々と続きます。

     

これらの神事、ほとんどが男性によって執り行われています。

今、葵祭の主役は、「斎王代」 で、女官も含め、ヒロイン達が

注目されるお祭りですが、実は、祭りといえば「葵祭」とされていた

平安時代には、葵祭の主役は男性だったのです。

       

…と、前置きが長くなりましたが、

「近衛使代(このえづかいだい)列」 です。

      

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肝煎(きもいり) 行列に一番を行きます

        

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和琴(わごん) を運ぶ、退紅(たいこう)

      

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近衛使代(このえづかいだい) 勅使の代役を務める行列で最高位

馬にも銀面など華やかな装飾

     

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風流傘

     

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祇園祭を「動く美術館」 と称する事もありますが、

葵祭もやはり、京都の伝統産業に支えられた衣装、道具類が、

見どころなんですね。

    

      

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