さ・け！

昨夜のツン坊は、まったくもって変だった。
風呂上がりにパジャマで、

「さぁ、どんぐりを食べてくださいじょ～～～～」
と、ピンセットを持ってふらふら、そしてヘラヘラ歩き回り、
「お口を開けてくださいじょ～～～～」
「これは飲まなきゃダメなんですぞ～～～～」

「ちょっと、あなたは、先生なの？」
「そうなんじゃぞ～～～～！」
「おじさん先生なんかい？」
「そうじゃ、そうじゃ～～～～」
「酔っぱらってるの？」
「そうなんじゃぞ～～～」
「何か飲んだの？」

「さ・け！」

でかい声で答えた。しかも「さけ」と．．．。
せめて「おさけ」と言って欲しかった。なんちゅう荒くれた返答．．．．。

寝る前にトイレに行くと「うんこを１個するよ！」と言われ、
う～～～～んと力みながら、
「くっさ！くっさ！ウンコ臭い！」と自分で言っている。
鼻をつまみながら、
「ツンちゃんのウンコくっさ！ちょっと恥ずかしいからドア閉めて！」と．．．．。
「誰でもウンコは臭いよ。」
「くっさ！くっさ！」言いながらしている。

うるさいし、バカな人だ．．．．。

明日のお弁当散歩。
「プリキュアのお弁当を作ってくれるのかなぁ～～」
「作らないよ。」
「あのコップについてるプリキュアの絵を見ながら作ればいいじゃん！」
「いやだよ。おかぁさん、プリキュア嫌いだもん。」
「作ってくれるかなぁ～～、プリキュアのお弁当～～～」
「作らないし、作れないよ！」
「プリキュア、プリキュア～～～」
・・・聞こえないのだろうか．．．。
私がこんなにも拒否をしているというのに、
まさに、暖簾に腕押しだ．．．．．。