ウロコインコ次郎と生活と。

イラストレーター野田節美の徒然日記。
たまに、仕事も載っけております!!!

体重制限。

2006-03-24 21:21:58 | Weblog
里帰り出産のため、名古屋の病院に妊婦検診へ。
で、出ました。「体重制限が」....。
わかっておりました。食べ過ぎだということを...。
胃はもちろんのこと、食道から気道に上がる程詰め込んでいた食べ物。
酸っぱいものが込み上げてきても
「一度食べた物は逃すまい」とそれを飲み込む卑しい私。
そんな食べ方をしていては太るのはあたりまえっちゅうもんです。
「8時以降は絶対に食べない!」という
すばらしい法律を作ったのにもかかわらず、
夜ご飯をたらふく食べた後、ここぞとばかりに饅頭を詰め込む。
「8時になる前に!」というスパートをかけて...。
名古屋から帰って来た夜の体重50キロ!(人生初の大台!!!)
その数字にショックを受けた私。
これじゃぁダメだと翌日からの私の食生活の『慎ましい』こと。
野菜、野菜、野菜、イワシの丸干し。
野菜、野菜、野菜、豚バラの蒸したやつ。
納豆、納豆、ごぼう!と...。
すると翌日の体重は49.3キロに!
そうよ!この調子よ!!あと1ヶ月は49キロ台を守り続けるのだ!
死守!!!食べたら速攻で歯磨き!すると覚悟が決まるのだ!
しかし、明け方には目が覚めてしまう...空腹で。
天井を見つめ、朝食のことを考える。早く食べたい、と...。
相棒は気づいているのだろうか。
日々、朝食の時間が早まっていっていることを...。
前より10分程起こすのが早まっているということを...。



カシュクール。

2006-03-12 21:43:13 | Weblog
もう着れる服がほとんどない。だがかたくなに普通の服屋で買っている。
お腹が伸びそうなニットワンピなどを。
で、わかったことが。
「カシュクールは素晴らしい!」ということが!!!!
あれはいい!重ねてクルクルひもを巻けば、どんなにお腹が出っ張ってこようとも
あいつが重ねてくれる。布で重ねてくれるのだ!!!
そしてお腹が引っ込んでも普通に使えるじゃん~~~!!
これからはカシュクールを探して歩くことにしようと思う。

完璧に動いている。赤ん坊が。
「俺、ここにいるぜ~~~!」とわかりやすく教えてくださる。
これなら忘れることはないね。
あとは性別だ。今のところ2人から女だと言われる。
しかし自分では「これは男だナ」とか「女だナ」とか、考えたこともなければ
想像したこともないのは何故だろう...。
そんなもんだろうか本人は。相棒も含め。
ただ、二人で歩いていて小さい子がいると、一応確認して、
「あの子みたいなクリンクリンのくせ毛はかわいいね」とか、
「あの毛糸の帽子はかわいい」など、性別問題は話題に上ることがないのだ。
そんなもんだろうか。

どうやら、これ、か?

2006-03-08 22:11:23 | Weblog
動かない、動かないと思っていたが、どうやらこれが『胎動』とおぼしき感覚が。
友に「お腹がぐるぐる言うんだけど、これはお腹が減っているのか、
腸が動いているのかどうなのだろうかい?」と聞いたら、
「それ。それだよ。」と。...これなのか?
昨日の妊婦検診での赤ん坊の大きさは270グラム、足の大きさ3センチ。
小さい。やはり、これくらい小さいと動いても腸が動いている程度のものだろう。
先生が超音波で「これが赤ちゃんの顔ね~」と教えてくれたが、
気味の悪い感じで「怖っ!」と叫んでしまった。宇宙人みたいだった。
でも背骨がちゃんとチロチロと付いていて軟骨星人ではないと確認できてよかった。

毎夜、相棒に腹帯「さらし」を巻いてもらっている。
(夜だけ、ゆったりと「さらし」にして昼間は腹巻きで過ごしております。)
なので、日々大きくなるお腹の成長を実感しているのは相棒のほうかもしれない。
さらしの巻き終わりの位置が毎日微妙に移動しているらしい。
そして相棒の堂に入った巻き方。
まるで横綱のまわしを巻く幕下15年の力士のようだ。
その巻き終わったさらしの上からパンツを履く。大きいパンツを。
するとまるでオムツだ。老人のオムツのようになる。そして毎夜ひと笑い。
笑い声を背に受けて私は寝室へと消えて行くのであった。

いるのか?

2006-03-02 18:36:57 | Weblog
まだ動かない赤ん坊...。本当にお腹に入っているのだろうか。
まるで実感がない...。
ただお腹だけがぐんぐんと大きくなっていき、
この中に赤ん坊は本当に入っているのだろうか。
卵だったら「ここにいるんだぜ!」的な実感が沸きやすいだろうに。
卵用のポシェットを毛糸などで編み上げ、
いつも首からぶらさげる。
夜には真綿で作った卵用ベットに寝かせ
そっとモヘアで編んだ掛け物をしてお休みだ。
天気のいいポカポカの日には窓際に置いて
ちょっと透かしてみたりして...。
そんな実感満載な感じがうらやましい。
ある日、ピキ~~~ンとヒビが入り、
「あなたぁ~~!!!ヒビが!ヒビが割れましたよ~~~~!」
「おぉ!ヒビが割れたかぁ~~~!いよいよだな!」と
じっと二人で卵を見つめると、割れ目からニュッと手が現れる。
そして、よっこらしょっとと赤ん坊が出てくるのだ!
そう!この時点でもう歩けるのだ!!!
残った卵の殻は「桐で作った『殻箱』」に入れ、取っておくのであった。

で、思い出したけど、助産院で産むと「へその緒」がとぐろを巻く程
すっごく長いって知ってました?
友達の子のへその緒は、ぐるぐるぐるぐるととぐろを巻いていて、
箱のふたが閉まらない程の長さだった....30センチはあった。
その子供が病気になったら、そのへその緒を粉にして飲ませると治るらしい。
インディアンみたいなメディスンフィールが神秘的だ。

てな感じでいまだ動かず実感無しなのであった。