第四会場は''FONDATION D'ENTREPRISE BERNARDAUD''による、陶磁器製品を勉強する学生の作品展示をメインに、主に生活雑貨を扱う選抜デザイナーによる作品展示が行われておりました。http://www.parisdesignweek.fr/en/participant/11とttp://fr.wikipedia.org/wiki/Bernardaudが参考になります。面白い作品も幾つかあったのですが、写真が上手く撮れておらずご紹介出来ないのが残念です。一番気になったのは、四つのワイングラスへ同時にワインを注ぐことが出来る、漏斗のような便利グッズ。http://www.parisdesignweek.fr/en/participant/126(参照)パーティー会場で歓声を浴びそうです。皆さんは、フランスはLimogesの老舗磁器メーカーBernardaudご存知でしたか?個人的には、詳しくはありませんが名前は知っておりました。
第三会場は個人作家の展示ブースだったのか''DIDIER FAUSTINO''と名前がありました。http://fr.wikipedia.org/wiki/Didier_Fiuza_Faustino(参照)建築家でありアーティストでもある彼が手掛けた、現代アート作品が数点展示されておりました。ガラス越しの見学です。デザインウィークですがアート作品も充実しているようです。以前住んでいたパリ郊外の家の近くにあったトーテムポールのような作品も彼の手によるモノだったのですね。恥ずかしながら、今回初めて知りました。http://boiteaoutils.blogspot.com/2008/12/small-one-square-meter-house-by-didier.html(参照)皆さんは、DIDIER FAUSTINOご存知でしたか?昨年銀座のメゾン・エルメスのギャラリーでも展示を行っていたようです。個人的には、まだまだ知らない世界が多いことに改めて気付かされました。
ボテッとしたデザインが典型的な''レトロ椅子グレースチール脚''は、合皮のグレーの色目も濃く素敵です。脚部のカタチが独特で、野暮ったい雰囲気に味があって良いです。クッションが利いた厚みのある座面とのバランスも絶妙です。何とも言えないレトロな風情が、現在かえって新鮮に感じます。状態も良く大切に使われてきたモノなのでしょうか。お値段は100euro近くでした。皆さんは、レトロ系デザイン椅子如何がですか?個人的には、好きなデザインテイストの一つです。古着屋さんに置いてあっても良さそうです。
こちらは、前回ご紹介させて頂いたモノより大きめで、座ることを重視した作りの''レトロ椅子グレー足置きキャスター付き''は、クッションの利いた厚めの座面が座り心地良さそうです。座面の高さも調節出来るようになっております。背当ても大きく背筋を伸ばして座ることが出来そうです。キャスターも付いているので便利です。元はオフィス用の椅子だったのでしょうか。お値段は100euro切っておりました。皆さんは、レトロっぽい雰囲気のあるこんな椅子、オフィスに如何がですか?個人的には、グレーの色目がもう少し濃ければ好みのデザインです。
フランスの個人病院等で先生が診察用に使っているタイプに似ている''スツール黒背当てキャスター付き''は、座ったままの移動に便利です。患者さんを座らせたまま、右に左に動き診察するのに小回りが利くので、選ばれるのでしょうか。背当てのカタチも特殊で、支柱はセンターからズレた位置にあります。診察の邪魔にならない為の配慮でしょうか。診断書を書く時には、大きな机と肘掛け付きの椅子が別に用意されていることが多いです。椅子として座っている時間は短いですが、一種のプロ用道具の一つとしての扱いなのでしょう。お値段は100euro切っておりました。皆さんは、道具としての椅子、どんな場所で使ってみたいですか?個人的には、パソコン作業用の椅子として使ってみたいです。資料を探す時やちょっと他に移動する時にも便利そうです。