綺麗な色使いが目を惹いた''肘掛け椅子青クッション木フレーム''は、木製のしっかりとしたフレームの作りに質の良さを感じます。赤味がかった木の色目と座面と背当ての青とのコントラストも渋く素敵です。厚みのあるクッションも利いており座り心地も良さそうです。肘掛けや脚部の繋ぎ目の処理方法が独特で、角張ったデザインに特徴があります。お値段はセットで200euro近くでした。皆さんは、木と青の色目が美しい椅子如何がですか?個人的には、デニム好きなのでこういう色の組み合わせは好みで、素晴らしいと思いました。良いデニムを扱うショップに置いてみたい雰囲気があります。
「Dessine-moi le Japon」会場近くに設置されていた日本の若く才能あるクリエイターを紹介するブース「LES TALENTS A LA CARTE」も注目が集まっておりました。世界的に活躍している日本人クリエイターの推薦ということもあり、今後日本のクリエイションを牽引して行く活躍が期待されます。インテリアデザイナー片山正通(かたやままさみち)氏推薦のスタジオマグマ、デザイナー吉岡徳仁(よしおかとくじん)氏推薦の写真家川内倫子(かわうちりんこ)、工業デザイナー奥山清行(おくやまきよゆき/ケン オクヤマ)氏推薦のデザイナー川瀬和幸(かわせかずゆき)、ファッションデザイナー三宅一生(みやけいっせい)氏推薦のネ・ネットデザイナー 高島一精(たかしまかずあき)、デザイナー喜多俊之(きたとしゆき)氏推薦の 雑木囃子(ぞうきばやし): 箱根 寄木細工に携さわる若手職人グループ、「レ・クレアションド・ナリサワ」 オーナーシェフ成澤 由浩 (なりさわよしひろ)氏推薦の、金沢卯辰山(うたつやま)工芸工房作家の作品に実際触れることが出来て、若き才能と直接コミュニケーションが取れるようになっておりました。皆さんは、既にこちらのクリエイターの名前をご存知でしたか?個人的には、恥ずかしながら今回初めて知りました。日本から世界へ、今後の活躍が楽しみです。
遅くなりましたが、前回「フランス便り-45-2/パリデザインウィーク02」でお話させて頂いた「Dessine-moi le Japon」企画のメゾン・エ・オブジェ版です。厳選されたクリエイターのイラストのみ飾られておりました。パリデザインウィークと二日間開催期間が重なることもあって、作品が二ヶ所に分散されていたようです。メゾン・エ・オブジェ会期終了後にパリデザインウィーク会場に全ての作品が集まったのでしょう。フランス文化・コミュニケーション省フレデリック・ミッテラン大臣の協力を得て、2012年1月までオークション形式で開催され、売上金は日本の被災者の方に寄付される予定です。世界的規模のクリエイターが集まっているのは、フランスの成せる技でしょうか。多くの寄付が集まって日本の被災者の方に役立ててくれることを望むばかりです。
座面のクッションが取り敢えず見付からなかったのだと願いたい''ラウンジチェアー緑革布団張り意匠黒フレーム''は、格好良いデザインです。座る人がゆったりと寛ぐのに適した、座面が低く腰が沈み込む角度で背当てが高い独特のカタチです。上質な革素材が使われており、時を経た良い味が出ております。脚部のデザインも黒の色目も格好良いです。業者さんが不在の為値段等詳しいことは聞くことが出来ませんでした。皆さんは、どんなタイプのラウンジチェアーがお好みですか?個人的には、色々好きなのがあって一つに絞りきれません。
茶色の生地が渋い雰囲気を醸し出している''デザイン椅子茶クッション布団張り意匠''は、シンプルですが質の良さそうな作りです。クッションも利いていて座り心地も悪くなさそうです。数も揃っているので、オフィス等で会議室用に使われていたモノでしょうか。ベースには一般的な十字タイプが選ばれており、素材はアルミ製だと思われます。ミッドセンチュリーのデザインモノでしょうか。お洒落なカフェのラウンジ席に設置しても良さそうです。お値段はセットで500euro近くでした。皆さんは、上質な雰囲気を醸し出しているこんな椅子のセット、どのようにアレンジしたいですか?個人的には、ガラス天板のデザイナーズテーブルに合わせて居間等で使ってみたいです。