こちらも出店業者さんの名前も、レトロバイクのメーカーも確認しなかった、ただ雰囲気が良かったので写真だけ撮ってきたブースです。動物の毛皮を使った敷物を専門に扱う業者さんだと思われますが、何故この綺麗な青のレトロデザインのバイクを商品のディスプレーに使ったのか疑問です。まさに自分のように、バイクに惹かれてお客さんがブースに寄って来るという考えでしょうか。皆さんは、こんなレトロバイクをディスプレーに使う手法如何がですか?個人的には、バイクにもよりますが、インパクトがあって面白い手法だと思います。
今回の「メゾン・エ・オブジェ」の中で気になったのは、第三世界の職人さん達の手によって作り出されている''ブリキ再生家具''でした。数ヶ所のブースで似たような素材を使ったオリジナル家具を見掛けました。現代のデザイン感覚で味付けした家具を、エコやリサイクル素材を利用して、フェアートレードの精神で第三世界で生産するという、今後開拓の余地があるデザイン界の潮流を感じることが出来ました。例えば''PO!PARIS''公式サイトwww.po-paris.comはパリの事務所でデザインをして、バルカン半島諸国のアルバニアの現地NGOを通じて、現地零細企業の職人さん達に製作を依頼しているようです。皆さんは、こういうデザインの流れはどう思われますか?個人的には、時代の求めている一つの答えとして、今後の発展を期待したいところです。