電気通信サービス

昨今は電気通信サービスが複雑きわまりないことに
なってしまっている。

午後、下請けのK氏宅の電話回線をアナログに戻すための
工事に立ち会った。

NTTの下請け工事会社の人の話しだと、けっこうトラブルが
あって大変らしい。

NTT代理店からは、工事に行った先では余計な事を言うなと
（料金が安くなると言われて変えても安くはならない事実とか）
指示されて何も言えないのに、トラブルになるとお客さん
からは自分たちが責められると。

昔の電電公社・黒電話１本の時代経験しか頭に刷り込まれて
ないようなK氏にしてみれば、工事の人も「あんたらNTTだろ！？」
になってしまう。

ONU（ルーターやモデムに似た弁当箱みたいなやつ）を取り
はずして、それをNTTに返却する事をにK氏に確認しようと
苦労している。

私「NTTかから何か送られてきてない？
　　　全部来た物を取っておいてと言ったでしょ」

「何も来てないけど・・・」と言いながら、デカい封書を
持ってきた。

返送用のゆうパックのバッグが入っていた。

工事の人「あぁ！それそれ！　それに入れて返して欲しいの」
K「・・・」
私「わたしがあとで郵便局で出しておきますから・・・」

口座引き落としの申込書も記入し、ついでに出して来ることに。

K「何から何まで本当にすみません」と言ってはくれるが、
思いは複雑。

息子が近くにいながら、この手の手助けをしてもらえていない。
いろいろ親子で軋轢があったので、普通につきあえないようだ。

電力も電力会社から買うのが当たり前ではなくなった時代。

不都合が生じたとき、どこに問いどう解決すればよいのか全く
理解できてない人達が増えるだけのような気がする。

７年後くらいには固定電話サービスもなくなりそうだが、
ネットをしない独居老人が今からひかり電話にする必要は
ないので、今回アナログ回線に戻せて一件落着としたい。