若気の至り

　ついこの間までは、本屋さんで立ち読みするみたいな
　ことが、今は他人さまのブログを手軽に読むことで
　済むような感じになってきている。

　あまり深刻なものは避けてきたが、ここ数日つい
　はまってしまったのが「モラルハラスメントブログ」と
　いうサイトであった。

　こういうときはリンクを貼るべきかもしれないが、紹介
　したいわけではないし、普段メールの中で貼るのと同じ
　やりかたでよいのかまだ確かめていないので^_^;。

　この言葉は知らなかったが、いわゆる「精神的虐待」と
　いうことなら、一昔前ハリウッドスターの離婚理由に
　当たり前にように使われていた。

　読んでいて気が重くなるのに止められないのは、自分の
　昔の結婚相手の気質とその方のモラハラ夫さんと、ほんの
　少しだが、かぶるところがあったからかもしれない。
　しかしそのブログの方の忍耐力には驚嘆したが、わたしには
　ほとんど理解できない。
　
　わたしの場合は子供もいなかったし、相談者にも恵まれて
　いたおかげと、当時日本に住んでなくて離婚が即認められる
　法治下にあったことが幸いしたので、とっとと分かれることが
　できた。

　若気の至りで、生涯の伴侶としては自分には全く無理で、
　どうしようもなく間違った相手を選んでしまった。
　自分が変わることも相手を変えることも無理だと思った。

　忍耐は必要なときもあるが、徒労に終わることもある。
　無理は身体に悪い、もちろん心にも。

　女は結婚しても必ずしも窮屈な生活を強いられるとは
　限らないと今は実感している。
　　　
　要は相手次第だ、世の中には自由にさせてくれて怠惰な
　ゴロゴロろうばであってもまったく意に介さない寛大な
　御仁もおられるのだ。

　イケてるとか金持ちとかいう次元ではけっしてないし
　やはり、ひと波乱もふた波乱もあって今後もわからない
　ですけどね。