ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

懐かしさを感じた夕景…弓なりの細い月、明るく輝く星

2021-11-10 22:04:11 | 生き方
おとといの夕方、自分にとっては懐かしい夕景を見たような気がした。
日暮れが早くなってきたが、5時ころ、少しだけ散歩に出た。
その時見たのが、この写真のような風景。


暗くなってきた空に、三日月よりも細い弓なりの月が出ている。
そして、そのすぐ近くに明るい星が光っている。
今回のこの星は、きっと木星だろう。



こうやって夕方の空に細い月と明るい星が隣り合うように光っているのを見たことがあったと思い出した。
それは、確か髙3の秋だった。
放課後、なんとなく教室に一人残って夕日が傾いていくのをぼうっと見ていた。
日が沈んでから、しだいに暗くなる中、自転車でおよそ8kmの道のりを帰って行った。
弓なりの月と、その近くに明るく輝く星を見たのは、その帰り道の途中だった。
道路沿いに立つ電信柱のシルエットと共に、とても深く印象に残っている。
家に帰ってから、どういうわけかその絵を描きたくなった。
細い月、光る星、続く電柱…。
白い紙にペンを走らせて絵を描いたのだった。

その絵は、もう50年近くもたってしまったから、どこにいったか捨てられたのか、わからない。
でも、めったになく絵なんか描いたからこそ、月と星のことをこうして思い出せるのだろう。

あの頃は、受験や卒業を控え、自分の人生がどう変わっていくか、あいまいな不安の中にいた。
だから、あの時の、今このひとときがなんだかとてもいとおしく感じて、教室にずうっと残っていたように思う。
月と星の輝きは、その時生きている自分に、これから先がわからないことで広がる闇の中で、かすかな光となって勇気を与えてくれたように思えたのかもしれない。
…そんなことは、あの当時意識して考えもしなかったけれども。

あの当時だけでなく、今だって、これから先がどうなるかはわからない。
だけど、時が流れ、あの頃の敏感だった感性は、今は、妙な落ち着きに変わっている…。

うーん…。
懐かしさを感じるとともに、人生は一瞬の時の流れだなあとも思った。

そんな思いにさせてくれた夕暮れの空、弓なりの月、輝く星であった。
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会津柳津駅前には、蒸気機関車があった

2021-11-09 21:48:45 | お出かけ
先日、紅葉を求めて福島県柳津町の福満虚空蔵尊圓藏寺に行った際のこと。
行くときに、1本早めに中の道に入ったら、SLが置かれているのを見た。


何気なく通っていったら、目立たなかったが、そこは駅舎のそばだったのだ。
駅名は、「会津柳津駅」。

何十年か前なら、圓藏寺を訪ねる目的で降車する人がたくさんいたことだろう。
そのころに走っていた機関車だったのかもしれないな、などと思いながら通り過ぎた。

帰りに、もう一度寄って、じっくり見てみた。


文字がはげかかった紹介看板に、その蒸気機関車の履歴が書いてあった。


造られたのは、名古屋市で、昭和18年5月26日だというから、戦時中だ。
配置されたのが、大館機関区、秋田機関区、青森機関区、会津若松機関区というから、東北地方で長年働いていたのだなと分かった。
ここは、会津若松機関区に当たるはずだ。
後ろに、いくつも客車をつないで走っていたのかもしれない。
今のように車社会ではなかったから、来るのも帰るのも汽車に乗ってという人がたくさんいたのだろうなあ。
きっと大活躍していたはずだ。
だが、今、この会津柳津駅にとまる列車は、上りも下りも5,6本でしかない。
なんだか、さびしいなあ…。


かつて自分が母に手を引かれて、新潟からいわきまで行っていたはるか昔のことを思い出しもした。
こんな機関車に乗って、長時間かけて移動していたのだったな…。

そんなことを思っていたら、バスがやってきた。

このSLの展示場所が、バス停になっていた。
そんなに乗客はいなくて、バスの本数も、1日に7本くらいであった。
利用客が少なくなったのは、列車もバスも同様だなあと思った。

バスが出て行ったら、駅に上りの列車が到着した。

ここの列車は、「電車」ではない。
上に電線がないから、動力は電気ではないのだ。

車両は2両。
SLとは違い、音の少ないスマートな発着だった。



蒸気機関車のそばで、現在の列車が、静かに会津若松方面に向かって去って行くのを見送ったのだった。
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林道を紅葉ドライブ

2021-11-08 22:01:23 | お出かけ
NHKBSの番組で、火野正平が全国を回る番組(こころ旅)がある。
この春の旅で、ある日に出発点にしたのが、新発田市の「剣龍峡」という山の方に入った場所だった。
あんなところをよくスタートにしたなあ、と思うくらい山に一歩入ったところだったのだ。

その剣龍峡からさらに山奥への舗装された道を行くと、林道に入る。
その林道は、毎日午前8時から午後5時までしか門があかない。
そのうえ、5月下旬から11月中旬までは、雪もあったりするので閉じられてしまう。
その時期が近い。
だが、今のこの時期は、この林道が、実は紅葉の隠れた名所なのだ。

今日も、青空の晴れた日だったので、この閉門となる前に行って紅葉を見て来ようということを提案し、林道ドライブに行ってきた。

林道の高いところにどんどん上がっていくと、今日は新潟や日本海、佐渡島が見えた。


別なところからは、日本海の孤島、粟島を見ることもできた。


今日は風が強かったが、先日までの荒天で散ったのだろうか、落葉している木や葉の一部が焦げたようになっている木が多く、以前に比べて、紅葉・黄葉はあまり美しくはなかった。

それでも、こんなものかなと思うと、それなりに紅葉を楽しむこともできた。

最も高い地点を越えると、反対側の景色が楽しめる。
こちら側は、日当たりがよいので紅葉が映える。


そして、向こう側の山並みが見えるところに来る。


山間のダム湖、内之倉ダムが見えるのが、いいアクセントになっている。


こちら側の山にたくさんの日が当たり、木々の色づきが美しい。

木々がなくとも、木の枝や幹の白さが輝くと、もこもこしている感じで別な美しさがある。


後は、車で林道を下りながら、時折車から降りてあちこちの紅葉を撮ってみた。


明日からは、新潟県方面の天気は崩れるという。
こんなふうにして、紅葉をめでることができるのも、きっと今日までだっただろう。

紅葉狩りドライブ、行って来てよかったよ。


さて、これからは、冬に向かって冷え込んでくるのかな…。
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結局引き分けかあ… ~アウェイ松本山雅戦~

2021-11-07 17:53:09 | アルビレックス新潟
うーん…。
5連敗しているJ2リーグ最下位チームに対しても先制を許し、その後圧倒的に攻め立てても同点に追いつくのがやっと。
まあ、これが今のアルビレックス新潟の力なのだな、と再認識するような試合だった。

サッカーJ2リーグ第38節、松本山雅対アルビレックス新潟。
試合が始まって、あまり松本の攻撃に怖さはないなと思った。
現状で、かなり力の差はあり、新潟の方が上だなあと見ていたら、前半5分であっさり先制されてしまった。
なんてこったい!

何試合もずっと苦戦が続くのは、先制を許すから。
そうすると、追いつくのに時間とエネルギーを要する。
追いつけないと、負けにつながる。
追いついても、勝ち越すまでに必要なエネルギーが残っていない。
そんな試合ばかりだ。

はたして、今日の一戦はこれからどうなるのか。
あわよくば、そんな懸念を覆してほしい。

その願いが通じたのか、後半8分、攻め込んだ混戦から高澤が同点ゴールを決めた。
移籍後初ゴール、おめでとう!
後半の早い段階のこれなら、勝ち越し点が取れるかも、と期待した。
松本に攻め上がることを許さずに、新潟の時間が長く続いた。

ただ、新潟は、攻めの工夫はいろいろとしているのだが、とにかくフィニッシュの精度が低い。
もしくは、その一歩前の、フィニッシュを促すようなボールの精度が低い。

可能なかぎりの選手交代を行って攻めてはみたものの、最後まであと1点が取れなかった。
最後に迎えたチャンスも、大本のシュートは枠を大きく外してしまった。

それを示すように、DAZNの集計では、新潟のシュートは17本。
だが、枠内シュートは5本のみ。
まあ、以前よりも攻める意識は見えたことが救いではあったけれども、ボトムに低迷する相手だけに、すっきり決めてほしかった。
期待したんだけどなあ…。

次の試合も、J3降格圏にいる愛媛が相手となる。
弱きを助けることの多い新潟だけに、不安感があるが、複数得点を挙げ勝利するような試合を見てみたいと思う。

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赤い紅葉鮮やか~福島県柳津町福満虚空蔵尊圓藏寺で紅葉狩り~

2021-11-06 20:00:31 | お出かけ
よく晴れた青い空。
紅葉シーズン真っ盛り。
この前は、鈴ヶ滝に行って、黄葉を中心に楽しんできたから、今度は「紅葉」を見に行きたい。
思い当たる場所は何か所かあるのだが、しばらく行っていなかった所で行きたかった場所は、福島県柳津町の福満虚空蔵尊圓藏寺。
かつて行ったときの11月上旬の紅葉の見事さは、今も心に残っている。
あの赤い色合いを見たくて、出かけてきた。

柳津は、赤べこを一つの売りにしている。
だから、寺の境内に赤べこが置いてあった。


だが、見に行ったのは、赤べこの赤ではなく、もみじの赤。


いたる所で、鮮やかな紅葉を見ることができた。


最初は、駐車場から最初に寺の建物が見える場所。


そして、下から上がってくる階段の近く。


寺の本堂から一歩出ると、眼下に只見川の流れが美しく見える。


そして周囲の紅葉も。

今日は、雲も少ない青空なので、空気も澄んで見える。

この虚空蔵尊圓藏寺で紅葉が最も美しく見えるのは、私にとって、寺の庫裡の白壁が続く場所。


ここは、日当たりがよいから、本当に美しい紅葉を見ることができる。

そう、これこれ。


日が当たる葉、当たらない葉…葉によって、紅葉の度合いが違うのが美しい。


紅葉も、日なたと日かげでは美しさが違う。
裏から見るのも楽しい。


紅葉を見に行ったが、黄葉も美しかった。


今日は、自分たちも暖かい日射しを浴びながら、きれいな紅葉を見て、心もあったかくきれいに染まってきたような気分だったよ…。

紅葉サイコー!!

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リアルマラソン大会(ーぐんまマラソンー)開催のニュースを喜ぶ

2021-11-05 20:49:05 | RUN
COVID-19感染症の感染者数が、極端に少なくなった。
よい傾向だと思うが、ヨーロッパや隣国韓国でもその感染者数は、ちっとも減らずに高い値を示している。
それでも、日本は今までにない減少現象(ダジャレ?)が起こっている。
なんとかこのまま感染拡大が抑えられるといいのだが…。

RUNの方でいうと、来春開催されるマラソン大会のエントリーがいろいろと始まっているのはうれしい。
先日エントリーしたいわきサンシャインマラソンでは、先行エントリー後に始めた一般エントリーを、受付2日目の14:00で定員に達したので打ち切った。

市民ランナーとしてそれよりもさらにうれしかったのは、このニュースだった。

この3日に行われたぐんまマラソンは、リモートではなく大会だったのだ。
リアル大会の開催は、うれしいなあ。

開催するためには、主催者側の感染対策や準備等が本当に大変だっただろう。
特にこの時期だと、緊急事態宣言が解除されてから、いくらもたってない。
主催者側も、開催するかどうかずいぶん迷ったことだろう。
開催するかどうかわからない間に準備を進め、実際に開催するために微に入り細に入り対策を練り実行してきたことだろう。

この記事を見ても、参加者のコメントに、「エイドの給水は蓋付」「ゴール後にマスク配布」という工夫が紹介されている。
これを見ただけでも、事前の準備が大変だったことが想像できる。

そういえば、この4月に開催されて参加した燕さくらマラソンでも、ゴール後のマスクの配布はあった。
もっとも私は、自分が持参したマスクをつけ、もらったマスクはどこかに落としてしまったのだが…。

このぐんまマラソンのように、準備から様々な配慮をしていくことによって、この感染症禍であってもいろいろな大会が開催できるようになっていくことを、大いに望むしだいである。
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進みゆく紅葉、落葉に…

2021-11-04 21:55:57 | 自然・季節
ここのところ、雨が降ったり晴れたりと短い時間で天気がころころ変わる日が多くなった。
新潟県特有の晩秋の気象なのだが、今年は、なんだかそれが早い気がする。

冷たい雨に降られるせいか、桜の紅葉や落葉がずいぶん進んできた。
先週、出かけたときは、紅葉が美しくならないうちに落葉してしまったような桜の木をずいぶん多く見かけた。


だが、この前歩いた桜の並木道は、紅葉が進んでおり、落葉となったものも多かった。


今日は、けやき並木の紅葉が進んでいるのを見た。


なぜかわからないが、赤くなる葉もあれば、黄色くなる葉もある。


木によってそれは違うのだが、理屈抜きでけやきは、紅葉も黄葉も美しいと思う。
桜にしてもけやきにしても、はかないながらも紅葉・落葉は美しいなあと思った。
木の葉としての命を終える際に、美しく輝くことを許されているのだろうか、などと、およそ科学的ではないことを考えていた。

年齢を重ねるにつれ、1年1年時の流れが速くなるような気がするだけでなく、春の桜の散るのを見るにつけ、秋の葉が色づいて散ってゆくのを見るにつけ、心に何かしみじみとしたものを感じるようになった。
春は花が散った後、葉が茂っていく季節を迎えるからまだいいが、秋は、葉がなくなっていくばかりだから、その思いもひとしお、さびしさもまた格別である。
人生65回目の秋が深まっていく…。

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アルビレックス新潟、秋景色 ~ホームジュビロ磐田戦~

2021-11-03 21:25:38 | アルビレックス新潟
2021シーズンの戦いm、今日を入れてあと6試合。
ホームゲームは、半分の3試合。
あらかじめ買ってある駐車券も、今日が終わると残り2枚。



スタジアムの周囲の木々もすっかり紅葉が進んだ。

バス乗り場から近い場所に植えてあるカンナの花は、アルビレックス新潟のチームカラーにあやかって、赤ではなく珍しいオレンジ色。

まだがんばって、けなげに咲いている。
「アルビがんばれよ!」と言っているようで、いじらしい。

スタジアム脇のイチョウ並木もかなり色づいてきた。
サッカーシーズンも、次第に終わりに近づいていると感じてしまう。

さて、今日は、サッカーJ2リーグで首位をいく磐田を迎えてのホーム戦。

もしアルビレックス新潟がこの試合に負けて京都が勝つと、数字上でもJ1昇格が断たれるという試合だ。


スターティングメンバーには、3日前に積極的なプレーを見せた長谷川巧や小見洋太が起用され、サブには、大本の名前もあった。
それにしても、右前に三戸、左前に小見と、高卒1年目の2人を、この大切な試合に使うとは。
若手の育成を重視する姿勢と、心の一部では来季に向けて経験を積ませようという意図が見える。

たしかに、2人のプレーは、チームを元気にさせる効果があった。
積極的にドリブルを仕掛け、磐田の選手たちをかき回す姿は、今後の活躍を期待させるに十分だった。

ただし、ジュビロ磐田の選手たちのプレーは、さすが首位をいくチームのものだと思った。
今まで対戦したチームに比べて、
〇 判断のスピードが速い。
〇 瞬間的なパスの強さもそのスピードもJ2の他のチームでは見られなかったものだ。
〇 パスミスなどが非常に少ない。
〇 おまけに、現在J2得点王のルキアンの技術と強さは他を圧していた。

そんなチームに対して、新潟も精度を上げて向き合っていた。
試合後のDAZNの調べでは、新潟のパスの成功率は90%という半端ない髙さであった。
シュートの本数は、新潟8:磐田9とほぼ互角に渡り合った。
しかも、枠内シュートは、新潟5/8、磐田2/9と上回っていた。

ところが、勝ったのは磐田であった。

その枠内シュート2本のうち、ルキアンが決めた1本が決勝点となってしまった。
アルビも、ボールを保持しながら時々鋭いボールをゴール前に出すが、強いシュートには結びつかなかった。
けがから復活したロメロフランクや谷口、大本、藤原らを送り込んで打開を図ったが、同点に追いつくまではいかなかった。
今季後半の課題となっている決定力不足を、残念ながら今日も露呈してしまった。
磐田との違いは、決定力のあるルキアンがいるのといないの差かな、と感じてしまった。


だけど、前節の岡山戦も今節の磐田戦も、ただボールを保持するだけではなく、積極的に攻めようという意図が見え、ゴールに向かっている姿は、好意的にとらえたい。
2シーズン前には、レオナルドというJ2得点王になった点取り屋がいたが、あの時サッカーは、楽しくなかった。
磐田のようなプレーの緩急、速さ、強さが身に着いたときに、新潟は爆発的に強くなるだろうと、今日改めて思った。

今日の入場者数は、12,346人。

久々に1万人を超えた。

敗れて場内を1周してあいさつし、頭を垂れる選手たちに対して、今日は拍手が多かった。

京都も勝って、これで新潟の今季のJ1昇格は断たれてしまったのだが、怒声、罵声はほとんどなかった。

勝とう、得点を取ろうと精一杯プレーしていた熱い姿を、サポーターたちも分かっていたからだ。
このサッカーを続けてほしい。
来季も、アルベルト監督でこのサッカーをさらに高めてほしい。

そう思いながら、しだいに暗くなる景色を見ながら、売り出し始めた来年向けのアルビレックス新潟カレンダーを購入して帰った。

帰る車中から、夕日が沈むのを見た。

今季のアルビも、美しいサッカーながら沈んでしまった…かな…???
でも、日はまた昇る!
さらに強くなって上昇するアルビを期待しよう!

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アナグラムを解き、四字熟語作りを楽しむ

2021-11-02 22:24:36 | 生き方
考えるのが面白い、ということで、手元にいつも2冊の雑誌を置いている。
一つは、ナンプレ(ナンバープレイス;数独)。
縦横および正方形内に1から9までの数字を並び入れるのが非常に面白い。
今は、「難問」と名の付く問題ばかりをやっている。

もう一つは、漢字のパズル。
漢字のクロスワードパズルはじめいろいろある。
最初は、漢字クロスばかりだったのだが、少々あきてしまった。
それで、いろいろと種類の豊富な問題が載っているものを買うようになった。

今回やっている雑誌の問題に、今日、面白いアナグラムの問題があった。
A せいごいわえ(生後祝え)→ ?
B えんかがとくい(演歌が得意)→ ?
C じんせいきけん(人生危険)→ ?
D たびはいいかな(旅はいいかな)→ ?
E たぶんかいだん(たぶん階段)→ ?
F ふこうがくさい(不幸が臭い;拭こうが臭い)→ ?
G せこいきんうんね(せこい金運ね)→ ?

平仮名だけを読んだのでは、( )内のように読み取れる。
問題は、平仮名を並び替えると、意味のある漢字の四字熟語ができるので、並び替えて四字熟語を作れ、というものである。
Cでいえば、じんせいきけんは「人生危険」でもいいじゃないかと思うが、それはあまり聞く四字熟語ではない。

Cの正解は、「人生危険」ではなく、
「じんせいきけん」→「せいじけんきん」
と並び替え、「政治献金」がおそらく正解、ということになるのだ。

平仮名を並び替え、四字熟語探しをやってみたら、まあそれぞれなんとか自力で解くことができたが、時間を要した。
私が、特に難しく感じたのは、Bの問題であった。

挑戦して解いてみたい人は、正解をずっと下部に示しておくので、上のA~Fを解いてみませんか?





























どうです?できましたか?
コメント (3)
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夕暮れ16km走を楽しむ

2021-11-01 21:38:16 | RUN
2月末のいわきサンシャインマラソンにエントリーはしたものの、自分の走る距離はずいぶん少なくなっているのだ。
2年前ほどは、週2回のRUN練習をしていた。
1回の練習で16㎞くらい走るのは普通だったのだ。
ところが、COVID-19感染症禍になってからは、ずいぶん走る機会も距離も減らしてしまった。
15,16㎞が、13㎞くらいになり、近ごろ一番走る回数が多い距離は11㎞くらいになっている。
距離に対して不安が多い。
記録メモを見て過去をさか上っていくと、16㎞を走ったのは、4月17日の燕さくらマラソンでハーフマラソンを走ったとき以来である。
練習した日でいえば、4月2日に16㎞を走って以来。
なんと7か月間も、それより少ない距離しか走っていなかったのである。

16㎞走ってみよう。
すぐ家に帰って来られないように、8km往復のコースを選んだ。
今日のコースは、4月初旬に走った川堤コース。

16㎞だけに(?)、16時に走り出した。
川堤の桜並木は、かなり葉が落ちてスカスカになっていた。

走り出してみると、最初の1㎞が5分40秒、次が5分30秒なので、このくらいのペースで最後まで行けるようにしようと決めた。

3km地点。
くもり空のせいか、暗くなってきた。

見える風景では、黄色いセイタカアワダチソウや銀色のススキの穂が、秋深しを思わせた。

5分30~40秒のペースは、そんなに苦しくなく進めた。
折り返しの橋が見えたが、薄暗くなってきた中に、橋や風景がきれいにさかさまになって川面に映っているのが見えた。


その橋を渡り折り返し。

ここで8km、残りも8km。

対岸に移って1kmほど行くと、春には菜の花が美しい道。

晩秋から花がちらほら見えることもあるのだが、今日は、完全にまだ菜っぱ。

さすがに咲いているものはおろかつぼみさえなかった。


川から、コォ、コォとにぎやかな声がする。
生えた草や木の隙間から見えるのは白い鳥の姿。

そう、白鳥。
頭上で旋回し、川面に着水する。

ここが、彼らの仮の宿、ねぐらなんだね。

すっかり暗くなって、橋の灯りが暖かそうに見える。


ここから先は、完全に真っ暗。
土手道は舗装されているとはいえ、灯りが何もない。
走る足元に何か落ちていてもわからないので怖い。

そこからの約5kmは、けがをしないようにと思いながら走っていると、心細いせいか、早く帰りたいのか、ペースは5分20秒/㎞台に上がっていた。

そして、16kmを走り終え、帰り着いた。
ウオッチで確かめると、16kmをずうっと5分20秒~40秒/㎞で走れていた。
両太ももが軽く張った感じがするが、走り切れるとわかった。
距離に対する不安が、少しだけ解消された。
「昔取った杵柄」というが、昔がんばった貯金が体の中に残っていたということか。

新潟は、これから天気が悪い日が多くなる。
体と相談しながら(?)、よりに対する不安を減らしていきたいな。
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