ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

オレンジダービーを制し、勝利に喜び、オレンジに包まれる ~ホーム愛媛FC戦~

2021-11-13 21:45:24 | アルビレックス新潟
勝利に勝るものはないな。
そう思える一戦だった。
2-0というスコアで勝ったけれども、これが逆になってもおかしくないほど決定的な場面も相手にあった。
そこを、運もあって0でおさえられたのはよかった。


サッカーJ2リーグ第39節、アルビレックス新潟対愛媛FCの一戦。
オレンジダービーだ。
愛媛は、J2の残留争いの渦中にあり、下位といっても油断はできない。
過去の対戦は、直近3戦3敗という新潟。
愛媛が最下位にいた時も、上位の新潟が結局負けてしまう結末になるのを見てきた。
それだけに、また今日もどうなるかわからない。
まして、最近の5戦2敗3分けと勝ちに見放されているのだから。

今日のメンバーには、過去2戦出場した小見や大本の名前がない。
GK 阿部
DF 藤原、千葉、舞行龍、堀米
MF 島田、高、ロメロ、高木、三戸
FW 谷口
サブ 藤田、長谷川、遠藤凌、福田、矢村、髙澤、鈴木

試合直前、遠藤凌が、試合前の選手代表の一言を話すのが、ビジョンに映っていた。

今日は、先発ではないが、出番がありそうだと思わせた。

試合は、立ち上がりこそ愛媛に押されたが、次第に新潟がボールを支配し、チャンスを作り出した。
コーナーキックが連続した30分過ぎ、コーナーキックからのゴール前のボールを、ロメロフランクが頭で押し込み、新潟先制!

ただし、ここから追加点を早く入れられない。
前半は、1-0のまま終わった。
現在の課題である、決定力不足をひきずっている。

こういう試合は、だいたい後半試合が始まってからがあぶない。
ふわっと入っちゃいけないと思いながら見ていると、やっぱり。
シュートがバーに当たって肝を冷やしたりした。
GK阿部が、エリア内で前に出たところをループシュートを打たれ、完全にやられたと思った瞬間、DF千葉が駆け戻ってボールに追いつき、クリアすることができた。

1点勝負は危ないと思うところ、アルベルト監督は、
66分、

83分

と積極的に攻撃陣に交替を加えた。

出番の欲しい選手たちが、積極的に攻めへの意識を出していると思って見ていると、89分、エリア内で鈴木が倒れた。
判定は、ファウルによって、PK。

これを鈴木が決めて、勝利を決定的にした。


この追加点で、遠藤凌の初出場の余裕も出た。


試合終了、2-0。


サポーターたちも、久々の勝利を喜んだ。


ヒーローインタビューは、0点に抑えたせいか、GK阿部航斗。

彼の持つ明るさは、すごくいい。

久々の勝利に、多くの人の声が弾んでいた。

外に出たら、スタジアムがアルビカラーのオレンジに包まれていた。

こんなオレンジ、見たことがない。
オレンジダービーの最後に、またすばらしいオレンジ。

不思議な風景に、たくさんの人が足を止めてスマホで写真を撮っていた。


試合途中で雨も降ったが、最後はこんな明るさに包まれた。
勝利は、新潟を明るくするようだ。

この勝利で、「アルビレックス新潟」という名のチームの勝ちなし記録が、26戦連続となるのを阻止した。
あと残りは、3試合。
次にホームに来るときは、最終戦だ。
それまでの2試合も勝利しよう!

Visca Albirex !
コメント
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