ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

道端の植物たちから、秋を感じるなあ…

2021-09-20 21:17:34 | 草木花
朝晩、結構涼しくなった。
それもそのはず、秋の彼岸の入りである。
「暑さ、寒さも、彼岸まで」
この言葉は、今年の場合、ぴったりだ。

道端の植物に目を移してみると、時期的にぴったり合うのが、ヒガンバナ。

あちこちで、土中から急に茎を伸ばし、今にも咲こうとしているものあり、今が満開のものあり。

走りに出たら、道路わきのやぶの中に、きれいな赤紫の花が見えた。

おお、この時期、私のお気に入りのツリフネソウではないか!

形といい、咲き方といい、本当に不思議な花だ。

でも、だからこそ、いいのだなあ。

次は、足元に、ハギのような雑草の花が。

調べてみたら、どうやら「メドハギ」というものの花らしい。

たくさん見られた実が、ノブドウの実。

白い実が普通のもので、色がついているのは、虫が寄生している寄生果なのだそうだ。
でも、秋がもっと深まったときに、色が濃くなって美しいのを見るのは楽しい。

そして何より、稲田が美しい。

西に傾いてきた陽ざしを受けると、まさに黄金色に輝いている。

数日後には、稲刈りを迎えるだろう。

秋の気配を感じるだけだった日々から、間違いなく秋が進んできていることを感じる日々に移り変わってきた。
時の移り変わりをセンチメンタルに受け止めている自分。
「物思う秋」とは、よく言われる言葉だ。
どうやら、間違いなく秋になったようだ…。

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自分の思いを実現しようという選手の思いが、勝利を呼び込む ~アウェイ東京ヴェルディ戦~

2021-09-19 21:54:29 | アルビレックス新潟


やっぱり、サッカーの試合に飢えている選手は、楽しみ方が違うなあと思ったよ。

サッカーJ2リーグ第30節、東京ヴェルディ対アルビレックス新潟。
新潟のアルベル監督は、今日の試合の先発メンバーを、大きく動かしてきた。
CBに千葉を戻し、早川を右のサイドバックに起用。
開幕以来先発メンバーだった藤原をベンチに置いた。
ボランチには、高と島田。
福田を控えに回した。
攻撃の右には、7月以来久しぶりに三戸を起用。
左は本間至恩ではなく、ロメロフランク。
練習から好調な選手を使う、ということかな。

今日は、久々に出場した三戸ちゃんが、すごくよかった。
「ボクは、試合に出たかった」
「ボクは、シュートを決めたかった」
という、サッカー少年の思いが、プレーからビシビシと伝わってきた。

それが、新潟の攻撃を活性化させた。
前半、最も多くシュートを放ったのは、新潟の三戸だった。
5本も打っていた。
そのうちの1本が、先制ゴールとなった。
14分、利き足ではない左足から放ったシュートは、相手DFの脚に当たって、ゴールに吸い込まれた。
とにかくよく動き回ってボールに関わっていた。
だから、52分に生まれた2点目の起点も、三戸のドリブルから生まれたものだった。
高木に渡して、そこからゴール前に走り込んだロメロにラストパス。
それで2点目。

結局、三戸のような、
「サッカーしたい」
「サッカーは楽しい」
「ゴールを決めたい」
という純粋な思いでプレーすることが大事なのではないかなあ。

90分の新潟の3点目を見ていたら、その思いはさらに強くなった。
最近出場時間が少なくなっていたFW鈴木孝司が、後半開始から出場してがんばってボールを追っていたら、相手GKがDFにパスミス。
DFではなく、敵である鈴木にボールを送る形になった。
そのボールを、鈴木は、大切に大切にドリブルしながら、相手ゴールに収めた。
勝利を決定づける得点で、3-1。
これも、「試合に出たかった」「FWとして、ゴールを決めて勝利に貢献したかった」鈴木が、しつこくボールを追ったからこそ生まれた得点だった。

私たちは、こんなふうに、試合に出たら自分の思いを実現しようとプレーする選手たちの姿を見たいのだ。
今日の試合は、三戸や鈴木をはじめ、そんな姿を見ることができ、しかも勝つことができた。
そういう試合を、たくさん見たいと思う。

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国営越後丘陵公園、ほかにも楽しい発見が

2021-09-18 21:13:21 | お出かけ
国営越後丘陵公園ネタは、まだ続く。
楽しいものを見つけたからだ。

その1:珍しい植物


まるで、ヘビのようなものがぶら下がっている。

とぐろを巻いているように見えるものもある。

だが、これも植物。
まるで、巨大インゲン豆。

そちらが巨大インゲンなら、こちらは巨大なムラサキきぬさや。

花は、こんなふうにきれいだったのだけれど、実がデカい。


こういう珍しい植物たちを見る機会はほとんどない。
だから、こういうのが見られるって楽しいよね。


その2:走れるコースがある

健康ゾーンのすり鉢状の底には、ぐるりと舗道が整備されている。

1周=1kmを示す看板が立っていた。

そうか、走れるんだ。
走ることを想定したコースになっているというわけだ。


ほかにも、坂道の入口には、こんな看板も立っていた。

「国営越後丘陵公園 トレイルランニングコース」
なるほど。
コースが多彩だ。
3.6kmコース、6.5kmコース、10.1kmコース。
それぞれ、走るのに要する時間が、
3.6kmコース…約60分、
6.5kmコース…約120分、
10.1kmコース…約180~210分。

走るのは好きだが、トレイルランニングはちょっとね…。
最近は、加齢とともに(?)足が上がらなくなって、舗装されていない道だと段差でよくつまずいてしまうからだ。
先日も、木の根につまずいて転んでしまった。
まあ、それはともかく、走ることにも対応しているとは、面白い。


…でも、入場するのに入場料はかかるのでしょ…!?
駐車料金もかかるし、まあ走るのにはちょっと二の足を踏むなあ…。


感染症下なので中止されているものがいくつもあって、十分な開園状況ではなかったのは残念だったが、越後丘陵公園のこんなふうなところにも、楽しさを感じたのであった。




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国営越後丘陵公園、続いて「健康ゾーン」を大きく1周

2021-09-17 21:50:45 | お出かけ
国営越後丘陵公園。
コスモスの花は、味わって見た。
ただ、ここまで見たのは、広い敷地のほんの一部でしかない。
広大な越後丘陵公園は、今歩いている「健康ゾーン」と「里山フィールドミュージアム」の2つのエリアでできている。


せめて、この健康ゾーンだけでもぐるりと歩いてみることにしよう。
健康ゾーンだけでも広い敷地があるのだが、意外とスペースが多い。
子ども向けに、「遊具エリア」「ふわふわドーム」「芝そりゲレンデ」などがある。
グラウンドゴルフやディスクゴルフなどもできるのだが、すり鉢状に広い。
ガイドマップを見ながら、主な歩道をずうっと歩いて行った。
銀河の丘は、石の置かれ方が印象的な丘。


ここから、「フォリーの丘」までは、ずうっと上り坂。


途中で、ポプラの並木が立つ近くの木陰で、持ってきたおにぎり等の昼食を食べた。


そして、長い長い上り坂の舗道を鐘のある丘の頂点「天・地・人のフォリー」まで歩いて行った。
なんだ、このくらいの上り。
だてにお気に入りのNHKBSの「グレート・トラバース」を見ているわけじゃないんだ、と心の中では強がっていた。

花の好きなわれわれは、キキョウや

ハマナスなどの花を

見付けて喜んでいたし、空の写真が好きな娘は、青空に浮かぶ白い雲を撮って楽しんでいた。


それでも、とにかく長い上りだったから、前日ジョギングをした娘も、ガチユル走をした私も、筋肉痛を悪化させてしまった(+_+)…。


ようやく「天・地・人のフォリー」の到着。
そこにあった鐘は、結構いい音を鳴らした。

遠く長岡の街まで見え、上ったかいがあった。

実は、このてっぺんまでは、こんなに遠回りして上って来なくても、すり鉢状の底から一気に上って来られる階段があるのだ。
しかし、その段数は、リーフレットによると、435段。
なかなかすごい数だ。
一気に登ろうなんて気には、若くないとなかなかなれないものだ。
でも、そこを初めて上ってきたという年輩のご夫婦がいたので、思わず「すごいですね。」と称賛の言葉をかけさせていただいた。

その階段からゆっくり降りていくことにして、数えていくと、階段は20段に1回踊り場になっていた。

下るだけでも、あまりに長くて、娘の脚は前日とこの日の疲れで、ガクガクと細かく震えるようになってしまった。


やっとのことですり鉢の底まで下りた。


最後にばら園で咲いているバラやそのほかの花を見て楽しんだ。

ただ、娘は、脚が疲れてしまって、しばらく椅子に座って休むはめとなってしまった。
私も、疲れた。

【健康ゾーンの歩いた経路】


それでも、秋晴れの下で、花見とウオーキングで3時間を過ごした。
いい時間だった。

今度は、「里山フィールドミュージアム」のエリアを回って、様々な野草の花たちに会いたいものだなあ…。


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まずは、コスモスの花見 ~国営越後丘陵公園へ~

2021-09-16 21:19:32 | お出かけ
近ごろ、花を見に出かけていない。
8月には、福島潟へ出かけて、オニバスやミズアオイの花を見てきたが、それ以降花見のお出かけはしていない。
秋になって、見たい花といえば、ソバの花とかコスモスの花とか。
当地からだと、山形県や福島県は割と近い。
ちょっと出かければ、隣県のソバ畑やコスモス畑に行くことは簡単なのだが、
「県をまたぐ移動は控えましょう」
という掲示は多い。

県をまたいで埼玉へ行ってはいるけど、あれは旅行ではなく、維持管理作業のため。
言ってみれば、仕事のため(金銭は出ないけど)。
だから、このご時世、県をまたぐことは少し我慢して、県内のソバやコスモスの花の名所を探す。
ところが、新潟県では、ソバ畑でヒットするのは、小千谷市の山本山高原くらい。
コスモス畑も、遠いところばかり。
…う~ん、どこ行こうか??

その中で、結局、長岡市の「国営越後丘陵公園」に行くことを決めた。
なんでも、明日から「コスモスまつり」のイベント期間になるとか。
だが、コスモスはまだ咲き始めで、花のピークはもっと後になるらしい。
それでも、コスモスの花はあるだろうし、ほかの花も見られるはずと期待して、出かけてみることにした。

以前に一度入園したことはあるが、いつだったか詳しく思い出せない。
たしか、ばら園のバラがシーズンの頃だったとは思う。



駐車場に車を止めて、入口へ。

入口の前に、大きな鉢に咲いた花が飾られ、「ウエルカム」感が伝わってきた。

柱にも、バスケットにつるされながらたくさんの種類の花が。


入場すると、花のプロムナード。

ポーチュラカの花が花壇をいっぱいに埋めていた。


そのわきには、ミニヒマワリの鉢植えが点々と並んでいた。


美しい花の世界。
花がきれいに飾られている。
もう、ここまでで満足、満足。

そして、第一目的のコスモスの咲く花の丘に足を向けた。


たしかに、花でいっぱいというわけではない。


でも、それなりに咲いていた。


これだけ咲いていれば、やはり満足、満足。


そこから移動して、近くの「越の池」の方に行った。

残念ながら音楽噴水はやっていなかったが、そのそばの道で、各種の八重咲のコスモスを見ることができた。

白に赤が入ったもの(ボケた)





うすい黄


ピンク


すぐそばにキバナコスモスも咲いていたが、もっぱら八重咲の写真撮影となったのであった。

ここまでで、コスモスの花見はたっぷり堪能したのであった。

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ガチユル走 走ってみたら、なんと1年ぶり!

2021-09-15 22:08:34 | RUN
走ることは好きなのだが、それは自分の走りたいペースで走り続けること。
速く走れるようにするためには、トレーニング走も必要なのだが、それをすると苦しくなる。
苦しいのは好きじゃない。
だから、自分が好きなように走る。
そうすると、走りはジョギングに偏ってしまう。

感染症下のために、様々な大会が開催中止になってしまったために、速く走るという意欲はすっかり失われ、トレーニング走をしなくなった。
そうしたら、どんどん走る力が落ちてきている気がする。

先日、息子と走ったときも、12kmを1kmあたり5分50秒程度で走るのが精一杯であった。
2年前なら、ジョギングでも5分15秒/kmは楽勝だったのに…と、がく然とした。

まずい。
走力が失われてきている。
このままではいけない。
やっぱり、何らかのトレーニング走をしないとダメだわ、こりゃ。

そんな思いから、今日は3週間ぶりに走った娘の3kmジョギングに付き添った後、久々にちょっときつい走りに取り組んだ。
きつい走りといっても、一番楽な(?)ガチユル走である。

・1kmのジョギング。
・1kmの全力走①
・1kmの全力走②
・5kmのジョギング。
今日は、この程度とした。

さすがに体は重く、1kmの全力走も、以前は遅くても4分10秒台/kmだったのだが、今日は、①4分23秒、②同30秒という遅さであった。
それでも、走り終えていい気分であった。
これを契機に、少しずつ走力を挙げていきたいと思った。

ガチユル走はいつからしていなかったのかな?
そう思って調べてみたら、なんと去年の9月9日以来であった。
1年も怠けていたのか。
どうりで走れないわけだ。

空はすっかり秋の様相だった。


スポーツの秋。
無理なくトレーニング走も取り入れて、走力を上げる秋にしたいものだ。


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2色のクレオメの花から思い出した、「コンクリートの壁にはさまれて」(NSP)

2021-09-14 22:27:15 | うた
去年は、2本のクレオメが、コンクリートの隙間から生えてきて、秋の遅くまで花を咲かせていた。
「ど根性クレオメだなあ」と思い、時々ここでも紹介したのだった。
なんと、今年もコンクリートの隙間から生えてきたものがあり、これを「ど根性クレオメ2世」として、抜かずに育ててきた。


今年の場合、咲く花の色を見ていたら、微妙に色が違う。

紫色っぽいものと、ピンクっぽい色のものと、2種類が咲く。


どうやら、1本に見えていたけれど、色の違う2本のクレオメが、狭い隙間から発芽して育ってきたようだ。


コンクリートの壁にはさまれながら、2本ともよくここまで育ってきたものだ。

ん?
2本がコンクリートの壁にはさまれて育った?
何かでよく聴いていたことがあったぞ…???
えーと…。

…そうだ!!!

♬ 君もぼくも コンクリートに はさまれて育った仲なのさ

思い出した!
NSPの2枚目のアルバムにあった、「コンクリートの壁にはさまれて」という歌の歌詞にあったじゃないか。


NSPの天野滋が作詞作曲して、中村貴之が歌っていた歌だった。
1974年に出たNSPの2枚目のアルバム「NSPⅡ」では、この「コンクリートの壁にはさまれて」が、私は一番好きな歌だった。

最も好きな理由は、アップテンポのこの曲のギターテクニックがすごかったのだ。
それもそのはず、ギターの演奏者は、世に出る前の「Char」(チャー)だったのだ。
なんでも、このころは高校生だったが、この曲に合わせて演奏させたら、一発でOKとなったのだそうだ。
本人は不満だったらしいけれども…。

紫の花のクレオメもピンクの花のクレオメも、コンクリートにはさまれて育った花。

♬ ああ コンクリートに咲いた花 ああ コンクリートに 咲いた花

2色のクレオメの花から、なんだかとっても懐かしい歌を思い出してしまったぞ…ははは。
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切り枝処理作業

2021-09-13 20:17:18 | 生き方
6月下旬に隣家との境の生垣を、せん定した。
モッコクの木をノコギリを使って、今までより大胆に切ったりしたものだから、かなり膨大な量の枝や幹の切りくずが出た。
葉をたくさんつけていたから、その時には切ったものを処理できなかった。
家の庭の一角に、大量に積んでおいたままだった。
このままだと、庭がごみ置き場のようになってしまう。
だから、ここをきれいにしなくては。

暑さもある程度収まったし、枝等も完全に枯れたので、作業しやすくなった。
燃えるごみとして出せるように、葉を落とし、枝をなるべく細かく切ったり折ったりして、袋に入れていく。
使う道具は、ペンチとノコギリ。


まず、最も細かい枝たちは、両手でブチブチ折っていく。


次に、手で折るには少し太いものを、ペンチを使って切る。
最後に、それでも手に余るものを、ノコギリを使って、適度に小さく切っていく。
切ったものは、袋に入れていく。


ここ数日間、この作業が日課の一つになっている。
こうして、切った枝等を入れた袋がいくつか溜まっていくが、それらは、燃えるごみの袋に詰めて、ごみの回収日に出す。

単純作業だが、面倒くさいとかは考えず、ジョギングをしている時と同様に、自由に物思いしながら作業を進めるのも、案外悪くない。
いろいろと自由に思いを重ねられるし、しかもきれいになっていく。
目で見ていても、終わっていくと達成感がある。

1回当たり60分~90分くらいに留めているので、いやにならないようにしている。
さて、完全撤去まであと数回がんばらなくては。
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およそ半年ぶり、息子と2人の12kmRUN

2021-09-12 21:52:06 | RUN
今日は、本来なら、たいない高原マラソンの行われる日だったのだよな。
開催中止が決まったころは、新潟県で連日の感染者100人越えなど、感染の今までにない拡大が問題だったものなあ。
今は、50人前後となってはいる。
まあ、仕方がない。

8月は、6回しか走らず、その総距離も59kmに過ぎなかった。
暑い日が去り、気温が30℃に満たなければ、それなりに走りやすい。

昨日、息子から、「久々に一緒に走らない?」と誘いの一言があった。
「いいよ。だけど、どのくらい走る?」
「15,16km。最低12km。」
「そうか。最近そんなに走ってないので、体力がないから、12kmにしよう。」
という軟弱な返答をして、2人で走ることにした。

「どのくらいのペースで走る?」
と聞いてみると、
「キロ5分50秒から6分くらいかな?」
と言う。
「じゃ、それで行こう。」
と、走り出した。



そう答えたものの、以前なら楽勝のペースだった5分50秒だったが、最近はジョギングしかしていないから、案外といっぱいいっぱいのペースだった。
息子が走る、その斜め後方に位置しながら走った。

さすが息子。
ピッタリこのペースを維持して走ってくれた。
こっちは、目の前にペースメーカー的存在がいるからこそ、同様に走ることができた。



親子でいちおう走ることを趣味とする2人なのだが、一緒に走って練習することは、ほとんどない。
普通に練習する走りでも、2人とも好きなように走りたい人だし、鍛え方も違うので、一緒にはトレーニングしないのだ。
大会に一緒に参加しても、若い息子の方が速いので、スタート前に「じゃあ、たがいにがんばろう」と言って別れ、別々に走るのが普通だ。
そんなわけで、こういうふうに一緒にジョギングするというのは、半年に1回くらいなのである。

今回は、息子を頼りに、ついて行って走るという走り方であった。
こういうのもいいな、と思った。
たいない高原マラソンは走れなかったが、息子と12km走れたので、満足の週末であった。
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逆転負けしたけれども、「RESPECT」の気持ちでこれからも応援するぞ!

2021-09-11 22:36:09 | アルビレックス新潟


試合後、さすがに新潟の選手たちの足取りは重かった。
大事な一戦で、順位が下の山形に、先制しながらの逆転負け。
チャンスを作り出す回数では、新潟の方が上だった。
DAZNによれば、シュート数は新潟が12,山形が8。
だが、得点は新潟1―2山形。


シュート数では勝っていたが、枠内シュートは、新潟が5/12、山形が5/8。
決定的な場面で新潟のシュートが枠を外れるのだ。
これでは勝てない。
最近の試合の課題を克服できず、今日も、新潟は決定力不足に泣いた。


だけど、だけどね。
選手たちを責める気持ちにはなれない。

今日の試合後には、あいさつに来た新潟の選手たちに対して、サポーター席のNスタンドからは、多少怒号のような声も飛んでいた。
(新潟県に、感染に関する特別警報が出されており、今は、大声に限らず声を出してはいけないというのに。)


そんなに選手たちを責めるなよ。

試合前に、「RESPECT」とビジョンに映し出されたように、今日は、「差別を許さない」ということで、山形の選手と堀米選手からメッセージの読み上げがあったじゃないか。


あらゆる差別を許さず、「RESPECT」の精神を持とうということは、私は、相手選手たちに対しても、審判に対しても、そして自分が応援するチームの選手たちに対しても、同じように持とうということだ。

「RESPECT」の気持ちを持って試合を見ていると、すばらしいプレーに対して、味方であろうと敵であろうと、拍手したい気持ちが湧いてくる。
仮にうまくいかなかったプレーであっても、きっとこんな気持ちだったのだろうとか、こんなことが問題だったのだろうな、などと考えることができる。

私たち応援する者は、アルビレックス新潟の選手たちががんばっているから、応援して勝ってほしいと強く願う。
だが、それは、いつもうまくいくわけではない。

今日も、選手たちは、勝利に向かって懸命にプレーした。
最後の最後まで。
その選手たちを、私は「RESPECT」したい。
あなたたちが、一生懸命プレーする姿を見ているからこぞ、勝利を願っていますよ、と。


帰るとき、はるばる山形から応援に来た、山形のサポーターが歩いていたので、声をかけた。
「勝利おめでとうございます。山形、いい試合していましたね。」
と。
すると、
「いやあ、まだまだ試合は続きます。お互いがんばりましょう。」
という返答が返ってきた。

そうか。
山形のサポーターだって、今季の昇格をまだあきらめたわけじゃないのだ。
ずいぶんと上位2チームとは差が開いてしまったけれど、まだシーズンが終わったわけじゃない。
応援しなくちゃ。

J1昇格に向け、上位との差は大きく開いたけれども、あきらめずに「RESPECT」の精神をもって、アルビレックス新潟と選手たちを応援したい。
その覚悟は、できている!

Visca Albirex !
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