ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

中秋の名月を見ながら、月の歌連想

2021-09-22 22:13:06 | うた
昨夜は、中秋の名月。

満月になるのは、8年ぶりだとか。
当地でも、夜空によく輝いているのを見ることができた。

月を見ていたら、このまえNSPの歌(「コンクリートの壁にはさまれて」)のことを書いたせいか、そういえば、NSPの歌に、「FLY TO THE MOON」なんてのがあったなと思い出した。

NSPの初期の歌は、田舎の少年の気持ちを表した歌が多かったのだ。
「さようなら」だって「夕暮れ時はさびしそう」だって「お休みの風景」だって、とても純情な少年の気持ちを歌っていた。
それが、この「FLY TO THE MOON」を初めて聴いた時には、面食らった。

Fly to the moon  Fly to the moon 
いくら遠くへ来ても僕も安心できないけど 
急なカーブの前で恐いわなんてつぶやいてね
(略)
君の彼もきっと怪しんでるし
僕の彼女 たぶん感づいてる頃
(略)
君は彼にうまい言い訳するだろう
僕は僕でなれたアリバイ作り


なんじゃ、こりゃ!?
これは、不倫かいけない恋の歌じゃないか!!?
…と、「少年の変貌」に驚いてしまったのであった。

「MOON」といえば、レベッカの歌にも、そういう曲があったなあ。

「POISN」というアルバムに入っていて、その後シングルカットされたのではなかったかな。
途中、変な声が入るとか言われた歌でもあった。

昔ママがまだ若くて 小さなあたしを抱いてた 月がもっと遠くにあった頃

で始まるこの歌。
その娘は、13歳で盗みをした。
初めての恋で家を飛び出した。

Moon あなたは知ってるの
Moon あなたは何もかも
初めてキスした日のことも


そんなフレーズが繰り返し流れる。
その繰り返しが、若い日の過ちで人生を踏み違えたように感じ、悔いを残している…と感じる歌だった。
その不安定さが結構心に残り、20代後半によく聞いた歌だった。


最後に、健康な若さを感じる歌で、口直し!?
やっぱり、荒井由実時代の「14番目の月」が、最高。

これを聴いていると、いつも元気が出てくる。

あなたの気持ちが読みきれないもどかしさ
だからときめくの
愛の告白をしたら最後 そのとたん 終わりが見える


すごい感覚だ、と思った。
愛の告白されたら、もうその恋は終わり!?
何、それ!?
なんて浮ついた女だ。
聴き始めの頃は、そんなことも思ったっけ。
でも、サビの部分を何度も聴くとその感覚を新鮮だと思ったりしたのだった。

次の夜から 欠ける満月より
14番目の月が いちばん好き



「Fly to the moon」
「MOON」
「14番目の月」
昨夜は、中秋の名月を見ながら、こんな歌たちを連想していた私であった…。
コメント
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