ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

道端の植物たちから、秋を感じるなあ…

2021-09-20 21:17:34 | 草木花
朝晩、結構涼しくなった。
それもそのはず、秋の彼岸の入りである。
「暑さ、寒さも、彼岸まで」
この言葉は、今年の場合、ぴったりだ。

道端の植物に目を移してみると、時期的にぴったり合うのが、ヒガンバナ。

あちこちで、土中から急に茎を伸ばし、今にも咲こうとしているものあり、今が満開のものあり。

走りに出たら、道路わきのやぶの中に、きれいな赤紫の花が見えた。

おお、この時期、私のお気に入りのツリフネソウではないか!

形といい、咲き方といい、本当に不思議な花だ。

でも、だからこそ、いいのだなあ。

次は、足元に、ハギのような雑草の花が。

調べてみたら、どうやら「メドハギ」というものの花らしい。

たくさん見られた実が、ノブドウの実。

白い実が普通のもので、色がついているのは、虫が寄生している寄生果なのだそうだ。
でも、秋がもっと深まったときに、色が濃くなって美しいのを見るのは楽しい。

そして何より、稲田が美しい。

西に傾いてきた陽ざしを受けると、まさに黄金色に輝いている。

数日後には、稲刈りを迎えるだろう。

秋の気配を感じるだけだった日々から、間違いなく秋が進んできていることを感じる日々に移り変わってきた。
時の移り変わりをセンチメンタルに受け止めている自分。
「物思う秋」とは、よく言われる言葉だ。
どうやら、間違いなく秋になったようだ…。

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