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ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

「君に捧げるlove song」(浜田省吾)の曲と重なった

2025-06-27 22:33:05 | うた

先日参列してきた葬儀。

亡くなった女性の写真が、スクリーンセーバーのように、次々と映し出されていた。

生まれてから子ども時代、学生時代、そして結婚、最後は築いた家族との思い出の写真が…。

30数枚の画像は、彼女の一生をなぞっていた。

 

それを見ていたら、浜田省吾が歌っていた、亡くなった妻とのわかれの曲を思い出した。

それは、「君に捧げるlove song」という曲。

その歌には、つれあいを亡くした男性の気持ちが歌われている。

部分部分を細切れに少し紹介していきたい。

 

目を閉じれば君がいる、どの部屋にも…

思い出と呼ぶには切なくてリアルすぎて ふいに胸がつまる

 

という歌詞がある。

さらに、この歌の詞を思い出し、式場で目の前に次々に映し出される画像を見ていたら、いたく重なるものがあった。

 

埃かぶったアルバム取り出してページめくる

であった頃のまだ少女のような君の写真

 

与えられた時間の中を精一杯生きた君

いつでも家族の港だった

 

まさに、この家族の風景とぴったり重なった。

 

さらに続く。

 

目を閉じれば君がいる

長く暮らしたこの街のすべての季節の中

過ぎた日々が今永遠になる

「…泣かないで」と笑ってる君が見守っていてくれるから

ここで強く生きてく

 

歌の中での男性は、

 

「もう行かなきゃ…」と手を振る君の後ろ姿を見送って

ここで強く生きてく

 

…と、一人で生きていく決意を固めていき、歌は終わる。

妻が心の中にいつも生きていることを確かめながら、遺された男性の人生はまだ続く。

強く生きようと決意して。

 

いい歌なんだけど、内容が内容なので、日常いつも聴きたい歌ではなかった。

でも、この歌があったことを思い出し、帰ってきてから久しぶりに聴いてみた。

やはり、今の心にしみる歌だった。

最後が「ここで強く生きてく」というのが力強くて、救いがあるような気がした。

 

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