ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

昭和50年代 ウイスキーの歌あれこれあったなあ

2020-01-20 22:09:06 | うた
学生の頃好きだった小林倫博の歌

その中で、ユーモラスで好きだったのが、「ローソク1本の話」。

男が2人、ローソク1本立てながら、酒を飲んで話をして酔っ払うような歌なのだ。
飲んでいる酒は、2番目に安いウイスキー。

そうだよなあ。
学生の頃、友人と飲むと言えば、下宿での安いウイスキーが多かった。

昭和50年代のあの頃、いろいろなウイスキーの歌があったな、と思い出してみる。

「ウイスキーの小瓶」は、みなみらんぼうの詞・曲。

「酔いつぶれてしまいたいなどと思っているこの僕を 貴女が見たら子どものようだときっと笑うでしょうね」と言いながらも、失恋を通して「こうして誰もが大人になってゆく」と歌っていた。
友人と飲む時には、「ハイニッカ」とか「レッド」とかの安い大瓶のウイスキーが多かったけどね。

昭和50年代ではないけれど、昭和60年の後半によくCMで流れたのが、石川さゆりの「ウイスキーがお好きでしょ」。

石川さゆりのつやっぽい声に、ウイスキーがほしくなるような、ムードのある歌だった。
まさか演歌の石川さゆりがこんなムードのある歌を歌うとは意外だった。
そのせいか、翌年には「SAYURI」の名義でレコードも出たのだった。
その後、竹内まりやとか結構いろいろな人が歌ってCMが流れている。

ただ、ウイスキーにもいろいろあって、アップテンポの曲で歌われていたのが、バーボン。
「ペニーレーンでバーボン」

歌っていたのは、吉田拓郎。
だから、かっこいい。
そんな原宿の店なんかに行って、バーボンを飲めるなんて、金がなくちゃだめだろう。貧乏学生のオレたちには関係ないさ・
…と、歌を聴いてひねていた私だった。

その点では、甲斐バンドの「バランタインの日々」も同様。

「バランタイン あいつ(彼女)の好きな男の酒の名だって やっと今気づいた」
飲んでいるのが、2番目に安いウイスキーだった私には、バランタインは、高いウイスキーになるのであった。

そんなウイスキーの歌でも、山崎ハコの「水割り」には、多少ドキドキ感を感じたものだ。

「私の心を奪うために 水割り何杯ついでもダメ」
女性に酒を飲ませて、などと下心がある男も男だが、
「私が酔っ払ったふりして肩にもたれ そのまま眠ったふりでもしたならば あんたは私をどうする どうする どうする さあどうする」
などと、逆に女性が迫っていくという迫力には怖さを感じる歌だった。

「水割りをください」と歌い出していたのは、堀江淳の「メモリーグラス」。

ふられた女性が、やけになって水割りを飲んでうらみつらみ言いながら酔う歌。
最初聴いたときには、女性が歌っているのかと思う声だった。


自分が最も多くウイスキーを飲んだのは、学生時代だろうなと思う。
その昭和50年代は、こんなふうにウイスキーの歌がいろいろあったから、好んで飲みもしたのかもしれないな。
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