ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

紅葉の鈴ヶ滝へ

2021-10-30 20:53:43 | お出かけ
鈴ヶ滝。
日本の滝百選に入っているという。
結婚してまだ何年もたっていない頃に、一度行ったことがあった。
紅葉の時期でいい季節だから、また見てみたいものだと30何年かぶりで、妻と娘と3人で行ってみることにした。

新潟県村上市の高根集落から林道をずうっと入って行った先にある。
山の中にあったということは記憶に残っていたが、林道は道幅も狭く、車どうしがすれ違うのに困るのも大変なところも多かった。
カーブミラーも未設置で、急に対向車が現れることもあり、慎重な運転をしていてよかったと思うこともしばしばだった。

駐車場に着くと、車は5台くらいしかなく、スペース自体も狭かった。
そこから、もう滝が見えた。

入口の案内板によると、鈴が滝は小滝と大滝があるらしい。
これは、小滝。


滝って2つあったっけ?…と思いながら、さっそく細い道を下っていく。

これが、小滝。

昔の記憶では、滝は一つだった。
ということは、以前来たときは、この小滝だけを見て帰ったのだろうか?
それなりにきれいな滝を見て、満足して帰ったような記憶があるのだが…。

小滝からの水は、こうして下っていく。

大滝へ行くための道も、並行してまずは下っていく。
その水が合流するのが、この大滝から流れる川の水は透き通っていて、大きな岩は苔むしていた。


さらに進むと、つり橋があった。

揺れるので一人ずつ渡れと書いてあった。

たしかに、すごく揺れたので、その指示は適切だと思った。

橋を渡ってからは、一度上った後で滝つぼ近くへまた急なアップダウンの道を行く。

その途中に大滝が見える。

昨日まで雨も降ったし、滝から降りかかる細かい水しぶきで、道がぬかるみの下り坂になっていた。
ここで、妻はまだ大丈夫だったが、腰痛を抱え病気以降足元が弱くなっている娘は、支えていても何度も滑り、途中でギブアップ。
滝つぼの近くまでササッと行って、娘の待つところまでササッと戻った。

娘のことばかり気にしていたが、大滝はなかなかの大きな滝であった。

そして、周辺の木々の紅葉が、滝の白い水の流れをさらに美しく映し出していた。
陽光が一部にしか入らないのが残念だったが、陽射しが入ると、一段と色が濃くなる紅葉・黄葉が見事だった。


駐車場に戻るまでの道も、滑るし、道はアップダウンだし、娘の補助がなかなか大変だった。
ぬかるむ道のせいで、靴はもう泥だらけになってしまった。
ズボンのすそなどにも飛んだ泥がついていた。

ただ、それを差し引いても、小滝・大滝の鈴ヶ滝を見に来てよかったなと思った。
行楽シーズンだが、十数人にしか会わなかった。
それらの人々は、しっかりした撮影装備をして、滝や沢水にカメラを向ける人ばかりだった。
紅葉の時期の鈴ヶ滝は、清々しくて美しい。
やっぱり、写真撮りたくなるよなあ。

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