ホームセンターに、園芸用の土や腐葉土を買いに行った。
今どきのホームセンターは、春の花盛り。
様々な花の苗を売っていた。
そこをぐるりと回って、その一つ一つを見て回った。
山野草が好きな私たちだが、園芸品種も嫌いなわけではない。
ただ、育てなくていけない、枯らしてはいけない、となると、義務感が生じてしまう。
育て方の難しいものは、最初から買おうとは思わない。
さすがに60年も生きていると、花の苗で一般的なものの名前は、見てわかる。
パンジーとビオラは、もうすぐ季節外れとなるので、安い。
夏用の苗は、育てやすいペチュニアやベゴニア、サルビアなどが見られた。
他にもいろいろあったが、加齢のせいで(?)新しいものの名前はとんと覚えが悪くなっている。
まあ、それでも目の保養になった。
レジで並んでいた時、私の身長よりも背の高い、1本の苗木に目が引かれた。
もうその木の花期は終わっている。
花はなく、枝の先には葉が開いている。
その枝先に付けられた名札には、「素心ロウバイ」と書いてあった。
素心ロウバイ。
ロウバイの一種である。
春先に、その名のごとく「ロウ細工」のような黄色の花が咲く。
一般的には、花の中の芯の部分に、茶色っぽい模様があるのが「満月ロウバイ」。
ないのが「素心ロウバイ」と見てよさそうだ。
この花が、最初は壺のような形をしていて、やがて開いて咲く。
「ロウバイ」の「バイ」は「梅」であるから、香りは、本当に梅の香りがする。
見ても、香りも楽しめるので、以前からほしいと思っていたのだった。
それも、派手に見える満月ロウバイではなく、シンプルにきれいな素心ロウバイがほしかったのである。
しかし、今まで苗木を売っていたのは、満月ロウバイばかりであった。
素心ロウバイを売っているのを見たのは、ほしいと思ってから、初めてであった。
数時間後、購入の決心をして、もう一度そのホームセンターに行って、その苗木を買ってきた。
家の入口近くに手早く植えてから、枝の名札を見た。
「乾燥と西日は禁物。」と書いてあった。
あらら、…。
植えた場所は、日当たりがよいように考えた、西日もよく当たる場所。
もう一度、掘り起こして植え直した。
さて、植えたロウバイは、来年の春、花を咲かせてくれるかな?
枯らさないようにしなくては。
来年の春が、楽しみだ。
今どきのホームセンターは、春の花盛り。
様々な花の苗を売っていた。
そこをぐるりと回って、その一つ一つを見て回った。
山野草が好きな私たちだが、園芸品種も嫌いなわけではない。
ただ、育てなくていけない、枯らしてはいけない、となると、義務感が生じてしまう。
育て方の難しいものは、最初から買おうとは思わない。
さすがに60年も生きていると、花の苗で一般的なものの名前は、見てわかる。
パンジーとビオラは、もうすぐ季節外れとなるので、安い。
夏用の苗は、育てやすいペチュニアやベゴニア、サルビアなどが見られた。
他にもいろいろあったが、加齢のせいで(?)新しいものの名前はとんと覚えが悪くなっている。
まあ、それでも目の保養になった。
レジで並んでいた時、私の身長よりも背の高い、1本の苗木に目が引かれた。
もうその木の花期は終わっている。
花はなく、枝の先には葉が開いている。
その枝先に付けられた名札には、「素心ロウバイ」と書いてあった。
素心ロウバイ。
ロウバイの一種である。
春先に、その名のごとく「ロウ細工」のような黄色の花が咲く。
一般的には、花の中の芯の部分に、茶色っぽい模様があるのが「満月ロウバイ」。
ないのが「素心ロウバイ」と見てよさそうだ。
この花が、最初は壺のような形をしていて、やがて開いて咲く。
「ロウバイ」の「バイ」は「梅」であるから、香りは、本当に梅の香りがする。
見ても、香りも楽しめるので、以前からほしいと思っていたのだった。
それも、派手に見える満月ロウバイではなく、シンプルにきれいな素心ロウバイがほしかったのである。
しかし、今まで苗木を売っていたのは、満月ロウバイばかりであった。
素心ロウバイを売っているのを見たのは、ほしいと思ってから、初めてであった。
数時間後、購入の決心をして、もう一度そのホームセンターに行って、その苗木を買ってきた。
家の入口近くに手早く植えてから、枝の名札を見た。
「乾燥と西日は禁物。」と書いてあった。
あらら、…。
植えた場所は、日当たりがよいように考えた、西日もよく当たる場所。
もう一度、掘り起こして植え直した。
さて、植えたロウバイは、来年の春、花を咲かせてくれるかな?
枯らさないようにしなくては。
来年の春が、楽しみだ。