ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

初練RUN

2014-01-06 18:28:01 | RUN
日曜日。朝起きた時は、積雪1cm程度の銀世界だった。
その後は、日も射して、穏やかな一日だった。
午後4時、すでに頭上はくもり空。
でも、雨ではないので、走り出してみた。
今日が新年初練RUN。
元旦マラソンはレースだったので、「練習」ではなかった。
ともかく、元旦マラソン以来のRUN出である。
今日は7km余のコースを走ってみよう。

走り出してみると、沿道の気温は、「2℃」となっていた。
急に、あられを小さくしたような雪がパラパラと降ってきたりした。
道のそばの田んぼには、たくさんの白鳥たちが餌をあさっている姿が見られた。
日中晴れた時間もあったせいか、積雪は日陰のほかはすっかりなくなっていた。
雲におおわれた空、しめった空気の冷たさ、ふきだまりの雪、田んぼに白鳥。
…新潟の冬を感じさせる風景だ。
その中を走る。
何より走りたいと思っている自分がいた。

体は正月太りで重いはずなのだが、不思議に足は軽かった。
気持ちのいいリズムで走ることができるのが不思議でならなかった。
思い当たったことは、4日前の元旦マラソンの走りだった。
レースになると、普段より速いスピードで走ることが多い。
元旦マラソンで走った速めのペースが、体に残っていたのかもしれないな、などと考えながら走った。
新しい年になり、一歳年を経た訳である。
いつまで走れるのだろうか、などと時折考える。
ただ、意外と無心である。

やがて、娘が18年余り前、ちびっ子健康マラソンの地方大会で優勝したコースの一部も走る。
上り坂を駆け上がる時、思うことがある。
そのレースの時、小5、小6だった娘はこの上り坂をきついと思わなかったのかな?
よくこんなコースで一番になれたものだなあ…!
…などと。
あの時は、2位になったライバルの子に負けたくない一心で走っていたから、きついなどとは考えなかったかもしれないな、と結論付けて、再び走りに集中する。

それにしても、疲れが来ない。
今日は、まだまだいける。
雪のない田んぼ道を大きく回っていくことにした。
辺りが暗くなってきていたが、いつものコースに、およそ3km強のプラス。
だが、家にたどり着く最後まで気持ちよく走れた。
最初から最後まで体の軽い、1時間1分余りのRUNであった。
あー、気持ちヨカッタ~!


…しかし翌朝、仕事始めというのに、体は鉛のように重かったのであった…。(ま、そんなもんだ。)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする