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過払い金返還請求(不当利得返還請求)の訴状

2012年05月07日 | 裁判所関係

過払い金返還請求(不当利得返還請求)の訴状☆

 

(^^)/ 

ワードから貼り付けただけなので、レイアウトは気にしないで下さい。。。。。

出先からの確認用なので(>_<)

 

 

訴    状

 

平成  年  月  日 

 福岡簡易裁判所 御中

 

原告訴訟代理人  司法書士 犬山 犬吉

 (認定番号 第○○○○号)

 

〒○○○-○○○○ 福岡市○○○○○○○

原 告    猫田 猫子

(送達場所) 

〒○○○-○○○○ 福岡県糟屋郡○○○○○○○

原告訴訟代理人 司法書士 犬山 犬吉 

 電 話 092-○○○-○○○○

 FAX 092-○○○-○○○○

 

〒○○○-○○○○  東京都○○区

被 告    ○○○○株式会社

上記代表者代表取締役  ○ ○ ○ ○

 

 

  不当利得返還請求事件

 訴訟物の価額          金804,599円

  貼用印紙額          金9,000円

 予納郵券     金5,000円

 

請求の趣旨

 

1 被告は,原告に対して,金830,266円及び内金804,599円に対する平成  年  月  日から支払済みまで年5%の割合による金員を支払え。

 

2 訴訟費用は,被告の負担とする

 

との判決ならびに仮執行宣言を求める

 

請求の原因

 

第1  当事者

 

  1 原告は,福岡市に在住する主婦である。

  2 被告は,東京都○○区に本店を置き,主に貸金業等を業とする会社である。

 

第2 金銭消費貸借契約締結,その後の経緯

 

 平成  年  月  日,原告と□□□□株式会社(平成  年  月  日,被告に吸収合併され解散。被告は□□□□株式会社の権利義務一切を承継した。)は金銭消費貸借契約を締結し,原告は金300,000円を借入れ,その後平成  年  月  日までの間,利息制限法に基づく法定金利計算書(別紙)記載のとおり借入れ,返済を繰り返した。

 

第3 利息制限法所定の制限利率で再計算

 

  1 利息制限法所定の制限利率で再計算

 原告が,被告作成の「お取引照合表」(甲1)に沿い,利息制限法に基づく法定金利計算書(別紙)のとおり利息制限法所定の制限利率に引き直し,かつ過払い金は発生した都度,過払い金に年5%の利息をつけた上で再計算を行ったところ,金830,266円の過払い金が発生している。

 ここで金830,266円とは,残元金804,599円と未払利息25,667円の合計額である。

 

  2 被告の不当利得

 利息制限法所定の制限利率を超過する部分の利息の支払いは無効である。

 被告は,貸金業の登録業者であり,利息制限法を超える金利で貸付をしていることを知りながら,原告より返済を受けていた悪意の受益者である。

 

 

 

 

第4 結論

 

 被告は原告の損失によって法律上の原因なくして,請求の趣旨記載の金額と同額の利益を得ている。よって,原告は被告に対し,不当利得返還請求権に基づき,請求の趣旨記載の判決を求める。

 

 

 

証拠方法

 

     甲第1号証        お取引照合表(被告作成)

 

 

 

附属書類

 

     1 甲号証の写し             1通

     2 資格証明書              1通

     3 訴訟委任状              1通

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