マダムJudyの Happy 気楽なSmile Life!

どんなことも、笑って吹き飛ばせ!強くしなやかに、キラキラ生きるためのエッセンス

人の支え

2008-03-19 | 元気学
今日は、息子の小学校の最後の保護者の会。
最後という事で、一人づつ母親のスピーチがありました。
そこで、息子と仲良くしているお友達のお母様の勇気ある涙の告白に、思わずもらい泣きをしたJudyおかあさまだったのです。
6年間の間に離婚したということでした。
その話を聞きながら、私も色々なことが一気に溢れてきました。

息子が小学校に入る直前に突然起こった父の会社の倒産。
実家は差し押さえられ、思い出の品もウエディングドレスも実家に置いてあったものをほとんど捨てた日々と父を支えながら弁護士さんと会う毎日。
あの時、あまり感情を感じないようにしていたけれども、今思うとあまりに痛かった。
両親のために、住むところを確保するため、様々に奔走し、私個人の貯金もすべて使い果たし、
全てを私が守った。
母は、以前から若年性痴呆症になっていたけれども、環境が変わり、症状が悪化し、病院を変えたり、介護をしたり、あの頃唯一ホッと出来る時間は夜中のお酒だけ。
毎日が必死。

でもそのお陰で、仕事に対して、とてもとても真剣に向き合え、今があります。

子供が小学校の低学年には、離婚しそうになったりと、夫とも色々な確執があり、それも乗り越えてきました。

それでも、泣き言を言わず、常に前向きに生きて来られたのは、第一に息子の笑顔ですが、それと、ガンバル自分をあきらめなかったこと、そして、周りにいる人が与えてくれたちょっとした嬉しい喜びでした。

そんなたくさんのいい事も辛かった事も含めあらゆるシーンが、彼女のスピーチを聴きながら一気にあふれてきました。

その方とは、息子を通じて挨拶やお礼程度の話しかした事がありませんでしたが、どうしてもエールを送ってあげたくて、また今までのお礼も含めて、先ほど勇気を振り絞って、お電話をしました。

勇気を持って、お話しされた気持ちが心から伝わってきたこと。
頑張ってきたことに感動したこと。
彼女の息子さんが心から大好きだということ。
ひとりでも立派に育てられたことに自信を持って欲しいということ。
これからも末永く、親子共々仲良くして欲しいということ。
私でよければ、いつでもお役に立ちたいということ。


電話の先で、本当にありがとうございます、と言いながら泣いてらしたけれど、私もまたもらい泣きしてしまい、だけど、なんだかとっても距離が近くなって、これから本当に仲良くなれそうな気がします。

人って、いいな、と私も思いながら生きてきたから、彼女にも、一人で抱え込まず、少しでもそう思って欲しかった。

みんな、支え合いながら、生きているんですよね。

絶対あきらめず、生きていけば、必ずいいことがあるんだもの。

それを私は、今、実感しています。











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