岡山県内には、明治から昭和初期にかけてつくられた数多くの近代構造物が残っています。歳月を経てもなお、当時の人々の思いが詰まっています。各地に残る貴重な近代化遺産を紹介していきます。
近代化遺産とは、近代化遺産とは およそ幕末期から第二次世界大戦終了時にかけて、我が国が近代化を遂げる途上において、近代的手法を用いて築造された産業・交通・土木等にかかわる建築物・土木構造物など(建造物)の総称。
・遺産名 旧奨農株式会社本社事務所(現喫茶エル・グレコ)
・建築年 1926(大正15)年
・構造・規模 木造、二階建
・所在地 岡山県倉敷市中央1-1-1 地図
・撮影日 2006/02/12
・メモ
大原孫三郎が設立した奨農株式会社の本社事務所として、大原家本宅とは倉敷川を挟んで正面、大原美術館の北西隣に位置している。
外部はモルタルによるドイツ壁仕上げで、上げ下げ窓が設置され、道路に面する部分には腰の位置まで煉瓦が積み上げられている。
屋根はかわら葺きで、大変シンプルな外観となっている。
大原孫三郎氏が本宅の前にしては不似合いと苦言を呈し、この対応策として、ツタを這わせ建物を隠したというエピソードが残る。
地味ではあるが、大原美術館に隣接した建物として、無くてはならない景観を醸しだしている。
・「エル・グレコ」

近代化遺産とは、近代化遺産とは およそ幕末期から第二次世界大戦終了時にかけて、我が国が近代化を遂げる途上において、近代的手法を用いて築造された産業・交通・土木等にかかわる建築物・土木構造物など(建造物)の総称。
・遺産名 旧奨農株式会社本社事務所(現喫茶エル・グレコ)
・建築年 1926(大正15)年
・構造・規模 木造、二階建
・所在地 岡山県倉敷市中央1-1-1 地図
・撮影日 2006/02/12
・メモ
大原孫三郎が設立した奨農株式会社の本社事務所として、大原家本宅とは倉敷川を挟んで正面、大原美術館の北西隣に位置している。
外部はモルタルによるドイツ壁仕上げで、上げ下げ窓が設置され、道路に面する部分には腰の位置まで煉瓦が積み上げられている。
屋根はかわら葺きで、大変シンプルな外観となっている。
大原孫三郎氏が本宅の前にしては不似合いと苦言を呈し、この対応策として、ツタを這わせ建物を隠したというエピソードが残る。
地味ではあるが、大原美術館に隣接した建物として、無くてはならない景観を醸しだしている。
・「エル・グレコ」
