3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

インスタグラム

2017-01-22 16:54:53 | 徒然
インスタのURLを載せてみました。
最近はほぼ旅の記録しか書いてないし、写真を載せていないので、写真はこちらから。
書いている旅の日記と写真を照らし合わせながら見て頂ければ幸いです。
因みに、インスタの方は全て英語ですが。

https://www.instagram.com/ebeater/?hl=ja

ボルネオ紀行 6 ―動物園と帰国編―

2017-01-21 18:08:21 | 
20161230

ボルネオ島の旅3日目。
この日は最終日。

夜には空港にこのなければならないが、フライトは23時30。
余裕をもっても9時半には居れば十分だろう。

ということでほぼ1日中いることができる。

最初はこの3日目は街歩きに充てようとしていたのだが、2日目に街歩きはしてしまったので急遽ツアーを入れた。

集合場所は、ハイアットホテル。
俺らが泊まっていたホテルは大通りに面していないため、迎えが来れないのだ。

昨日の時点で場所は確認していた。ホテルのチェックアウトをし、荷物は預ける。

そしてこの日に入れたツアーはロッカウイ・ワイルドライフパーク。
ボルネオ島の珍しい動物を見ることができる動物園だ。
海系のアクティビティにするかも迷ったが、今回は海系の準備をしてなかったのもあり、海系ならば他の地域でも楽しめる。
どうせならここでしかできないことということで、ワイルドライフパークにした。
時間も2時ごろまで適当である。

バスに揺られて1時間くらい。
途中でバスが石に乗り上げ身動きが取れなくなるトラブルもあったが、無事に到着。

数多くの動物たちを見たので、ダイジェストで。

1匹目…赤いオウム 動かない。おとなしい。
2匹目…パラワン・サイチョウ 東南アジアに生息する。姿はザ・東南アジアの鳥って感じ。
3匹目…クジャク ちょうど羽広げてこっち向いてくれた。
4匹目…ボルネオ・ピグミーエレファント 姿かたちはどうみてもゾウだが、小さい。子どもに見えるがあれで十分な大人だそう。こいつもボルネオ島固有種。
5匹目…マレートラ こいつもボルネオ島固有種。ずっとうろうろと落ち着きなく動いていた。
6匹目…オランウータン。実はオランウータンは1か月しか動物園にいない。1か月以上同じ動物園の中で飼育しているとストレスで動かなくなってしまうそう。なので、1か月で新しいやつと取り換えて、野生に返すらしい。
7匹目…テングザル 昨日、野生で見たテングザル。ここにいるやつらはやはり檻に入れられているためか元気がなかった。
8匹目…ヤマアラシ 激しく地面を掘っていた
9匹目…エミュー こちらに近づいてきた。目を狙ってきそうな緊張感が。

そしてショーへ。
このアニマルショーがこの動物園で一番おもしろかった。
黒い大きめの猫のような動物、あれはなんていう動物なんだろう…

オウムはやはり賢い。もしかして一番最初に見たおとなしいあいつだったのだろうか…

最後には3メートルもあるニシキヘビも触ることができた。全くぬるぬるしてないんだね。完全にドライ。めっちゃ筋肉質だった。

ショーを終えた後は近くのフードコートでランチ。
ナシゴレンとほうれんともやしとエビの炒め。これが最後のマレーシア料理だ。やっぱりうまい。ぺろりと平らげた。
そしてその時飲んだマンゴージュースが冷え冷えでめっちゃうまかった。

最後にお土産やにもよってくれて、俺らが求めているちゃらついたものも数多く置いてありよかった。
テングザルに魅了されてしまった俺はテングザルのぬいぐるみを買ってしまった。
もっと小さいものでよかったのだが、やはりボルネオ島ではテングザルは人気なのか、小さくて安いものがなかった。強気だ。

その後はハイアットホテルで一服。この時からたばこの本数が限界ぎりぎりでどこで吸うかタイミングを考えながら吸っていた。

時間はまだ4時… 5時間もある。

ハイアットホテルについてるカフェでポストカードを書く。ここで1時間。
ここで飲んだリンゴジュースがおいしかった。居心地良かったな。

その後は再度街歩き。
昨日行ったフィッシュマーケットが賑わっていた。何も食べなかったが、ずらりと並んでいるシーフード見ているだけで面白い。
アジア独特のガンガン声をかけてくる感じ。

その後はまた昨日行ったクラフトマーケットへ。
実はここまた来たいなと思っていた。ここでふと偶然、気になったお土産があって。まあ、すっごいチープなマグネットなんだけど。
場所も覚えていて、無事に売れていなく、購入することができた。

その後しばし町をぶらつき、1時間。

そしてその後はホテル近くのバーガーキングで再度ポストカードを書き続ける。実に35枚を書き上げた。
ホテルハイアットのフロントで出した。

最後の最後、ホテルの目の前にあるSea Monsterという店で夕飯。
パスタおいしかったな。ってかこれで時間はぴったり。意外と時間は余らなかった。やり残したこと全部やったらぎりぎりになった。

ホテルに荷物を取りに行く。空港までの送迎を予約していたので、9時半ぴったしに空港に着くことができた。

意気揚々とカウンターに行くと…


まただよ…


飛行機が2時間半遅れ。

もうこの程度では驚かない。どれだけ帰りの飛行機のトラブルに見舞われるのか。

時間はまだ10時だ。
わざとゆーーーーーっくりと空港内のお土産やを回る。家、職場、お世話になってる飲み屋のマスター…
じつにゆっくり回ったつもりなのだが、1時間か…

そして最後の煙草を吸いに行く… 
これから時間を潰さなければならないというのにたばこがこれで尽きることになる。

最後の一服をかみしめるように吸う。

灰皿の周りに行ってみる。すると… ん…?

なんか下が白いな…なんて上を見上げると…


マジで真っ黒なほどの鳥が。

よく耳を澄ませばぴたぴたと何かが落ちる音。

一瞬で逃げた。
屋根がない道路のはじで最後の一本が終わる。


保安検査を終え、まだ2時間以上ある…

ビールでも飲んで時間を潰そうとするが、なんと店が全然ない…

ビールを求めジプシーと化してしまった… 

奥さんがさっきビールを飲んでた人いた気がしたと。
見間違いかと心配していた。
保安検査に持ち込めるはずなんだから、このどっかにあるはずだ。
一番奥まで行ったのに結局ビールを売っている場所はなかった。

まじか…とうなだれている中、反対側の方にも行ってみるか…微かな望みを託して反対側の一番はじまで行ってみた。
人は誰もいない。




なんと



見つけた。

誰もいない店がひっそりと開いており、クーラーボックスの中にはビールが!
この時は光って見えた…

ビールがあれば2時間潰せる…ありがとう…

念のため、この店何時に閉まるんですかって聞いてみた。


はい、4時までですって笑って答えた。

ありがとう。


ビールを2本飲んで、お腹がすいてくる。

目の前にはカップラーメン…トムヤムクン味…


これマジで美味すぎた。辛かったけど、こんなにうまいカップ麺あるのかって思った。


あの神の店、本当にありがとう。

このコタキナバル⇒仁川までは機中泊。
飛行機の6時間は寝たんだか寝てないんだかよくわかんないけど飛んでしまえばこっちのもんだ。

2時間半遅れたせいで帰りの韓国でのトランジットの待ち時間が一切なかった。

トランジットで航空券がなかったので心配だったが、Korean Airではトランジットで入って中で発券できる。
そういうこともできるんだということを学んだ。

韓国では免税でたばこをカートン買いしてしまった。

一服したらもう搭乗時間。

あの2時間半の町はこっちの待ち時間を代わりに待ったようなものだ。


日本に付いたらいつも通り。
バスで池袋戻って地元に。
帰りの成田⇒池袋はマジですいてて、1時間で着いた。

そう言えばもう今年もあと8時間か。
31日なんだな。


ボルネオ紀行 5 ―リバーサファリとテングザル編―

2017-01-18 22:12:11 | 

前回の続き。

集合時間が来て、ボレボレツアーのガイドさんが迎えに来た。
イケメン。ツーブロックで若いおにいちゃん。俺よりも若いと思う。しかも優しそう。
マレーシアの若い男はこういう髪型している人多い。

これからカリアスという場所まで行く。
車で3時間
ここにはマングローブに囲まれた川が流れており、そのマングローブには野生のテングザルが生息している。
俺はこのテングザルを見るツアーを一番楽しみにしていた。

テングザル。
ボルネオ島の固有種。ボルネオ島にのみ生息している種なので、当然ここでしか見ることができない。
あの特徴的な姿は一度見たら忘れられないインパクトがある。

ひたすら移動。

旅番組とかって移動のところはカットされてるけど、旅行って移動がどれだけあるのかって思う。
イッテQの人たちとかもこうやってひたすら移動しまくってんだなと思う。

しかし、クリアスに向かう途中に、豪雨。
とてつもない強い雨が。遠くでは空がぴかぴか光っている。
これはやばい。

そういえばガイドが言っていた。
“ほとんどの場合でテングザルは見ることができる。ただ、あまりにも強い雨が降ってしまうとサルたちが奥に隠れてしまう”と。

今降っているのがまさにあまりに強い雨ではないのか。

今回はなんせ自然が相手だ。俺ができることは何もない。雨が少しでも弱まるのを祈るしかない。

到着したらボートの出発まで時間があり、なぜかティータイム。

俺はこういうところでいろいろな物に興味が行っちゃうから、落ち着いてお茶を飲むことができず、いつもそわそわふらふらしている。雨は弱まってきたが、まだ若干降っている。

そして出発の時間。
レインコートをかぶり小さなボートに乗り込む。

ボートはマングローブ林を突き進む。
この風を切って進んでいくのがマジで爽快。目の前に移っている光景は、よく旅番組で見るジャングルの奥地で見るような川そのもの。この時間は本当に楽しかったな。
まるで探検隊になったかのようだ。

そしてボートが走り出して5分も経たぬ内に、操縦しいてる現地の人が叫ぶ。


いた!!


とうとう本物の野生のテングザルを見ることができた。最初の一匹はかなり遠かったが、あの姿かたちは紛れもないテングザルだ。
というかなぜ俺はここまでテングザルにほれ込んでしまったのだろうか。

実は来るときは半ば諦めていた。あんなに強い雨が降ってしまったのでは、サルたちは皆奥に避難してしまうだろうな…
ちょっとダメかな…と思っていた。

しかしそんな考えは杞憂に終わった。

優に50匹は見つけることができた。
なんとガイドが言うにも、今日はたくさん見れますね、とのこと。

ボートはガンガンマングローブ林の浅瀬に突っ込み、テングザルたちが群れるベストスポットに突っ込んでいく。

多いときなんか一本の木に、5,6匹いるなんてことも。
こんなに見れるものなのかと感動。
写真だけでは飽き足らず、ムービーまで撮った。

しかし、心残りと言えば俺がi-phoneしか持って行かなかったことだろう。
遠くからとる分にはまあいいんだけど、やっぱりズームすると画率がひどいものだ。
何とか頑張って写メでベストショットを狙い続けたが、やっぱり画像が粗い。一眼レフと望遠レンズを持って行くべきだった。

まぁ、あれだけ見れれば大満足である。

このリバーサファリの時間が今回のボルネオ島の旅で一番楽しかった。そして一番印象に残っている。

見れてよかったよ。ちょうど雨も小降りになったところ。

もしボルネオ島で何かアクティビティをお考えの方がいるのなら、俺はぜひこのクリアス・リバーサファリをお奨めしたい。

リバークルーズを終え、船着き場に戻ってきた。
この辺りから雨がざんざん降ってくる。

ここで夕飯。マレーシア料理のブッフェ。
やっぱりナンプラー&ニンニク炒め味なんだけど、おいしいわ。
特にフォー?ビーフン?みたいなのをスープに入れて食べるやつがあってこれが絶品だった。
欲張って3杯もいってしまった。

ディナーが終わっても雨は止まず。
奥さんが雨やまないかなー…とずっと心配している。

実はこの後、先ほどまでテングザルを見ていた川に再び真っ暗な中飛び出し、今度は闇夜に浮かぶ野生のホタルを見に行くのだ。
で、奥さんはこのホタルを非常に楽しみにしていた。ボレボレツアーの冊子を見て、ホタル観賞ツアーというのがあり、これに申し込みたいと言っていたほどだ。実はこのリバーサファリは夜にホタルもついてるよと伝えると喜んでいた。

しかし、やはり雨が強いと光も弱くなってしまう。

結局雨は止まず、時間がきてボートへ。先ほどのレインコートを被って川へ。

本当に真っ暗。

あの真っ暗な中ボートが進んでいくのはちょっと怖かった。まじで闇だからね。


そして肝心のホタルは…

これまた普通に見れた。
いや、どうなんだろう… 俺は結構見れたと思うのだが、絶好調の日はもっとすごいのだろうか。

まるで点灯しているイルミネーションのようだった。クリスマスツリーを見ているかのよう。

ボートの方にも普通に飛んできて、手に乗っかってくる奴までいる。
そして手の上で淡く輝く。

これは前もってガイドに言われたのだが、ホタルは写真にとってもほとんど映らないよ、と。

しかし、ほんのちょっとは映るんじゃないかと期待して写真を撮った。
テングザルと同じく、ムービーも撮った。

しかし、後から見直してみると、写真のアーカイブにはまさに真っ黒な画像が20枚ほど並んでいるだけであった。
あとで見たら、なにこれってなるやつね。

まあ、ホタルは肉眼で見るもんだね。
写真に撮るには一眼レフと望遠レンズ、さらに三脚も必要になる。

テングザルに引き続き、ホタルも見ることができて良かった。
ちなみに、ホタルの群れを発見すると、ボートのスタッフが一度懐中電灯でそいつらに光を動かしながら当て続け、そして光を一気に消す。
すると、一斉にホタルがひかりだし、まさにクリスマスツリーのようにきらきらと光る。
しかし、これはのちに調べたのだが、求愛による発光ではなく、外部の光に対しての威嚇の発光らしい。
ロマンティックもあったもんじゃない。

まあ、そんなこんなでカリアス・リバーサファリは終了。
俺はテングザルに会えたこのツアーが気に入ってしまったので、最後に入り口の看板の前で記念撮影。

こっからまた怒涛の移動だ。

3時間車に乗りっぱなし。ひたすら音楽を聴いていた。

帰ってきたらまたホテルのバーでビール。
今回は4本ではなく、一本ずつにした。

さて、明日はボルネオ島最終日だ。

ボルネオ紀行 4 ―コタキナバル街歩き編―

2017-01-18 21:31:49 | 
20161229

ボルネオ島2日目。

この日はボルネオ島で一番印象深い日となった。

昨日世界遺産キナバル国立公園のジャングルを散策し、マレーシア料理に舌鼓を打ち、ビールで一日を締めくくった。
そして何よりこの日はずっと睡眠不足の中、午後からのツアーのためゆっくりと寝れるのが非常にうれしい。

8時ごろまでゆっくりと寝て、ホテルで朝ご飯。昨日とほとんど同じメニューだが、味付けは非常に美味。

ボルネオ島に来たということで、ツアーが中心になることは最初から予想していたのだが、せっかくコタキナバルに来たのだから、街歩きもしてみたいところだ。午後からのツアーでぽっかりと空いたこの時間がまさに街歩きに適当な時間だ。

朝ご飯を食べ終え、準備をしてコタキナバルの町に繰り出した。

まずは地球の歩き方に載っていたお土産屋、ガヤ・スーベニアセンターへと向かう。
グーグルマップが変なところを指し、結構迷ったが、徒歩5分ほどで着くことができた。
しかし実際に中に入ってみると想像していたものと全く異なり、すぐ後にする。
なんか中国色が強すぎて… マレーシアってああいう感じなのだろうか。
アルファベットよりも漢字の方が多かった。

そしてなぜか中国色が強い店は総じてドリアンを推していた。
店の中はもとより、町の中にもドリアンの香りが漂っている。
あの暑すぎる空の下にドリアンのにおい。

試食でドリアンキャンディーを食べてみたが、俺はドリアンは苦手のようだ。

すぐに目的を失い、ホテホテと地図を片手に面白そうな所を見つけながら町を歩く。

そもそもコタキナバルの町は大きくなく、南北に2キロメートル広がっているらしい。
徒歩でも十分回れると書いてあったが、実際に歩いてみると、暑いのと人が多いので結構時間がかかる。

まずはフィッシュマーケットに行ってみる。
明らかにこの辺だという場所は閑散としており、軒並み終わってしまっていた。

そのままフィッシュマーケットを通り過ぎ、そのまま道に沿って歩き、セントラルマーケットへ。

ここは面白かった。まぁ何も買わなかったけど、超地元の色が濃くて、見ているだけで非常に面白い。
地元の人の生活感を見ているのも面白かったし、何より並べてある見たこともない食材を眺めているだけで楽しめる。
なんというか、まさにこれがアジアのマーケットって感じ。

そしてそのまま道なりに歩いていくと、今度はハンディークラフトマーケットという工芸品の市へ。
この辺りは実際に店の前にずらりと織り機を並べてあり、実際に織っている。
ここの密集したごちゃっとした雰囲気はカンボジアの闇市を彷彿とさせ、面白そうだから入ってみた。
似たような商品だが、所狭しと並べられ、我々が買いたいようなチープな感じの(それがいいんだ)お土産も多数。
ここはちょっとゆっくり冷やかしたいなと思う。そして三日目また来るんだけど。

時間はまだ11時。ナイトマーケットの場所を確認して来た道を戻る。
先ほどのフィッシュマーケットを通り過ぎると広場になっており、ここからは海が臨め、ガヤ島などの近郊の島を見ることができる。
逆を見ればコタキナバルの町のシンボル(?)ブルーマーリンの像。

帰りにセブンイレブンでカップラーメンを購入。
ホットポットというネスレが出しているカップラーメン。
奥さんと二人で、トムヤムクン味とアサムサム何とか味。後者はよくわからなかったが、入っている具材を見ると美味しそうだ。

マレーシアのコンビニにも熱湯ポットが設置されている。
店員にフォークをくれと頼むが、なんと中に入っているとのこと。すごい。

お湯を入れたカップラーメンを持ちながらホテルまで歩く。

トムヤムクン味は流石の味。辛いけどマジでうまい。
そして恐る恐る食べたアサムアサム何とかもうまい。これが昼飯だ。

そして集合の2時まではまだ時間があったで、3日目のツアーの予約をした。
そこまで大きな町ではないし、今日の午前中にある程度回ったため、3日目はもう1個ツアーを入れることにした。
ボレボレツアーに電話して予約。前日だったがすんなりと予約は取れた。

少し休み、残りの時間はシャワーを浴びて、ポストカードを書いて過ごす。

うーん、リバーサファリ書きたいんだけど長くなったのでここで一回切ります。

ボルネオ紀行 3 ―キナバル山編―

2017-01-15 20:07:30 | 
20161228

ボルネオ島の旅、この日は実質1日目。

この日は7時半にロビーに集合。朝は6時起き。
日本で旅行を予約した時にほとんど値段が変わらなったのでブレックファースト付にしておいた。

朝ご飯は7時から食べたので、ほとんどオープンと同時に食べ始める。
やはり温かいご飯は心まで温まる。
一服入れて準備万端。この日の朝にホテルに付いているバーでたばこが吸えることを発見。

昨日の送迎の人にボレボレツアーという現地の旅行会社のパンフレットを貰っており、そのボレボレツアーの車が来た。
ガイドの人は結構若くて拡張しまくったでっかいピアスが開いている人。
車に乗り込むと数名の先客が。この瞬間が俺にとっては一番、緊張する瞬間。ツアーの一番我慢しなければならないところだ。

車はキナバルに向けて走り出す。
キナバル山までは実に3時間までの道のり。

30分も走ると、すでに遠くにキナバル山が見えてきた。圧倒的存在感を放っている。

コタキナバルの町は小さく、街並みはすぐに山道になった。
キナバル山はどんどん大きく迫ってくる。
ちなみに、キナバル山は東南アジア最高峰の山である。
しかし、路がしっかり舗装されているので、登るのは比較的難しくはなく、初心者でも登れるとの話をガイドから聞いた。
1泊2日で登れるらしい。富士山のようなものか。ちなみに第2位の山は最低でも3日かかるとのこと。

1時間40分後くらいに、キナバル山のふもとの村、ナバル村に到着。

で、この村にはキナバル山のベストフォトスポットがある。
ここから見るキナバル山はまさに絶景。
天気も非常によく、最高の晴天。

このナバル村は休憩で訪れた場所なんだけど、キナバル山の景色はここが一番よかった。
トイレは有料。一服入れて準備万端。

しかし熱い…
流石はマレーシアだ。真夏のように照りつけ、何もしなくても汗が噴き出す。

再び出発。

10時半にキナバル公園、Kinabalu National Parkに到着。

キナバルはあのキナバル山だけでなく、相当な広範囲が世界自然遺産として麓の熱帯雨林のジャングルがすべて登録されている。

まずはキナバル国立公園内にあるBotanical Gardenへ。
熱帯雨林特有の植物を見に行く。

入り口には公園全体の案内図が掲げており、無数のトレイルがいたるところに伸びる。
ちなみにガイドによると、このキナバル国立公園を全て回ろうとすると1年以上かかるとのこと。

植物園内はジャングルとはいえ、補正された道なのでそこまでガチジャングル感はない。
貴重な植物をたくさん見ることができた。

特に感動したのが、ウツボカズラ。
有名な食虫植物。

唯一残念だったのは、世界最大の花、ラフレシアは蕾だったこと。
あぁ、開花しているところを見たかったな。相当な匂いらしいけど。

ボタニカルガーデンを後にし、昼食を食べ、次は温泉地域に。

これはかなり有名らしいのだが、キナバル公園内にはポーリン温泉という温泉がわいている。
この温泉に浸かるのもツアーの醍醐味らしい。

けど俺が楽しみにしているのは温泉ではなく、キャノピーウォーク。
温泉は入り口からすぐだが、キャノピーウォークは1時間ほどのトレッキング。
ジャングル内のトレッキングを楽しみにしてたからね。

ポーリン温泉はすごいことになっており、人でごった返していた。
そのごちゃごちゃした感じが嫌ですぐにスルー。

キャノピーウォークがある奥地へ向かう。

ジャングル内は先ほどのボタニカルガーデンよりもリアルジャングル。植物の背丈も高く、シダ植物の鬱蒼とした感じがよい。
こういうところを歩いてみたかったんだ。
まあ、思っていたより虫とかヒルとかいなくて歩きやすい。
来る前はボルネオ島のジャングルに入るということで、めっちゃ心配していて、準備は相当入念にしたんだけど。

ジャングルの道をひた進む。

見上げると、高い木の葉がモザイク画のように広がっているのを見た。
これなんて言うんだっけか。確か聞いたことあるんだけど…
これはお互いに被ってしまうと、陽の光が当たらないので、このように他の葉と被らないように葉が広がっていくのだという。
鬱蒼としたジャングルの高い葉で見られる進化なのだそうな。

ジャングルの木々を通り抜け、やっとたどり着いたキャノピーウォーク。

キャノピーウォークはちょこっとだけなのかと思っていたが、思っていたよりずっと長かった。
そして揺れる。一歩踏み出しただけでぐらんぐらんする。
思いっ切ってここでダンシングしてみたが、非常にバランスが悪く、踊りにくい。
ここからの眺めが非常によく、自分が今結構高いところに上ってきたのが分かる。
キナバルの熱帯雨林ジャングルを見下ろす。

そしてさらにトレッキング。
奥地の滝へ。

ここの滝には人が集まっていて、普通にじゃばじゃば中に入っていた。中には体を洗っているものまでいた。
先の水たまりにはドクターフィッシュが生息しており、せっかくだから足を突っ込んでみた。
すぐに黒い魚が足に群がっていくる。これがまあくすぐったい。

木でできた天然のブランコ発見。乗って楽しんだ。

そして帰路へ。

最後にポーリン温泉で20分ほど自由時間があったが、温泉には入らず。人多すぎだし。
その時間はお土産やに入る。お土産屋と言っても小さい売店だけど。
いつも旅先では必ず購入しているキーホルダーをここで発見。
ポストカードも何枚か購入。
加えて本当に暑かったので、ミロのアイスがあったのでこれも購入。これがまたうまい。

これにてキナバル国立公園の散策は終わり。時間は3時。

これからコタキナバルに帰る。また車で3時間だ。

そして帰路の車に乗ってすぐに。

スコールが。車にバチバチと大粒の雨が打ち付ける。
本当にもってよかった… ギリギリだったよ。

帰りは爆睡だったのでよく覚えてないが、印象的だったのは町ごとに決まったモニュメントがあるということ。
コタキナバルはカジキマグロ。
エビってのもあった。
極めつけはレタスってのもあった。

宿に帰ってきたらもう雨は止んでいた。
ホテルでガイドブックを見ながら、夜ご飯の店を探す。やっぱりせっかくだからマレーシア料理というか、ここでしか食べられないものが食べたい。

予算等も検討し、探し出したのはスリ・メリカという店。
地球の歩き方にも載っている有名な店。ニョニャ料理というらしい。
その中でもおすすめはサユール・マニスという乾燥エビとニンニクの青菜炒め。
よし、これ絶対に食べよう。

地図を確認すると徒歩で20分ほど。

グーグルマップをセットし、いざ出発。迷うことなく見つけることができた。

店に入り、さっそく注文!
白身魚とニンニクの炒めものとチキンフォーを注文、そして…見つけた。
サユール・マニスを注文。

すると、今日はもう売り切れとのこと。笑顔で言われた。残念でならない。

ジュースはスイカ100パーセントを注文。念のため氷なしで注文したが、まあ、ここだったら大丈夫だっただろうな。

全部おいしかった。
特にマレーシア料理っぽい白身魚が絶品。ライスもついてきたので(1リンギット)進む。
俺は今回、マレーシア料理がとても自分的に舌に合い、どれもおいしかった。
ナンプラーの味付けが俺はすごく好きみたいだ。
アジアは料理が舌に合わないときついけど、今回のマレーシアの味は美味しかった。
ナンプラー&ニンニクの炒め物っておいしいんだね。
食べ終わった後は店の前で記念撮影。不審な顔で見られた。

ホテルに帰ったら、ちょっと一杯やろうということで、下にあるバーでビールをいただく。
せっかくだからローカルビアであるタイガービールをいただく。

缶だと4本セットで割安になるということなので、4本。奥さんとだから一人2本だ。
最後の方はおなかいっぱいだった。
たばこが吸えるのが最高だった。
やっぱりビール飲みながら自由にたばこ吸えるのが最高。
この時間が本当に幸せだった。
コタキナバルの喧騒を眺めながらビールを飲みつつ一服。あぁ、幸せ。
やっぱり旅先での1日の終わりはこうでなくては。

幸せな時間をかみしめ、シャワーを浴びて寝た。

明日はツアー自体が午後からだから、ゆっくり寝れる。
これまでずーっと睡眠時間なかったから明日はすこしゆっくりしよう。




ボルネオ紀行 2 ―トランジットの韓国・ソウル編―

2017-01-08 23:14:07 | 
20161227

出発の朝。

無事に3時30分に目覚めることができ、50分にはチェックアウトを済ませ、一服して万全な状態。
程なくしてシャトルバスが到着。

10分もかからずに空港に到着。そんなに近かったのか。

まずは今回の最初の目的地、韓国の仁川国際空港に向かうため、KOREAN AIRのカウンターでチェックイン。
今回は安い航空券を予約したため、直行で行くわけではなく、韓国の仁川国際空港でトランジット。
しかも、その待ち時間は…9時間!

流石に9時間も空港でじっとしているのはあまりにももったいないので、韓国で一度、空港から出てソウルの街を散策することにした。

カウンターでその旨を告げると、問題ないとのこと。
預け荷物はそのままコタキナバルまで直行させ、自分たちは身軽な状態で韓国で出国して空港から出ることができる。
ここまでトランジットで待たされるのは初めてだったので、初めての試みだったが、なんて便利なのだろう。

荷物預けて身軽になった後はいつものごとく空港内を散策。旅行の最終準備を整える。

ただ、今回はいつもとはわけが違う。なぜならまだ時間は4時半…
空港内とはいえ、店は軒並み閉まっている。

まずは一番やりたかったドコモショップで海外パケホーダイの設定をしてもらいたかったのだが、カウンターは閉まっていた。
しかし、シャッターの前に、パンフレットを発見。これは去年ベルギーでお世話になったものだ。
これが欲しかったんだ。

朝ご飯を求めて食事処がある上のフロアに向かうが、どこもかしこも閉まっている。
辺りにはジプシーと化した人たちが地べたに寝転がっている。時間を持て余している人たちがこんなにいるのかと思うくらい多かった。

しかし、奥の方になんと24時間営業している和食屋を発見。
加えてなんと喫煙もOKの店。まさに探し求めていた奇跡の店である。

しばらくは和食ともお別れである。うどんを注文し味わう。
一服を済ませて、保安検査通って、出国すると、案外時間なかった。

ゲートが開いたのが6:00。
で、発がちょっと遅れて6:40。フライト時間は2時間半位。

9時半に仁川国際空港に到着。
以前に釜山は行ったことあったが、首爾は初めてである。
transitではなくexitへ。
今回は出国してソウルの街へ繰り出すのだ。僅かな時間とはいえ、2か国行くことができる。

しかし今回は入国の手続きをしなければならないため、入国書類を記入し、入国審査の長い列に並び、パスポートにスタンプを押してもらわなければならない。これが思いのほか時間がかかった。

無事に韓国に入国。
入国してからの流れは事前に日本で調べてあった。
一目散にA'REXという鉄道に向かう。空港の出口からは少し離れた場所にあったが、すぐにたどり着くことができた。
このA'REXという鉄道は仁川国際空港からソウル駅までを結ぶ鉄道で、これを使えばノンストップの直行便で40分ほどでソウル駅に到着できる。

ちょうど乗り場に到着した時に15分後の10時30分発の直行便があり、ほとんど待ち時間もなく乗ることができた。
券売機で発券も簡単。直行便は日本のグリーン車のようになっており全席指定。
どの席かはレシートに印字してあった。

11時15分、ソウル駅に到着。初のソウルである。

ソウルに来たとはいっても4時にはまた空港に帰らなければならない。
てことは3時過ぎの列車には乗らなければならず、ソウルでの滞在時間はわずか4時間。案外時間がない。
というわけでどうしてもしたいことを2つに絞った。
まず一つ目。本場の韓国料理を食べること。韓国料理は本当に大好き。

そして2つ目。ソウルにある世界遺産を一つでも見ること。

多分この2つで一杯一杯だろう。

まずは本場の韓国料理を求め、町に繰り出す。
しかし、ソウル駅周辺は思いのほか店がなく、思っていたのと違う…

そしてガイドブックを見て、まずソウルに来たらここに行け、と書かれていたのが…

明洞である。

というわけで今度は地下鉄を探して明洞へ。
地下鉄の乗り方もここで覚えた。
韓国の地下鉄は最初にまずパスモのようなICカードを購入し、そこへチャージしていく方式のようだ。
しかも最初のカードを購入するとき保証金として500ウォン多い値段になっており乗り終わったら払い戻し機に入れると500ウォン返金される。

ソウル駅の地下へ行き、地下鉄の乗り場に。
明洞は地下鉄の4号線で二駅。進行方向どちらに乗るか確認するときが一番難しかった。
とりあえずハングル文字を純粋な形として覚える。

無事に明洞に到着。
駅の近くの路地裏にいい感じの店を発見したので入ってみた。

注文したのはスンドウブとクッパ。
やっぱり冬の寒いときに食べる辛い鍋料理は最強である。
本場の韓国の味はやっぱり辛くて想像以上にライスを食べてしまったが、やはりおいしかった。
メイン料理のほかにキムチとか小皿が結構ついてきて、これもまた箸休めになって旨い。
ただ、基本全部辛いから、ライスを上手に食べないと逃げ場がなくなるけど。

絶品本場韓国料理を平らげ、早くも目的の半分を達成してしまった。

残る目的は…そう、世界遺産を何か見ること。

ソウル駅に来る時の列車の中で調べたのだが、ソウルにある代表的な世界遺産は二つで、宋廟と昌徳宮。
そしてなんとこの日は火曜日で、宋廟は休みとのこと。
この時点で自動的に目的地は昌徳宮に決定した。
宋廟の交代式を見てみたかったが、結果としてそんな時間は全くなかったんだけどね。
昌徳宮だけでも大急ぎのギリギリだったから。

というわけで、今度は明洞から最寄駅の鐘路3街という駅に向かう。
この駅が読めなくて見つけるのがすごく大変だった。
鐘路3街があるのは地下鉄の1号線。一度ソウルヨクまで戻り、一号線に乗り換える。
ソウル駅からは3駅。無事に鐘路3街に(これを書いている今も、この駅名どう読むのかわからない)到着した。
駅に着いたのはすでに1時20分ごろ。

3時にはソウル駅に戻っておきたいところなので、時間は1時間半しかない。
結局2つ世界遺産を見るのは不可能であった。

駅を出て、昌徳宮に向かう。看板が出ていたので何も考えずにそちらへ向かうが…
どこから昌徳宮の敷地に入ってよいのかわからない。
宋廟の入り口らしき立派な門のの前にはクローズの看板があり、それは承知のことなのだが、その宋廟の入り口から昌徳宮が繋がっているものだと思っていたのだ。
入り口を探しながら地図でいう敷地のすぐ西側の細い路地を敷地に沿って進む。

しかし行けども行けども入り口らしきものは全くなく、ひたすらに壁が続く。
しかもその路地も閑散としていて、そう考えてもこの辺に世界遺産があるとは思えないような雰囲気。
我々は間違っているのではないかと思いつつも、歩き続け、なんと最終的には一番北側の通路まで来てしまった。
つまりは敷地をぐるっと半周してしまったのだ。
ここで入り口がないのならばそこからも入ることができない…

なぜだ。宋廟は休みなのはいいが、昌徳宮は火曜空いているとガイドブックに書いてあったはず。
なぜに入ることができないのだ…
と北側の地下通路みたいな道を往復して時間ロス…
この時すでに1時40分…これはまずい。

そしてふとさらに北側を見ると。

あった。

絶対あれだ。


といいう立派な門が。何のことはなく、地図上では繋がっているように見えた双方の敷地が、
よく見ると地下道を挟んで分かれていたのだ。我々は中間地点でおろおろしていただけであって、すぐに見つけることができた。

てか入り口には立派な門、
入場券売所、
そして観光客らしき人たち
といったいつもの世界遺産に来たときに見るものが確認できた。あぁ安心した。

しかしもう時間は45分。
トイレを済ませて券を購入し、時間を決めて、急ぎ足でずんずんと進んでいく。
2つ見ようとしていた自分の愚かさを知った。これじゃ昌徳宮も怪しい。

何とか定番の場所はすべて抑え、30分ほどで観光終了。
けど仁政殿はすごく立派だった。中の玉座もすごく豪華だった。
中には結構チマチョゴリを来た人がいて、中には集合写真と撮っている修学旅行みたいな集団もいた。
けどいわゆる俺が知っているチマチョゴリの形ではなく、最近はおしゃれなドレスのようなチマチョゴリになっているんだなとその時に知った。
日本の伝統衣装の着物や浴衣がピンクになったり、ミニスカートになったりするようなものか。
伝統衣装ということを考えると、少しさびしい気持ちになったりもする。
てか、日本の浴衣のミニはおかしいよな。あれは絶対下品だと思うぞ。

というわけで大急ぎで昌徳宮の観光を終え、来た道を帰る。今回は迷わないのでスムーズに駅まで帰ることができた。
来たようにソウル駅に行くため、1号線の地下鉄。今度は来た駅名と逆の駅名に行く列車にのるのだ。
相変わらず駅名は読めないが、ハングルの形だけを覚えて、無事にソウルに到着。
最後の地下鉄カードはあえて払い戻しをせず、記念に持ち帰った。500ウォンだし。

ソウル駅に到着したのが14:40分。
そして仁川国際空港行きの直通A'REXの発車時刻が15:15分。
そして空港到着は16::00!
なんと完璧すぎるスケジューリング!まあ、結果論だけどね。
図らずもちょうど良すぎる時間になり、最後にソウル駅で記念撮影をし、A'REXへ。
もう乗り場も発券方法も分かっているのでスムーズに乗れた。

ここからはいつも通りのチェックインを行うのだが、今回はトランジットで一回出国してしまっているので、
もう一度空港カウンターに行き、預けたバゲッジのタグを見せ、保安所を通りとやったので、余裕は全くなかった。
ほとんど待ち時間なしでコタキナバル行きの飛行機に突入。

韓国からの時差1時間、現地時間22:30、無事に到着した。
中での6時間はきつかった。
そして入国審査が長い長い…1時間以上並んだ。

ホテルにチェックインして空港で買ったスタバのパンをモサモサと食べ、すぐに寝て明日に備えた。

ボルネオ紀行 1 ―出発前夜編―

2017-01-08 19:36:44 | 
また今年もこの季節がやってきた。
今年のターゲットはボルネオ島。なぜここに決まったのかというと、単純におもしろそうだったのと、そこそこ安かったから。
候補はマカオ、香港、シンガポールなど比較的近場で安めの場所を狙っていた。
なんせ今年は北海道に10日間も滞在し、散在の限りを尽くしたので、冬は安く済まさなければならなかった。

その中でこう候補の一つで挙がったのが、マレーシア。
しかもクアラルンプールのマレー半島ではなく、コタキナバルがあるボルネオ島の方面が面白そうという話となり、決めた。
我々の旅行の形態を考えると、クアラルンプールよりもコタキナバルの方が好みであろうということで。

去年ベルギーの旅行でお世話になったサイトで個人予約。
ホテルと航空券を抑える。
今年は年に勝てず、機内泊ではなく、超早朝の飛行機で発つパターンにした。何万か値段が上がったけど。

というわけで、ことにはなんと6:20分に発というとんでもなく早い時間。
海外旅行となるので、空港に集合する時間はなんと4:20分である。
流石にどんなに始発で行こうが間に合うわけないので、空港近くのホテルに前泊することにした。
羽田空港だったのがせめてもの救いだ。あ、羽田はもう古いか。東京国際空港。
ちなみにホテルはブッキングドットコムで格安で予約した。
その価格を含めてもやっぱり機内泊より朝発がいいなと思う。

20161226

この日は普通に仕事。加えて職業柄この時期は激務。
前日に準備はある程度準備は済ませておいたのだが、結局かなり遅くなってしまった。
ちなみに今回はスーツケースではなく、ボルネオ島に向かうものらしく、バックパックにした。
重量はかなりのものになり、もうはちきれんばかりにパンパン。


いつものように書いていくと、毎度のごとくとんでもない容量になってしまうので、できるだけ淡白に時系列で書いていこうと思う。

19:00にパンパンのバックパックを背負って家をでた。
まずは池袋から品川まで山手線で座れてラッキー。
品川かた京急本線で京急蒲田まで。てか京急本線って乗りなれてない人にとっては難しい…

京急蒲田で空港本線に乗り換えて穴守稲荷という駅まで。
羽田空港の2,3個手前の駅。ここに本日宿泊するホテルがあるのだ。
結局穴守稲荷に着いたのは
21時前位。

ここ穴守稲荷という駅は初めて来た。というかこの辺りが大田区であったことを初めて知った。
この編は非常に面白い土地で、駅前は非常にローカルな感じがしてるのに、わずか50メートルも歩けば、
JAL等の高層ホテルが立ち並び、目の前にはクロノゲートの建物。
このギャップが面白い。

ホテルはそのクロノゲートのまさに道を挟んで目の前にある、マイステイズ羽田というところ。
ブッキングドットコムで格安で予約したので一抹の不安を抱えながらチェックインをしたが、ここに本当に泊まってもいいのかというくらい豪華でお洒落なホテルであった。最近できたホテルなのであろうか。とても綺麗だった。

重たい荷物をおろし、すぐに外へ出た。夜ごはんを食べるため。

駅前においしそうなローカル色漂う中華料理屋を発見していたので、ここに入ろうかと思ったのだが、もう少し散策してみようかということになり、駅の周辺をぶらつく。裏通りは本当に住宅街で、一本後ろの道にはあんなホテルが建っている土地とは思えない。

そこで、これまた地域密着型の感じのする串揚げやを発見。ここに入ることにする。
串揚げかりんという店。
串揚げはもちろん、サラダがボリュームあって美味しかった。明日朝めっちゃ早いのに、ついつい飲んでしまった。

ホテルに戻って目覚ましをセット。セットしした時間はなんと3時半…
ここマイステイズ羽田は羽田空港行きの無料シャトルバスが出ている。
しかし、我々の朝4時20分に空港到着に叶うものは、朝4時に出るシャトルバスしかない。
ほとんど仮眠だが、明日の飛行機で爆睡することにしよう。


というわけでまたまた出発前夜編でした。
てかこの出発前夜編って結構書いてて面白い。
向かう前のドキドキ感、ワクワク感を思い出してくる。
もしかしたら一番楽しい時間なのかも…