3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
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蝦夷周遊記 1 -出発と初めてのキャンピングカーー

2017-01-23 21:53:45 | 
順番が前後している…
既に冬に行ったボルネオ島の旅をアップしているにも関わらず、今書いているのは、なんと半年前に行った夏の旅行記。
ボルネオ島も暑かったが(文字通り)。夏に行った旅もこれまた初めての経験があり、最高に楽しかった。

今年、一つ夢が、というか憧れが叶った。

キャンピングカーを運転しながら旅をすること。

舞台はキャンピングカーの聖地、北海道。


キャンピングカーの旅を決めたのは本当にノリであった。最高に楽しそうだったから。
奥さんと二人で、楽しそうだと異様に盛り上がった。

車自体が宿代わりになるキャンピングカー。自分の気のまま、どこにだって行くことができる。
自分の好きなところに行き、そこが宿。自由旅行の象徴なような感じ。
ずっとキャンピングカーでの旅はあこがれていた。
しかも舞台は北海道だ。デビュー戦としては申し分ない。

しかも今回はただキャンピングカーで北海道を回るだけではない。 
二つのイベントと抱き合わせにした。

一、ライジングサンロックフェスティバルに参戦

二、世界自然遺産、知床半島到達

この二つ。

一は日本の音楽好きなら絶対知ってるだろうね。北海道、いや蝦夷で行われる日本最大級のロックフェス。
俺の友人にライジングマニアがいて、彼とは3年前にも行った。
しかし彼は毎年欠かさずに行き続け、今年なんと10周年を迎える。
何と感慨深いものがあるではないか。そんな彼とライジングサンに同行できるなんて光栄である。

二つ目は俺はずっと行きたかった知床。
世界遺産好きの俺はやはりここは外せない。ずっと行きたかったんだけどなかなか機会に恵まれず、今回は念願だ。
予習を完璧にした。

合計…北海道8日間の旅!

なかなか社会人になってここまで時間とって旅できない。楽しみ過ぎた。

前日に準備。流石8日間。しかもフェスに参戦ということで、荷物は相当になり、いつものバックパック×2の荷物になった。


20160811

羽田空港で新千歳空港へ。
羽田でそのライジング氏と合流。彼とは本当に長い付き合いだ。音楽を語れる数少ない親友。

いつもの儀式を終え(空港でそばかうどんを食すこと)新千歳空港へ。時間は2時間程度なので、いつも海外に行っている感覚からか短く感じる。機内ではアイポッドでフェスの予習。奥さんが予習用に大量に出演アーティストの音源を手に入れてくれた。
こういう新しい音楽を開拓している時間って本当に楽しい。

新千歳空港でさらにもう一人の友人、そしてその奥さんと合流。
彼も大学で同じアルバイト先である塾講師仲間。
ということで、俺、奥さん、ライジング氏、そして上の夫婦の計6人での旅。

そして…

とうとうご対面。これがキャンピングカーか。

いわゆる本格的すぎず、ちょうどよかったかも。本格的すぎるやつや牽引式のものは初心者には運転が難しい。
しかし今回お世話になるキャンピングカーはハイエースタイプ。

中は水道やキッチン、何より椅子やテーブルがついていることにすでにテンションあがる。
これがキャンピングカーだ!
さあ、いよいよここから初めてのキャンピングカージャーニーが始まる。

最初俺は運転しなかった。怖くて。
情けない話だが、車を運転するのはなんと一年ぶりなのである。
もっとウォーミングアップができるところで運転を替わることにしよう。

ってことで後ろのソファーでくつろぐ。いやー、最高だね。

車の内部は結構複雑で、まるで小学校の時に流行った飛び出る筆箱のように、いろいろ隠れた機能があり、すぐに使いこなすのは難しい。


高速を走り、まず向かったのは富良野。

ここで昼食。

富良野で何を食べようかと吟味した結果、富良野オムカレーということに。
これ富良野の名物らしいね。

この富良野オムカレーが食べれるのは富良野マルシェというショッピングモール。
すぐに店は見つかったが、並んでおり、30分以上待った。
並ぶグループと、夜ご飯の食材を購入するグループに分かれる。こういう分担も複数で旅行している感じでいいね。

オムカレーはうまかった。
一緒についていた富良野にんじん100パーセントジュースもこれまた美味。
北海道にはカレースタンプラリーとうものがあることを知った。

富良野を後にし、お次は美瑛へ。ここも外せないスポットだね。

実は富良野も美瑛も依然来たことがある。しかし、その時は真冬だったため、見える景色が全く違う。
冬の白一色に覆われた白銀の世界と違い、夏の美瑛は眩しいほど鮮やかな色彩を放っていた。

まず最初に立ち寄ったのは拓進館。

ここも以前きている場所である。

ここは俺も奥さんもお気に入りの場所だ。
ここに来ると本当に写真が撮りたくなる。写真撮りたい意欲が極限まで刺激される。
そして俺もこんな美しい写真が撮れるんじゃないかと錯覚する。
美瑛の丘の最高の一瞬を切り取った写真たち。
ああ、俺、カメラマンになろうかな。って前も思っていたような気がする。

外の庭?喫煙所?付近の景色も陽が落ちかかって最高であった。


いよいよここからは俺が運転。
初めてのキャンピングカー運転である。
無駄に緊張していた。