マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。最近の政治的問題や最近の出来事も更新します。

第23話  ヴァイアブル・ファイターズ・バトル

2016-09-20 22:13:52 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン
ラウラらオデュッセウス中隊2個小隊はスクランブル出撃したVFー4残機救出の為
目標の地点に全速力を持って急行していた。

早期警戒機が察知した反応にはなくや亜樹からの通信でラビット2との通信が途絶

現時点で生存は不明と言う状態になった

ラウラ「緊張する、初の実戦だからな。」

そうした中、戦場に向かうラウラは緊張していた。

軍人としての実戦はこれが初陣ではないが・・・
普通の地球人の軍人として可変戦闘機パイロットとしては実戦だ。

クァドラン・ローと違い操縦系の兵器であり
扱いはかなり異なっているが、訓練は十分に受けているし・・・
アグレッサーを破っているからそこまで怯えなくていい

自分が学んだ通りにやればいける・・・

緊張していたラウラはヘルメットを叩くと真剣の眼差しになり
実戦に備えた

「IFF確認、ラビット2だ。後方に敵機9機、若干数が増えてる」

ガフル「なるほどな、敵機は何処をアジトにしているか分からんが・・・・イタケーリーダーより各機へインファイトゾーン(敵との近接区域)へ突入する」

「イタケー2了解」

「イタケー3了解」

シンディ「イタケー4了解」

ラウラ「・・・・・」

早期警戒機であるVEー1エリントシーカーから・・・・
ラビット2のIFFと9機の敵機の反応があったと報告が入った。

ガフルは各機に接敵エリアに入ると伝え点呼を始めた

隊員達はどんどん返事していくが・・・
ラウラは緊張が解けきれてないのが言葉が詰まり返事ができなかった

ガフル「イタケー5どうした?」

ラウラ「すいません、イタケー5了解」

ガフル「気をつけろ!こんな時の点呼は大事だ!気を引き締めろよ」

ラウラ「ハッ」

返事できなかったラウラはガフルから注意されてしまい慌てて返事した。

ーまさか、緊張が解けてなかったとは・・・・

ラウラは解いたはずの緊張が、解けてなかった事に動揺した。
戦場に対する意識が徹底しきれていなかった・・・・
このままでは不味い、確実に死ぬかもしれない。

さっきの事を物凄く危機感を感じて反省し意識を改めた

シンディー「隊長、ラビット2まもなく視認します」

ガフル「全機、突入・・・・エレメントで対応せよ!」

『了解』

そろそろ交戦エリアに入る・・・・
つまりラウラの初陣が始まる事を意味していた

今回の任務はラビット2の救助であり・・・
敵の数はそれほど多くはない
特に苦労するような任務内容ではない



相手ははぐれゼントラーディではなく可変戦闘機・・・
と言っても自分達が使っている可変戦闘機とは違う別系統の機体
上手く戦えるのか・・・・・・・・・

来るぞ!!

そう考えているとガフルの声が聞こえた・・・・
横で何かがすれ違った・・・なんだ・・・・VFー4ライトニングⅢ・・・
友軍機・・・・・・・・レーダーに反応・・・・

可変戦闘機パイロットとして初陣のラウラは周囲の反応に戸惑うが・・・

ラウラ「ッ・・・・・!!!!!!!!・・・・ミサイルか!!」

警戒警報が鳴りラウラを現実に引き戻さた。

警報が鳴るや否や、バトロイドに変形し・・・・
向かってくるミサイルに向けてガンポッドを掃射し撃破した

戦闘が始まった・・・戸惑っている暇がない・・・
意識を変えて戦わないと・・・・・
ラウラは意識を変え・・・・敵可変戦闘機とのドックファイトを開始した・・・・

シンディ「イタケー5・・・・今のは危なかったね、早めに意識してね」

ラウラ「了解・・・・・」

シンディ「敵の数は多くない、早めに切り上げるよ」

とは言え、軍隊であるのでバディを組んでいるシンディを意識しなければならない
連携し、対処しなければ自分が生き残っても集団が負け・・・・
最終的に自分の死に直結する結果になってしまう・・・・

機種転換センターにおける演習で痛いほど思い知らされた・・・・

それにこれは実戦・・・・

舐めてかかってはいけない・・・舐めたら死ぬ事になる・・・・
いや味方をしなせる結果になる・・・・
気を引き締めなければ・・・・・

そう思ったラウラは近くにいたSvー52に狙いを定め・・・・

ラウラ「もらった・・・・落ちろ!!」

ガンポッドの銃弾の雨を背後から喰らわせ・・・・
命中したSvー52は一瞬にして火達磨になり、月面に墜落した

一瞬・・・・・ほんの一瞬で撃墜できた・・・・
可変戦闘機の凄さは物凄い・・・・
クァドラン・ローより小回りが利く・・・・・

ラウラは可変戦闘機で初めて敵機を撃墜し一種の興奮を覚えた
見込んだ通り・・・・楽しい・・・・・

シンディ「流石新入り、悪くないセンスだね」

ラウラ「ありがとうございます」

敵を撃墜したラウラの横にシンディがやってきた。

新入りなのに初陣にして敵1機を撃墜したラウラを褒め・・・・
ラウラは照れながら顔を赤らめた・・・・・

褒められる事が誇らしいラウラは思った

シンディ「しかし、厄介な敵は3機・・・・偵察機とSvー52.2機撃墜しているけど・・・・・」

ラウラ「データにない機体なんですか?」

シンディ「そうSvー52じゃない、新型機・・・・」

馴れ合いの後、ラウラはガフルのいる戦域に向かう道中
シンディに厄介な敵の新型可変戦闘機について質問をした

Svー52でもないデータのない新型の可変戦闘機・・・・・・

一体何者だろうか・・・・・そう考えていると・・・

ガフル「1機そっちに逃げたぞ、迎撃しろ!」

シンディ「マジで!!」

ガフル「やつはSv-52の発展型だ、気をつけろ!」

シンディ「りょ・・了解・・・いいねベルタリア曹長」

ラウラ「ハッ」

厄介な新型の敵可変戦闘機がラウラとシンディのいる方向に向かってきた

まさかよりによってこっちに向かってくるとは・・・・・・
ラウラとシンディは大至急迎撃する準備を始め・・・
新型敵変戦闘機来襲に備えた

シンディ「ラウラは右翼大きく移動し敵可変戦闘機の背後を突け!!私は正面から迎撃する!」

ラウラ「了解」

ラウラは正面から迎撃するシンディから右から大きく迂回し背後を突くように命じられた

敵の新型可変戦闘機を迎撃するに、少し手を加えた作戦を実施しなければ
上手く対応できなくなるし、相手がVFー5000より厄介な奴かもしれない
下手したらラウラ共にやられるかもしれないと、シンディは危惧した

しかし

その作戦は大きく外れる事になってしまう事になった。

シンディ「あいつか、新型・・・えっ反転した、背を向けるっての!いやまさか・・・くそったどり着けん」

視認した直後、敵の新型可変戦闘機が突然反転した

まさかの行動にシンディは驚き、追撃戦に入ろうとしたが・・・・
敵の新型可変戦闘機の位置的に遠かった為、追いつく事ができなかった

しかし、この距離では迂回し背後にまわったラウラと対峙してしまう

シンディ「まずい、あの新入りがやられる!」

そうした事からシンディは敵新型可変戦闘機を追撃した。

ラウラ「作戦通り、上手くいけるか・・・」

シンディの命により、迂回し反転したラウラは・・・・
敵新型可変戦闘機の背後から追撃していた

正直作戦が上手く成功するか
と不安になっていた
相手は新型の可変戦闘機・・・・・
上手くやれるか・・・・

そう思っていると・・・

ラウラ「嘘・・・・こっちに向かってくる!?」

進行方向からIFFに反応がない機影が向かってくるのが確認された

例の敵新型可変戦闘機・・・・
まさか反転してくるなんて、作戦が失敗したようなもん
とは言え敵だから戦うしかない

意を決してバトロイド形態になり、敵新型可変戦闘機をまた構えた

ラウラ「レーダーに小さな多数の反応、ミサイルくっ・・・」

直後、前方から多数のミサイルが向かってきた

レーダーでそれを確認したラウラはガンポッドで狙撃し・・・
狙撃から逃れ向かってくるミサイルはチャフを撒きながら銃撃を食らわせ
周辺にはミサイルの爆発が連続して続いた

しかし

肝心の敵可変戦闘機がレーダーから消えた    

ラウラ「消えた・・・・何処に・・・ うわっ」

「ふっ・・・腕のいい新統合軍のパイロットだ、このSvー53の相手に相応しい!」

ラウラ「Svー53!?あの機体の名前か!」

レーダーから消えて驚いたラウラだったが・・・・
突如.敵の可変戦闘機がバトロイド形態で背後から強襲してきた。

僅かな殺気を感じ取ったラウラはギリギリの所で回避に成功・・・・
少し距離を取り、敵可変戦闘機に向けて銃撃を食らわせたが・・・
回避されてしまい、更にオープンチャンネルで話しかけてきた

声の主は男性のようで、敵可変戦闘機の名前はSvー53だと言っていた

まさか敵からこんな事を言われるとは意外だ・・・・
だが・・・・・

ラウラ「敵である以上野放しにしておくわけにはいかない!二度と私の声を聞かせないようにしてやる!」

「威勢がいいな、威勢がいい程殺しがいがある」

ラウラ「ほざけ!!ゼントラーディ人が威勢が良くてなぜ悪い!」

「ほう!貴様、ゼントラーディ人か・・・」

ラウラ「ゼントラーディ人が可変戦闘機に乗って何が悪い!」

敵であるならば殺してやるしかない
殺らねば友軍機の命は・・・いや・・・国民の命が危ない
ラウラはSvー53のパイロットに対し罵声を浴びせるが・・・

Svー53のパイロットはラウラを煽った

煽られたラウラは激昂するが、Svー53のパイロットは冷静に対応
どんどんラウラに対する煽りがエスカレートした

そして

ラウラ「このVFー5000スターミラージュも新型、一気に決める!」

一気に勝負をつけるべく、ラウラはSvー53に突進
頭部レーザーとガンポッドの砲身を向けた

砲身をSvー53に向けたラウラはレーザーと銃弾の雨を降らせた 
距離も近く必ず命中するかと思ったが、後方へ急バックし・・・
無数の銃弾とレーザーを回避してしまった。

予想以上にやる、戦術を変えるか・・・

ラウラはミサイルを発射し、Svー53の右翼側面にまわった
かつて第一次星間大戦でマクシミリアン・ジーナスが使った囮撃ち・・・
勝てる可能性は五分五分だが、やって見せる・・・・

Svー53は放たれたミサイルを迎撃に気を取られ、ラウラが右翼側面を取った

ラウラ「これなら!」

右翼側面からガンポッドをSvー53に向け発砲。
ガンポッドの銃弾はSvー53に向かっていった

確実に撃墜できる

ラウラはそう思いながら、ガンポッドの銃弾が向かっていくのを見守ったが・・

妙な胸騒ぎがする
もしかしたら予想もしてない回避行動があるかもしれない
とラウラは頭部レーザーをSvー53に当たらない方向へ照射した

「くそっ、被弾した読まれていたか・・・」

ラウラ「うそっ、本当に当たったの!?」

胸騒ぎの通り、Svー53はラウラの攻撃を回避しようとしていた。

回避した先は偶然にもラウラが照射したレーザーに命中し右腕を損失
ファイター形態に変形し、ラウラから離れていった。

ラウラはそのまま追撃するが、Svー53はバトロイドに変形し・・・

ラウラ「がはっ」

「まだやられるわけに行かんのでな!」

ラウラの乗るスターミラージュの頭部がSvー53の左腕で殴られ破壊された

一瞬の出来事にラウラは混乱し、機体をまともに動かせなかった
その隙を突いてSvー53は残機と共に何処かへ逃亡していった。 

その光景をラウラは黙って見ているしかなかった。

「同志(カメラード)、大丈夫ですか?」

「なんとかな、我らは?」

「Svー52は全滅しましたが、53は損傷しながらも全機残存」

「よし撤退だ、ジャミングとアクティブステルス展開!」

ラウラと戦ったSvー53は他の僚機のSvー53と合流し・・・
ジャミングとアクティブステルスを展開し戦闘宙域から離脱した

Svー53は全機健在であり、Svー52より生存性が高い事が実証された

生存性が高い事が実証されたパイロット達は、新統合軍の警戒網を避け・・
アジトへ帰還した
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シルバーウィークはどう過ごす?過ごしたよ、ぐうたらしてました。

2016-09-19 20:55:57 | 日記
                      マクロス⊿やこち亀を見ていました。 

だって金曜日の体育祭疲れたもんMそれにこち亀の最終回だって気になっていたし。
こんな疲労感があって外に出れるか!メタルギアオプスやりたいんじゃ!
まぁそんな所です、正直な所・・・・・・・・・地元周辺秋田県。
本当です、だって大手町は自転車で40分の距離だし対して行く所ねぇよ。
千葉県もあるが、もう市川市島尻から千葉市まで行けるんだぜ。
ディズニーランドもそうだし、どうせならばUSJやフジ急に行きたいですよ。
それと福島県に帰る、高校2年生の冬以降ですが足立区より北は出ていないんじゃ!

人生は退屈だなと思いますよ・・・・・・・・・・・・・・・
もっと面白い人生歩みたいっす!

さて今週のマクロス⊿ですが、アイシャ社長に振られてブチ切れたロイド殿下がハインツ様に指揮権を譲られた的な事をして禁止兵器次元兵器を携えた新統合軍艦隊に美雲の歌でヴァール化させ自爆させました。
そして今月の注目ポイントはこれ・・・・・・・・・・


なんとマクロス⊿ではついに超長距離移民船団メガロード01に関する話が出てきましたよ、来週は最終回です。

・・・・・・・・・・・・・ていうかカナメさん・・・・・・・・死亡フラグ踏んでしまいましたね。
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第22話 初陣

2016-09-18 13:41:19 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン
オデュッセウス中隊のオフィスに到着したラウラは隊員に挨拶し・・・
ガフルと亜樹と共に格納庫に向かっていた

道程は決して近くはないが、道中で亜樹による設備設定がされ
ラウラは退屈する事はなかった
格納庫に到着すると、そこには各部隊の可変戦闘機が駐機しており
そこで多数の整備兵が整備点検、兵器の換装などの作業をしていた

早瀬亜樹「各部隊の機体の整備はレベルの高い整備班が行っています。各隊員達は国家資格整備士一級を・・・」

ラウラ「つまり一流のメカニックマンですね」

早瀬亜樹「そうです・・・って全部話しきってません。発言するなら私が話しきってからで」

ラウラ「すいません」

ガフル「・・・・・・」

格納庫に到着すると、亜樹が説明を行うが・・・・・
説明し終える前にラウラが発言してしまい、亜樹が注意する場面が多発した。

好奇心旺盛なラウラは、いろいろ見て目を輝かせ・・・・
亜樹が説明しているのをお構いなしに発言を繰り返し・・・
しばしば困らせる

そんなラウラの行動を見たガフルはあんまり変わってないと思った

ガフル「全然、変わってないなベルタリア曹長!」  

ラウラ「あっ・・・・」

ガフル「成長している所が感じられない、むしろ前より酷くなってる。人の話をしっかり最後まで聞く、新兵でも分かる事だ!」

ラウラ「す・・・すいません」

あまりにも酷かったのでラウラに、あんまり変わってないどころか・・・
ゼントラーディ軍時代よりも酷くなっていると指摘した。

指摘されたラウラはようやく今の自分の状態に気がついた。

自分の興味のある事ばかり優先して亜樹を蔑ろにしてしまった
そればかりか、亜樹の説明を妨害してしまった
なんて事をしてしまったんだ、ラウラは今の自分の過ちに気がつき
反省し、ガフルに頭を下げた

ガフル「頭を下げる相手は俺じゃない。早瀬少尉にだ!」

ラウラ「あっ・・・はい、すいませんでした早瀬少尉」

早瀬亜樹「別にいいのよ、反省してくれれば。質問の時に質問してね」

頭を下げたラウラであったが、ガフルから謝る相手は亜樹だと言われ・・
慌てて亜樹に頭を下げ反省した・・・

亜樹は特に気にしてはおらず、反省してくれればいいと思っていた

まだまだ可変戦闘機パイロットとして・・・
地球人の軍人として未熟だから仕方がない・・・
これから学んで言ってくれればと亜樹は思っていた

こうしたやりとりを終えようとした時

警報がなった

ガフル「警報だ!急いで中に入るぞ、スクランブル出撃だ!」

早瀬亜樹「ベルタリア曹長、早く中へ」

ラウラ「あっ・・・はい」

警報が鳴ると宇宙服の着てない作業員が格納庫から離れて始めた。

ラウラ達もガフルの誘導の元、格納庫から離れて別の区画に入ると・・・
カタパルトの様子の分かる広場に向かった・・・

広場に入ったラウラが見たのはカタパルトから飛び立つVFー4000の姿
1機が勢い良く飛び立つと2機が後に続いて飛び立ち、現場へ向かい任務に就いた
ラウラは目を輝かせながらその姿を見守っており・・・
自分も近々、同じように飛び立つと思うと武者震いした。

ガフル「さて、連中は無事に帰ってくるかね?」

ラウラ「どう言う意味ですか?」

ガフル「ここが最前線だと言う意味だがな、普通のスクランブルなら帰ってくる方が多いが必ずしもそうでもない」

ラウラ「少し意味が分かりませんが・・・」

ガフル「まぁ帰ったら分かる、いやある時突然」

ラウラ「答えになってません」

スクランブル出撃したVFー4に対しガフルが意味深めいた事を発言した。
意味深めいた発言にラウラは質問するが、ガフルは帰ってきたら分かると言って・・・
ラウラからの質問に答えない所か、ある時突然と意味不明な事を言った。

意味不明な返答にラウラは不満な態度を取るが、ガフルがオフィスに向かった為
特に事を起こすわけでもなく、大人しくガフルについて行った

それからしばらくして・・・・ 

クラビウス基地より少し離れたエリアでは・・・

「目標確認・・・Sv-52の偵察型だ・・RSv-52だ」

「よし、2は右翼、3は左翼につけ。俺は後ろにつく」

「了解・・・・・」

スクランブル出撃をしたVFー4の小隊が未確認機を確認した。

未確認機の機種はSvー52の偵察型のRSv-52であり・・・・・
周辺に護衛機は1機もいなかった。

小隊は機体を包囲するように右翼左翼後方で包囲した。

偵察機一機でこちらは3機、ラビットリーダーらは楽な任務と思った

「こちら新統合軍から未確認機へ、大人しく我々の指示に従ってもらいたい」

隊長機であるラビットリーダーはRSv-52に呼びかけを行おうとした

相手は1機しかおらず、しかも偵察機であり圧倒的に不利・・・・
大人しく従って、連れて帰って任務完了・・・・

小隊は気楽にマニュアル通りに偵察機に投降を促した

その時であった

「リーダー、R30度より未確認機数は6」

「連中はどうせSv-52・・・なんとかなる・・・」

「いえスピードが違います」

「何!?」

レーダーに味方識別信号の出てない未確認機が確認された。

数は6機であり、当初はSv-52だろうと思っていたが・・・・
スピードがSv-52より優れており、別の機種の可能性が出てきた。

ラビットリーダーはすぐさま対応しようとしたが・・・

RSv-52が変形し、ラビット3を強襲し撃墜した

『こちら、ラビット2。未確認飛行物の正体は敵偵察機。対応しようとしたら敵可変戦闘機小隊の襲撃を受けた!援護を頼む』

「ラビットリーダーはどうしましたか?」

『ラビットリーダーはラビット3と共にやられた、頼む援護を・・・・振り切れない』

戦闘開始から数分後、第8管制室にラビット2から連絡が入った

隊長機ラビットリーダーとラビット3が撃墜され、孤立無援になり・・・
敵との戦闘を中断しクラビウス基地に向かって逃げているが
追撃が激しく振り切るのが難しいとの事・・・

ラビット2からのモニター越しの様子を見るに切羽詰まっている模様

「分かった、すぐに救援部隊を出す。早瀬少尉、オデュッセウス中隊に連絡だ!」

早瀬亜樹「ハッ、了解しました」  

第8管制室の司令官はラビット2を救うべくオデュッセウス中隊に出動を命じた。

司令官の命令を受けて亜樹はオデュッセウス中隊のいるオフィスに通信を開き・・・・
スクランブル出撃した友軍小隊救出命令を伝えた。

救出命令に対し・・・・

ガフル「2個小隊出すが・・・・機種転換センターから来たベルタリア曹長もこの機会に出てもらう」

早瀬亜樹『いきなり出撃ですか?彼女は実務研修一日目で・・・なぜ・・・・』

ガフル「次の補充兵来るまでの繋ぎだ、それに俺と同じゼントラーディ人だから実戦経験は豊富だ。問題ない」

2個小隊6機を救援部隊として出撃させ・・・
そのうち1機をラウラにするとガフルは亜樹に言った

それを聞いた亜樹は驚き、ガフルに出撃させる理由を聞くと・・・
ガフルはラウラがゼントラーディ人であり、実戦に耐えられるのと・・・
次の補充兵が来るまでの繋として使っていくと

亜樹は困惑しながら司令の方を向くと指示を仰ごうとした

早瀬亜樹『そうですが・・・司令・・・・』

『実務研修に出ているとは言え、ある程度の訓練を積んでいる。いい機会だ出せ』

早瀬亜樹『いいんですか?』

『ゼントラーディ人だからな必ずできる』

早瀬亜樹『・・・了解しました』

指示を仰ごうとした亜樹に対し司令はガフルの提案を承諾した。

司令が提案を承諾した理由は・・・
ラウラは元々ゼントラーディ人で戦闘が豊富でクァドランのエースであり
機種転換センターで長い期間訓練を受けている事もあり

実戦に投入しても問題がないと判断した上であった

亜樹は司令の反応を見て少し不服な態度を見せたが、ガフルにラウラの投入を許可をした

許可が降りるとガフルは・・・

ガフル「第1小隊、第2小隊出撃。今日から実務研修に来たラウラを使っていくいいな」

『ハッ』

ガフル「ラウラ俺と共に第1小隊について来い、お前の機体を案内する」

ラウラ「あっ・・・・はい」

第1小隊と第2小隊に出撃命令を出し、ラウラには行動を共にするように命令した

ラウラは一瞬戸惑ったが、すぐに切り替え命令に従った。
実務研修とは言え、実戦部隊かつ激戦区の部隊に配属されたらこれは運命だと思い・・・
ガフルからの命令を素直に従う事にした

どの道、卒業したら実戦部隊
予定が早まっただけだと思えばいい

そう思ったラウラはガフルについていくように格納庫に向かった

「曹長、VFー5000Aスターミラージュどうですか?」 

ラウラ「まったく問題ないわ、中々素晴らしい機体.何処か懐かしさあるわね」

「一部ゼントラーディ系の技術が使われてます」

ラウラ「なるほど、どうりで懐かしさがあるわけだ」

パイロットスーツに着替え格納庫に入りVFー5000に搭乗した。

初めてVFー5000に乗ったラウラは懐かしさを覚えた。
懐かしさの理由は機体にゼントラーディ系の技術が一部導入されている事
VFー5000に乗ったラウラは気に入った、卒業したら乗ってみたいと

早瀬亜樹『ベルタリア曹長、コールサインはイタケー5とします。』

ラウラ「イタケー5?」

早瀬亜樹『はい中隊長直属の小隊付として任務に従事してもらいます。』

ラウラ「エスケスタ、任務に従事します」

ヘルメットを被り、キャノピーを締めたラウラに亜樹から通信が入った

通信の内容はラウラはガフル率いる直属のイタケー小隊に配属され
コールサインはイタケー5とし、任務に従事せよとの命令だった。

命令に対し、ラウラは不満もなく従った。

その後、ラウラの機体は小隊の機体と共にカタパルトに向けて移動を開始
ガフルを最初に、どんどんどん機体は飛び出して行った

早瀬亜樹『Run Way Clavius8 Cleared for take off』

ラウラ「Roger,cleared for take off」

亜樹から発進が許可されると、ラウラは返事をし・・
他の機体と同じようにカタパルトから射出され戦場へ向けて飛びった

カタパルトから射出されたラウラはガフルらと合流

更に後続の第2小隊とも合流し編隊を組んだ
編隊が編成し終えると・・・・

ガフル「イタケー5はイタケー4とエレメントを組め」

ラウラ「了解」

ガフル「いいなイタケー4」

シンディ「了解です。」
新統合宇宙軍シンディ・フィノ少尉

ラウラはイタケー4こと、シンディ・フィノ少尉とエレメント編隊を組むように命じられた

命じられたラウラとシンディは平行に並び、先行しデルタフォーメーションを組む
ガフル達の右翼に展開し、左翼に第2小隊3機が展開し編成が完了した。

更に遅れてやってきたVEー1エリントシーカーが後方展開した

これによりスクランブル出撃したVFー4救助部隊の編成が完了し・・
目的の地点まで急いだ。

ガフル「ベルタリア曹長、これが可変戦闘機パイロットとしての初実戦になる。訓練生と思わず、実戦兵としてやっていけ」

ラウラ「了解しました、初実戦きっちりこなしていきます」

ガフル「フィノ少尉、奴は問題児だがきっちり見てやれ」

シンディ「ハッ了解です、ベルタリア曹長よろしく」

ラウラ「こちらこそよろしくお願いします。」

今回の戦闘はラウラにとって可変戦闘機パイロットとして初の実戦になる。

演習でもシュミレーターでもない、本気で人を殺し合う本物の戦場
ゼントラーディ人として何度も戦場に出ていたが、マイクローンとして
可変戦闘機パイロットとして戦場に出るのは今回が初めてだ

ラウラは初の実戦に武者震いしてしまう

戦いへの興奮か
緊張による不安か
それとも初めてだからの緊張か

どちら分からぬままラウラは戦場の海へ向かっていった
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速報!ロイド殿下とアイシャ社長破局寸前!

2016-09-17 18:33:57 | るーみっくワールド
これはおかしいマクロス.境界のロイド
                     
                          ウィンダミア王国
美雲ギンヌメールを手に入れそろそろ自分の野望も達成できるかなとにやついてめがねを大量に購入するロイド殿下。
しかし土曜日になると住居が学校になり、その時間帯だけアイシャやキースを引きつれ除霊活動する貧乏死神になる。

              しかしロイド殿下にある重大な危機を今日招いてしまう。

                            チーン
ロイド殿下はアイシャ・ブランシェット(真宮桜)の事をどう思うかと言われ、天使のようだと伝えた。
しかしいろいろとお金を貸してくれれるしという発言をしてしまい、アイシャに失望されてしまう。
結果ロイド殿下は失意のどん底に落ちてしまった。

ロイド「あぁぁ誤解されたな・・・・・・・・」

キース「珍しいな体育座りをするとは・・・・・・・何かあったのか?」

ロイド「アイシャ・ブランシェットに嫌われたぁぁぁぁぁぁぁ」

キース「何!?(と言う事はアイシャさんにコクるチャンス到来!やったぜ!来週マクロス⊿も境界のリンネも終わるし俺にも春到来!?第3期あったら、俺がブイブイリードしないとな・・・・・・・・・・・・・)」

                             ガシ

キース「べっ・・・・・・・・何をする!」

ロイド「明日、全銀河を風邪の歌い手で支配じゃぁぁぁぁぁ」

キース「なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」

『解説』
りんねが旧ミニメガネチビ男くんの沫悟に真宮桜をどう思うと聞かれ天使のようだと伝えた。
しかし食べ物をくれるし金は貸してくれるしと発言してしまい、沫悟にそうか金だなと言われ。
真宮桜に失望されてしまう、りんねは言いわけをするがその声は真宮桜には拒絶されてしまう。
どうなるりんね。

説明下手でごめんなさい、るーみっくの壁主人公とヒロインの壁です。
いやぁ来ましたね、ここを乗り越えると仲が急接近するんですよ。
次回期待・
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第21話 早瀬亜樹

2016-09-17 14:58:17 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン
翌日

ラウラは一人でMー299 シュガーフットに乗り・・・・・
オデュッセウス中隊のいる格納庫に向かっていた

今日から一週間、オデュッセウス中隊で実務研修を行い・・・
卒業後の可変戦闘機部隊の風を一足先に学んでもらおうと・・・
白川提督が取り決めた機種転換センターの授業・・・

しかし

今から向かうオデュッセウス中隊は最前線で戦う部隊であり
しかも向かうのはラウラ一人だけ

ラウラ「う・・・・一人で向かうのがこんなに虚しいのか」

格納庫に向かう道中、ラウラは一人で行く虚しさを感じていた

絵里からの励ましがあって直前までやる気に満ちていたが・・・
当日になると一人で行く虚しさが出てきて・・・・
一人ぽつんとシュガーフットに乗り込み、自分の運のなさを嘆いた

つくづく運のない哀れな女

ラウラは格納庫に向かう道中ずっと落ち込んでいた。

カゴメ「ラウラ大丈夫ですかね?」

バルリング中尉「かなり落ち込んでたらしいが」

桐原少佐「あのバカなら、一人でやれる。この配置は白川提督からの命令だからな」

カゴメ「はぁ」

ラウラら候補生が去って、他の教官がいなくなった後・・・・
残された茂人.カゴメ.バルリングは訓練生特にラウラの身を案じた。

特にカゴメは一人ぼっちで寂しそうに研修に行くラウラの姿を見て
一人で上手く一週間やっていけるのだろうか?
と心配していたが、茂人は大丈夫だとカゴメに返した

機種転換センターの問題児であり・・・・
技能や戦術などの成長の早い

茂人はラウラは一週間やりとげると見込んでおり・・・
そこまで心配していなかった

【新統合軍クラビウス基地第8格納庫】

ラウラがこれから向かうオデュッセウス中隊が所在する第8格納庫

格納庫にはVFー5000スターミラージュが整備されており・・・・
多数の整備兵が働いていた。

この格納庫はクラビウス基地において
反統合ゲリラやはぐれゼントラーディ勢力との戦いの
最前線基地であり、一番危険なゾーンとして知られていた。

第8格納庫が属する第8防衛エリアとその周辺は
ゲリラやはぐれゼントラーディそして宇宙海賊により
軍艦船だけでなく、民間の輸送船が襲撃される事がよく発生し

所属飛行隊による護衛や、大規模な掃討作戦がよく行われている

その反面、戦死傷者が多発しており
人員の入れ替えが激しく、定期的に人手不足に陥る事があった

ラウラは白川提督により第8防衛エリアに研修生名目で
クラビウス基地における一番厳しい戦線に一時送る事になった。

そんな事情を知らないラウラからしたら溜まったもんじゃないが・・・
どの道黙って命令に従うしかない・・・・・

その第8格納庫の一角にあるオフィスエリアでは・・・・・

ガフル「例の新人が来るのか」
オデュッセウス中隊隊長.ガフル・クラヴシェラ.少佐

早瀬亜樹「はい、まもなく」
新統合宇宙軍早瀬亜樹.少尉

ガフル「まさか送られてくるのが補充兵ではなく、訓練生とは舐められたもんだな」

早瀬亜樹「そう言わんでください、白川提督直々の訓練生と言う話ですし」

ガフル「それでも気に食わん」

オデュッセウス中隊隊長のガフル・クラヴシェラ少佐と・・・
基地8航宙管制隊の早瀬亜樹がラウラをエントランスで待っていた。

戦闘が多く戦死傷者を多く出すオデュッセウス中隊に研修生が来る・・・
補充兵ではなく、実務研修で一週間在籍する・・・・・・
最初聞いた時、ガフルは頭を抱えた・・・・

補充兵いや研修生で来るのが訓練生とは・・・・・・

欲しいのは訓練生ではなく、補充兵・・・・・
何故最前線部隊にそのような兵を

ガフル「上の連中の考えている事は分からん、死にに行かせるつもりか」

早瀬亜樹「さぁ司令部から研修生が一人来ると言ってますから・・・・大人しく命令に従いましょう」

ガフル「勘弁してくれ・・・・補充兵の一人や二人を寄越せって」

早瀬亜樹「贅沢言わないでください、第8格納庫もとい第8防衛エリアはどこも人手不足ですし」

ガフル「ふん・・・・」

ガフルはラウラが研修生として入ってくるよりも・・・・

可変戦闘機パイロットとして経験の積んだ補充兵が欲しい・・・・
それなのに尻の青い補充兵を送ってくるとは・・・・・

司令部の命令にガフルは不満を募らせた

欲しいのは訓練生ではない、補充兵・・・・白川提督のくそ野郎と

早瀬亜樹「一応補充兵の前歴ですが、元海兵隊員でありゼントラーディ軍ラプラミズ直衛艦隊キヨラ機動戦隊にいたそうで」

ガフル「何?それは本当か?」

早瀬亜樹「はい本当です」

ガフル「なるほどな・・・・・少しはマシな奴がくるのか・・・・」

管制官の亜樹がゼントラーディ軍の兵士で、ラプラミズ艦隊の兵士であったと継げると
ガフルは同じゼントラーディ人な為か、少しは不満を払拭する事が出来た。

ゼントラーディ軍の元兵士であれば戦闘慣れしているし・・・・
可変戦闘機パイロットのスキルもある程度期待できる・・・・
更に言えば戦闘慣れしてない研修生よりもずっと戦力になる・・・・

地球人のもやし新兵よりも圧倒的に役に立つ・・・

期待しながら考えていると・・・・

ラウラ「あのすいません、第125月面防空飛行隊に実務研修に来たラウラ・ベルタリア曹長です」

ガフル「ラウラ・ベルタリア?早瀬少尉」

早瀬亜樹「はい、彼女が今日から一週間研修予定のラウラ・ベルタリア曹長です」

ガフル「何処かで聞いた事のある名前だな、ゼントラーディ人だから」

早瀬亜樹「?どう言う事です?」

ガフル「いやなんとなく・・・・誰だったかな・・・」

ラウラがエントランスに到着した。

到着したラウラの姿を見たガフルは亜樹に研修生かどうか確認させた。
ガフルはラウラの事をなんとなく聞いた事があり・・・・・
ゼントラーディ軍である事で有名だった・・・・・

深く頭悩ませると・・・・・

ガフル「思い出した!スリス戦役で俺の部隊に挑発的行動をしたキヨラ隊のクァドラン・ロー乗りか!」

ラウラ「げっ・・・・・・まさかガフル・クラヴシェラ第9空間機甲師団長殿?」

ガフル「あぁあの時は世話になったな・・・・・・・」

ラウラ「そ・・・それはどうも」

かつて第一次星間大戦前に起きたスリス戦役の時の事を思い出した

ラウラはガフル率いる第9空間機甲師団の編隊移動を・・・・
無謀な飛行で邪魔をした事があった・・・・
その結果、編隊の動きの乱れを立て直すのに時間がかかり・・・・
本戦に間に合わず、司令官に物凄く怒られた・・・・・・・

無謀な飛行を行ったラウラは悪気があったわけではなく
仮眠で寝坊し本隊に追いつこうとしてただけだった

しかし

本隊に合流できないまま本戦に間に合わず、司令官に怒られた。
その元凶であるラウラが配属された・・・・正直

不安しかない

早瀬亜樹「すいません、お二人は知り合いなのですか?」

ガフル「あぁ・・・・こいつはラウラ・ベルタリア、キヨラ・テキーヴァ1級空士長の所の問題児だ」

ラウラ「問題児・・・・」

ガフル「言っておくが、あの時のような無謀な真似はするな。それだけは言っておくが・・」

ラウラ「分かってます、馬鹿な真似はしません」

ガフル「ほう・・・・・・」

ガフルは本線に間に合わなった以来、ラウラを問題児として認識しており・・・・

ラウラが実務研修生として入ってきた事に、ある程度の危機感を覚えた

活発すぎて皆の和を乱さないか、心配・・・・
噂では上官に平気で突っかかるヤバい奴らしい

いろいろと危惧するガフルを横目に、ラウラと亜樹が対面した

早瀬亜樹「初めまして私は基地8航宙管制隊の早瀬亜樹少尉です。」

ラウラ「ラウラ・ベルタリア曹長です。」

早瀬亜樹「少佐は問題児と言ってますが、私は気にしませんので。従兄妹の未沙も問題児相手に管制してたので」

ラウラ「たはははは、少尉まで問題児扱い・・・・」

早瀬亜樹「これから一週間よろしくお願いします」

ラウラ「こちらこそよろしくお願いします。」

ガフル程ではないが、亜樹も気にしてないと言いつつラウラの事を問題児扱いをしていた。

以前、メガロード01船団出港前にクラビウス基地を訪問した従姉妹の早瀬未沙から・・・
SDFー1マクロス乗艦時に一条輝と言う問題児を相手にした話を聞いており・・・
問題児である一条輝のイメージがラウラの人物像と重なった

とは言え一条輝は問題児であったが、パイロットとして着実に成長し
スカル中隊の隊長、一兵卒から佐官軍人になってるので

とりあえず普通に接しておけば大丈夫かなと亜樹は思った

一方・・・・ラウラは気にしてないと言いつつ問題児扱いする亜樹に苦笑していた・・・・

自身も過去にスリス戦役の事をさっき思い出し、ガフルにした事を恥じていた
あの時は無鉄砲さがあり、それが故にあんな事をしてしまったと自覚している

更に無鉄砲かつ無謀な飛行をしたのは寝坊し出撃に遅れ本隊に追いつこうとした事によるもので
追いつこうとした結果、ガフルの師団の行軍を妨害してしまった。

ラウラ「少佐、あの時は大変申し訳なかったです。無鉄砲過ぎました。実務研修しっかり真面目にやるので、御指導の程よろしくお願いします。」

ガフル「謝るとは・・・・・すっかり真面目になったな。」

早瀬亜樹「この分では大丈夫ではないかと思いますが?」

ガフル「まだ油断ならねぇけどな、まぁよろしく頼むよ。ベルタリア曹長」

過去の過ちを恥じたラウラはガフルに謝罪し、よろしくお願いしますと言った。
これから一週間お世話になる人に過去の行いを謝罪しないわけにいかない。

謝罪しやっていく以上、過去の汚名返上するかの如く頑張らなきゃいけない。

そんなラウラの気持ちに対し・・・・
ガフルは以前のラウラと大きく変わった事に驚いた

以前のラウラは無鉄砲さが目立つ問題児の問題児
噂では別部隊の上官であるミリアにタメ語や突っかかりがあったと言う・・・
正直扱っていく上で大丈夫かと思ったが・・・・

案外、使えるかもしれない。

元々キヨラ隊のエースの中のエースパイロットであり・・・・
訓練生の身とは言え、かなりの戦力・・・・

ガフル「実務研修に来たからにはしっかり、従ってもらうぞ」

ラウラ「あっはい」

ガフル「ただし、戦闘に参加してもらう事もある。うちは最前線でな・・・」

ラウラ「分かりました」

地球人の腕や兵士としての精神が未熟な補充兵より使える・・・・
ここで育てて、卒業後補充兵として配属されたら大きな戦力になる
しっかり実績を積んでもらわないと・・・

とは言え戦場なのでラウラがはぐれゼントラーディや反統合勢力との戦いで・・・
戦死もしくは戦傷してしまう可能性がある

その可能性があると分かっていても使える駒は使わないと

早瀬亜樹「もう時間ですよね、オフィスに向かいましょう」

ガフル「そうだったな、ベルタリア曹長行くぞ」

ラウラ「はい」

そうしているうちにオフィスに行く時間になった。

ラウラはガフルや亜樹の案内の元、各可変戦闘機部隊が所在するオフィスに向かい・・
オデュッセウス中隊の隊員に挨拶し、その後格納庫に向かう予定・・
その後、ラウラが寝起きする部屋に向かう・・・

それが今日、初日の日程

明日からはオフィスにて業務したり、実機を使ってパトロールしたりする

実際には、実質の補充兵として扱っていき・・・
戦闘に参加してもらう事になる

ラウラ「さぁて厳しい現場だろうけど頑張っていきますか」

そんな事を気にせずか、ラウラは実務研修を頑張ろうと意気込んでた

実戦に参加する事になっても、習ってきた事・・・
自分が努力して積み上げてきた事を実践すればいい
それだけである

だから最後までやり通し、優秀な成績を納め機種転換センターに戻る

ラウラの今の気持ちであった
どんな事があっても最後までやり通すと・・・・

これから一週間、ラウラの訓練生において最大の山場を迎える事になった
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ゼントラーディ語

2016-09-14 02:03:02 | マクロス
ア=at
アルケス=存在する
アルマ=すべて
ウ=行動
ウケイ=行け行くぞ!
ウコメ=来い
ウダナ=何だ
ウテマ=待て
ウトミ=見える
ウトミスケス=見せる
ウ・マルテスト=記録するウ^ケスト=確認する
ウ^ザルグ=強化する
エスケスド=解読
エセケス=了解する、わかるエセケスタ=了解、わかった
エト=なに
エルケスガーマ=解読能力
エルケスト=送信
エルケルザーン=信号音
ニルケザーン=近い、音
エルケルト=報告
オ=of
ホルケス・ガーマ=理解せよ!
ガドラ=武器
ガドラス=戦闘 喰らえ!
ガドラダガン=戦艦
ガドララスカス=戦意
カールチューン=文化
ガンツ=勝つ
ギルツ=捕獲する
ギルテスタ=身につける
ゲーマ=力
ケルカス=手を出す
ケルカスタ=進入する
ケルガドラス=突撃部隊
ゴルガドラダカン=巨大戦艦ゴルグラン=巨人
サ=yes, ハイ、ハッ!
サルテスト=記録書、サンプル
ザルグ=多い、多くの、我々ザーン=音
ザンツ=栄える
ズガラ=規模、サイズ、部隊
ゼントラン=男
ダカン=場所、船
ダス=あれ
ダルカーン=星
タルケ=同じ
タルニ=with, both, しかも
ダンツ=正しい、絶対
チャーツ=部品
テ=and
テス=これ
テルネスタ=不能、消去するテレス=これら
テーズ=使う
デガンチャーツ=残骸
デザンチャーツ=断片、化石
デブラン=敵
デルケ=遠い
デルケス=接近する
テルネスタ=機能を停止するデルリガード=偵察用リガード
デ=否定
デ^ガンツ=負ける
デ^ギルツ=逃亡する
デ^ザンツ=滅ぶ
デ^タルケ=違う
デ^タルニ=without
デ^ダンツ=違う、異なったデ^テーズ=使用できない
^テレス=これら以外
トォ=to
ナ=on
ニルケ=近い
バドラ=防衛網
フォ=未来接語
フォダンツ=やはり
プレ=過去接語
プロト=古い、昔の、遅いホルト=新しい、これから、早い
ホルトラスカス=予感
マイクラーン=マイクローン、人類
マルテス=記録
ミ=in
ミーゾーン=歌
メルケス=出現する
メルケスザンツ=製造される、生まれる
メルトラン=女
メナ=ある種の、何か
ヤック=なんと
ヤッケ=こんな
ヤット=これは
ラスカス=考える
ロム=from
エルケル=受信
デブラン ミルケ ガドラス=敵襲
ザルク・ダルカーン=多くの星
ザルグ・デザンチャー=多くの残骸
ミナ・ゾーン=ある種の電波
メルケス・ザンツ・エスケス
=出現する了解
アルマ・デルケ=空、果て

ザンツ ガドラス ラーン アルケス ラスティス
(手応えのありこうな奴がいるな)

フン メナマイクラーン アルケス ガマラス ウ・ガンツ メナルティン
(ふん、マイクローンの中にも少しは遊べる奴がいるらしいな、続きはこの次だ!)

ロム インタロー ミリア クロウ ラプラミズ ガンツ ウレルケイ トゥケイ ガダラス
(第一空士長ミリアより、ラプラミズ司令。作戦完了。帰還する)

ウケイ マアカ アルケス ラック
ザンツラン
(行け!さぁどいつだ。その凄腕と言う奴は)

ヤック デルケイ デルケス ガドラス
(何!?わたしの攻撃をかわした?)

ヤック マーカミリア デ ザンツ
デ カルチャー
(くぅ・・・わたしが負ける・・そんなばかな)

ダンツ ウ デガンツ メナルトニ
(この屈辱はいつか必ず晴らしてやるぞ)

ウ ケス ミ デブラン ダカン ケルス ウ マルテスト
(敵艦内映像通信の傍受成功。記録開始)

ウ トミ ゼントラン メルトラン
タ メタカン
(見ろ!同じ一つの船に男と女が乗っているぞ)

ヤック デ カルチャー
(何だって・・・そんな恐ろしいことが・・・)

ウ ケスト ダンツ ウ マルケス
(情報の記録を続けているだろうな)

サ ダンツ ウケイ
(あぁ、しっかりやっている)

ミン ガドラ=一機
ウ キレ=突っ切れ

ヤット デブラン ゲイト デガン
(ダメだ!脱出カプセルを!)

ガルフ・レン・ケルマドラン・ア・テス・ケルマドラン
(こちら第6攻撃隊、至急増援をこう)
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第20話 実務研修

2016-09-13 23:18:03 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン
【西暦2021年3月2日 月面クラビウス基地機種転換センター】

ラウラ達候補生は教官らから実戦部隊で実務研修するように告げられた。

実戦部隊で実務研修するように言われたラウラ達は動揺した。
卒業する前に実戦部隊に行かされ、可変戦闘機パイロットとして働く・・・
まだ心の準備ができておらず、上手くやれそうか不安

いきなり実務研修しろと言われても困る・・・・・

バルリング中尉「ラウラ・ベルタリア曹長!」

ラウラ「はっはい」

バルリング中尉「第125月面防空飛行隊に一週間実務研修を命ずる」

ラウラ「りょ、了解しました」

戸惑っているラウラを他所に事態は次のステップに進んでいた。

第125月面防空飛行隊と呼ばれる部隊・・・
正式名称はオデュッセウス中隊と呼ばれる部隊にラウラが実務研修先と決まった

比較的にゼントラーディ人の隊員が多い部隊として知られ・・・
部隊全体の実力主義としては、平均値より少し高く・・・・
機体はVFー5000スターミラージュを装備と、環境も優れていた

ただ

メリル「ラウラいきなり決まったのか」 

ラウラ「第125月面防空飛行隊・・・・」

メリル「オデュッセウス中隊・・・比較的に最前線に近いね.、話によると隊長はゼントラーディ人らしいけど」

月面や近海に出没するはぐれゼントラーディや反統合組織との戦闘が多く
隊員の入れ替えが激しい事で知られていた。

比較的に平和な海の月面圏だが、オデュッセウス中隊などの一部の部隊は・・・
月面に潜むはぐれゼントラーディや反統合組織との激闘を繰り広げている
稀にクラビウスシティー市内でも、反統合組織や不穏ゼントラーディ人が決起し
新統合宇宙軍陸戦隊や統合警察.特別機動隊が出動している

ようやく訓練生一人一人に実務研修先が伝えられ、いよいよ現場に向かうが

ラウラ「わ.私一人?」

カゴメ「そうなったみたい」

ラウラ「そんな馬鹿な事って」

第125月面防空飛行隊に行くのはラウラ一人であった

あまりにも理不尽な扱いにラウラはカゴメに泣きつくような表情を見せるが・・・
カゴメ自身上が決めた事なのでラウラに泣きつかれようがどうしようもできない

とは言え、ラウラにはきちんと巣立ってもらいたいので

カゴメ「大丈夫、ラウラならできるわ」

とラウラを優しく励ますように、送り出そうとしていた。

カゴメに励まされたラウラは照れながら、実務研修を頑張ろうと思い・・・
一人でもやり切りろうと意識を改めた
とは言え、まだ不安があるので今の所なんとも言えないが・・・・

桐原少佐「出発は明日の午前中、本日は特別休暇とする以上」

今日の授業は特別休暇となり、現時点を持って解散した

ラウラは明日に備えて、今日は久しぶりに出かけようかと思った・・・
常日頃可変戦闘機パイロットになるために娯楽を忘れる事が多く・・・・
娯楽と言えば自室で軍事研究本やスマホでミリタリーチャンネルを見るのが日課

そんなラウラに訪れた実務研修前の特別休暇・・・・

解散するとすぐに当日制の外出許可証をもらいにいった

ラウラ「時間は少ないけど、楽しめる分は楽しむか」

外出許可証をもらったラウラはクラビウス基地を出てクラビウスシティーに来た

今回の休暇は一日だけなので、基地周辺で済ませようと思っており・・・・
基地のPXで呼んだフードブックに書いてあったハンバーガー屋でも行こうと
考えていたが、魅力的な飲食店が多いため未定である

ラウラ「いよいよ明日なのか」

休暇を楽しく過ごそうと思ったラウラであったが・・・
明日の実務研修の事が頭にこびりついており・・・
純粋に趣味を満喫していいのかと考えてしまった

実務研修とは言え、現役の可変戦闘機パイロットの勤務する・・・
実戦部隊に配属される事と同じであり・・・・

戦闘が発生した場合、敵対勢力構成員の殺傷や・・・
自分自身の戦死傷の可能性もありえるリアルな現場

ゼントラーディ軍兵士として、新統合軍海兵隊として
様々な修羅場を潜り抜けてきた自分自身が底知れぬ恐怖に襲われてる
ここまで怯えるような事は初めてだ・・・・・・

ラウラはガタガタ震えながらクラビウス基地のゲートの外を出た

ラウラ「はぁ・・・・・・・」

基地の外へ出たラウラは適当なカフェで紅茶を飲んでいた。

お茶を飲んだ途端、気分が落ち着き・・・
今のラウラは基地を出る時よりかなり落ち着いている

これも可変戦闘機パイロットになるための試練
この試練を潜り抜けたら一人前の可変戦闘機パイロットに近づく
ラウラはお茶を飲みながら今後の事について考えてみた

ラウラ「さてと情報収集に・・・・・・・へっ」

情報収集しようと新聞を手に取ったラウラだが・・・・
新聞の一面を見て驚いた。

あのミリアがゼネラル・ギャラクシー社の最新鋭機・・・
VFーXー10のテストパイロットをやっている・・・
記事に書いてあった

ダンシング・スカルについては軍事機密のため
公開はされていないが・・・・・

最新鋭機の試作機のパイロットになる事が記載されている

ラウラ「なんだろう・・・・この気持ち・・・・負けた気が・・・・」

記事を見たラウラは底知れぬ敗北感に襲われた

授業で話を聞いてたが、ミリアは夫のマックスと共に・・
独立遊撃隊ラブバード(ダンシング・スカルの表向きの顔)として・・・
数々の戦線で多大な戦果をあげていると・・・・

チタニウム章やロイ・フォッカー章を受章し・・・・
新統合軍内での名声が高い・・・・

負けた・・・・・

新聞の記事を見たラウラの感情は負け一色であった

星村絵里「なるほど・・・・ミリアがテストパイロットと知って敗北感に襲われたか・・・ふ~ん」

ラウラ「わっ・・・・・なんでここにいる?」

星村絵里「任務だからだよ、偶然・・・ラウラ見かけたからさ・・・冷やかしに」

ラウラ「い・・・嫌な女だ」

そんなラウラに追い打ちをかけるように・・・
新統合軍の制服姿の絵里が副官であるミアンを引き連れ現れた。

クラビウス基地内に絵里が来てると思ってなかったラウラは驚いたが
任務のために訪れていると聞くと、一応の納得はした
半面、ご都合主義的なので・・・うまく出来すぎていると疑ったが・・・・

そんなラウラの事情は知らず・・絵里は席に座るなり・・・・

星村絵里「久しぶりだし、お喋りしようか・・・ここの食事おごるからさ」

ラウラ「いいよ、別に・・・・」

星村絵里「これは上官命令」

ラウラ「けっ」

お喋りしようかと言ってきた。

何を言っているんだこいつ?と思いながらラウラは絵里と副官を見るが・・
飯を奢ってくれると言ってたので、大人しく従う事にした
 
絵里は副官ミアンと共にハンバーガーとポテト.コーラを頼み・・・・
ラウラにはクラビウス月面ピザと月面ルナコーラを頼んだ。
ピザを食べるのは初めてなラウラはピザと言うのが分からず・・
疑心暗鬼な表情でピザを来るのを待っていた

しばらくして、ピザが運ばれてくると・・・・

星村絵里「召し上がれ、クラビウスのピザは美味しいから」

ラウラ「ありがとう、何でも知ってるんだな」

星村絵里「まぁね、仕事でよく来るし」

ラウラ「なるほど......美味しい」

美味しそうな匂いに惹かれ、ラウラの表情が和らいだ。
ピザの味はすぐラウラに受け入れられ、美味しそうに食べた。
コーラの相性もよく、ピザはラウラの中で合格点

1つ目のクラビウス月面ピザを食べ終えるともう一枚頼んだ

ラウラ「とても、美味しい明日の実務研修出来そう」

星村絵里「実務研修?」

ラウラ「明日から実務研修、実戦部隊に実務研修するんだ」

星村絵里「へぇクラビウス基地はそんな事をしているんだ」

ラウラ「ん?アポロ基地ではしないの?」

星村絵里「アポロ基地の機種転換センターはそんなプログラムはないって」

二枚目のピザを美味しく食べている中・・・・
ラウラは明日の実務研修を言及すると絵里とミアンは驚いた
月面アポロ基地の機種転換センターでは実務研修が行われておらず
卒業してから初めて可変戦闘機部隊に配属し現場を知るのが一般的だった

クラビウス基地の機種転換センターが可変戦闘機部隊に実務研修を行う・・・・
絵里とミアンからしたらありえない話だった

ミアン「ベルタリア曹長、何処の部隊で研修を行うのですか?」

ラウラ「第125月面防空飛行隊」

星村絵里「オデュッセウス中隊、あの部隊・・・今掃討任務中よ」

ラウラ「えっ!?」

星村絵里「これは・・・」

ミアン「悲惨ですね」

更にラウラが行く先の第125月面防空飛行隊に触れると
現在、はぐれゼントラーディや反統合勢力の掃討任務中であり
絵里とミアンから伝えられると、ラウラは驚いた・・・・

二人の反応を見るに、実務研修先の現場はかなり過酷なようだ

星村絵里「可哀想に後数日で宇宙のお星様に」

ラウラ「何それ喧嘩売ってるの?」

ミアン「まぁまぁオデュッセウス中隊の隊員はいい人ばかりなので」

星村絵里「そーゆーことだ」

過酷な現場に実務研修に行くラウラにミリアが冷やかし・・・
気に触ったラウラが少しキレ気味になった

オデュッセウス中隊はいい隊員ばかりだとミアンは場を和ませようとするが
ラウラと絵里の火花は収まるどころか、更に激しさを増すばかりだった
しばらく激しさを増していったが、絵里が少しふっと笑うと・・・

星村絵里「まぁ変わったラウラなら、なんとかなりそうね」

ラウラ「ん?」

星村絵里「頭のヘアピン、少しは地球流を覚えたらしいね」

ラウラ「は?」

星村絵里「生物兵器から人間になるなんてロマンチックなんでしょうね」

とラウラを励ます方向に転換した。

絵里はラウラがヘアピンをつけている事に気がついた。

ゼントラーディ人であり、つい最近マイクローン化し・・・・
可変戦闘機パイロット候補生になった、ラウラが何も理由もなくヘアピンをつけている・・
ヘアピンをつけている事はゼントラーディ軍時代のラウラと変わった

つまり、ラウラに大きな変化が出た証拠

そうした事から、実務研修に行く事になったラウラを励まし・・・
背中を押そうと考えた

ラウラ「なんの冗談ですかね?さっきまではからかってたのに」

星村絵里「どうしてかね〜、とりあえず大丈夫だから頑張れ」

ラウラ「何が大丈夫なんですか?」

星村絵里「教えな〜い」

ラウラ「何が教えないだ!コラッ!」

ラウラは絵里の態度の豹変に疑い、ジト目で見つめるが絵里は適当に対応した

適当に対応されてしまったラウラは不満げな表情を浮かべたが・・:
絵里の励ましの言葉は別に悪い気がしなかった。

むしろ、ありがたい

まず絵里に言われた宇宙の星には絶対ならない。
生き延びて可変戦闘機パイロットでもエースになってやる。

そう意気込んだラウラは、ピザとコーラを食べ飲み席を立ち

ラウラ「私は絶対になりませんから、必ずエースになりますから。じゃっ」

星村絵里「お・・おう」

ミアン「行ってしまいましたね。副隊長」

星村絵里「うむ、あの調子だと確実に大丈夫だな」

ミアン「ですね」

絵里に自身の意気込み、そのまま何処かに行ってしまう

ラウラの意気込む姿を見た絵里は、改めて死ぬことなくやり遂げると思った
あの元気と意気込みを見たら、宇宙のお星様にはならないし・・・
敵と遭遇しても難なく戦果をあげそう・・・・

ミアンと会話しながら絵里はそう思った

星村絵里「さて会計終えて、私達も仕事に戻りますか」

ミアン「はい」

星村絵里「伝票を・・・・・げっ」

ミアン「どうしたんですか?」

星村絵里「あいつ、こんなに高い物を・・・・」

満足した絵里であったが、伝票見て驚いた

自分達は対して使ってなかったが、ラウラのせいで額が高額に
そこまで使ってなかったのに、ラウラのせいで・・・・
出世したら高額な物を奢らせてやる・・・・

絵里は高額に使ったラウラに怒りながらレジに行き・・・
会計を済ませると、ミアン従わせて任務地に向かった
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第19話 翌日

2016-09-13 22:17:35 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン
ラウラと大樹の出会った翌日

いつも通りラウラの日常は始まった

一睡してから不思議な感覚は治まり普段通りに過ごせそう
起床時間の5分前に起きたラウラはベッドのシーツを畳み・・・
運動服を着て、外へ出た。

朝の点呼を終えると、ラウラは訓練生と共に朝のランニングを行った

メリル「おはよう、ラウラ。いつもよりペースが落ちているぞ」

ラウラ「おはよう・・・ん?ペースが落ちている?」

メリル「後でペース確認したら分かるよ・・・・じゃっお先」

ラウラ「お.おい」

いつも通りラウラが走っていると、メリルが並走してきた。

並走してきたメリルからペースが落ちていると言われ・・・・・
ラウラはそのまま追い抜かれてしまい、メリルの後を走る形になった

ペースが落ちている・・・・・
いつもならメリルに先を越されるような事はなかった。

ラウラ「おかしい、いつもならメリルが後ろにいるはずなのに・・・・なんで」

いつもと違う異常事態にラウラは混乱してしまい・・・・
後ろを走っていた別の候補生にもどんどん抜かれてしまう

ラウラは更に混乱してしまった。

こんなの自分ではない・・・・
このような事があっていいはずがない
今起きている事を頭の中で必死に否定し
現実逃避してしまった。

カゴメ「ラウラどうしたのかしら?」

教官として一緒に走っているカゴメは
いつもと調子がおかしいラウラを心配した

運動神経は比較的にいいラウラが結構遅めで走っている

それだけじゃない、表情的にラウラらしくない
そう思ったカゴメはペースを早くしラウラに近づいた

カゴメ「ラウラ大丈夫?」

ラウラ「ありがとうカゴメ・・・・なんでないから」

カゴメ「なんでもなくないのは、無意識な嘘。何か不安事あるんでしょ」

ラウラ「無意識な嘘・・・・」

カゴメ「朝食と昼食の時に相談に乗るから話して何があったのか」

近づいてきたカゴメに大丈夫かと心配されたラウラは・・・
なんでもないと、心配させないように特に問題ないと装った

しかし

以前あったカゴメの教え子の件の事と似ており・・・・
ラウラはカゴメから不安がないのは嘘と見抜かれてしまった。

見抜かれてしまったラウラはカゴメから相談に乗ると言われので
朝食と昼食の時に正直な事を話そうと思った

朝食・・・・

ラウラ「実は昨日の夜にある男性に出会ったんですね」

カゴメ「だ・・・・・・男性、誰よ」

ラウラ「アンサーズ中隊の副隊長・・・・・吉野大樹大尉」

カゴメ「ぶっ・・・・・・よ・・・吉野大尉ですって!?」

ラウラは昨日の夜に大樹に出会った事を話した

話を聞いたカゴメは青ざめた顔をしながら、聞いていたが・・・・
大樹に出会ったと言うラウラの言葉を聞くと、大声をあげて驚いてしまった

元々カゴメは茂人と共に教官として将来的にアンサーズ中隊に配属させる為に
訓練生であるラウラを育てるために機種転換センターに勤務しており
ラウラが卒業したら元のアルタミラのオペレーターに戻る予定である

そのラウラが配属予定の副隊長である大樹に出会った

カゴメは思わず、頭を抱えてしまう

ラウラ「なんと言うか、大樹の事を考えるとなんとも言えない不思議な」

カゴメ「大樹ですって!?上官に敬語を使うラウラが、上官である吉野大尉に大樹」

ラウラ「呼んでくれって」

カゴメ「あはははは...............そう」

ラウラは大樹に対しての気持ちをカゴメに話すが・・・・・・

普段のラウラなら言わないような上官である大樹に対しての呼び捨て・・・・
更に親しい仲で呼ぶような下の名前で呼んだりと

完全にラウラは大樹に一目惚れして恋に落ちた

カゴメは更に頭を抱えてしまった

ラウラ「私は何か異常でも起こしたんですか・・・・・」

カゴメ「それは恋よ」

ラウラ「えっ!?」

カゴメ「それは恋よ、貴女.吉野大尉の事を好きになったのね」

何か異常があるのではないかと訴えたラウラだったが・・・・
カゴメはラウラが大樹に恋をしているのではないかと、伝えた

恋と言われラウラは戸惑った・・・・・・

ゼントラーディ人であるラウラは恋なんてものはしらない。
大樹の事を好きになったとカゴメは言うが意味が分からず・・・・
ますます困惑してまった。

ラウラ「意味が分からない・・・・」

カゴメ「意味が分からないっか、まぁいずれ分かると思うわよ」

ラウラ「いずれですか・・・・」

ラウラは思わず恋の意味や好きと言う事が分からないと言った

カゴメはいずれ分かると言ったが、ラウラはそのいずれが分からない
恋とはなんだ?好きと言うのはなんだ?それが解決してないし
心のもやもやが解消されていない、非常に不快な気分・・・・・・

こうして何も解決できないまま朝食を終え・・・・
そのまま授業を受ける事になった

その頃

吉野大樹「はぁ」

ロザ「どうかしたんですか?副隊長?」 
新統合宇宙軍.ロザ・べサーズ准尉

吉野大樹「ちょっとな」

第3小隊と打ち合わせしていた大樹は打ち合わせの最中に何回もため息を吐いた

隣にいたゼントラーディ人で第3小隊隊員のロザから心配される程であり
大樹の表情は何処か暗く、第3小隊の打ち合わせの進みが悪かった 
第3小隊の隊長あるエミリーが大樹に・・・・・

エミリー「もしかして恋の悩みですか?」

吉野大樹「!?バカ言え!そんなわけないだろ!!」

エミリー「本当かな〜そうには見えないけど〜」

恋の悩みですかとストレートに質問をした

エミリーからの質問に大樹は顔を赤くし、ロザら隊員はクスッと笑った
顔を赤くした大樹は怒りながら否定するが、エミリーは笑いながら煽る

これ以上煽られるのを嫌がった大樹は・・・・

吉野大樹「昨日、出かけたら喧嘩があってな・・・・・」

エミリー「喧嘩ですか?」

吉野大樹「正確には一人の女性士官が酔っ払いを止めてたんだ」

エミリー「どんな女性?」

吉野大樹「青いショートカットの女性ゼントラーディ人だよ、見た目からして勝気そうな性格の」

エミリーら第3小隊の面々に事の顛末を話した。

バーで暴れる酔っ払いを止めようとしていたラウラの事・・・・・
2人の男性兵士相手に女性一人で対峙するのは卑怯だと感じ・・・・
一人で酔っ払い兵士二人と戦おうとするラウラに加勢し・・・

その後、ラウラから食事の誘いを受けたのでのって・・・・
食事しながらいろいろ会話した事を話した

エミリー「これはこれは中々面白い話だわ」

ロザ「ホントホント、しかも酔っ払い二人相手に立ち向かうなんて同じゼントラーディ人として誇らしいわ」

大樹が話すラウラの人物像にエミリーとロザは好意的に受け止めた

特にロザはラウラと同じゼントラーディ人であり・・・・
同胞が勇敢に活躍していると聞くと自分の事のように誇らしく思った

曹涼やロバートら男性隊員らもラウラの活躍を聞いて感心しており・・・・
度胸のある勇敢な兵士と称した・・・・
話は更に進み、ラウラに関する詳細を話す・・・・・

吉野大樹「ラウラ・ベルタリア曹長、機種転換センターの訓練生・・・・勉強熱心な娘だよ」

エミリー「それでそれで?」

吉野大樹「夢も一杯で真っすぐな娘、もしうちの部隊にいたらどれほど頼もしいか・・・まぁ必ずしも来るわけではねぇけど」

エミリー「へぇ一目でそう思っちゃうんだ・・・副隊長殿は・・・・」

吉野大樹「そんな印象だったからよ、相棒としていてくれたら頼もしそうだったし」

エミリー「恋愛関係は?」

吉野大樹「・・・・・そんなわけないだろ・・・・・」

ラウラに関する事をある程度喋った大樹だったが・・・・・

二人の関係がそれだけではないと思ったエミリーは軽く追及される・・・

追及に対し大樹は第一印象的にラウラは相棒として・・・・・
部隊にいれば頼もしいといい・・・・・
特に恋愛関係ではないと、ラウラに恋をしている事を否定した

ロザなどの他の面々は納得したが・・・・
エミリーは大樹のあるしぐさを見逃さなかった

否定する前に少しだけ間が生じた・・・・

間が生じた事によりエミリーは大樹の本音を悟り・・・・

エミリー「確かにそうですね、ベルタリア曹長が我が隊に配属されたら頼もしいですね」

吉野大樹「あぁ可能であればうちに・・・・」

エミリー「副隊長の第一小隊に丁度よく空きありますからね・・・・・」

吉野大樹「・・・・言うな、下心はない」

納得したふりをして、大樹を煽る

エミリーに煽られた大樹は平静を装って下心を否定した
平静を装っていたものの本当は下心があった・・・・
上官である茂人に訓練生のラウラ・ベルタリアを引き抜けないかと進言したいが

周りから変な目で見られそうなので我慢するしかなかった

それからしばらく機種転換センター

白川提督「桐原君、元気にしているかね」

桐原少佐「提督、はい私は元気に教育しております」

白川提督「そうか、元気そうでよかった。ではエスコート頼むよ」

お昼近く、白川提督が秘書士官のメロディを引き連れ視察に来た

茂人とカゴメの二人は白川提督らを出迎えると施設内を案内し・・・
食堂で候補生と共にランチし、いろいろ会話し交流・・・
すべてのエリアを視察を終えると、会議室に入った。

会議室に入ると・・・・・

メロディ「少佐、提督が提案する今後のスケジュールです」

桐原少佐「ありがとう」

秘書士官のメロディが茂人に資料を手渡した。

資料を受け取った茂人はさっそく中身を拝見した

中身を見ると機種転換センターの候補生の実働部隊研修と書かれており
候補生を可変戦闘機部隊を実務研修させると言う内容であり・・・・・
それが終われば候補生たちは晴れて卒業し実戦部隊に配属と言うものであった

ただ茂人はある懸念があった

桐原少佐「実働部隊となると、基地防衛の防衛航宙団の部隊ですか?」

白川提督「当たり前だ、移民船団や機動艦隊の部隊に研修出す事はない」

桐原少佐「なるほど、ただ・・・・実働部隊となると戦闘が起きる可能性があります。それに関しては・・・・」

白川提督「どの道、やる運命だ。研修でもきっちりやってもらう」

実戦部隊の研修における戦闘の懸念・・・・・

つまりまだ卒業してない候補生を最前線に出す事を意味する研修では・・・
戦死したり、よくて負傷する可能性があった。

茂人的にも正直、乗り気ではない危なすぎる・・・・・
もし戦死するような事態があれば、折角ここまで育てた意味がない・・・
と考えていた・・・・・

そんな茂人の気持ちを余所に白川提督はどの道やってもらう事だと言った。

卒業すれば実戦部隊に配属され、戦死傷はありえる話・・・
新兵だろうと機種転換の候補生だろうと無差別にやってもらう

と白川提督は考えていた・・・・・

桐原少佐「本気ですか?」

白川提督「私は本気だよ、彼ら彼女らにも軍人としての覚悟はあるだろうし。桐原くん、賛同してくれるね?」

桐原少佐「センター長はこの件を承知しているのですか?」

白川提督「ギンヌメールくん」

メロディ「既に先刻、センター長の了承を得ました。各教官は今日の夜、候補生一同には明日告示される予定です」

茂人は白川提督の考えに反発したが・・・・
白川提督は軍人としての覚悟と茂人に言い・・・・
渋々、納得せざる終えなかった・・・・

更に白川提督は機種転換センターのセンター長にも根回しをしており
今日の夜に茂人やカゴメ以外の教官、明日にはラウラたち訓練生に告示される予定・・

カゴメ「流石は提督根回しは早いですね。」

白川提督「候補生には立派な可変戦闘機パイロットになってもらう、私が手配したラウラ・ベルタリア曹長は特にな。」

桐原少佐「なるほど、まったく相変わらず無茶苦茶な提督だな」

今回の研修でラウラを一気に可変戦闘機パイロットとして使えるようにし・・・・
茂人率いるアンサーズ中隊に配属できる即戦力になってもらう。
そうした理由で白川提督は機種転換センターの候補生の実働部隊研修を考案した

白川提督の考えを知った茂人は無茶苦茶だと、呆れてしまうが・・・
ラウラに現場の味を知ってもらうべく、実働部隊研修に賛同した

そして翌日
実働部隊研修告示の時がやってきた
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うますぎWAVE サラがティターンズに入る職業は何?・・・・・・・・Qハンバーガーショップの店員。

2016-09-13 20:30:35 | 日記
ぐぁぁぁぁアルトとルカで編成したバーミリオン小隊が使徒の攻撃で全滅した!
と叫んでいる長田義家です。

今月は体育祭があり張り切っているところです。
しかし既存のSSの材料に加えた新規追加シーンと追加エピソードのネタが思いつきません。
戦闘シーンが思いつかずスーパーロボット大戦OGジ・インスペクターのアニメ版を見て考えています。
マクロスのSSなのに中身はスパロボかよと・・・・・・思いの方はそうですが。
外装はマクロス、中身はスパロボのマクロスの二次創作をやっているのだ!!

となわけで本題に入りましょう。

今週も当然のようにうますぎWAVEを聴きました。
今回は新人ロボットもいもいの由来ですが、フィンランドから由来するそうです。
なんかフィンランドっぽい顔つきじゃないのに・・・・・・・・ムーミンみたいなもんか・・・

はっけいよいピーマン!
やっちゃーまん!

なんですかその4コマ?
いえなんでもないです。

そして肝心のもいもいさんは・・・・・・・・・・・(新人)になりました。

今週を楽しみました。

さてスパロボ天獄編を買うぞ、ガムリンのBGMは炎の転校生できまりん木崎。
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宇宙への憧れ

2016-09-12 23:03:26 | 日記
宇宙には行ってみたいですね。
ていうか別の惑星に住んでみたいですよ。

超時空要塞マクロスとかを見て宇宙への憧れは強いです。
火星を住めるような惑星にして将来的に余剰人口を火星に向かわせないといけませんし。

ていうか宇宙に他にも文明を持つ異星人はいると思いますから、そのファーストコンタクトに備え地球は一つに統一できる準備はしたほうがいいですね。

いづれは火星とかが首都圏みたいな感じになり、東京とかが田舎になってしまう日が来てしまいそうですが。
まぁそれも浪漫があって面白いと思いますよ。
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訂正版MIQ版マクロス7

2016-09-12 22:12:00 | 日記

このバージョンを知っていますか?
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明日はうますぎWAVE

2016-09-12 19:42:03 | 日記
明日はうますぎWAVEの時間でございますの連絡です。
そしてこのブログも解説から3週間目の月曜日でございます。

まぁうますぎWAVEの時間帯が来ればこのブログも1週間が分かる、重要な時間です。
だけどこの長田義家、プレイステーションヴィータのメモリーカードが抜かれる珍事で苦しんでいます。
そして今日、同じクラスの仲間が一人退学しどんどんいろんな事が起きています。

ではそんな苦難を乗り越えてうますぎWAVEを明日聞きましょう。



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監察軍メカニックファイル スヴェート・グラフェル

2016-09-11 19:55:54 | 監察軍メカニック
スヴァール・グラフェル
【分類】中型戦艦
【所属】監察軍
【設計】監察軍
【重量】約1800万t
【全長】1210m
【全幅】465m
【全高】335m
【解説】
ゼントラーディ軍敵対組織監察軍の中型戦艦、小規模レベルの艦隊旗艦として運用されている。
グラードなどの艦載機を搭載しており、戦艦としてかなり優れていたようである。
地球へ落下したスヴァール・グラフェル級はラプラミズ直衛艦隊所属キヨラ・テキーヴァ以下の強行偵察部隊と交戦した物。
他の銀河系へ退避する最中に遭遇し排除しようとしたが、キヨラ・テキーヴァの策によりラウラ・べルタリアの内部からの破壊工作で中破。
撃沈は免れたが離脱不可能とし友軍艦から見捨てられ、地球への落下コースに陥る。
艦長は死の直前に近づいてくるゼントラーディ軍艦艇に対し砲撃を仕掛けられるようにブービートラップを設置する。


スヴァール・グラフェルの僚艦として運用される艦艇。

500m斥候護衛艦
【分類】斥候艦
【所属】監察軍
【設計】不明
【重量】不明
【全長】不明
【全幅】不明
【全高】不明
【解説】
監察軍が用いている斥候艦、艦載できる数は推定ではあるが20機程度だと言われている。
艦隊編成は3隻であり、高速で移動できる体制が取れている。
護衛艦としての機能が備わっており、監察軍の土台を支える軍艦である。

監察軍1個分岐艦隊編成
【大規模艦隊】
ゲルフ・ノブエス級4000m指揮用戦艦
→【中規模艦隊】×5
★ゲェール・ノーザ級2000m級標準戦艦
→【小規模作戦艦隊】×20
★旗艦/スヴェート・グラフェル
→500m斥候護衛艦×3

【強襲攻撃師団艦隊】×3
★旗艦メールベルサ3000m級指揮戦艦
→500m斥候護衛艦×6
→ゲーズウェスローグ3000m級大型輸送艦×5
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ラウラと同期の訓練生

2016-09-11 12:43:02 | ゼントラーディ系図鑑
メリル・ルソール
種族:ゼントラーディ/メルトラン
性別:女性
年齢:20歳
所属:第3海兵部隊
階級:軍曹
髪色:エメラルドグリーン
髪型:セミロング
ゼントラーディ軍時代からジナール空戦ポッドに搭乗していたメルトラン。
可変戦闘機機種転換を受けた理由は、ジナールより扱いが良さそうと理由である。
空士タイプのメルトランではないため
ラウラに対してコンプレックスはあるが仲は比較的にいい。

グスーバ・ドルバーン
種族:ゼントラーディ
性別:男性
年齢:31歳
所属:第24海兵部隊
階級:軍曹
髪色:赤色
髪型:角刈り
グラージ部隊の指揮官だったゼントラーディ、機種転換を受けている。
第1次星間大戦開戦時SDF-1マクロスを南アタリア島攻防戦から和平を結ぶまで
戦い続けた経歴がある。

新統合軍海兵部隊に所属しており、可変戦闘機に乗りたいと思ったため機種転換訓練に
参加したと言う。
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第18話 ラウラと大樹の出会い 後編

2016-09-11 01:15:49 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン
今回のラウラと大樹の食事会は二時間に及んだ。

プライベートの話だったり、大樹の実務経験だったり
ラウラの訓練時の話だったりいろんな話をした
いろいろ話して見てラウラと大樹はお互いの事を理解する事ができ

二人は大満足であった。

店から出ると二人は基地内を散策し、それぞれの場所に戻ろうとしたが

ラウラ「大尉殿はクラビウス基地が初めてですよね」

吉野大樹「そうだが・・・・」

ラウラ「今日付き合ってくれたお礼に私のとっておきの所を紹介したいと思います」

吉野大樹「とっておき?」

ラウラが今日の最後にとっておきの場所を紹介すると大樹に言った。

とっておきの場所を紹介すると言ったラウラに大樹は不思議そうな表情を浮かべるが
そんな事お構いなしにラウラは不思議そうな表情を浮かべる大樹を強引に引っ張っていく

強引にラウラに連れていかれた大樹だが、抵抗するすぶりも見せず素直に従った

しばらく歩くとファイター形態のVFー5000スターミラージュが置かれていた。

吉野大樹「最新鋭機のVFー5000スターミラージュのゲートガードか」

ラウラ「はい、試作機の一つで基地の一角にゲートガードとして置かれているんです」

ラウラが大樹に紹介したかった物はVFー5000のゲートガードであった。

複数試作されたVFー5000の試作4号機であり・・・・
試験が終了すると稼働状態可能を維持したまま展示されている。

更にVFー5000のコックピットに乗る事が可能性であり
スターミラージュのゲートガードはクラビウス基地の名所となっていた

そんなVFー5000のゲートガードをラウラが大樹に紹介したのにはある理由があった

ラウラ「私は非番な時、必ずここに来るんです。上手く可変戦闘機パイロットになる事を祈願しながら」

吉野大樹「祈願ね・・・・ゼントラーディ人が宗教的とは珍しい」

ラウラ「一応調べてね・・・・地球人が不安がったらこうするって・・・」

物事が成功するために祈願する場所・・・・・

ラウラは可変戦闘機パイロットになるために努力しているが・・・・
正直上手くいくかどうか不安であった。

茂人に相談して不安になったらどうしたらいいかと聞いたら・・・
安心できる物に祈願したらいいと言われた・・・・

祈願したらいいと言われたラウラは茂人に祈願とは何かと質問したら・・・・
神様に祈り、気持ちを落ち着かせるもんだと言われた。

宗教も神様も知らないラウラは、何か安心できるものがないかと
非番の日基地内を散策していると・・・・・
ファイター形態のゲートガードのVFー5000を発見した

VFー5000のコックピットに乗ると不安が和らいだ。

以来、ラウラは非番や業務終了したらコックピットの中に入って
可変戦闘機パイロットとして成功できるように祈願している

VFー1バルキリーのゲートガードが機種転換センターにあるが・・・
ラウラ的にはここが落ち着くので、行く頻数は多くないし
行くとしても昼休憩中に、コックピットの中でのイメトレする時だけである

コックピットの中に入ったラウラは落ち着いた表情を浮かべた直後

吉野大樹「しかしうちの部隊に配備されてないんだよな」

ラウラ「配備されてないんですか?何が配備されてるんですか?」

吉野大樹「VFー1だよ」

大樹が自分の部隊にVFー5000が配備されてないと言った。

配備されてないと言った大樹に何が配備されているのかと聞いたら
VFー1バルキリーが配備されていると答えた。

まさかの返答にラウラは驚いた、大樹の部隊に旧式のVFー1が配備されている

現在の主力可変戦闘機はVFー5000かVFー4である。
VFー5〜VFー7など多種多様なバルキリーが配備されているが・・・
中心機は上記の2種類・・・・

そうした最新鋭機が配備されている中でVFー1が配備されていると
ラウラは大樹の部隊は兵器の更新が遅れているなと思ったが

この後の大樹の発言で自身の予想が外れる事になる

吉野大樹「正確には最新のOSやアビオニクスの更新や最新技術の導入したVFー1Pフレイヤバルキリーだな」

ラウラ「フレイヤバルキリー?普通のバルキリーとは違うの?」

吉野大樹「全く違う近代改修型のVFー1Xよりもステルス性などが高く、VFー5000に匹敵する程の性能を持っているな」

ラウラ「それは凄いわね。」

大樹の言うVFー1バルキリーは最新型にアップデート再生産や改修され
VFー4の小型化したエンジンと燃料核電池などを搭載したVFー1Xよりも
高性能であり第二世代の可変戦闘機の水準まで更に強化された機体であり

名前はフレイヤバルキリーと呼ばれる高性能で
ゼントラーディ人も扱いやすい機体統合管理制御システム.アンギラスADー3を搭載している
湧出な可変戦闘機であった。

試験運用や教導隊など任務をマルチロールで任務対応のため・・・・
中隊長である茂人と副隊長である大樹を初めて数多くの精鋭が集められおり

優秀な隊員の技能と徹底した組織戦
そしてVFー1Pフレイヤバルキリーの性能
この三要素を合わせ、新統合宇宙軍の部隊の最も精鋭な集団を
白川提督の主導の元作っていてた

ただ

吉野大樹「ただ本音を言うならばVFー5000、最低でもVFー4は欲しかったな」

ラウラ「やっぱりそうなのですか?」

吉野大樹「あぁ他の連中は皆、VFー5000使っているからな。」

本音としてはVFー5000が配備されたかった。

アンサーズ中隊と同じく同じアームド級アルタミラに配備されている飛行隊は
皆、VFー5000を配備されており大樹的にも配属される前に知った時は
ショックを受け他の飛行隊に嫉妬した事もあった。

せめて配備してくれるなら隊長クラスにはVFー4を配備して欲しかった

ラウラ「まぁ人的に優れているし、いいんじゃないですか?」

吉野大樹「確かにだが・・・・」

ラウラ「もし我慢できなかったら隊長になって変えたらいいじゃないですか」

吉野大樹「確かにな、でもそう簡単に変えられるようなもんじゃねぇけどな」

ラウラは本音でVFー1である事に嘆く大樹に励ましの言葉を送った。
人的に優れていると評価し、不服であれば隊長になって変えればいいと

隊長になれば更に上の立場の人を説得や要望を送る事が出来き
部隊全体の装備も更新し、優れた人材と組織力を合わせれば

そんなラウラからの励ましの言葉を聞いた大樹は表情を明るくした。

確かにそうだ

中隊長になれば新しい機体の申請だってできる・・・・
副隊長の立場であるが、中隊長になるチャンスはある・・・・
簡単な事ではないが・・・・・

吉野大樹「ありがとう曹長、元気が出た」

ラウラ「別にいいですよ、軍人として堂々として欲しいので」

励ましの言葉を送ったラウラに大樹はお礼を言った。

お礼を言われたラウラであったが・・・・
本人としては中隊長である大樹に軍人として堂々として欲しい
と言う理由で喝を入れたつもりで言った

ラウラは別にお礼を言われるだけの事はしていないと言う認識であるし
大した事ではない・・・・・普通の事を言っただけそれだけさ・・・・・

そんな事を思っているラウラだったが、腕時計を見て大樹に・・・

ラウラ「あっ・・・・・そろそろ帰宅しなくては」

吉野大樹「もうそんな時間なのか・・・・・・そろそろ帰らんとな」

そろそろ帰宅する時間だと告げた。

自分の腕時計を確認した大樹も帰る時間だと認識し・・・・
空母アルタミラに戻る準備を始めた。

時は既に22時を越えており・・・・
そろそろ就寝時間に近づいている・・・・
ラウラは帰宅する前にこんな時間まで付き合ってくれた大樹にお礼を言おうと
大樹の後ろに立った

ラウラ「大尉!!!」

吉野大樹「なんだ?」

ラウラ「本日はありがとうございました。」

吉野大樹「どういたしましてと言いたいが、そうかしこまるな、大尉と言うのはお堅いから大樹と呼んでくれないか?」

ラウラ「なんでですか?・・・・・上官にそんな口は・・・・・・・」

吉野大樹「いやぁな・・・・俺はプライベートで上官部下の関係は嫌なんだ。楽しめなくなるし・・・」

ラウラは大樹を呼び止めお礼を言ったが・・・
大樹から大尉ではなく大樹と呼び捨てにしないでもらえないかと言われた。

上官である大樹から呼び捨てにするように言われたラウラは困惑した。
階級が下である自分が大樹の事を呼び捨てにする事ができない・・・・
軍人としてそのような真似はしたくない

・・・とラウラは思っていたが・・・
直後の大樹が呼び捨てにしてほしい理由を聞いて納得した・・・・

呼び捨てにしてもらいたい理由は・・・
プライベートで上官部下の関係でいたくない・・・・・
お堅い関係だと・・・・プライベートが楽しめなくなると・・・・

理解したラウラは、納得したが・・・・・

ラウラ「私に階級で呼ぶのが嫌なら、私のことを呼び捨てにしてください」

吉野大樹「いいのか?」

ラウラ「いいも悪いもそれじゃフェアじゃないからです、ラウラと呼んでください」

自分だけ大樹と呼ぶように言われるのを不服として・・・・
ラウラは大樹に自分のことを呼び捨てにするように言った。

大樹は一瞬良いのかとラウラに確認すると・・・・
自分だけ要求されてるのはフェアじゃない・・・
だからラウラと呼んでもらいたいと言った。

この時のラウラは酒を含んでたせいか大樹を睨んでいた。

物凄い迫力であったためか・・・・・

吉野大樹「分かった分かった・・・・・・ラウラ」

ラウラ「それで良いんですよ、大樹。これでようやくフェアになりましたから」

吉野大樹「まったく、ゼントラーディの女はおっかねぇな」

大樹はラウラの要求を呑んだ。

要求を呑んだ大樹の姿を見てラウラは満足した・・・・
これで上官である大樹に呼び捨てする申し訳無さが無くなる
反面、逆に妙な気分を覚えてしまう・・・・・

申し訳無さが無くなったが・・・・・
以前より大樹を意識するようになってしまった。

戦場の高揚感や感情的怒りとは違う別の何か

ラウラは不思議な感覚に襲われ戸惑っており・・・・
まともに大樹の顔を見ることができなくなってしまった。

一方の大樹はゼントラーディの女性が恐ろしいと認識してしまった

かわいい中性的な顔つきのラウラであるが・・・・
睨みつけた時の表情から物凄い冷たい殺気を感じ・・・
逆らったらまずいと、大樹は察しラウラの要求を呑んだ

ー敵にしたら厄介な奴だ

冷たい殺気を感じさせるラウラの表情を見て大樹はそう考えた

一方で

吉野大樹「もし卒業しうちの部隊に配属されたら、その時はよろしく」

ラウラ「そうなったらその時はよろしくお願いします」

アンサーズ中隊にラウラが配属される事を強く望んでいた。

配属されたら頼もしい味方として活躍してもらいたいし
近くにいるだけでも安心と頼もしさを覚える

必ずしもこの願望が叶うわけではないが
可能であれば配属されて欲しい:・・・
大樹はそう思っていた。

ラウラ「また会える日があったらよろしくお願いします。大樹」

吉野大樹「ラウラこそ無事卒業できるよう頑張れよ!」

ラウラと大樹の二人はお互い激励しながら帰って行った。

お互い今日と言う日はもう一生会う可能性は低いかもしれないが
ラウラは地球人の軍人像と、大樹はゼントラーディ女子の軍人を知る事ができ
有意義な時間であった・・・・

帰宅の道中、ラウラはふと思い出した

カゴメから地球人は異性に恋をすると・・・・

ラウラ「まさかね、さっきのあれが私が大樹に恋をしているのなら」

さっきの不思議な気持ちは大樹に対する恋・・・・・

ラウラは自分が大樹に恋をしているのではないかと思い始めた
製造されてきて今に至るまで体感した事のない気持ち
これが恋と言うものだろうか?

ーまさか自分が

帰宅中のラウラの今の心は、心底穏やかではなかった。
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